Tuxedo8.1を日本語環境においてインストールする前に、このドキュメントのトピックをお読みください。
日本語環境でのインストール作業における注意事項
マルチバイト・キャラクター・エンコーディング機能について 日本語メッセージカタログ・アップデートのインストール手順
日本語環境でのインストール作業における注意事項
Tuxedo8.1を日本語環境にてインストールするには、以下の点をご注意ください。
弊社ダウンロードサイトよりTuxedo8.1インストーラをダウンロード後、 tar 形式で圧縮されているファイルは、
tar コマンドにて解凍後、『インストール』に従ってインストールしてください。
MS Windows用においては、exe形式ですのでそのまま『インストール』に従ってインストールしてください。
Windowsを除くUNIXやLinuxプラットフォーム上でのインストール作業の際に、インストール時に環境変数LANGが
日本語ロケール(ja、ja_JP.SJISやja_JP.eucJPなど)に設定されている事を確認してください。
LANG環境変数が C である場合、英語環境でのインストレーション作業となり日本語メッセージカタログがインストール
されませんのでご注意ください。
インストーラ起動直後の言語選択において「日本語」を選択してインストールを行ってください。
「日本語」を選択して作業を続けることにより日本語システムメッセージカタログがインストールされます。
日本語環境での使用における既知の問題を解決するため、Tuxedo8.1ご購入後、ローリングパッチを弊社カスタマサポート
より入手・インストールされることをお勧めいたします。
マルチバイト・キャラクター・エンコーディング機能
Tuxedo8.1において、日本語などマルチバイト・キャラクターのデータ送受信や、GNU iconvを使用した文字コード変換機能を提供しています。
詳細は以下のドキュメントやリファレンスをお読みください。
『最新情報』の「マルチバイト文字符号化」
ホワイトペーパー『BEA
Tuxedo Globalization Features』(英語ドキュメント)
ホワイトペーパー『BEA Tuxedo Globalization Features』(日本語翻訳版)
日本語メッセージカタログ・アップデートのインストール手順
- ダウンロード
ダウンロードページより、TUXEDO日本語メッセージカタログ・アップデートをダウンロードします。
下記のとおり、使用する各プラットフォーム、コードセットに対応したファイルをダウンロードしてください。 tar形式および、ZIP形式にてアーカイブされています。
- ダウンロード・ファイルの解凍・展開。
tar形式および、WinZIP形式にてアーカイブされていますので、ダウンロードしたファイルを一時ディレクトリにコピーして解凍・展開してください。
- Tuxedo動作環境のロケール確認。
localeコマンドなどを利用して、Tuxedoシステムが動作している環境の LANG環境変数の値を確認します。 Windowsの場合は、Japanese_Japan.932となります。
- メッセージカタログ・ファイルの上書き
Tuxedoシステムがインストールされているディレクトリ($TUXDIR)配下のlocaleディレクトリにある LANGの値と同名のディレクトリへ、手順2で解凍したメッセージカタログを一時ディレクトリからコピーして既存のファイルを上書きしてください。
Windowsの場合は、localeディレクトリのJapanese_Japan.932ディレクトリ配下へコピー上書きしてください。
例:UNIXの場合
環境変数LANG=ja となっていた場合
$TUXDIR/locale/ja へコピー上書き
例:Windowsの場合
C:\bea\Tuxedo\locale\Japanese_Japan.932 へコピー上書き
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