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Tuxedo CORBA idltojava コンパイラ

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idltojava コンパイラで使用される IDL から Java へのマッピング

idltojava コンパイラは OMG IDL インターフェイスを読み込んで、Java のインターフェイスに変換またはマップします。また、idltojava コンパイラは、必要に応じてスタブ、スケルトン、ヘルパ、ホルダなどのファイルを作成します。これらの .java ファイルは、OMG の文書「IDL/Java Language Mapping」に指定されたマッピングに従って IDL ファイルから生成されます。

IDL から Java へのマッピングの詳細については、OMG の Web サイト (http://www.omg.org) を参照してください。

CORBA オブジェクトは、OMG IDL (Object Management Group インターフェイス定義言語) で定義されています。Java 開発者が CORBA オブジェクトを使用するには、CORBA オブジェクトのインターフェイスを Java のクラスおよびインターフェイスにマップする必要があります。idltojava コンパイラは、このマッピングを自動的に実行します。

表 5-1 に、OMG IDL の構造体と Java の構造体の対応を示します。OMG IDL は、その名が示すとおり、インターフェイスを定義します。Java のインターフェイスと同様に、IDL のインターフェイスにはそのオペレーションのためのインプリメンテーション (Java のメソッドに相当) は含まれません。つまり、IDL のインターフェイスでは、オペレーションのためのシグニチャ (オペレーションの名前、オペレーションの戻り値のデータ型、オペレーションのパラメータのデータ型、および発生する例外) のみを定義します。これらのオペレーションで使用するインプリメンテーションは、Java プログラマによって記述された Java クラスの形で提供される必要があります。

表 5-1 IDL の構造体から Java の構造体へのマッピング

IDL の構造体

Java の構造体

module

package

interface

interface、helper class、holder class

constant

public static final

boolean

boolean

char、wchar

char

octet

byte

string、wstring

java.lang.String

short、unsigned short

short

long、unsigned long

int

long long、unsigned long long

long

float

float

double

double

enum、struct、union

class

sequence、array

array

exception

class

readonly attribute

属性値にアクセスするメソッド

readwrite attribute

属性値にアクセスおよび設定するメソッド

operation

method


 

注記 CORBA オペレーションの型が Java オブジェクトの型と対応するとき (たとえば、string) は、Java の null をパラメータの値として渡すと不正になります。代わりに、指定されたオブジェクト型の空のバージョンを渡してください。たとえば、空の string または空の array)。Java の null をパラメータとして渡すことができるのは、パラメータの型が CORBA オブジェクト・リファレンスであるときだけです。この場合、null は CORBA オブジェクト・リファレンスの nil として解釈されます。

 

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