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LIBTUX メッセージ 1200-1299


1200


ERROR: Cannot re-attach BB - process lost its BB slot while detached
ERROR: 掲示板に再アタッチできません。デタッチ中に掲示板のスロットを失いました。

説明

アプリケーションが TMPROTECTED SYSTEM_ACCESS 値で実行しています。掲示板に再度アタッチした後で、クライアントまたはサーバのコンテキストが一致しませんでした。このエラーは、掲示板が破損しているか、またはクライアントまたはサーバがアタッチされていない場合にアプリケーションが再起動されていることを示します。

アクション

管理者に連絡し、アプリケーションが再起動しているか確かめます。BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1201


ERROR: Cannot re-attach BB - magic number mismatch
ERROR: 掲示板に再アタッチできません。マジック番号が適合しません。

説明

アプリケーションが TMPROTECTED SYSTEM_ACCESS 値で実行しています。掲示板に再度アタッチした後で、不正なマジック番号が見つかりました。このエラーは、掲示板が破損しているか、またはクライアントまたはサーバがアタッチされていない場合に、新しいリリースのアプリケーションが起動されていることを示します。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1202


ERROR: Cannot re-attach BB - wrong release of software
ERROR: 掲示板に再アタッチできません。ソフトウェア・リリースが適合しません。

説明

アプリケーションが TMPROTECTED SYSTEM_ACCESS 値で実行しています。掲示板に再度アタッチした後で、不正なリリースのソフトウェアが見つかりました。このエラーは、掲示板が破損しているか、またはクライアントまたはサーバがアタッチされていない場合に、新しいリリースのアプリケーションが起動されていることを示します。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1203


WARN: Cannot override system default access method PROTECTED
WARN: システムの省略時のアクセス方法 PROTECTED を無効にできません。

説明

アプリケーションが TPSA_FASTPATH フラグを設定して tpinit を呼び出しましたが、コンフィギュレーション・ファイルでは SYSTEM_ACCESS が PROTECTED、NO_OVERRIDE に設定されています。tpinit はこのフラグを無視して、TPSA_PROTECTED モードで実行します。

アクション

アプリケーションを変更し、TPSA_PROTECTED モードを使用するか、または管理者に連絡して SYSTEM_ACCESS モードを無効にしてもらいます。

関連項目

tpinit(3c)、ubbconfig(5)


1204


WARN: Cannot override system default access method FASTPATH
WARN: システムの省略時のアクセス方法 FASTPATH を無効にできません。

説明

アプリケーションが TPSA_PROTECTED フラグを設定して tpinit を呼び出しましたが、コンフィギュレーション・ファイルでは SYSTEM_ACCESS が FASTPATH、 NO_OVERRIDE に設定されています。tpinit はこのフラグを無視して、TPSA_FASTPATH モードで実行します。

アクション

アプリケーションを変更して TPSA_FASTPATH モードを使用するか、または SYSTEM_ACCESS モードを無効にするよう管理者に依頼します。

関連項目

tpinit(3c)、ubbconfig(5)


1205


WARN: Unable to open MACHINE ENVFILE filename for reading
WARN: MACHINE ENVFILE filename を読み取り用にオープンできません。

説明

サーバを起動する際、コンフィギュレーション・ファイルの *MACHINES セクションに指定された ENVFILE が、読み込みのためにオープンできませんでした。サーバは起動できますが、環境は変更されません。

アクション

マシンの環境ファイルを調べ、このファイルがカレント・ディレクトリに存在し、コンフィギュレーションの管理者の名前で読み取り権が設定されているかどうかを確認します。サーバをシャットダウンし、正しい環境で再起動する必要があります。

関連項目

tmboot(1)、tmshutdown(1)、ubbconfig(5)


1214


ERROR: Cannot perform deferred type/subtype resolution in global tables (type/subtype)
ERROR: グローバル・テーブル内のタイプとサブタイプ (type または subtype) の調整を実行できません。

説明

アプリケーションが TMPROTECTED SYSTEM_ACCESS 値で実行しています。型付きバッファを操作しましたが、タイプ/サブタイプの検査が延期されました。検査が最終的に終了した際、type/subtype はシステムで認識されませんでした。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1219


ERROR: Invalid parameter
ERROR: 無効なパラメータ

説明

セキュリティ処理の際、無効なパラメータが内部ルーチンに渡されました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1220


ERROR: Memory allocation failure
ERROR: メモリの割り当てに失敗しました。

説明

セキュリティ処理の際、malloc() を使用してオペレーティング・システムからメモリを動的に割り当てることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。


1222


ERROR: Unable to open TUXCONFIG file to Resources section
ERROR: RESOURCES セクション用に TUXCONFIG ファイルをオープンできません。

説明

セキュリティ処理のためにコンフィギュレーション・ファイルを読み込む際、プログラムが RESOURCES セクションをオープンできませんでした。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1223


ERROR: Unable to open Resources section of TUXCONFIG file
ERROR: TUXCONFIG ファイルの RESOURCES セクションをオープンできません。

説明

セキュリティ処理のためにコンフィギュレーション・ファイルを読み込む際、プログラムが RESOURCES セクションをオープンできませんでした。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1224


ERROR: Possibly corrupted key in database
ERROR: データベース内に破損したキーがあると思われます。

説明

セキュリティ・アプリケーションで使用されるシステム・キーを作成し、ファイル APPDIR/.adm/.keydb に格納しましたが、ファイルが破損しています。このエラーのために WSH は、/WS クライアントからの新しい接続入力を処理できなくなります。BEA TUXEDO システムに組み込まれているセキュリティ・インターフェイスの現在のインプリメンテーションでは、このエラーは発生しません。ただし、将来、暗号化で使用するキーの要件が厳しくなった場合は、エラーが発生する可能性があります。

アクション

エラーが発生したサイト上のアプリケーションをシャットダウンし、バイナリの TUXCONFIG ファイルとキー・データベース APPDIR/.adm/.keydb を削除します。次いで、サイトを再起動します。これにより、適切なセキュリティ・キー情報が作成し直されます。

関連項目

『BEA TUXEDO Administrator's Guide』


1225


ERROR: Error while decrypting password
ERROR: パスワードの復号化のエラー

説明

TUXEDO System/T がセキュリティ情報にアクセスしましたが、セキュリティ情報が破損しており、WSH は適切な処理を行えず、/WS クライアントがアプリケーションにアクセスできませんでした。このエラーのために WSH は、/WS クライアントからの新しい接続入力を処理できなくなります。

アクション

エラーが発生したサイト上のアプリケーションをシャットダウンし、バイナリの TUXCONFIG ファイルとキー・データベース APPDIR/.adm/.keydb を削除します。次いで、サイトを再起動します。これにより、適切なセキュリティ・キー情報が作成し直されます。問題が解決しない場合には、すべてのサイトから TUXCONFIG ファイルとセキュリティ情報を削除して、再起動します。

関連項目

『BEA TUXEDO Administrator's Guide』


1226


ERROR: Invalid password in TUXCONFIG file
ERROR: TUXCONFIG ファイル内の無効なパスワードです。

説明

TUXEDO System/T がセキュリティ情報にアクセスしましたが、セキュリティ情報が破損しており、WSH は適切な処理を行えず、/WS クライアントがアプリケーションにアクセスできませんでした。このエラーのために WSH は、/WS クライアントからの新しい接続入力を処理できなくなります。

アクション

エラーが発生したサイト上のアプリケーションをシャットダウンし、バイナリの TUXCONFIG ファイルとキー・データベース APPDIR/.adm/.keydb を削除します。次いで、サイトを再起動します。これにより、適切なセキュリティ・キー情報が作成し直されます。問題が解決しない場合には、すべてのサイトから TUXCONFIG ファイルとセキュリティ情報を削除して、再起動します。

関連項目

『BEA TUXEDO Administrator's Guide』


1227


ERROR: Unable to open TUXCONFIG file to read MACHINES section
ERROR: TUXCONFIG ファイルの MACHINES セクションをオープンできません。

説明

アプリケーション・パスワードを読み込む際、プログラムがコンフィギュレーション・ファイルで *MACHINES セクションを見つけられませんでした。このエラーは、発生してはならないエラーです。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1233


ERROR: Unable to shutdown, clients/servers still attached
ERROR: クライアント/サーバがアタッチしているのでシャットダウンできません。

説明

クライアントとサーバ、またはそのいずれかがまだ掲示板にアタッチされているため、BBL が自身をシャットダウンできません。終了する前に掲示板をクリーンアップし削除するのは、BBL の役目です。ただし、クライアントとサーバ、またはそのいずれかがまだアタッチされている場合、BBL は削除できません。

アクション

まず BBL をシャットダウンする前に、すべてのアプリケーション・サーバがシャットダウンされていることを確かめます。tmadmin(1) の printserver (psr) コマンドで、サーバ統計情報を表示します。tmshutdown(1) を -l オプションで実行し、サイト上のすべてのアプリケーション・サーバをシャットダウンします。次いで、すべてのアプリケーション・クライアントが停止していることを確かめます。tmadmin(1) の printclient (pclt) コマンドで、クライアントの統計情報を表示します。アプリケーション管理者は、-c オプションを指定して tmshutdown(1) コマンドを実行することで、BBL を強制的にシャットダウンできます。-c オプションは、クライアントが掲示板にアタッチしている場合でも、BBL をシャットダウンできます。


1236


WARN: TMDEBUG contains non-numeric characters in first number
WARN: TMDEBUG は最初に数字以外の文字を含んでいます。

説明

TMDEBUG 変数の形式が無効です。有効な形式は、次のとおりです。

番号
番号:正規表現
番号 1 - 番号 2
番号 1 - 番号 2:正規表現

number が指定された場合は、その number レベル以下のデバッグ・メッセージがプリントされます。number1 - number2 が指定された場合は、number1number2 を含めてその間にある番号レベルのデバッグ・メッセージがプリントされます。regular_expression を引数の数値部分に付加すると、regular_expression と一致するメッセージのみが出力されます。

アクション

TMDEBUG 変数が有効か調べます。TMDEBUG が不正に設定され、環境にエクスポートされているかもしれません。また、コンフィギュレーション・ファイルの *MACHINES セクションまたは *SERVERS セクション内で ENVFILE 変数を使用して、環境ファイル内で不適切に設定されているかもしれません。

関連項目

ubbconfig(5)


1237


WARN: TMDEBUG contains non-numeric characters in 2nd part of range
WARN: TMDEBUG は範囲指定の 2 番目に数字以外の文字を含んでいます。

説明

メッセージ 1236 を参照します。

アクション

メッセージ 1236 を参照します。


1238


WARN: TMDEBUG regular expression invalid. Ignoring regular expression.
WARN: TMDEBUG 正規表現が無効です。正規表現を無視します。

説明

メッセージ 1236 を参照します。

アクション

メッセージ 1236 を参照します。


1239


ERROR: Failed to change group via setgid()
ERROR: setgid() でグループを変更するのに異常終了しました。

説明

呼び出しプロセスが管理プロセスとなる際に、グループ ID を変更できませんでした。呼び出しプロセスの実効ユーザ ID は、スーパユーザです。

アクション

呼び出しプロセスが、自分のグループ ID を BEA TUXEDO システムのアプリケーション管理者が属するグループ ID に変更できる許可を持つか調べます。

関連項目

UNIX リファレンス・マニュアルの setgid(2)


1240


ERROR: Failed to change user via setuid()
ERROR: setuid() でユーザを変更できません。

説明

呼び出しプロセスが管理プロセスとなる際に、ユーザ ID を変更できませんでした。呼び出しプロセスの実効ユーザ ID は、スーパユーザです。

アクション

呼び出しプロセスが、自分のグループ ID を BEA TUXEDO システムのアプリケーション管理者が属するグループ ID に変更できる許可を持つか調べます。

関連項目

UNIX システムのリファレンス・マニュアルの setuid(2)


1241


ERROR: Memory allocation failure
ERROR: メモリの割り当てに失敗しました。

説明

malloc() を使用して、動的にオペレーティング・システムからメモリを割り当てることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。


1242


ERROR: Invalid table type
ERROR: 無効なテーブル型

説明

呼び出しプロセスが、TUXCONFIG ファイルのコンフィギュレーション・テーブルをオープンできませんでした。無効なテーブル・タイプが、コンフィギュレーション・テーブルのオープンを担当するシステム・ルーチンに渡されました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1243


ERROR: Invalid table type
ERROR: 無効なテーブル型

説明

呼び出しプロセスが、TUXCONFIG ファイルのコンフィギュレーション・テーブルをクローズできませんでした。無効なテーブル・タイプが、コンフィギュレーション・テーブルのクローズを担当するシステム・ルーチンに渡されました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1244


ERROR: Invalid table type
ERROR: 無効なテーブル型

説明

呼び出しプロセスが、TUXCONFIG ファイルのコンフィギュレーション・テーブルを見つけられませんでした。無効なテーブル・タイプが、コンフィギュレーション・テーブルの検索を担当するシステム・ルーチンに渡されました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1245


ERROR: Invalid table type
ERROR: 無効なテーブル型

説明

呼び出しプロセスが、TUXCONFIG ファイルのコンフィギュレーション・テーブルに書き込みを行えませんでした。無効なテーブル型が、コンフィギュレーション・テーブルへの書き込みを管理するシステム・ルーチンに渡されました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1246


ERROR: More than one wild card in entry ranges
ERROR: エントリ ranges に複数のワイルド・カードが指定されています。

説明

パック 10 進数フィールド型の文字列を解析する際、呼び出しプロセスが範囲文字列 ranges に、複数のワイルド・カードを検出しました。

アクション

範囲文字列 ranges に、複数のワイルドカードがないか調べます。

関連項目

ubbconfig(5)


1247


ERROR: Cannot have a '-' in front of MAX or MIN
ERROR: MAX や MIN の前には '-' を付けられません。

説明

掲示板にアタッチし、TUXCONFIG ファイルにあるすべての情報を掲示板にロードする際、呼び出しプロセスがデータ・ルーティング・エントリを取得できませんでした。範囲文字列を解析し、コンフィギュレーション・ファイルの *ROUTING セクション内のエントリの1つのフィールド・タイプ情報に基づくデータを取得する際に、このエラーが発生しました。呼び出し側プロセスは、データ・ルーティング・エントリを作成できませんでした。

アクション

UBBCONFIG ファイルの ROUTING セクション内の RANGES パラメータの設定が、正しいことを確かめます。範囲文字列の MIN または MAX の前に '-' を含めることはできません。

関連項目

ubbconfig(5)


1248


ERROR: Cannot have a '-' in front of MAX or MIN
ERROR: MAX や MIN の前には '-' を付けられません。

説明

掲示板にアタッチし、TUXCONFIG ファイルにあるすべての情報を掲示板にロードする際、呼び出しプロセスがデータ・ルーティング・エントリを取得できませんでした。範囲文字列を解析し、コンフィギュレーション・ファイルの *ROUTING セクション内のエントリの1つのフィールド・タイプ情報に基づくデータを取得する際に、このエラーが発生しました。呼び出し側プロセスは、データ・ルーティング・エントリを作成できませんでした。

アクション

UBBCONFIG ファイルの ROUTING セクション内の RANGES パラメータの設定が、正しいことを確かめます。範囲文字列の MIN または MAX の前に '-' を含めることはできません。

関連項目

ubbconfig(5)


1249


ERROR: Cannot have a '-' in front of MAX or MIN
ERROR: MAX や MIN の前には '-' を付けられません。

説明

掲示板にアタッチし、TUXCONFIG ファイルにあるすべての情報を掲示板にロードする際、呼び出しプロセスがデータ・ルーティング・エントリを取得できませんでした。範囲文字列を解析し、コンフィギュレーション・ファイルの *ROUTING セクション内のエントリの1つのフィールド・タイプ情報に基づくデータを取得する際に、このエラーが発生しました。呼び出し側プロセスは、データ・ルーティング・エントリを作成できませんでした。

アクション

UBBCONFIG ファイルの ROUTING セクション内の RANGES パラメータの設定が、正しいことを確かめます。範囲文字列の MIN または MAX の前に '-' を含めることはできません。

関連項目

ubbconfig(5)


1250


ERROR: Cannot have a '-' in front of MAX or MIN
ERROR: MAX や MIN の前には '-' を付けられません。

説明

掲示板にアタッチし、TUXCONFIG ファイルにあるすべての情報を掲示板にロードする際、呼び出しプロセスがデータ・ルーティング・エントリを取得できませんでした。範囲文字列を解析し、コンフィギュレーション・ファイルの *ROUTING セクション内のエントリの1つのフィールド・タイプ情報に基づくデータを取得する際に、このエラーが発生しました。呼び出し側プロセスは、データ・ルーティング・エントリを作成できませんでした。

アクション

UBBCONFIG ファイルの ROUTING セクション内の RANGES パラメータの設定が、正しいことを確かめます。範囲文字列の MIN または MAX の前に '-' を含めることはできません。

関連項目

ubbconfig(5)


1251


ERROR: Cannot have a '-' and a '+' sign in front of a number
ERROR: 数字の前には '-' か '+' のどちらかの記号しか付けられません。

説明

掲示板にアタッチし、TUXCONFIG ファイルにあるすべての情報を掲示板にロードする際、呼び出しプロセスがデータ・ルーティング・エントリを取得できませんでした。範囲文字列を解析し、コンフィギュレーション・ファイルの *ROUTING セクション内のエントリの1つのフィールド・タイプ情報に基づくデータを取得する際に、このエラーが発生しました。呼び出し側プロセスは、データ・ルーティング・エントリを作成できませんでした。

アクション

UBBCONFIG ファイルの ROUTING セクション内の RANGES パラメータの設定が、正しいことを確かめます。範囲文字列では MIN または MAX の前に、'-' 記号を付けることはできません。

関連項目

ubbconfig(5)


1253


ERROR: shmat failure: errno = errno, key = ipckey
ERROR: shmat が異常終了しました。errno = errno, key = ipckey

説明

呼び出しプロセスが shmat(2) システム・コールを実行する際、掲示板の作成、アタッチができませんでした。shmat(2) が返した エラー番号は errno です。

アクション

次の条件の 1 つまたは複数が真の場合、shmat(2) は異常終了し、掲示板にアタッチされません。

  • 無効な引数が渡された (EINVAL)。この場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

  • 操作が呼び出しプロセスで拒否された (EACCESS)。この場合には、呼び出しプロセスが掲示板にアタッチできる許可を持つか確かめます。

  • 使用できるデータ領域に、共用メモリ・セグメントを収納する十分な領域がない (ENOMEM)。この場合には、システム管理者が UNIX カーネルを再構築し、共用メモリのための領域を確保します。

  • 呼び出しプロセスにアタッチされた共用メモリ・セグメント数が、システムの最大許容制限に達した (EMFILE)。この場合には、システム管理者が UNIX カーネルを再構築し、共用メモリのための領域を確保します。

関連項目

UNIX リファレンス・マニュアルの shmat(2)


1254


ERROR: shmget(creat) failure: errno = errno, key = key
ERROR: shmget(creat) が異常終了しました。errno = errno、key = key

説明

呼び出しプロセスがキーを key に設定し、また IPC_CREAT フラグをセットして shget(2) システム・コールを実行する際、呼び出しプロセスは掲示板を作成、取得できませんでした。shmget(2) が返したエラー番号は errno です。

アクション

次の条件の 1 つまたは複数が真の場合、shmget(2) は異常終了します。

  • 無効な引数が渡された (EINVAL)。この場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。SHMMINのオペレーティング・システムの設定値が高すぎる場合に発生します(通常、1を設定します)。

  • 操作が呼び出しプロセスで拒否された (EACCESS)。この場合には、呼び出しプロセスが掲示板を作成しアタッチできる許可を持つか確かめます。

  • キーのための共用メモリ識別子が存在しない (ENOENT)。この場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

  • 共用メモリ識別子の数が、システムの最大許容限度に達した (ENOSPC)。この場合には、システム管理者が UNIX カーネルを再構築し、共用メモリ識別子を増やします。

  • 使用できるデータ領域に、共用メモリ・セグメントを収納する十分な領域がない (ENOMEM)。この場合には、システム管理者が UNIX カーネルを再構築し、共用メモリのための領域を確保します。

関連項目

UNIX リファレンス・マニュアルの shmget(2)


1255


ERROR: shmctl(chown) failure: errno = errno, key = key
ERROR: shmctl(chown) が異常終了しました。errno = errno、key = key

説明

呼び出しプロセスが IPC_SET フラグをセットして、shmctl(2) システム・コールを実行する際、掲示板上で共用メモリ制御操作が行えませんでした。呼び出しプロセスはユーザ ID、グループ ID および掲示板モードの設定が行えませんでした。shmctl(2) が返したエラー番号は errno です。

アクション

次の条件の 1 つまたは複数が真の場合、shmctl(2) は異常終了します。

  • 無効な引数が渡された (EINVAL)。この場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

  • 操作が呼び出しプロセスで拒否された (EACCESS)。この場合には、呼び出しプロセスが掲示板上で操作を行える許可を持つか確かめます。

  • 十分なメモリがない (ENOMEM)。この場合には、システム管理者が UNIX カーネルを再構築し、共用メモリのための領域を確保します。

関連項目

UNIX リファレンス・マニュアルの shmctl(2)


1256


ERROR: shmat failure: errno = errno, id = id
ERROR: shmat が異常終了しました。errno = errno、id = id

説明

呼び出しプロセスが shmat(2) システム・コールを実行する際、掲示板の作成、アタッチができませんでした。shmat(2) は、shmid を id に設定して呼び出されました。shmat(2) が返したエラー番号は errno です。

アクション

次の条件の 1 つまたは複数が真の場合、shmat(2) は異常終了し、掲示板にアタッチされません。

  • 無効な引数が渡された (EINVAL)。この場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

  • 操作が呼び出しプロセスで拒否された (EACCESS)。この場合には、呼び出しプロセスが掲示板にアタッチできる許可を持つか確かめます。

  • 使用できるデータ領域に、共用メモリ・セグメントを収納する十分な領域がない (ENOMEM)。この場合には、システム管理者が UNIX カーネルを再構築し、共用メモリのための領域を確保します。

  • 呼び出しプロセスにアタッチされた共用メモリ・セグメント数が、システムの最大許容制限に達した (EMFILE)。この場合には、システム管理者が UNIX カーネルを再構築し、共用メモリのための領域を確保します。

関連項目

UNIX リファレンス・マニュアルの shmat(2)


1257


ERROR: func: bad value of _gp_fsoffset variable or supplied offset
ERROR: func: _gp_fsoffset の変数またはオフセットが間違いです。

説明

無効な VTOC ファイル・システム・オフセットが、func に渡されました。

アクション

FSOFFSET 環境変数の設定が、適切であるか調べます。FSOFFSET 環境変数を再設定しても問題が解決しなければ、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1259


ERROR: Memory allocation failure
ERROR: メモリの割り当てに失敗しました。

説明

malloc() を使用して、動的にオペレーティング・システムからメモリを割り当てることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。


1260


ERROR: Service request problem: func
ERROR: サービス要求に問題があります。func

説明

新しいサービス・テーブル・エントリを追加する際、BEA TUXEDO システムの内部関数 func 内で呼び出しプロセスが異常終了しました。

アクション

ユーザ・ログ・ファイルで、このエラーに関連するほかのメッセージを探します。メッセージがあれば、適切なシステム・メッセージを参照します。メッセージがない場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1261


ERROR: Service request problem: string
ERROR: サービス要求に問題があります。string

説明

新しいサービス・テーブル・エントリを追加する際、string という原因から、BEA TUXEDO システムの内部関数で呼び出しプロセスが異常終了しました。

アクション

ユーザ・ログ・ファイルで、このエラーに関連するほかのメッセージを探します。メッセージがあれば、適切なシステム・メッセージを参照します。メッセージがない場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1262


ERROR: Permission denied to boot server
ERROR: サーバをブートするときにパーミッション・エラーがありました。

説明

セキュリティ機能がオンの場合、つまり、アプリケーションのコンフィギュレーション・ファイルの RESOURCES セクションで SECURITY パラメータが指定されている場合、サーバを起動できるのは、アプリケーションの管理者だけです。つまり、サーバを起動しようとするユーザのユーザ ID とグループ ID は、アプリケーション管理者のユーザ ID とグループ ID に一致しなければなりません。一致しない場合、サーバは起動できません。

アクション

TUXCONFIG 環境変数の設定が、正しいことを確かめます。正しいアプリケーションが指定されている場合は、コンフィギュレーション・ファイルの RESOURCES セクションで UID と GID が正しく設定されているかどうかを確認します。さらに、UNIX システムの id(1) コマンドで、サーバを起動するユーザの ID が正しく設定されていることも確かめます。

関連項目

ubbconfig(5)


1263


ERROR: tpsvrinit() returned in transaction mode
ERROR: tpsvrinit() がトランザクション・モードで復帰しました。

説明

tpsvrinit() での初期化中に、アプリケーション・サーバがトランザクション・モードに切り替えられました。tpsvrinit() は、トランザクション・モードのまま復帰しました。したがって BEA TUXEDO システムは、未終了のトランザクションを中途終了し、アプリケーション・サーバは終了します。tpsvrinit() は、サーバがアプリケーションに参加した後で呼び出されるため、トランザクションはこのルーチンで定義できます。ただし、トランザクションは tpsvrinit() が復帰する前に、完了していなければなりません。

アクション

トランザクションが tpsvrinit() で起動され、また tpsvrinit() が復帰する前に完了しているか調べます。tpsvrinit()tpbegin() を呼び出す場合は、tpabort() または tpcommit() のいずれかを必ず呼び出します。

関連項目

tpservice(5c)


1264


WARN: Ticket stuck high - retrying
WARN: チケット・スタックの異常です。リトライします。

説明

掲示板の整合性を検証する際、BBL が BEA TUXEDO システムのユーザ・レベル・セマフォに、所有者がいないことを検出しました。またサービスを待機しているほかのプロセスも検出されました。BBL はセマフォの所有者となり、待機中のプロセスにそのセマフォを譲ります。この処理を行う際、BBL は掲示板をロックできず、再度掲示板のロックを試みます。

アクション

アクションは必要ありません。


1265


WARN: Ticket stuck high - resetting
WARN: チケット・スタックの異常です。リセットします。

説明

掲示板の整合性を検証する際、BBL が BEA TUXEDO システムのユーザ・レベル・セマフォに、所有者がいないことを検出しました。またサービスを待機しているほかのプロセスも検出されました。BBL はセマフォの所有者となり、待機中のプロセスにそのセマフォを譲ります。BBL は掲示板をロックし、セマフォの所有権をプロセスに譲って統計情報を調整します。

アクション

アクションは必要ありません。


1266


WARN: Ticket stuck high - retrying
WARN: チケット・スタックの異常です。リトライします。

説明

掲示板の整合性を検証する際、BBL が BEA TUXEDO システムのユーザ・レベル・セマフォに、所有者がいないことを検出しました。またサービスを待機しているほかのプロセスも検出されました。BBL はセマフォの所有者となり、待機中のプロセスにそのセマフォを譲ります。この処理を行う際、BBL は掲示板をロックできず、再度掲示板のロックを試みます。

アクション

アクションは必要ありません。


1274


ERROR: tpreturn xa_end TMFAIL returned errstring
ERROR: tpreturn xa_end TMFAIL が errstring を返しました。

説明

TPFAIL フラグを指定してトランザクション・モードで tpreturn() を呼び出す際、TMFAIL フラグを指定した xa_end の呼び出しが異常終了し、errstring が返されました。

アクション

対応するリソース・マネージャのエラー・レポート・メカニズムを調べ、問題の原因を調べます。


1275


ERROR: tpreturn TPESVCERR xa_end(0xhexval) returned errstring
ERROR: tpreturn TPESVCERR xa_end(0xhexval) が errstring を返しました。

説明

TPSUCCESS フラグを指定してトランザクション・モードで tpreturn() を呼び出す際、TMSUCCESS フラグを指定した xa_end の呼び出しが異常終了し、errstring が返されました。サーバ・エラーがクライアントに返されます。

アクション

対応するリソース・マネージャのエラー・レポート・メカニズムを調べ、問題の原因を調べます。


1276


WARN: Forcing deletion of table entries for server group/id
WARN: サーバ group/id のテーブル・エントリを強制的に削除します。

説明

サーバが停止したので、管理プロセスはそのサーバを再起動、クリーンアップすることができません。サーバのサーバ・エントリとサービス・エントリが、掲示板から削除されます。

アクション

アクションは必要ありません。


1278


ERROR: Cannot join application - permission denied
ERROR: アプリケーションに結合できません。パーミッションがありません。

説明

tpinit() を呼び出す前に ATMI 関数がクライアントで呼び出されたため、アプリケーションに参加できませんでした。クライアントには呼び出しを行う許可がないか、正しいアプリケーション・パスワードを持たないので、アプリケーションに参加できません。アプリケーション・パスワードが無効であれば、呼び出しは許可されず、アプリケーション独自の認証や制限付きの名前を使用することはできません。

アクション

これはアプリケーション・エラーです。アプリケーションのセキュリティ機能が有効な場合は、ATMI 関数を呼び出す前に、TPINIT バッファ (有効なパスワードを格納) を指定して tpinit() を明示的に呼び出します。

関連項目

tpinit(5c)


1279


ERROR: Cannot join application - accesser limit exceeded
ERROR: アプリケーションに結合できません。アクセスの制限数を越えています。

説明

tpinit() を呼び出す前に ATMI 関数がクライアントで呼び出されたため、アプリケーションに参加できませんでした。BEA Tuxedo システムの掲示板に領域が残っていないため、クライアントはアプリケーションに参加できません。

アクション

これはアプリケーション構成の問題です。アプリケーションをサポートするクライアント数が少なすぎるので、再構成してクライアント数を増やします。

関連項目

ubbconfig(5)


1285


WARN: tpreturn message send blocked, will try file transfer
WARN: tpreturn メッセージの送信がブロックしました。ファイル転送を行います。

説明

tpreturn() によりメッセージをクライアントに返す際、サーバ・プロセスがメッセージ・キューのブロッキング状態を検出しました。

アクション

システムは一時ファイルを使用して、自動的にメッセージを返します。この状態が頻繁に起こる場合には、性能が低下します。メッセージ・キューの大きさに関連するカーネル・パラメータを調べ、必要があれば追加します。

関連項目

『BEA TUXEDO システムのインストール』、メッセージ 1286


1286


ERROR: tpreturn could not send reply errno_val
ERROR: tpreturn が応答を送信できませんでした。errno_val

説明

tpreturn() により応答メッセージをクライアントに返す際、サーバ・プロセスがエラーを検出しました。応答メッセージは廃棄され、クライアントはタイムアウトするか、永久にブロックされます。原因として、メッセージ・キューが小さすぎて応答を受信できないことが考えられます。

アクション

メッセージ・キューの大きさに関連するカーネル・パラメータを調べ、必要があれば追加します。

関連項目

『BEA TUXEDO システムのインストール』


1287


ERROR: Failure to allocate memory for file message transfer, size size
ERROR: ファイル・メッセージ転送用にメモリを確保できませんでした。サイズ size

説明

ファイルで転送されたメッセージを受信する際、メッセージが、メッセージ・キューに入れるには大きすぎるため、tprealloc() はそのメッセージを保持するのに十分な大きさの型付きバッファを確保できませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。


1288


ERROR: File transfer creat failed, file=filename, errno=errno_val
ERROR: ファイル転送の creat が異常終了しました。file=filename、errno=errno_val

説明

UNIX カーネル・コール creat() が、filename で異常終了しました。この一時ファイルは、同じマシン上の BEA TUXEDO システム・プロセス間で大容量のメッセージを転送するために作成します。

アクション

一時ディレクトリのアクセス許可を調べます。またディスク領域と、一時ファイル・システムの i ノード・カウントも調べます。


1289


ERROR: File transfer write failed, file=filename, errno=errno_val
ERROR: ファイル転送の write が異常終了しました。file=filename、errno=errno_val

説明

UNIX カーネル・コール write() が、filename で異常終了しました。この一時ファイルは、同じマシン上の BEA TUXEDO システム・プロセス間で大容量のメッセージを転送するために作成します。

アクション

一時ディレクトリのアクセス許可を調べます。またディスク領域と、一時ファイル・システムの i ノード・カウントも調べます。


1290


ERROR: File transfer close failed, file=filename, errno=errno_val
ERROR: ファイル転送の close が異常終了しました。file=filename、errno=errno_val

説明

UNIX カーネル・コール close() が、filename に書き込みを行った後で異常終了しました。この一時ファイルは、同じマシン上の BEA TUXEDO システム・プロセス間で大容量のメッセージを転送するために使用します。

アクション

またディスク領域と、一時ファイル・システムの i ノード・カウントも調べます。


1291


ERROR: File transfer fstat failed, file=filename, errno=errno_val
ERROR: ファイル転送の fstat が異常終了しました。file=filename、errno=errno_val

説明

UNIX カーネル・コール fstat() が、filename で異常終了しました。この一時ファイルは、同じマシン上の Tuxedo システム・プロセス間で大容量のメッセージを転送するために作成します。

アクション

一時ファイルに対する、ディレクトリとファイルのアクセス許可を調べます。またディスク領域と、一時ファイル・システムの i ノード・カウント、およびコンフィギュレーション・ファイルの RESOURCES セクション内の PERM パラメータも調べます。さらに、一時ディレクトリからファイルを削除する可能性のある、cron ジョブやほかのプロセスを調べます。


1292


ERROR: File transfer open failed, file=filename, errno=errno_val
ERROR: ファイル転送の open が異常終了しました。file=filename、errno=errno_val

説明

UNIX カーネル・コール open() が、filename で異常終了しました。この一時ファイルは、同じマシン上の Tuxedo システム・プロセス間で大容量のメッセージを転送するために作成します。

アクション

一時ファイルに対する、ディレクトリとファイルのアクセス許可を調べます。またディスク領域と、一時ファイル・システムの i ノード・カウント、およびコンフィギュレーション・ファイルの RESOURCES セクション内の PERM パラメータも調べます。さらに、一時ディレクトリからファイルを削除する可能性のある、cron ジョブやほかのプロセスを調べます。


1293


ERROR: File transfer read failed, file=filename, errno=errno_val
ERROR: ファイル転送の read が異常終了しました。file=filename、errno=errno_val

説明

UNIX カーネル・コール read が、filename で異常終了しました。この一時ファイルは、同じマシン上の Tuxedo システム・プロセス間で大容量のメッセージを転送するために作成します。ファイルが読み込めなかったか、バイト数が不正です。

アクション

一時ファイルに対する、ディレクトリとファイルのアクセス許可を調べます。またディスク領域と、一時ファイル・システムの i ノード・カウント、およびコンフィギュレーション・ファイルの RESOURCES セクション内の PERM パラメータも調べます。さらに、一時ディレクトリからファイルを削除する可能性のある、cron ジョブやほかのプロセスを調べます。


1294


ERROR: File transfer close failed, file=filename, errno=errno_val
ERROR: ファイル転送の close が異常終了しました。file=filename、errno=errno_val

説明

UNIX カーネル・コール close() が、filename で異常終了しました。この一時ファイルは、同じマシン上の Tuxedo システム・プロセス間で大容量のメッセージを転送するために作成します。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1295


WARN: File transfer unlink failed, file=filename, errno=errno_val
WARN: ファイル転送の unlink が異常終了しました。file=filename、errno=errno_val

説明

UNIX カーネル・コール unlink() が、filename を読み込んだ後で異常終了しました。この一時ファイルは、同じマシン上の Tuxedo システム・プロセス間で大容量のメッセージを転送するために作成します。ファイル転送は正常に終了しましたが、ファイルがアンリンク (削除) できず、システムの一時ディレクトリに存在します。このエラーは、ファイル・システムがあふれてしまう原因になります。

アクション

一時ディレクトリのアクセス許可を調べます。スティッキー・ビットがディレクトリに設定されていれば、ユーザはほかのユーザのファイルを削除できません。コンフィギュレーション・ファイルの RESOURCES セクション内の PERM パラメータを調べます。一時的な解決策として、手作業で filename を削除します。このファイルは、BEA TUXEDO システムでは必要ありません。他にもそのようなファイルが多数あるのであれば、cron ジョブをスケジュールして、ある日時より古いファイルを定期的に削除します。


1296


WARN: Cannot retrieve own server group table entry
WARN: サーバ・グループ・テーブル・エントリを取得できません。

説明

起動する際、サーバが自身のサーバ・テーブル・エントリを取得できませんでした。このエラー自体は、サーバがサービス要求を処理するのを妨げることにはなりませんが、システムに問題があることを示しています。

tmboot(1) の出力が、このサーバを別のノード上でも起動できなかったことを示している場合は、掲示板および TUXCONFIG ファイル内のサーバ・グループのロケーションが更新されておらず、サーバの現在のロケーションが反映されていない可能性があります。サーバはまだアクティブであり要求を受け付けられますが、サーバを移行しようとしても、サーバは現在実行しているプロセッサ上で再起動します。一度この移行を行うと、サーバ・ロケーションは正しい状態で格納されます。また、コンフィギュレーションをシャットダウンして再起動すると、tmboot(1) はまず、このサーバ・グループを現在実行しているのと同じプロセッサ上で起動します。(この状態が、通常の動作というわけではありません)。

アクション

サーバの自動移行がこのサーバ・グループで行われたことを tmboot(1) が示していなければ、何も行う必要はありません。ただしこの状態は、システムに何か問題があることを示しています。このサーバ・グループで自動移行が行われたことを tmboot(1) が示している場合には、管理者はこのサーバ・グループをシャットダウンし、再起動します。これにより、グループ・ロケーションが正しい状態で格納されます。

関連項目

tmboot(1)、tmadmin(1)


1297


INFO: Boot process migrating location of group group_name to machine machine_name
INFO: ブート・プロセスがグループ group_name をマシン machine_name へ移行しています。

説明

tmboot(1) プロセスが、現在のマシン上でグループ group_name を正常に起動できませんでした。したがって、tmboot(1) により、このグループのロケーションが代替マシン machine_name に移行されます。起動するグループ内の最初のサーバが、このメッセージをユーザ・ログ・ファイルに書き込みます。グループの移行も、tmboot(1) の出力に記録されます。グループは、管理者が手動で元のマシンに戻すか、または次回 tmboot(1) が呼び出されたときに元のマシンに戻される (machine_name 上では実行できないが、元のマシン上では実行できることが検出されたため) まで、machine_name 上に残ります。

アクション

アクションは必要ありません。

関連項目

tmboot(1)

 

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