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リリース・ノート

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BEA Tuxedo 8.1 リリース・ノート

BEA Tuxedo リリース 8.1
日付 : 2007 年 12 月

表 1 改訂履歴

改訂日

変更の概要

2007 年 12 月

以下の動作確認を追加 (「BEA Tuxedo 8.1 プラットフォーム・データ・シート」を参照)。

2007 年 10 月

以下の動作確認を追加 (「BEA Tuxedo 8.1 プラットフォーム・データ・シート」を参照)。

2007 年 6 月

オペレーティング・システム・プロバイダが以下のプラットフォームをサポート終了対象に指定 (「BEA Tuxedo 8.1 プラットフォーム・データ・シート」を参照)。

2007 年 4 月

以下のプラットフォームを追加 (「BEA Tuxedo 8.1 プラットフォーム・データ・シート」を参照)。

2007 年 1 月

以下の注記を IBM AIX 5.3 (32/64 ビット) + 64 ビット IBM PowerPC に追加 (「BEA Tuxedo 8.1 プラットフォーム・データ・シート」を参照)。

以下の注記を IBM AIX 5.3 (64 ビット) + IBM PowerPC に追加。

2006 年 10 月

以下の動作確認済みプラットフォームを追加 (「BEA Tuxedo 8.1 プラットフォーム・データ・シート」を参照)。

2006 年 8 月

オペレーティング・システム・プロバイダが以下のプラットフォームをサポート終了対象に指定 (「BEA Tuxedo 8.1 プラットフォーム・データ・シート」を参照)。

2005 年 12 月

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/tuxedo/tux81/install/inspds.htm

以下のプラットフォームを追加 (「BEA Tuxedo 8.1 プラットフォーム・データ・シート」を参照)。

2005 年 9 月

2005 年 8 月

2004 月 7 月

2003 年 9 月

2003 年 6 月

2003 年 5 月

2003 年 4 月

2003 年 1 月

最初のリリース


 

この文書は、ATMI、CORBA、および BEA Jolt、SNMP エージェントを含む BEA Tuxedo 8.1 リリースのリリース・ノートです。

 


リリース・ノートの内容

この文書では、以下の内容について説明します。

 


この BEA Tuxedo リリースについて

BEA Tuxedo ソフトウェアは、ミッション・クリティカルなアプリケーションに依存する企業や組織に、アプリケーション・トランザクション・モニタ・インターフェイス (ATMI) および共通オブジェクト・リクエスト・ブローカ・アーキテクチャ (CORBA) インターフェイスという 2 つの定評あるプログラミング・インターフェイスの柔軟性を提供します。それらの両方のインターフェイスでは、大規模なトランザクション・ベースの実働システムでの長い年月にわたる使用によってそのパワー、堅牢性、スケーラビリティ、管理性能、および信頼性が実証されている BEA Tuxedo インフラストラクチャが使用されます。

ここでは、以下の内容について説明します。

このリリースの新機能と改良点

BEA Tuxedo リリース 8.1 では、以下の新機能と拡張が提供されます。

これらの機能の詳細については、BEA Tuxedo オンライン・マニュアルの [最新情報] リンクを参照してください。

アップグレードの注意事項

製品をインストールする前に、「BEA Tuxedo 8.1 に関する既知の問題」で製品に関する問題点を確認しておいてください。BEA Tuxedo 8.1 へのアップグレードの詳細については、『Tuxedo システムのインストール』の「BEA Tuxedo システムのリリース 8.1 へのアップグレード」を参照してください。

Tuxedo 8.0 から Tuxedo 8.1 へのホット・アップグレード

Tuxedo 8.0 から Tuxedo 8.1 へのホット・アップグレードを実行するには、少なくとも Tuxedo 8.0 ローリング・パッチ 22 を実行している必要があります。

サポートされていないコード・サンプルとツールの Web ページ

BEA Tuxedo のユーザは、BEA 社の dev2dev オンライン・サイトからサポートされていないコード・サンプルと開発者向けツールをダウンロードできます。そのためには、まず次の Web ページを表示してください。

http://dev2dev.bea.com/index.jsp

BEA dev2dev ログイン・アカウントをまだ入手していない場合は、フリー・メンバーシップの申し込み手順の中にリンクが用意されています。

 


このリリースで修正されたソフトウェアとマニュアルの問題

以下の表に、リリース 8.1 で修正されたソフトウェアとマニュアルの問題を示します。問題は、変更要求 (CR) 番号順に示されています。

この『BEA Tuxedo Release 8.1 リリース・ノート』の印刷後にリリース 8.1 のソフトウェアやマニュアルが変更された場合、その内容はオンライン版リリース・ノートのこの節に追加されます。オンライン版は、次の Web サイトの [BEA Tuxedo 8.1 Release Notes] リンクから参照できます。

http://e-docs.bea.com

このリリースで修正された問題

表 2 は、BEA Tuxedo 8.1 で修正された問題のリストです。

表 2 このリリースの BEA Tuxedo で修正された問題 

CR 番号

問題の説明

CR074806

JSH のメモリ・リーク。

CR084000

再起動中に誤ってセマフォ・ロックが保持されます。

CR010923

tuxwsvr の '-L' オプションが正常に機能しません。

CR019890

tmipcrm が HP で動作しません。

CR020645

NT/WS クライアント ULOG が NOTIFY=SIGNAL でタイムアウトするときにループ・エラーになります。

CR021278

package.bea.jolt.pool から Service Info クラスが失われます。

CR031578

サーバから tpnotify を行うときに Jolt クライアントの endsession() が SessionException を受け取ります。

CR032113

Jolt クライアントはハンドラを使用できないときにハングします。

CR033430

jolt1.1 のインターネット・リレーの新規セッションが NT 上で非常に長くなります。

CR035387

AIX プラットフォーム上で、コード最適化によるデッドロックが発生する場合があります。

CR043625

非マスタ・ノードから別の非マスタ・ノードへのサービス要求のドロップ。

CR045294

Any 内の構造体の objref で Java で MARSHALL 例外。

CR045312

GWTDOMAIN LIBGW_CAT:5301: NLS:6: Message - TPEPROTO。

CR046319

認証の使用時に ISL を MP 内のバックアップから起動できません。

CR046582

ドメインでセキュリティの使用時にメモリ破損。

CR047603

アプリケーション・サーバのメモリ・リーク。

CR048180

テーブル・エントリが > 5000 の場合に ISL がすべての ocm エントリをタイムアウトにしません。

CR048378

tpcancel tperrno TPEBADDESC 後のシグナル 11 を伴った JSH コア・ダンプ。

CR048410

マルチスレッド、シングル・コンテキスト・クライアントでの ATMI 呼び出しのハング。

CR048527

長いネットワーク停止後に接続を再試行すると GWTDOMAIN のコア・ダンプが生じる場合があります。

CR048564

非対称アウトバウンド IIOP (OCM テーブル) 用の無限 ISL ループの防止。

CR048738

restartsrv によってアプリケーション・サーバがシャットダウンする場合があります。

CR049480

DM_MIB を介して追加されたサービスが tmadmin で表示されません。

CR049489

サービス呼び出しからの java.lang.NullPointerException。

CR049514

サーバのビルド用に BuildTuxedo ツール (NT) に [Multithreaded] オプションが追加されています。

CR049579

マルチ・スレッド・クライアントでスレッドごとのメモリ・リーク。

CR049946

圧縮制限が設定されている場合に Tuxedo 8.0 サーバは Tux 6.5 と一緒に起動できません。

CR050406

copy_value() で生成される値型 _i ファイルが二重削除を持ちます。

CR050492

サービスが返されるときの JSH のリークの処理。

CR050516

値ファクトリについて、互換性のない型がタイプ・コードにあります。

CR050593

WStringValue での Any の挿入が定義されていません。

CR050664

Any のシーケンスのマーシャリングを解除できません。

CR050678

WStringValue's が GIOP 1.0 でマーシャリングされません。

CR050760

RMI-IIOP ヌル値が正確に認識されません。

CR050841

ネストされた値型 idl について、Tru64 上で idl コンパイラのコア・ダンプが生じます。

CR050901

_ec_sec_atz_authorize_preop 機能を再割り当てできません。

CR051024

ValueBase での Any の挿入が定義されていません。

CR051253

GWTDOMAIN が再起動時にクラッシュする場合があります。

CR051319

マルチ・スレッド・ネイティブ・クライアントで tpalloc のスレッドがハングする場合があります。

CR051434

Tux 8 と WLE 5.1 の相互運用性の問題。

CR051456

Tuxedo 7.1 で、APP_PW セキュリティの設定されている Tuxedo 8.0 ドメインに接続できません。

CR051507

Tuxedo はワイド文字列でバイト順マーカを生成または検出できません。

CR051519

Tuxedo 8.0 サーバは混在エンディアン・メッセージを WLS に送信する場合があります。

CR051530

UTF-16 が正確に符号化されません。

CR051694

NonMaster ノードが Tux6.4 の場合、Tuxedo 8.0 マスタ・ノードが LIBTUX:CAT:6185 を投げます。

CR051698

Tuxedo 6.4 ネイティブ・クライアントは Tuxedo 8.0 サーバからブロードキャスト・メッセージを取得できません。

CR051717

負荷状態の GWTDOMAIN、予期しないエラー・メッセージ。

CR051780

VIEW バッファを使用した Tux6.5 から Tux8.0 への tppost が失敗し、LIBTUX_CAT:406 エラーが発生します。

CR051832

GWTDOMAIN がループに入る場合があります。

CR051833

tmshutdown -k KILL TMSGRP を行うときに xa_recover() が呼び出されません。

CR051847

tpinit-tpterm ループでワークステーション・クライアント・メモリ・リーク。

CR051919

MIB アクティビティが存在するときにサービス・タイムアウトが動的に変化します。

CR051946

restartsrv についての CR048738 と CR051850 の Tux6.5 の変更が伝達されます。

CR051949

WS Client: TPSIGRSTRT フラグが機能しません。

CR052050

Window 2000 イベント・ログ・メッセージ。

CR052063

Tuxedo CNS がトランザクションのコンテキストで動作しません。

CR052131

ドメイン間の再帰的 tpacall によってアプリケーションがハングする場合があります。

CR052201

接続プロトコルで GWTDOMAIN のメモリ・リーク。

CR052362

エラー: LIBTUX_CAT:489。

CR052555

TMS_SQL が AIX で起動できません。

CR052653

クライアントが 15 文字を超える長さのサービス名を要求したときに JSH がクラッシュします。

CR052875

SSL テストが AIX 上で SSL ライブラリをロードできません。

CR053041

AIX 上でサービス名が異なります。

CR053072

AIX load01 の buildserver で「重複シンボル」警告。

CR053118

GWTDOMAIN はリモート・サービスを宣言できません。

CR053154

TypeCode の equal と Java のバイトごとの equals を使用して型コードを比較します。

CR053296

Jolt リポジトリ・エディタは二重パラメータが存在するとロックします。

CR053299

OBV のオブジェクトの共用体メンバは誤った区別値を取得します。

CR053300

Marshal/Unmarshal はカスタム値型に対して例外を取得します。

CR053301

ObjectByValue の大規模配列へのアクセスで問題が発生します。

CR053367

AIX 4.3.3 で JSH が起動に失敗し、JOLT_CAT:1079 エラーとなります。

CR053456

_e_sec_atn_gss_accept_sec_context が自己認証によって呼び出されません。

CR053920

getmsg で WSC がハングします。

CR053975

Fboolev() は特定の式を正確に評価できない場合があります。

CR054179

dmloadcf/tmboot は混在リモート・ドメイン・コンフィギュレーションを処理できません。

CR054392

shutdown/restartsrv に関する問題 (CMDTUX_CAT:944 と LIBTUX_CAT:577 を含む)。

CR054562

HP プラットフォームで、dumpmem によって 0 バイトのファイルが作成され、>=24 のファイル名が破損します。

CR054659

Compaq Alpha GS Series (NUMA) マシンで、Tuxedo プロセスによって大量の CPU が消費されます。

CR054746

LIBTUX 6311 (SEC_PRINCIPAL_NAME が 30 文字を超える場合)。

CR055013

tmadmin broadcast コマンドを実行したときに ISH がクラッシュします。

CR055026

負荷状態でドメインのシャットダウンがハングする場合があります。

CR055029

トランザクション blob の回復で長さが返されますが、バッファが NULL で満たされます。

CR055085

いくつかの libgw 機能で常に呼び出し側に -1 が返されます。

CR055178

サーバがシャットダウンする場合、IIOP クライアントが永遠にハングします。

CR055781

Tuxedo 8.0 で圧縮がオンで nonMaster が tux 6.5 の場合に tpgetrply() が失敗します。

CR055799

AIX で cns コマンド・ライン・ツールがハングします。

CR055800

AIX の場合、University サンプルの更新が必要です。

CR056875

キュー/ブロックされているサーバが発見されると tmshutdown -w5 -y が失敗します。

CR057064

Solaris 2.7 で WSH がクラッシュします。

CR057430

Unicode エスケープは typeids で使用できません。

CR057476

一部の値型で No _ptr definition が生成されません。

CR057480

抽象値型から継承された値型は OBV を生成しません。

CR057554

tmadmin config edit は CLOPT -t パラメータを失います。

CR057568

SSL を使用しない C++ クライアントは、SSLSecTransComponent を使用する WLS IOR に対して動作しません。

CR057793

BBMAXTKT は 13 回分増えました。

CR058256

GWTDOMAIN はリモート・ドメインへの接続を再試行しない場合があります。

CR058299

_register メソッドのハード・コードされた reposid の代わりにタイプ・コードの ->id() メソッドを使用します。

CR058405

相互運用性テスト TUX7.1<->TUX65 中に FML32 要求がタイムアウトされます。

CR058519

SHUTDOWN RESTARTING/CLEANING または DEAD 状態でサーバがスタックします。

CR059049

TMUSREVT はイベント・メッセージをサブスクライバに配信しません。

CR059654

jrly/JRAD と一緒に使用するときに JoltSession ごとにソケット・リークが発生します。

CR059682

SDK ライセンスは buildserver では使用できますが buildtuxedo では使用できません。

CR059731

IIS ASP セッション・プール Result クラスのメソッドが足りません。

CR059749

DBBL 移行が正常に行われません。

CR059777

要求ごとの USER_AUTH セキュリティと同時実行性: CORBA/INTERNAL

CR060059

非常に長い記号名によって IDL コンパイラがクラッシュします。

CR060563

BuildTuxedo の [Multithreaded] チェック・ボックスの非選択状態が正常に保存または回復できません。

CR060881

DDR を使用するときの GWTDOMAIN のメモリ・リーク。

CR060881

DDR を使用するときのドメインでのメモリ・リーク (CR060881 とは異なる)。

CR061057

WSH レジストリがクリーンアップされません。

CR061208

JRLY-JRAD 通信性能の低下。

CR061215

WLE 5.1 CORBA ドメインは TUX 8.0 CORBA ドメインにアクセスできません。

CR061324

ATMI クライアントで USDEFERLEVEL マクロを使用したときのリンク・エラー。

CR061416

SYSTEM_ACCESS が PROTECTED に設定されているときの tpcall のコア・ダンプ。

CR061735

tpcall で ubb(NOTIFY=SIGNAL) のときに LIBWSC 1034+1032。

CR061897

Fappend32 が FLD_FML32 と正常に連係しません。

CR061909

tppost で TPESVCFAIL および LIBTUX_CAT:1553: in ULOG エラー。

CR061911

tuxgetenv 呼び出しの繰り返しにより性能が低下します。

CR061960

GWTDOMAIN が代替ネットワーク・アドレスへのフェイルオーバーに失敗します。

CR062074

jrly はシグナルを処理しません。

CR062116

jrly はネットワーク停止後に JRAD に再接続しません。

CR062187

「adv -d ldom service」が複数のリモート・ドメインの後に失敗します。

CR062473

Typedef の longlong によって初期化時に OBB_create_tc() で例外が発生します。

CR062491

マルチスレッド・サーバで状態メッセージが取り出されません。

CR062726

calling _tmfmsg_free のときのマルチスレッド WS クライアントのコア・ダンプ。

CR062818

Administration Console (webgui) がアプレットのロード時にハングします。

CR062851

ローカル M.I.B の照会時に一部のフィールドが表示されません。

CR062864

特定の状況で会話を切断できない場合があります。

CR062880

ACL がオンのときに tpcall がコア・ダンプを行います。

CR062975

ISL -K と USER_AUTH による ISNAT_CAT:1289。

CR063027

TMQFORWARD -d が機能しません。

CR063920

tpinit() が失敗したときの WSH でのメモリ・リーク。

CR063962

MAXTRAN を超過したときのグローバル・トランザクション・タイムアウト。

CR064151

WSL -T idle アイドル・タイムアウト後にマルチスレッド /WS クライアントが tpacall でクラッシュします。

CR064154

CORBA Java クライアントがマーシャリングで ArrayIndexOutOfBoundsException を取得します。

CR064290

TA_SERVERCTXT クラスの属性が正確に返されません。

CR064317

サーバが接続時に起動されない場合、再接続が行われません。

CR064744

高負荷時に JRLY の性能が依然として低下します。

CR065323

前の TP 応答取得の正常実行後、次の TP 応答取得がハングします。

CR065447

戻り値は tpacall からの 0 を処理します。

CR065780

不正な GWTDOMAIN tperrno。

CR066234

正常性チェックの間に多くのサブスクライバが異常終了したときの TMUSREVT の問題。

CR066497

システム・ユーザログ・メッセージの書き込みにおける TMSYSEVT の問題。

CR066659

サーバからクライアントへの (アウトバウンド) 圧縮 CMPLIMIT/TMCMPPRFM が機能しません。

CR067393

tpcall 実行中の tpnotify (TPACK を指定) 呼び出しでハングが発生します。

CR068335

特定のカーネル MSGMAX および MSGMNB 設定で TMQFORWARD ドロップ・メッセージ。

CR068567

Jolt によって投げられる予期しない NullPointerException (CR049489 と同じ)。

CR06862

CORBA::COMM_FAILURE 例外の送出または再送出でのメモリ・リーク。

CR069002

WLEC セキュリティ・コンテキスト・パラメータが WLE 5.1 /Tux 8.0 に伝達されません。

CR069340

64 ビット・マシン用に符号化するときの GWTDOMAIN Tux 6.5 の相互運用性の問題。

CR069495

txrpt でハード・コードできるサービス名が 1000 に制限されます。

CR069497

USER_AUTH (1) を使用して AUTHSVR からクライアントが受信した /WS の不正な tpurcode。

CR070118

BBL が Windows でハング・アップします。

CR070330

Fboolev は 4 の倍数の長さの CARRAY で失敗します。

CR070485

ローカル M.I.B の照会時に一部のフィールドが表示されません。

CR070505

TMQFORWARD アイドル時間の解像度の精細化 (< 1 秒)。

CR070737

tmloadcf と tmshutdown は y/n 応答を認識しません。

CR071066

Userlog() は open() /write() の失敗から回復しません。

CR071271

tmadmin pnw はスレーブ・ノードで不正確な情報を表示します。

CR071310

svctimeout の起動時の無効なメッセージ・クリーンアップ (メッセージがキューに残る)。

CR071458

リモート・ドメインの切断が失敗します。

CR071499

ネットワーク再試行中のネットワーク送信エラー。

CR072126

TA_TIMELEFT クラスの属性が正確に返されません。

CR072325

ブール結合の _default() に関する C++ idl の問題。

CR072566

DBBL/Bridge がネットワーク停止のために混雑したときに tmadmin が永久にハングします。

CR073398

Tuxedo 7.1 と 8.0 の Appkey が RP50 for NT/2000 のインストール後に不正になります。

CR073697

ネットワークの停止中に WS クライアントが永久にハングします。

CR073751

TPMULTICONTEXTS を使用するときのメモリ・リーク。

CR074103

AOM テーブル破損 (CR064706) 防止用の修正。

CR074508

マルチ・スレッド/マルチ・コンテキスト WSC から Tux 6.5 サーバへのメッセージの送信前処理が失敗します。

CR074802

「LIBTUX_CAT:1276: WARN: Forcing deletion of table entries for server ...」後のリモート・ノードのスタック。

CR074820

USER_AUTH (2) を使用して AUTHSVR からクライアントが受信した /WS の不正な tpurcode。

CR074827

tpsrvinit() で明示的な tpopen() なしで PROTECTED モードで実行中の TMS グループ内のサーバがクラッシュします。

CR075014

シグナルが取得され、WSL -N が指定されている場合に /WS クライアントが LIBWSC_CAT:1526 エラーを生成します。

CR075037

dmadmin を介して eLink OSI TP ドメインの NWADDR フィールドを動的に追加または更新できません。

CR075223

Jolt シャットダウン・クラスが機能しません。

CR075611

マルチスレッド・クライアント使用時の WSC メモリ・リーク。

CR075964

同じクライアントからの複数の tpinit() または tpterm() で tpchkauth() がエラーを生成します。

CR076026

GWTDOMAIN が断続的にコア・ダンプを行います。

CR076135

LIBGWT_CAT: 1563 が 1553 の代わりにレポートされます。

CR076136

LIBGWT_CAT: 1560 が 1554 の代わりにレポートされます。

CR076294

渡された -H アドレスが特定の長さである場合に WSL がクラッシュします。

CR076580

クライアント間のデータの不一致。

CR076774

Fldid32() または Fname32() を使用するときのリークの処理。

CR076872

Windows 2000: サービス・テーブルが満杯のときに slisten が起動できません。

CR077073

SIGALRM の受領時に GWADM が存在します。

CR077118

DM_PW が DM_MIB を介して更新された後に GWTDOMAIN の再接続が失敗します。

CR077570

sbbl と BBL の競合状態。

CR077796

タイムアウトが発生したときに TMS をシャットダウンできず、2 度目の tmshutdown がハングする場合があります。

CR077970

特定の状況で、Message LIBTUX_CAT:4055 が発生し、解読不能なサービス名が表示される場合があります。

CR078440

Digital Unix プラットフォーム用のコンパイラ警告メッセージの修正。

CR078550

BB デッドロック (ネットワークが分割され、アプリケーション・サーバが強制停止されている場合)。

CR078623

X_C_TYPE バッファが tpcall で使用される場合、LIBWSC_CAT:1355 が生成されます。

CR078729

FML32 バッファが大きい場合 (850K)、JSH が CPU を消費して実行速度が低下します。

CR078845

dmadmin adv コマンド --> 間違って関連付けられた機能。

CR078908

dmadmin を介して eLink OSI TP ドメインの XATMI_ENCODING フィールドを動的に追加または更新できません。

CR079041

GWTDOMAIN がコア・ダンプを行います。

CR079225

FML バッファ・タイプでドメイン・データ依存ルーティングが失敗します。

CR080330

JSH がデバッグ・メッセージを不正確にログに書き込みます。

CR080361

最初のクライアント接続後に JRAD が停止します。

CR080379

FML データ・バッファを使用して tpcall を行うと、LIBTUX_CAT:406: ERROR: Message decode failure が発生します。

CR080420

SYSTEM_ACCESS が PROTECTED に設定されているときの CORBA サーバのコア・ダンプ。

CR081104

AUTHSRV.c の誤ったバージョンが NT 4.0/W2K 基本インストレーションに含まれています。

CR081448

CORBA C++ #pragma バージョンと前方参照の問題。

CR081546

T_SERVER クラスの TA_NUMTRAN がマルチ・スレッドで取得できません。

CR081627

svctimeout が呼び出されたときに「Wk Queued」がクリーンアップされません。

CR081958

GWTDOMAIN の再接続が失敗します。

CR082063

AIX 4.3.3 上の Tuxedo 6.5 64 ビットで txrpt 出力が不正確です。

CR082100

ユーザ定義のバッファ・タイプに対して、tptypes() が TPEINVAL in _tminitbuf を返します。

CR082150

CMPLIMIT 圧縮時にブリッジが大きいメッセージ・バッファでコア・ダンプを行います。

CR082183

セキュリティが USER_AUTH の場合、ログインの失敗後に tpinit が常に失敗します。

CR082303

ULOGPFX が LIBTUX_CAT:6126 メッセージをリダイレクトしません。

CR082429

非マスタの分割後に CLEaning オペレーションを行っている間、Windows 2000 のブリッジ・プロセスによって一般保護違反が発生します。

CR082429

障害が発生したセカンダリで pclean を行った場合、MP コンフィギュレーションのブリッジがクラッシュします。

CR082536

特定の tmboot/tmshutdown シーケンスでサーバが予期しないループに入ります。

CR082648

トランザクション中に TMQFORWARD をシャットダウンした場合、/Q スペースが異常になります。

CR082740

JSH のメモリ・リーク。

CR082895

Tuxedo サービスが正常に完了したにもかかわらず、WTC tpcall が失敗する場合があります。

CR082927

マルチ・ドメインでデフォルトの appkey がマニュアルと異なります。

CR083182

Unsol msgs によって tpterm() が失敗、tpinit() スレッドがクリーンアップされません。

CR083194

ループで行われるときに tpinit/tpterm プロセスが VM メモリを失います。

CR083217

tpgetrply のない tpacall によって無効なサービス増加が発生します。

CR083403

FML32 バッファが予想より何倍も大きくなります。

CR083554

Fappend32 が FLD_VIEW32 と正常に連係しません。

CR083607

リモート切断時の GWTDOMAIN からの不正なメッセージによってマルチ・スレッド・サーバでコア・ダンプが実行されます。

CR084035

セカンダリ・ノードのクラッシュ後にファクトリを発見できません。

CR084063

HP aCC コンパイラが「将来のエラー」を報告します。

CR084064

TPNOREPLY フラグのない tpacall によって無効なサービス増加が発生します。

CR084184

TPMULTICONTEXTS と FML でのメモリ・リーク。

CR084259

Fcmp32 が、2 つの異なる carray フィールドが同じであると偽ります。

CR084296

ネットワークの切断時にスレッド通知クライアントがループに入ります。

CR084340

コンフィギュレーションされた /TDOMAIN が使用できない場合でも、DDR は /TDOMAIN をワイルドカードとして使用し続けます。

CR084346

SecurityLevel1 でのセキュリティ資格の伝播が NO_PERMISSION で失敗します。

CR084750

C++ IDL コンパイラが共用体を含む構造体でクラッシュします。

CR084827

ud32/wud32 がフィールド名を発見できません。

CR085055

WSC からの tpacall が LIBWSC_CAT:1019 (誤った tperrno) を取得する場合があります。

CR085373

大規模な BBL がコンフィギュレーションされたときに掲示板に再接続できません。

CR085592

高負荷時、および暗号化とセキュリティがオンの場合、JSH で JOLT_CAT:1133 が報告されます。

CR085791

ネットワークのダウン時に tpcall が CPU を 100% 消費します。

CR085801

tmshutdown -w で LIBTUX:4055:ERROR。

CR086118

tpinit フラグが TPU_THREAD の場合、WSL シャットダウン時に tpcall がハングします。

CR086207

cleanupsrv が呼び出されるときに tmadmin/pq が誤った情報を提供します。

CR086554

TA_CURREQ が負の値を返します。

CR086572

早すぎるタイムアウト。

CR087146

WSH のダウン時に tpgetrply が TPESYSTEM の代わりに TPEBLOCK を返す場合があります。

CR087158

DDR と XML の使用時のメモリ・リーク。

CR087626

IDL コンパイラが WLS 6.1 EJBs IDL によって生成された一部の IDL のコンパイルに失敗します。

CR088561

BBL が SVCTIMEOUT を失う場合があります。

CR088896

スレッド同時実行: ブロッキング呼び出し時にコンテキストごとのミューテックスがリリースされません。

CR089326

GWTDOMAIN のメモリ・リーク。


 

MBSTRING 拡張

以下の MBSTRING 拡張 (CR103546) は、BEA Tuxedo 8.1 ローリング・パッチ 19 を適用することで利用できるようになります。この拡張により、sendlen がゼロに設定されている場合、MBSTRING を自己記述型にすることができます。

一部の Tuxedo バッファでは、ユーザがバッファの長さを指定していない場合、バッファが長さを自己決定できます。この自己記述型の動作は、アプリケーションが、Tuxedo 関数呼び出し (tpcall() など) の sendlen 引数をゼロに設定したときに実行されます。MBSTRING のこの自己記述型の機能は、ローリング・パッチ 19 によって追加されます。

注記: ローリング・パッチの入手方法については、「パッチの入手方法」を参照してください。

インプリメンテーション

この自己記述型の動作をインプリメントするには、以下の操作を行います。

_mbspresend() を追加するには、Tuxedo バッファをカスタマイズするユーザがアプリケーションを再ビルドする必要があります。

安全/危険な符号化名

TPMBENC で指定する安全または危険な符号化名という考えは、これらの符号化のマルチバイト文字データに NULL が埋め込まれているかどうかで決まります。_mbspresend() 関数は strlen() を使用してデータの長さを決めるので、NULL が埋め込まれていると、データの長さが不適切になり、誤ったデータ・バイト数が送られてしまいます。

sendlen0_unsafe_tpmbenc のデフォルト・リストには、NULL が埋め込まれている可能性がある (便宜上、大文字および小文字の) マルチバイト Unicode 符号化名があります。アプリケーション管理または性能を考慮すると、このリストを変更する必要があります。

 


BEA Tuxedo ソフトウェア・コンポーネント

BEA Tuxedo ソフトウェアのコンポーネントは以下のとおりです。

 


ソフトウェア・コンポーネントのライセンス要件

BEA Tuxedo 8.1 では、すべてのソフトウェア・コンポーネントが製品の CD-ROM に収められています。製品を購入すると、使用するコンポーネントを使用可能にするライセンスが 1 つ発行されます。

ライセンスは、以下の製品コンポーネントを使用可能にするために使用します。

注記: BEA 社から 128 ビット暗号化のライセンスを取得しないと、データ・メッセージに 128 ビットの暗号化を使用することはできません。ただし、128 ビットのライセンスを取得しなくても、BEA Tuxedo Administration Console のメッセージでは 128 ビットの暗号化を使用できます。

BEA Tuxedo 8.1 を使用するには、ライセンスを新しい形式にアップグレードする必要があります。以前のライセンスは利用できません。現状でサポート契約を結んでいる場合は、以下のいずれかの方法でライセンスをアップグレードできます。

 


サポート対象プラットフォーム

BEA Tuxedo ソフトウェアは、以降の節で示されているプラットフォームで動作します。BEA 社では、それらのプラットフォームが、BEA Tuxedo リリース 8.1 で開発および運用に使用できることを確認済みです。ほかのプラットフォームでは、カスタマ・サポートを提供できません。BEA 社では業界標準に準拠した方法で BEA Tuxedo ソフトウェアをインプリメントしようとしましたが、サード・パーティ製のすべてのデータベースや ORB 製品などでその使用を確認することは不可能です。

ソフトウェアの移植と動作確認は、BEA Tuxedo 8.1 の初回リリース後も継続する場合があります。今後の移植と動作確認に関する情報については、以下の BEA Web サイトにあるプラットフォーム・サポート情報を参照してください。

http://www.bea.com/products/tuxedo/platforms.shtml

プラットフォーム情報は、Tuxedo 製品ページの「Requirements」オプションに掲載されています。

注記: より詳細なプラットフォーム情報は、セキュアな eSupport ポータル内の「Product News and EOL Updates」のページにあります。ログインには eSupport パスワードが必要です。eSupport のリンクは次のとおりです。

http://support.bea.com

BEA Tuxedo サーバのプラットフォーム

BEA Tuxedo サーバ・コンポーネントは、次のプラットフォームで動作します。

BEA Tuxedo クライアントのプラットフォーム

BEA Tuxedo クライアント・ソフトウェアは、次のプラットフォームで動作します。

BEA Tuxedo Administration Console のプラットフォーム

BEA Tuxedo Administration Console ソフトウェアは、「BEA Tuxedo サーバのプラットフォーム」に記載されているすべてのプラットフォームで動作します。

注記: Administration Console ソフトウェアは Microsoft Windows 98 システムにはインストールできません。ただし、Microsoft Windows 98 システム上にある Web ブラウザを使用して、BEA Tuxedo サーバ・システム上にある Administration Console (ネットワーク経由でアクセス可能なもの) にアクセスして使用することができます。

BEA セキュリティ・サービスのプラットフォーム

BEA Tuxedo セキュリティ・サービス (56 ビットまたは 128 ビット) は、次のプラットフォームで動作します。

BEA Tuxedo 8.1 では、セキュア・ソケット・レイヤ (SSL) とリンク・レベルの暗号化 (LLE) という 2 種類の暗号化サービスを利用できます。SSL および LLE 暗号化ソフトウェアは、BEA Tuxedo 8.1 配布キットに収められており、インストール手続きの過程でコンフィギュレーションします。SSL ソフトウェアもインストール時にコンフィギュレーションします。

上記のプラットフォームで BEA Tuxedo セキュリティ・サービス・ソフトウェアを使用するには、まず以下のオプションのいずれかに従ってソフトウェアをインストールする必要があります。

 


ソフトウェア環境

以降の節では、BEA Tuxedo ソフトウェアでサポートされている各プラットフォームで動作可能なソフトウェアを示します。

各プラットフォームでサポートされているソフトウェア

表 3 では、BEA Tuxedo を実行できる各プラットフォームでサポートされているソフトウェアを示しています。

.

表 3 各プラットフォームでサポートされているソフトウェア 

プラットフォーム

Java 2 SDK および JRE1

C/C++ および COBOL コンパイラ

クライアント

サーバ

HP-UX 11iv1 (B.11.11)(32 ビット) (-AA オプション使用) + PA-RISC

Java 2 JRE 1.3.1、Java 2 SDK 1.3.1

aCC:HP aC++/ANSI C B3910B A.05.53 [2003 年 10 月 2 日]

cc: HP aC++/ANSI C B3910B A.05.50 [2003 年 5 月 15 日]

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

HP-UX 11iv1 (B11.11) (32/64 ビット) + PA-RISC

Java 2 JRE 1.3.1.08、Java 2 SDK 1.3.1.08

cc B.11.11.08 aCC A.03.50 + パッチ (PHSS_28880 PHSS_28871)

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

HP-UX 11iv1 (B.11.11) (64 ビット) + PA-RISC

Java 2 JRE 1.3.0、Java 2 SDK 1.3.0

aCC: HP ANSI C++ B3910B A.03.13

cc: HP ANSI C B3910B A.11.01.07

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

HP-UX 11iv2 (B.11.23) (64 ビット-bit) + Itanium

Java 2 JRE 1.3.1、Java 2 SDK 1.3.1

aCC:HP aC++/ANSI C B3910B A.05.53 [2003 年 10 月 2 日]

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

HP-UX 11iv2 (B.11.23) (64 ビット-bit) + Itanium

Java 2 JRE 1.3.1、Java 2 SDK 1.3.1

aCC:HP aC++/ANSI C B3910B A.05.53 [2003 年 10 月 2 日]

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

HP-UX 11iv2 (B.11.23) (64 ビット) + PA-RISC

Java 2 JRE 1.3.1、Java 2 SDK 1.3.1

aCC: HP ANSI C++ B3910B A.03.13

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

HP-UX 11iv2 (B.11.23) (32/64 ビット) + PA-RISC

Java 2 JRE 1.4.2、Java 2 SDK 1.4.2

aCC (HP ANSI C++ B3910B A.03.60

cc (HP92453-01 B.11.11.12 HP C Compiler)

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

HP-UX 11iv2 (B.11.23) (64 ビット) + PA-RISC

Java 2 JRE 1.4.2、Java 2 SDK 1.4.2

aCC (HP ANSI C++ B3910B A.03.60

cc (HP92453-01 B.11.11.12 HP C Compiler)

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

HP-UX 11iv3 (B.11.31) (32 ビット) Itanium

Java 2 JRE 1.5.x、Java 2 SDK 1.5.x

cc: HP C/aC++ B3910B A.06.12 [2006 年 11 月 3 日]

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

HP-UX 11iv3 (B.11.31) (64 ビット) Itanium

Java 2 JRE 1.5.x、Java 2 SDK 1.5.x

cc: HP C/aC++ B3910B A.06.12 [2006 年 11 月 3 日]

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

HP-UX 11iv3 (B.11.31) (32 ビット) Itanium

Java 2 JRE 1.5.x、Java 2 SDK 1.5.x

cc: B.11.59.01 061205

aCC: HP ANSI C++ B3910B A.03.33

COBOL: Micro Focus 5.0、ACUCOBOL-GT 7.0.1、または他の互換 COBOL コンパイラ

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

IBM AIX 5.2 (32/64 ビット) + IBM PowerPC

Java フル・バージョン「J2RE 1.3.1 IBM AIX build ca131-2002070」

VisualAge C++ Professional / C for AIX Compiler バージョン 5.0.2 以上

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

IBM AIX 5.2 (64 ビット) + IBM PowerPC

Java 2 JRE 1.3.1、Java 2 SDK 1.3.1

VisualAge C/C++ for AIX Compiler バージョン 5.0.2 以上

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

IBM AIX 5.3 (32/64 ビット) + 64 ビット IBM PowerPC

Java 2 JRE 1.3.1

Java 2 SDK 1.3.1

Visual Age C/C++ 6.0.0.0

注記 : Visual Age C++ 6.0 を使用して CORBA アプリケーションをコンパイルする場合、-qnamemangling=v5 フラグが必要。

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

IBM AIX 5.3 (64 ビット) + IBM PowerPC

2 JRE 1.4.1 (JDK 1.3.1 for CORBA Java クライアント)

2 SDK 1.4.1 (JDK 1.3.1 for CORBA Java クライアント)

C/C++: IBM(R) XL C/C++ Enterprise Edition V7.0

注記 : IBM(R) XL C/C++ Enterprise Edition V7.0 を使用して CORBA アプリケーションをコンパイルする場合、-qnamemangling=v5 フラグが必要。

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

Microsoft Windows 2000 Advanced Server (32 ビット) + Pentium*


*Microsoft Windows Advanced Server (32 ビット) データ・シートの情報は、Microsoft Windows XP (Professional) システムに適用できます。

Java 2 SDK 1.3.0-C、Java 2 JRE 1.3.0-C、Java 2 SDK 1.3 IDL ORB (実行時、非 BEA CORBA Java クライアント)

Microsoft Visual C++ 6.0 + Service Pack 4 以上、Microsoft Visual Basic 6.02 + Service Pack 4 以上、Merant の Net Express 3.1 (COBOL) またはその他の互換性のある COBOL コンパイラ

C++、ActiveX、CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS、ActiveX

CORBA C++、ATMI

Solaris 8 (32 ビット) + SPARC

Java 2 JRE 1.3.0-C、Java 2 SDK 1.3 IDL ORB (実行時、非 BEA CORBA Java クライアント)

Microsoft Visual C++ 6.0 + Service Pack 4 以上、Microsoft Visual Basic 6.0 + Service Pack 4 以上、Merant の Net Express 3.1 (COBOL) またはその他の互換性のある COBOL コンパイラ

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、Tuxedo /WS、ActiveX

なし

Microsoft Windows 2003 Server (32 ビット) + Pentium

Java 2 JRE 1.4.2、Java 2 SDK 1.4.2

Microsoft (R) 32 ビット C/C++ Standard Compiler Version 13.10.3077 for 80x86

C++、ActiveX、CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS、ActiveX

CORBA C++、ATMI

Microsoft Windows 2003 Server (64 ビット) + Itanium

Java 2 JRE 1.4.2、Java 2 SDK 1.4.2

Microsoft (R) C/C++ Optimizing Compiler Version 13.10.2240.8 for IA-64

C++、ActiveX、CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS、ActiveX

CORBA C++、ATMI

Solaris 8 (32 ビット) + SPARC

Java 2 SDK 1.3.0、Java 2 JRE 1.3.0、Java 2 SDK 1.3 IDL ORB (実行時、非 BEA CORBA Java クライアント)

C++ gcc バージョン egcs-2.96.66 19990314/Linux (egcc-1.1.2 リリース) 以上、Merant の Server Express 1.0.0 (COBOL) またはその他の互換性のある COBOL コンパイラ (開発でのみ必須)

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

Red Hat Linux Advanced Server 2.1 (32 ビット) + Pentium

Java 2 JRE 1.4.1、Java 2 SDK 1.4.1

gcc/g++ バージョン 2.96 20000731

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

Red Hat Linux Advanced Server 2.1 (64 ビット) + Itanium

Java 2 JRE 1.4.1、Java 2 SDK 1.4.1

gcc バージョン 2.96 20000731 (Red Hat Linux 7.2 2.96-112.7.2)

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

Red Hat Linux Advanced Server 3.0 (32 ビット) + Pentium

Java 2 JRE 1.4.1、Java 2 SDK 1.4.1

gcc/g++ バージョン 3.2.3 20030502 (Red Hat Linux 3.2.3-24)

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

Red Hat Linux Advanced Server 3.0 (64 ビット) + Itanium 2

Java 2 JRE 1.4.1、Java 2 SDK 1.4.1

gcc バージョン 3.2.3 20030502 (Red Hat Linux 3.2.3-24)

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

Solaris 8 (32 ビット) + SPARC

Java 2 SDK 1.3.0、Java 2 JRE 1.3.0、Java 2 SDK 1.3 IDL ORB (実行時、非 BEA CORBA Java クライアント)

Sun WorkShop 6 C++ 5.1 (Forte 6.0 Update #2) 以上、Merant の Server Express 1.0.0 (COBOL) またはその他の互換性のある COBOL コンパイラ (開発でのみ必須)

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

Solaris 8 (64 ビット) + SPARC

Java 2 JRE 1.3.0、Java 2 SDK 1.3.0

Sun WorkShop 6 update 2 C/C++ 5.3 2001/05/15

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

Solaris 10 (32 ビット) + x86 (64 ビット AMD64)

Java 2 JRE 1.5.0_01、Java 2 SDK 1.5.0_01

Sun Studio 10 (必須パッチ: 117831、117846、118682)

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

SUSE Linux Enterprise Server 8.0 (32 ビット) + IBM zSeries

Java 2 JRE 1.4.1、Java 2 SDK 1.4.1

gcc/g++ 3.2.2

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI

SUSE Linux Enterprise Server 9.0 (32 ビット) + Pentium

Java 2 JRE 1.4.2、Java 2 SDK 1.4.2

gcc 3.3.3

CORBA Java over IIOP、CORBA C++ over IIOP、CORBA C++ ネイティブ、Tuxedo /WS

CORBA C++、ATMI


1. 
Java 2 JRE は実行時環境で必要です。

2. 
これは、ActiveX クライアント・アプリケーションを実行するクライアント・システムでのみ必須です。C++、Java、および VisiJava クライアント・システム、またはサーバのみの Microsoft Windows 2000 システムでは不要です。

 

データベースのサポート

BEA Tuxedo ATMI および CORBA C++ アプリケーションでは、XA 標準がサポートされます。これにより、データベース管理システムを含むすべての XA 準拠ソフトウェア・システムとの相互運用性が向上します。

サポートされているセキュリティ関連のソフトウェア

次のセキュリティ・ソフトウェアは、すべての BEA Tuxedo プラットフォームでサポートされています。

表 4 では、SSL 証明書ソフトウェアがインストールされている場合に SSL をサポートする BEA Tuxedo クライアントと接続、および SSL をサポートしないクライアントと接続を示しています。

表 4 BEA Tuxedo の SSL 3.0 のサポート

SSL がサポートされているクライアントと接続

SSL がサポートされていないクライアントと接続

BEA Tuxedo CORBA C++ および IIOP クライアント

BEA Tuxedo 8.1 ワークステーション・リスナ/ハンドラ (WSL/WSH) への BEA Tuxedo ATMI /WS クライアント接続。1

BEA Jolt クライアントの BEA Jolt リスナ/ハンドラ (JSL/JSH) への接続


1. 
BEA Tuxedo 8.1 の 56 ビットまたは 128 ビットの暗号化は、これらの接続のリンク・レベルの暗号化、およびマシンとドメインの接続のリンク・レベルの暗号化で利用できます。

 

 


BEA Tuxedo の寿命情報

BEA 社は、最高の品質を保証し、お客様のさらなる発展を支援するために、特定の旧製品のサポートをやむを得ず打ち切る場合があります。その場合、お客様が移行方針および計画を立てられるよう、あらかじめその旨の発表を行います。

BEA Tuxedo 製品の寿命 (EOL) 情報を確認するには、次の BEA eSupport Web サイトにアクセスしてください。

http://support.bea.com

EOL 情報にアクセスするには、サポート・サイトにログインするか、登録を行ってログイン ID を取得してください。ログインしたら、サポート・ページの左側のナビゲーション領域から「Product News and EOL Information」リンクをクリックしてください。

 


BEA Tuxedo 8.1 で非推奨になった機能

製品機能が非推奨になった場合、それはサポートされない機能と指定され、次のリリースで削除される場合があります。

非推奨になった機能は以下のとおりです。

 


オンライン・マニュアル

BEA Tuxedo の製品マニュアルは次の場所から入手できます。

BEA 社の Web サイト。BEA 社のホーム・ページ (http://www.beasys.co.jp) で [製品のドキュメント] をクリックするか、BEA Tuxedo「e-docs」製品マニュアル・ページ (http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/tuxedo/tux81/index.htm) に直接アクセスしてください。

Microsoft Windows システム上でマニュアル CD-ROM にアクセスする

CD-ROM のオンライン・マニュアルにアクセスするには、次の手順に従います。

  1. BEA Tuxedo オンライン・マニュアル CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入します。

  2. Windows エクスプローラで、オンライン・マニュアル CD-ROM の次のディレクトリにある index.htm をクリックします。
    docs\tuxedo\tux81\index.htm

    ブラウザ画面に、オンライン・マニュアルのホームページが表示されます。

UNIX システム上でマニュアル CD-ROM にアクセスする

オンライン・マニュアルにアクセスするには、次の手順に従います。

  1. BEA Tuxedo オンライン・マニュアル CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入します。

  2. CD-ROM をマウントします。Solaris システムではこの手順を省略できます。

注記: サポートされている UNIX プラットフォームで CD-ROM をマウントする方法については、『Tuxedo システムのインストール』の「付録 A」を参照してください。

  1. Netscape ブラウザを起動し、/mnt/docs/tuxedo/tux81/index.htm を設定します (mnt は CD-ROM のマウント・ポイント)。Enter キーを押します。

ブラウザ画面に、オンライン・マニュアルのホームページが表示されます。

Java API マニュアルにアクセスする

BEA Jolt 8.1 のマニュアルは、BEA Tuxedo ソフトウェアがインストールされている各マシンに自動的にインストールされます。これは、オンライン・マニュアル CD-ROM の Java API マニュアルの追補版です。

BEA Tuxedo API のマニュアルは、次の場所にインストールされます。TUXDIR は、BEA Tuxedo のインストール先の最上位ディレクトリです。

Windows システムの場合

BEA Jolt: %TUXDIR%\tuxedo8.1\udataobj\jolt\doc\index.html

UNIX システムの場合

BEA Jolt: $TUXDIR/tuxedo8.1/udataobj/jolt/doc/index.html

Netscape または Microsoft Internet Explorer を使用して、上記のディレクトリにあるスタート・ページ index.htm を開きます。

製品マニュアルを使用中のシステムにコピーする

オンライン・マニュアルをお使いのシステムにコピーすることもできます。お使いのコンピュータの処理速度によっては、CD-ROM の内容をローカル・ドライブにコピーする方が応答時間を短縮できます。

マニュアルをネットワーク上で利用するには、CD-ROM をサーバの CD-ROM ドライブに挿入し、共有に設定してください。この操作を行うと、サーバのハード・ディスク・ドライブの約 100 MB を節約できます。

また、マニュアル CD-ROM の内容を社内イントラネットの Web サーバにコピーすることもできます。Web サーバの使い方の詳細については、「Microsoft Internet Explorer 5.0 のバグとパッチ」を参照してください。

製品マニュアルを Microsoft Windows システムにコピーする

オンライン・マニュアル CD-ROM の内容をお使いのシステムにコピーするには、次の手順に従います。

  1. オンライン・マニュアル CD-ROM を CD-ROM ドライブに挿入します。

  2. Windows エクスプローラで CD-ROM ドライブのアイコンをダブルクリックします。Windows エクスプローラに、CD-ROM のルートとして doc/ フォルダが表示されます。

  3. CD-ROM の最上位ディレクトリで doc/ フォルダを選択し、Windows エクスプローラの [編集] メニューから [コピー] を選択するか、または Ctrl キーを押した状態で C キーを押して CD の内容をコピーします。

  4. ローカル・ドライブ (C: ドライブなど) にコピーします。
    Windows エクスプローラの [編集] メニューから [貼り付け] を選択するか、Ctrl キーを押した状態で V キーを押してください。

注記: CD-ROM の内容は、Windows エクスプローラのドラッグ&ドロップ機能を使用してもコピーできます。

製品マニュアルを UNIX システムにコピーする

オンライン・マニュアル CD-ROM の内容をお使いのシステムにコピーするには、次の手順に従います。

  1. CD-ROM をマウントします。Solaris システムではこの手順を省略できます。

注記: サポートされている UNIX プラットフォームで CD-ROM をマウントする方法については、『Tuxedo システムのインストール』を参照してください。

  1. ファイルを配置するディレクトリに移動します。たとえば、次のように入力します。cd /mydirectory/docs

  2. 再帰コピー・コマンドを使用して CD-ROM の内容をすべてコピーします。たとえば、次のように入力します。
    cp -r /mnt/cdrom/*

Web ブラウザから印刷する

Web ブラウザからオンライン・マニュアルを印刷できます (ただし、1 ファイルずつ)。印刷する前に、印刷対象の章や付録がブラウザ画面に表示され、選択されていることを確認してください。BEA Tuxedo マニュアルを印刷する場合は、HTML 形式より Adobe Acrobat PDF 形式をお勧めします。

Adobe Acrobat PDF ファイルを印刷する

BEA Tuxedo マニュアルには、すべてのオンライン文書の Adobe Acrobat PDF ファイルが含まれています。Adobe Acrobat Reader を使うと、各文書の全体または一部を印刷できます。次の手順に従います。

  1. オンライン・マニュアルのホーム・ページで [PDF 版] ボタンをクリックします。

  2. 印刷対象の文書が表示されるまでスクロールします。

 


製品の制約

表 5 は、BEA Tuxedo 8.x 製品の制約について説明し、推奨される対策を示しています。

表 5 製品の制約 

1.

予約されたリポジトリ ID。


説明

#pragma ID OMG IDL ディレクティブで Repository をインターフェイス・リポジトリ ID として使用するか、そのような ID の先頭部分で pk_ を使用すると、BEA Tuxedo システム内部で使用される ID との不整合が生じます。その結果、予測不能な動作が発生します。


プラットフォーム

すべて


対策

#pragma ID OMG IDL ディレクティブを使用する場合は、リポジトリ ID として Repository または pk_ で始まる ID を使用しないでください。

2.

動的起動インターフェイス (DII) の使用に関する制約。


説明

DII を使用する場合は、特定の制限に従わないと問題が生じることがあります。


プラットフォーム

すべて


対策

以下の制限に従ってください。

3.

リモート BEA Tuxedo クライアントのログオン/認証バイナリ・ユーザ・データで NULL を使用できない。


説明

AuthType レベルの Tobj::TOBJ_APPAUTH を使用する場合は、ログオン/認証 API に渡されるリモート BEA Tuxedo クライアントのバイナリ user_data では NULL を使用できません。


プラットフォーム

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対策

バイナリ user_data で問題なく NULL を使用することは可能です。1 つの解決策は、IIOP モードではなくネイティブ・モードを使用することです。ネイティブ・モードではこの問題は発生しません。

4.

クライアント呼び出しがデフォルトで 60 秒後にタイムアウトになる。


説明

クライアント・アプリケーションから BEA Tuxedo IIOP サーバのリスナ/ハンドラまたはサーバ・アプリケーションを呼び出す場合、応答がなければ、デフォルトでは 60 秒後にタイムアウトになります。クライアント・アプリケーションでは、NO_RESPONSENO_RESOURCES、または COMM_FAILURE 例外が受信されます。


プラットフォーム

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対策

デフォルトのタイムアウトは、UBBCONFIG ファイルで SCANUNIT および BLOCKTIME を調整するか、サーバの負荷を減らすことで変更できます。

5.

University サンプル・アプリケーション実行時のフォントに関する既知の問題。


説明

University サンプル・アプリケーションの実行時に使用可能なフォントの種類とサイズは、各マシン上のインストール内容に応じて、プラットフォームの別だけでなく、マシンによっても異なります。その結果、プラットフォームによってはテキスト・サイズが大きすぎたり小さすぎたりすることがあります。


プラットフォーム

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対策

特にありません。

6.

遅延同期要求を含むトランザクションで問題が生じる。


説明

DII を使用しているときに、トランザクションのコンテキスト内で遅延同期要求が開始されると、そのトランザクションは正常に完了できません。


プラットフォーム

すべて


対策

遅延同期要求の応答を待ち、応答を受信してからトランザクションをコミットするようにしてください。このようにしないと、予測不能な結果が生じます。

7.

Microsoft の Visual C++ 6.0 コンパイラで特定の long minimum 値が正確に評価されない。


説明

整数リテラルの OMG 仕様では long minimum 値が -231 として規定されていますが、生成されたコードでそれが -2147483648 として定義されている場合、MSVC 6.0 コンパイラではこの式が正しく評価されません。その理由は、その正の数値が最初に評価され、long MAXIMUM 値の 2147483647 を超えていると判断されて、実質的に long minimum 値が -2147483647 に減らされるからです。


プラットフォーム

Microsoft Windows NT


対策

long minimum リテラルを最小値の -231 で定義しないでください。

8.

IDL 内でのオペレーション名としての C++ 予約語の使用。


説明

IDL ファイル内で C++ 予約語をオペレーション名として使用しないでください。オペレーション名として C++ 予約語を使用すると、IDL コンパイラが失敗することがあります。


プラットフォーム

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対策

IDL ファイル内のオペレーション名を C++ 予約語ではない名前に変更します。

9.

BEA Tuxedo ATMI と BEA Tuxedo CORBA の相互運用性を可能にするアプリケーションでの CORBA と FML のデータ型のマッピング。


説明

『FML を使用した BEA Tuxedo アプリケーションのプログラミング』で説明されているように、BEA Tuxedo アプリケーションでは特定のデータ型のみをサポートする FML フィールド・バッファが使用されます。BEA Tuxedo アプリケーションと BEA Tuxedo CORBA アプリケーションを相互運用するためには、対応するデータ型を慎重にマッピングする必要があります。たとえば、CORBA::Long はどのプラットフォームでも long であるわけではありません。そのため、FML バッファの読み書きを行うときには、BEA Tuxedo アプリケーションからの tpcall の実行前後にデータ変換を行う必要があります。BEA Tuxedo アプリケーションで FML long として CORBA::long を渡して BEA Tuxedo 呼び出しを行う場合、通常は次のようになります。

Fadd32(fmlbuf, LongFmlFld, 0, (char*) &WLE_CORBA_long, 0);

これは、次のような tpcall の前に発行します。

tpcall((char*)SomeTuxService, (char*) fmlbuf,
(char**) &fmlbuf, sizeof(fmlbuf), 0)

このような呼び出しはほとんどのプラットフォームで成功しますが、Compaq Tru64 UNIX 上では失敗します。

注記: BEA Tuxedo ノーティフィケーション・サービスを使用して BEA Tuxedo イベントと BEA のシンプル・イベントまたは CosNotification 構造化イベントの相互運用性を実現するアプリケーションは、この問題の影響を受けます。


プラットフォーム

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対策

BEA Tuxedo アプリケーションと BEA Tuxedo CORBA アプリケーション間の相互運用性を実現するには、Fadd32 文を次のように変更する必要があります。

Fadd32(fmlbuf, LongFmlFld, 0, (char*) &WLE_CORBA_long, 0);

この文を次のように変更します。

long FML_long = WLE_CORBA_long;

Fadd32(fmlbuf, LongFmlFld, 0, (char*) &FML_long, 0);

tpcall から返され、CORBA::Long として使用される long 値を受信するために、逆変換も必要になります。

University Wrapper サンプル・アプリケーションではこの例が示されます。その ACCOUNT_NO は、BEA Tuxedo billw_server によってラッピングされた BEA Tuxedo Billing アプリケーションの long です。BEA Tuxedo univw_server および billw_server では、AccountNumberCORBA::Long を使用し、次のように適切に変換を処理します。

CORBA::Double Teller_i::get_balance(
BillingW::AccountNumber account)
{
long account_l = account;
:

call_tux(m_tuxbuf, "CURRBALANCE");
:
}

10.

C++ IDL コンパイラで、通常のインターフェイスまたは抽象インターフェイスをサポートする値型をサポートしない。


説明

C++ IDL コンパイラでは、通常のインターフェイスまたは抽象インターフェイスをサポートする値型について、適正なコードが生成されません。以下に例を示します。

// IDL
interface ISimple {
...
};

abstract interface IAbsSimple {
...
};

valuetype A supports ISimple {
...
};

valuetype B supports IAbsSimple {
...
};
値型 A と B について生成されたコードは正しくありません。


プラットフォーム

すべて


対策

通常のインターフェイスまたは抽象インターフェイスをサポートする値型を定義しないでください。

11.

定義されている値型がサイクルを含むグラフである場合に、C++ IDL コンパイラにより _copy_value() メソッド用の適正なコードが生成されない。


説明

CORBA OMG 仕様では、サイクルを含むグラフ値型をコピーする場合に無限ループの発生を防ぐ方法が明確に示されていません。以下に例を示します。

//IDL
valuetype A;
valuetype B {
public A foo;
};
valuetype A {
public B bar;
};

値型 A の _copy_value() 関数が呼び出されると、その関数は値型 B の _copy_value() 関数を呼び出しますが、一方で、値型 B の _copy_value() 関数は値型 A の _copy_value() 関数を呼び出すため、_copy_value() 関数が呼び出されると無限ループが発生します。


プラットフォーム

すべて


対策

_copy_value() 関数を上書きして関連する値型に固有の方法でループに対処できるようにするか、または、サイクルを含むグラフ値型を定義しないようにします。

12.

C++ IDL コンパイラで、C++ キーワードを値型の識別子として使用できない。


説明

C++ IDL コンパイラでは、識別子として C++ キーワードを使用している値型について、適正なコードが生成されません。


プラットフォーム

すべて


対策

値型の識別子に C++ キーワードを使用しないようにします。

13.

プライベート・メンバを含む値型に対する純粋な仮想アクセサ/モディファイア関数が保護されない。


説明

Tuxedo IDL コンパイラは、プライベート・メンバを含む値型のコンパイルに関して CORBA 仕様に準拠していません。CORBA 仕様では、プライベート・メンバの純粋な仮想アクセサ/モディファイア関数は保護されなければならないと規定されていますが、Tuxedo IDL により生成される純粋なアクセサ/モディファイア関数はパブリックになります。以下に例を示します。

//IDL
module A {
       valuetype V{
               ......
               private V m_v;
               ......
       };
};


// 生成されたコード:
namespace A{
       class V : public virtual ::CORBA::ValueBase
       {
               ...
               public:
                       // m_v のアクセサとモディファイア
                       virtual ::A::V * m_v() const = 0;
                       virtual void m_v(::A::V *) = 0;
       }; // class V
}


プラットフォーム

すべて


対策

特にありません。

14.

CORBA OBV (Object-by-Value) セマンティクスが "InProc" 呼び出しでサポートされない。


説明

クライアントとして動作する CORBA サーバが、同じサーバ・プロセス内でアクティブ化されるオブジェクトの IOR を呼び出すと、この呼び出しは "InProc" 呼び出しとみなされ、メソッドは GIOP メッセージが生成されることなく直接呼び出されます。

CORBA OBV (Object-by-Value) セマンティクスは、"InProc" 呼び出しではサポートされていません。"InProc" 呼び出しで値型/値ボックスが引数として渡されるか、戻り値として返されると、CORBA::INTERNAL 例外が発生します。

以下に例を示します。

valuetype A {
       ...
};
interface foo {
       void op1(in A arg1);
};
interface bar {
       void op2(in foo arg2);
};

"bar" オブジェクトの op2() メソッドが、渡された "foo" オブジェクトの op1() メソッドを呼び出し、"foo" オブジェクトと "bar" オブジェクトの両方が同じサーバ・プロセス内にデプロイされる場合は、CORBA::INTERNAL 例外がスローされます。


プラットフォーム

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対策

"InProc" 呼び出しでは値型/値ボックスを渡さないようにするか、CORBA オブジェクトを個別のサーバ・プロセスにデプロイするようにします。

15.

循環グラフを形成する値型を使用すると、CORBA サーバのメモリ・リークが発生する。


説明

CORBA 仕様では、任意の循環グラフの形成に値型を使用することが許可されています。ただし、循環する値型の参照カウントはゼロになることはないため、このことがサーバのメモリ・リークを引き起こします。CORBA 仕様には、C++ 内でこの問題を解決するための方法が明確に規定されていません。BEA Tuxedo CORBA は、このような問題に対処するためのメカニズムを備えていません。つまり、CORBA サーバで循環グラフを形成する値型を使用すると、メモリ・リークが発生することになります。

以下に例を示します。

// IDL
valuetype A;
valuetype B;

valuetype A {
       public B foo;
}

valuetype B {
       public A bar;
}

値型 A と B は循環グラフを形成します。


プラットフォーム

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対策

循環グラフを形成する値型を定義しないようにします。


 

 


BEA Tuxedo 8.1 に関する既知の問題

以下の節では、BEA Tuxedo ソフトウェアに関する既知の問題を説明し、推奨される対策を示します。問題は、変更要求 (CR) 番号順にリストされています。CR 番号は、これらの問題を追跡しやすくするために割り振られる番号です。

未解決の問題の追跡について支援が必要な場合は、最寄の BEA カスタマ・サポート・サービスにお問い合わせください。BEA カスタマ・サポート・サービスへのお問い合わせの際には、CR 番号をお知らせください。

表 6 は、BEA Tuxedo 8.1 に関する既知の問題を示しています。

表 6 Tuxedo 8.1 に関する既知の問題

CR012652

リポジトリ ID がないため、CORBA::Any に格納されたシーケンスや配列をリモートで渡すことができない。


問題

CORBA::Any に格納されたシーケンスと配列はリモートに渡すことができません。これらの型をネットワーク経由で転送するために指定された構文にはリポジトリ ID がありません。共通データ表現 (CDR) 転送構文の詳細については、「The Common Object Request Broker: Architecture and Specification, Revision 2.2」の表 13-2 を参照してください。

リポジトリ ID は、Any に格納された型のマーシャリングを解除するために受信側の ORB で使用されます。この ID がないと、ORB はデータ型のマーシャリングを解除するのに必要な情報を得ることができません。この制限は、将来のリリースで解消される予定です。


プラットフォーム

すべて


アプリケーション・タイプ

CORBA C++


対策

シーケンスや配列は、構造体などのその他のデータ型の中では使用できます。また、パラメータとして直接使用することも可能です。

CR012697

VIEW を使用すると、文字列が NULL で終了し、文字が切り捨てられる。


問題

BEA Jolt とネイティブな BEA Tuxedo クライアントの間に矛盾する点があります。BEA Jolt は、クライアントとサーバの間で送受信されるデータの形式が、NULL で終了する文字列かどうかを認識しません。


プラットフォーム

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対策

NULL 文字に対応するよう文字列を定義してください。

CR013809

Administration Console: Netscape で [ファイル] から [終了] を選択すると終了する。


問題

Netscape 4.0.5 を使用して以下の操作を行います。

    1. Administration Console を起動する。

    2. オンライン・ヘルプを表示する。

    3. オンライン・ヘルプを表示している Netscape で [ファイル] から [終了] を選択する。すると、Administration Console を起動した Netscape が終了する。


プラットフォーム

Sun Solaris


対策

これはベンダの問題です。Solaris では、複数の Netscape ウィンドウが開いている場合、終了するときに警告ダイアログが表示されません。

CR014128

IP 名に下線 (_) が含まれていると ISL が起動しない。


問題

-n オプションに下線のあるホスト名が指定されている場合、ISL は起動に失敗します。ユーザ・ログ (ULOG) には次のエラーが書き込まれます。

ISNAT_CAT:1242: ERROR: 接続指示受け付けアドレスのインターネット・タイプの指定が間違っています。<node name>


プラットフォーム

Microsoft Windows


対策

ISL のホスト値とポート値が正しく設定されていることを確認します。

CR016275

入力用 VIEW と出力用 VIEW 内の同じ名前のフィールドに、それぞれに異なるデータ型を指定できない。


問題

VIEW 内のメンバは構造体名で修飾されるため、入力用 VIEW と出力用 VIEW 内で同じ名前でデータ型の異なるメンバを使用することが可能です。ただし、BEA Jolt ではこの機能がサポートされていないため、既存の BEA Tuxedo サービスの中には BEA Jolt クライアントからアクセスできないものがあります。この機能を使用する典型的なサービスがゲートウェイで、あるデータ型が、同じ名前で型の異なる別のデータ型に変換されます。


プラットフォーム

すべて


対策

VIEW 名を使用してフィールド名を識別してください。たとえば、INVIEW と OUTVIEW に同じ名前の birthdate フィールドがあり、一方は整数型、もう一方は文字列型である場合は、次のように指定します。

svc.setlnt["INVIEW.birthdate",19980308];

svc.call[null];

String bdate = svc.getStringDef["OUTVIEW.birthdate",null]

CR017633

JREPSVR 内のサービスを使用するには、ユーザ側の jrepository ファイルを変換する必要がある。


問題

BEA Jolt 1.1 の JREPSVR は、FML16 の代わりに FML32 を使用するよう変更されたため、BEA Jolt 1.1 のユーザは、BEA Jolt のリポジトリ・ファイル (jrepository) を更新して、JREPSVR のサービスを利用できるようにしなければなりません。このバッファ型の更新を行っておくことをお勧めします。ただし、以前の FML16 バッファ型も新しい JREPSVR で引き続き動作するため、バッファ型の更新は必須ではありません。


プラットフォーム

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対策

BEA Jolt 1.1 をお使いのユーザは、BEA Jolt のリポジトリ・ファイル (jrepository) を更新して JREPSVR のサービスを利用できるようにしておく必要があります。

CR017675

FML データ型を変更しても JSH に更新が反映されない。


問題

FML フィールドのデータ型を int から string に変更しても、JSH が更新されません。


プラットフォーム

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対策

FML フィールドの定義を変更したら、JSL/JSH を再起動してください。

CR018177

client_response() メソッドまたは target_response() メソッド。


問題

client_response() または target_response() メソッドの C++ インターセプタからの CORBA::Object の呼び出しはサポートされていません。このような処理の結果は予測不能です。


プラットフォーム

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対策

特にありません。

CR018211

RLI 管理の制限。


問題

RLI 管理機能のうち、インターセプタ順序の登録、登録解除、または変更は、BEA Tuxedo アプリケーションの実行中は使用できません。

RLI 管理機能は、必ず tmboot コマンドの実行前、または tmshutdown コマンドの実行後に使用してください。BEA Tuxedo アプリケーションの実行中にインターセプタに変更を加えた場合は、アプリケーションの実行結果は予測不能です。


プラットフォーム

すべて


対策

BEA Tuxedo アプリケーションの実行中は、インターセプタ順序の登録、登録解除、変更は行わないでください。

CR018476

ISL の -n オプションに host:port がないと、アプリケーション・サーバと TMNTS サーバがクラッシュする。


問題

UBBCONFIG ファイルで -n host:port エントリなく ISL を定義すると、通知サーバ (TMNTS) を使用するアプリケーション・サーバおよび TMNTS がクラッシュします。


プラットフォーム

すべて


対策

IP ホスト名の構文を規定する文書 RFC 810 によると、ホスト名には下線 (_) は使用できないと規定されています。したがって、//my_computer.com:8000 などの受信アドレスは無効と判断され、ISL や tlisten などのプロセスが開始できません。

Microsoft Windows NT システムではホスト名に下線が含まれることが多いため、この問題がしばしば発生します。

ホスト名に下線を含む Windows NT システムを使用している場合は、以下のいずれかを実行してください。

次に、以下の手順を実行します。

    1. マシンを再起動します。

    2. UBBCONFIG ファイルにおいて、MACHINES セクションでこのマシンの PMID エントリを指定するときに my_computer.com を使用します。

    3. UBBCONFIG ファイルのほかのすべての場所で (NETWORK セクションや SERVERS セクションなど)、または受信プロセスを開始するときに (コマンドラインの tlisten など)、mycomputer.com をホスト名として使用します。

CR018811

Domains コンフィギュレーション・ファイルを動的に更新 (dmadmin -c) できないため、DM_TOPEND セクションの BEA TOP END パスワード・フィールドが変更できない。Domains 用の MIB でもパスワードの動的な再コンフィギュレーションがサポートされていない。


問題

Domains コンフィギュレーション・ファイルを動的に更新 (dmadmin -c) できないため、DM_TOPEND セクションの BEA TOP END パスワード・フィールドが変更できません。Domains 用の MIB でもパスワードの動的な再コンフィギュレーションがサポートされていません。

GWADM サーバは、受信要求のパスワード・フィールドを無視して、Domains コンフィギュレーション・ファイルの DM_TOPEND セクションにあるエントリを更新したり、新規エントリを追加したりします。dmadmin コマンドまたは Domains 用の MIB を使用して動的な更新のリクエストを発行しても、BEA TOP END パスワードを変更することはできません。


プラットフォーム

すべて


対策

DM_TOPEND エントリのパスワードを更新するには、dmadmin topendpasswd コマンドを実行します。詳細については、dmadmin(1) を参照してください。

CR019447

浮動小数点値が使用されると、シグニチャが破棄される。


問題

あるプロセスで、メッセージ・バッファに以前にアタッチされたシグニチャを保持または無視するかを決定するときには、バッファ上のシグニチャが再計算されます。古いシグニチャと新しいシグニチャが一致しなければ、そのバッファ上で前回確認されたシグニチャが自動的に破棄されます。

この処理に関して、double 型と float 型の値が問題となります。シグニチャは符号化表現で計算されます。BEA Tuxedo システムが提供するバッファ型でこの計算を行うと、double 型と float 型の値は XDR double として符号化されます。この XDR double は、マシンのネイティブな double 型や float 型と精度が異なる場合があります。

したがって、単精度または倍精度の浮動小数点値を含むバッファが、浮動小数点精度の異なるマシンに転送されて、そのマシン上で復号化された場合は、元の値と結果が変わる可能性があります。

いったん復号化された値をネイティブな形式から XDR 形式に再び符号化すると、符号化の結果が変わる可能性もあります。したがって、アプリケーション側でバッファを一切変更しなかった場合も、シグニチャは検証されずにそのまま破棄されます。


プラットフォーム

すべて


対策

BEA Tuxedo システムでは提供されていないバッファ・タイプを使用している場合は、タイプ・スイッチの _tmencdec 関数を置換し、ネイティブな形式にできるだけ近い精度を持つ、符号化された形式を使用します。

CR019611

リリース 7.1 より前のノード上のクライアントから (TPNOCHANGE フラグと FML/FML32 バッファ型を使用して) tpcall() を呼び出すと失敗する。


問題

BEA Tuxedo システムの複数のバージョンを実行する MP コンフィギュレーションでは、リリース 6.5 以前のバージョンで実行するネイティブ・クライアントが tpcall() を呼び出して、リリース 7.1 ノードのサービスを要求します。tpcall() が FML バッファ・タイプまたは FML32 バッファ・タイプを送信し、TPNOCHANGE フラグが設定されている場合、呼び出しは失敗して TPEOTYPE が設定された tperrno が返されます。

この問題は、リリース 7.1 より前のノード上のワークステーション・クライアントでは発生しません。


プラットフォーム

すべて


対策

リリース 7.1 以前のネイティブ・クライアントから、FML バッファを指定してリリース 7.1 ノードのサービスを呼び出す場合、tpcall()TPNOCHANGE フラグは設定しないでください。

CR019629

BUFTYPE が ALL に設定されていない場合に、リリース 7.1 以前のクライアントからリリース 7.1 のサービスを呼び出すと、tpcall() が失敗する。


問題

異なるバージョンが混在する環境でリリース 7.1 以前のクライアントからリリース 7.1 のサービスを呼び出し、さらにこのサービスに対して BUFTYPE パラメータが ALL に設定されていない場合 (何も指定しない場合のデフォルト設定) は、tpcall() が失敗し、TPEITYPE が設定された tperrno が返されます。

この問題は、呼び出し側のバッファ・タイプと、UBBCONFIG ファイルでのサービスの指定が一致する場合にも発生します。たとえば、TOUPPER というリリース 7.1 のサービスが UBBCONFIG で次のように指定されているとします。

*SERVICES
TOUPPER BUFTYPE=STRING

リリース 6.5 のクライアントから、STRING バッファ・タイプを指定して TOUPPER サービスを呼び出すと、呼び出しは失敗します。


プラットフォーム

すべて


対策

お使いのアプリケーションで、リリース 7.1 ノードのサーバのサービスが提供されている場合は、UBBCONFIG ファイルの SERVICES セクションにこれらのサービス用のエントリを作成するときに、次のいずれかの処理を行ってください。

CR019848

TEDG (TOP END Domain Gateway) では、障害が発生すると、同じゲートウェイ・インスタンスを介したループ・バック・トランザクションが正しくサポートされない。


問題

TOP END Domain Gateway が次の状況で使用されるとします。

    1. あるドメイン内のクライアントが、トランザクションを使用して別のドメイン内のサービスを呼び出します。

    2. 呼び出されたサービスは、代わりに呼び出し元のドメインにあるサービスを呼び出します。

このような状況で障害が発生すると、トランザクションが完全にロールバックされない場合があります。特定のリソース・マネージャにロールバックの通知が送信されず、不正な状態のままトランザクションが終了される可能性もあります。


プラットフォーム

TOP END Domain Gateway をサポートするすべてのプラットフォーム


対策

この種のループ・バック・コンフィギュレーションは避けてください。現在、これは TOP END Domain Gateway ではサポートされていません。

CR019994

リリース 7.1 のワークステーション・クライアントからリリース 6.3 ノードに接続しようとすると失敗する。


問題

リリース 7.1 のワークステーション・クライアントからリリース 6.3 ノードに接続しようとし、ワークステーション・リンクに 56 ビットの LLE が設定されている場合に tpinit() を呼び出すと、TPESYSTEM が設定された tperrno が返されます。ユーザ・ログには次のようなエラー・メッセージが記録されます。

LIBWSC_CAT:1357: ERROR: Received message not intended for this client


プラットフォーム

すべて


対策

リリース 7.1 の環境で 56 ビットの LLE または 128 ビットの LLE が有効な場合は、次のいずれかの環境変数の組み合わせが設定されていなければなりません。

    1. TMMINENCRYPTBITS=0
    TMMAXENCRYPTBITS=0

    2. TMMINENCRYPTBITS=0
    TMMAXENCRYPTBITS=40

    3. TMMINENCRYPTBITS=40
    TMMAXENCRYPTBITS=40

    4. TMMINENCRYPTBITS=128
    TMMAXENCRYPTBITS=128

56 ビットの LLE 環境で、TMMINENCRYPTBITS および TMMAXENCRYPTBITS に別の値が設定されていると、ワークステーション・クライアントからリリース 6.3 ノードへの接続は失敗します。

CR020115

BEA TOP END クライアントは、TOP END Domain Gateway を介して長さゼロのバッファを BEA Tuxedo /Q キューに登録できない。


問題

BEA Tuxedo /Q コンポーネントは、長さゼロのバッファを正しく認識しません。したがって、BEA TOP END クライアントが BEA Tuxedo /Q キューに長さゼロのバッファを登録しようとすると、BEA Tuxedo のキュー・マネージャでは不明なメッセージと解釈され、そのメッセージはドロップされます。


プラットフォーム

TOP END Domain Gateway をサポートするすべてのプラットフォーム


対策

キューには、常にゼロ以外のバッファを登録してください。

CR020175

tpterm() の自動呼び出しが、マルチスレッドおよびマルチコンテキストのクライアントに対して機能しないことがある。


問題

BEA Tuxedo システムでは、クライアントが tpterm() を明示的に呼び出さずに終了すると、自動的にこのメソッドを呼び出します。ただし、マルチスレッド環境やマルチコンテキスト環境では、リリース 7.1 システムは、クライアントの終了時にアクティブなコンテキストの数を検出せず、tpterm() が一度呼び出されます。その結果、1 つのコンテキストだけがシャットダウンされます。

このほかにも、任意通知型のスレッド通知が使用された場合の制限などもあります。


プラットフォーム

すべて


対策

マルチコンテキスト・クライアントを終了する場合は、すべてのアクティブなコンテキストに対して明示的に tpterm() を呼び出してから終了してください。

CR020428

暗号化機能を使用する場合、BEA Administration Console のクライアント・アプレットが、HP Java Plug-in (JPI) がインストールされた HP-UX 11 上の Netscape 4.7 で動作しない。


問題

BEA Administration Console のクライアント側のアプレットが、HP Java Plug-in (JPI) がインストールされた HP-UX 11 上の Netscape 4.7 で動作しません。


プラットフォーム

HP-UX 11.0


対策

現在、BEA Administration Console のクライアント側アプレットを HP-UX 11 マシンで使用するための対策はありません。クライアント側アプレットを使用するには、このアプレットを Solaris または NT 上の Netscape 4.6.1、Netscape 4.7、または Internet Explorer 5.0 で実行します。

Netscape 4.7 と Java Plug-in for HP-UX 11 の修正は、各メーカー側で行われています。これらのブラウザが修正されると、BEA Administration Console のクライアント側アプレットを HP-UX 11 上の Netscape ブラウザで実行できます。

CR020514

GWTDOMAIN のリンクでは、認証トークンが 4K に制限されている。


問題

GWTDOMAIN リンクを経由して送信される認証トークンのデータ量は、4,000 バイト以下でなければなりません。つまり、次のいずれかのプラグイン・コールバック・メソッドを使用した場合に呼び出し側に返されるデータの量は、4,000 バイト以下でなければなりません。

これらのメソッドは、gwtdomain/security/authentication セレクタに登録されています。


プラットフォーム

すべて


対策

4000 バイトより大きいトークンを必要とするセキュリティ・プロバイダに対する対策はありません。セキュリティ・プロバイダ側の措置として、トークンを圧縮できる可能性があります。

CR020908

BEA Tuxedo の BBL プロセスが、MP モード・アプリケーションの

マスタ・サイトでコア・ダンプを生じさせる。


問題

この問題は、システムの特定の MSGQ IPC リソース・コンフィギュレーションによって生じます。MSGMNB は 14336000、MSGMAX は 131072 です。tmmbsendm() では、msgctl() を呼び出して BBL のメッセージ・キューの状態を取得し、14336000 が問い合わせの一部として返されます。したがって、メッセージ・キューを通じて応答を送信するのは安全なはずです。通常、msgsnd() はメッセージが大きすぎると同時に、ファイル転送を実行している場合には失敗しますが、この場合は成功して、msgsnd() は 0 を返します。BBL は壊れたメッセージを受信し、_tmfmsg_postrecv()SEGV 例外が発生します。


プラットフォーム

Solaris


対策

MSGMNB と MSGMAX を 65536 に修正するとうまく機能します。MSGMNB を 131072 に修正してもかまいません。



CR025411

SET オペレーションで、クラスの状態を ACTIVE から OPEN にリセットできない。


問題

次に、SET オペレーションを示します。

TA_OPERATION SET
TA_CLASS T_APPQSPACE
TA_APPQSPACENAME MYQSPACE1
TA_QMCONFIG D:\temp\tmp.1\files/QUE1
TA_LMID L1
TA_STATE OPE

出力では、TA_STATEOPEN として示されず、ACTIVE としてのみ示されます。

注記: この問題は、tpadmcall のみで発生します。SET オペレーションは、tpcalltpacall、および tpenque では機能します。


プラットフォーム

Microsoft Windows 2000


対策

tpadmcall の代わりに tpcall または tpacall を使用します。

CR031385

TA_SERVER クラスの TA_CURDISPATCHTHREADS フィールドの値が適切に更新されない。


問題

TA_SERVER クラスの TA_CURDISPATCHTHREADS フィールドの値は、サーバで新しいスレッドが開始されたときには Windows 2000 で適切に更新されません。


プラットフォーム

Microsoft Windows 2000


対策

特にありません。

CR031816

マルチスレッドを使用するメソッドに対する要求がタイムアウトになるのが早すぎる。


問題

マルチスレッド・アプリケーションが関係する特定の状況下で、メソッドがタイムアウトになるのが早すぎることがあります。この問題の兆候は、ログ・ファイルの「LIBTUX_CAT:669 "ERROR: Message operation failed because of the invalid message queue identifier."」のようなエラー・メッセージとして現れます。

このエラー・メッセージは、MAXACCESSORSMAXWSCLIENTS などのオプションでコンフィギュレーション設定が不十分である場合にも発生します。タイムアウト設定を引き上げる前にこれらの設定も確認してください。


プラットフォーム

すべて


対策

UBBCONFIG ファイルで BLOCKTIME および SCANUNIT の設定を引き上げます。たとえば、SCANUNIT 5, BLOCKTIME 6000 のように設定してください。

CR036436

WLE 5.0.1 との相互運用性に関する BEA Tuxedo 8.1 の要件。


問題

WLE 5.0.1 では、AAA_TCM がサポートされません。DBBL からのすべての op コードには AAA_TCM があります。このため、WLE 5.0.1 では BBL が失敗します。


プラットフォーム

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対策

BEA Tuxedo 8.1 と WLE 5.0.1 で相互運用性を実現するには、MASTER 側の環境変数 ALLOW_INTOP をエクスポートします。

CR039550

ネイティブ・クライアントで poll_next_response() を使用するとメモリ・リークが発生する。


問題

ネイティブ・モードで CORBA クライアントを実行している場合、poll_next_response() を呼び出すと小さなメモリ・リークが発生します。poll_next_response() は繰り返し呼び出されるのが普通なので、最終的には NO_MEMORY 例外に至ることがあります。


プラットフォーム

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対策

解決策の 1 つは、ネイティブ・モードではなく IIOP モードを使用することです。IIOP モードではこの問題は発生しません。もう 1 つの解決策は、反復ループ内に短い休止を挿入することです。これにより、リークの急速な拡大を抑制できます。10 ミリ秒程度の休止であっても、リークの拡大は大幅に遅くなります。可能な限り長い休止を挿入することをお勧めします。

CR041877

tmboot で「executable file not found」エラーが報告される。


問題

Service Pack 1 のインストールされている Windows 2000 上の BEA Tuxedo 8.1 では、実行可能ファイルが共有ネットワーク・ドライブにある場合に、tmboot がそのファイルにアクセスしようとすると問題が生じます。この場合のドライブの種類は、Samba マウント・ドライブです。Windows 2000 のテスト・マシンでは DOS プロンプトまたは Windows エクスプローラを使用してファイルにアクセスできますが、tmboot では、ファイルが見つからないためにファイルを実行できないと報告されます。


プラットフォーム

Microsoft Windows 2000 + Service Pack 1


対策

Windows 2000 で Service Pack 1 をアンインストールします。


CR041956

IE 4.0 および 5.0 を使用して Administration Console を起動できるが、性能に問題がある。


問題

Administration Console は Internet Explorer 4.0 および 5.0 を使用して起動できますが、アプレットのロードに時間がかかります。平均して、アプレットのロードに 15 分から 45 分かかります。


プラットフォーム

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対策

特にありません。

CR042034

SYSTEM_ACCESS=PROTECTED の設定で、-C tpsysadm を使用すると ud32 がクラッシュする。


問題

ud32 -C tpsysadm は、コンフィギュレーション・ファイルで SYSTEM_ACCESSPROTECTED に設定されている場合にクラッシュします。


プラットフォーム

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対策

特にありません。

CR042294

tpconnect で ACL セキュリティ障害が起こると、OSI-TP ゲートウェイに disconnect が返されない。


問題

クライアントから tpconnect (TPSENDONLY) が ACL セキュリティの失敗するサービスに発行されたときには (サービスが許可されるグループにクライアントのユーザ ID が見つからない)、nw_disconnect は OSI TP 4.0 ゲートウェイに返されません。ULOG に次のエラー・メッセージが出力されます。

111324.DALNTSMP44!CONVSERV.240.310.0: LIBTUX_CAT:1515: WARN: アクセス制御違反 - ユーザ 2 (SITE1 上) が SERVICE TOUPPER にアクセスしました。111324.DALNTSMP44!CONVSERV.240.310.0: LIBTUX_CAT:6187: WARN:

AUDIT_POSTOP

セキュリティ・エラー: who = , operation_name = CONNECT OPERATION,

operation_target = TOUPPER


プラットフォーム

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対策

問題のクライアントが有効なクライアントである場合は、ACL エントリを作成してください。

CR044429

既存の bdmconfig ファイルの再ロード時に、Dmloadcf でコア・ダンプが実行される。


問題

bdmconfig ファイルを削除しない場合、まったく同じ dmconfig ファイルを再ロードする場合でも、dmloadcf によってコア・ダンプが実行されます。


プラットフォーム

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対策

dmloadcf の実行前に bdmconfig ファイルを削除します。

CR045148

Tlisten の使用説明に誤植がある。


問題

tlisten の使用説明には次のように書かれています。

tlisten -l naddr [-d dev] [ -u {uid-# |uid-name}]
[-z {0|40|56|128}]
[-Z {0|40|56|128}]

-l naddr は、-l nlsaddr でなければなりません。この誤植によって、ユーザは誤った入力をしてしまいます。


プラットフォーム

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対策

正しい使用方法は次のとおりです。

tlisten -l nlsaddr [-d dev] [ -u {uid-# | uid-name}] [-z {0|40|56|128}]

[-Z {0|40|56|128}]

CR045947

HP 上で NO_MEMORY 例外が発生する。


問題

100,000 アクティブ・オブジェクトでのアクティブ・オブジェクト・マップ (AOM) 制限のテストで、物理メモリの不足を報告する NO_MEMORY 例外が生成されます。テストに通らなかった HP システムは、約 850 MB の物理メモリを搭載していました。1.025 GB のメモリを搭載した Solaris システムはテストをクリアしました。Tru64 で同じテストを行うと、33,000 番目のアクティブ・オブジェクトの作成時に INTERNAL 例外が生成されます。


プラットフォーム

HP-UX および Tru64


対策

なし

CR046254

TA_DMCODEPAGE でガベージが返される。


問題

DMIB テスト・ケースは、ud32 を使用してリモート・サービス・エントリの作成を試みますが、TA_DMCODEPAGE が入力の一部として渡されませんでした。処理は問題なく終了しますが、リターン・パケットでは TA_DMCODEPAGE パラメータがガベージとして返されます。


プラットフォーム

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対策

リターン・パケット内の TA_DMCODEPAGE の出力を無視してください。

CR046990 (CR087378 と重複)

Tru64 Unix 5.1 上での InstallAnywhere スクリプトに関する問題。


問題

Java 仮想マシンが環境変数 PATH で見つかりません。


プラットフォーム

DEC Alpha


対策

インストール・プログラムの実行前に仮想マシンをインストールする必要があります。

次のように指定します。

export PATH=/opt/java130/bin:$PATH

/opt/java130/bin には JDK バージョン 1.3.0 用の Java 実行可能プログラムが含まれます。

CR049347

応答キューを出力できない場合の TMQFORWARD の無限ループ。


問題

応答キューの名前が出力不能の ASCII 文字列である場合、TMQFORWARD は無限ループに陥ります。TMQFORWARD プロセスで、サービスが無限に呼び出されます。


プラットフォーム

Red Hat Linux 6.2


対策

応答キューの名前を出力可能な ASCII 文字のみで構成します。

CR050166

間違った順序での C++ の定義 (IDL->C++)。


問題

Tuxedo IDL コンパイラでは、基本クラスが完全に定義される前に基本クラスへのリファレンスを持つクライアント・インクルード・ファイルが書き出されることがあります。


プラットフォーム

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対策

ほかのインターフェイスまたは値型を継承するインターフェイスまたは値型を別の IDL ファイルに配置します。

CR050593、CR051024、および CR050664

WStringValue での Any の挿入が定義されていない。
ValueBase での Any の挿入が定義されていない。
Any のシーケンスのマーシャリングを解除できない。


問題

値型との Any の使用は BEA Tuxedo 8.1 ではサポートされていません。Any への値型の挿入、および Any からの値型の抽出は、今後のリリースでサポートされます。


プラットフォーム

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対策

Any では値型を使用しないでください。

CR050406

生成された値型の _copy_value() ルーチンが完全ではない。


問題

Tuxedo IDL コンパイラでは、-i コマンド修飾子を使用して値型のサンプル・インプリメンテーションを作成できます。値型のインプリメンテーションで作成されるルーチンの 1 つは _copy_value ルーチンです。このルーチンで生成されたコードは、OMG CORBA 仕様に準拠していず、値型メンバのシャロー・コピーしか実行しません。

それでは、複雑な値型では不十分です。


プラットフォーム

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対策

サンプルのインプリメンテーション・ソース・ファイルを生成して、値型のデータ・メンバのそれぞれでディープ・コピーを実行するように _copy_value ルーチンを編集します。

CR050516

値ファクトリについて、互換性のない型がタイプ・コードにある。


問題

タイプ・コード (_tc_MyType->id() など) の定義では const char* が返されますが、register_value_factory では char* const が想定されているので、Microsoft Visual C は次のメッセージを示してハングします。

TuxClient.cpp(83) : error C2664: 'register_value_factory' : cannot convert parameter 1 from 'const char *' to 'char *const ' Conversion loses qualifiers


プラットフォーム

Microsoft Windows


対策

一時変数を仲介として使用します。

CR050552

SSL URL の構文解析が正常に機能しない。


問題

ランダムなアドレス・グループの後にカンマ区切りのアドレス・リストが記述された URL アドレス・リストは正しく解析されません。


プラットフォーム

すべて


対策

リスト内に異なる URL タイプを混在させないでください。

CR050760

WebLogic Server からの NULL 値型が Tuxedo で正確に認識されない。


問題

BEA WebLogic Server アプリケーションで Tuxedo アプリケーションに送信される NULL 値型が符号化される場合、それらの NULL 値型は抽象インターフェイスを格納する CORBA Any としてマッピングされます。BEA Tuxedo では、それらの構造体は NULL 値型として正確に解釈されません。


プラットフォーム

すべて


対策

アプリケーションを編集し、NULL 値型インスタンス

を渡さなくて済むようにします。

CR050841

入れ子の値型が原因で IDL コンパイラのコア・ダンプが生じる。


問題

IDL の定義では、値型はそれら自身のリファレンスを格納できます。

状況によっては、それらの構造体が原因で IDL コンパイラが失敗します。


プラットフォーム

Compaq Tru64


対策

IDL ファイルを編集して入れ子の値型リファレンスを排除するか、別のプラットフォームで IDL コンパイラを実行し、生成された C++ スタブ、スケルトン、およびインプリメンテーション・ソース・ファイルを Tru64 プラットフォームにコピーします。

CR051108

tlisten.pw ファイルが、BEA WebLogic Enterprise 5.1 と BEA Tuxedo 8.1 で同じではない。


問題

tlisten.pw の作成は、BEA WebLogic Enterprise 5.1 と BEA Tuxedo 8.1 の間で異なります。顧客に対する影響は、BEA Tuxedo 8.1 マスタと BEA WebLogic Enterprise 5.1 非マスタが混在する環境で現れます (BEA Tuxedo ATMI の以前のバージョンでも同じことが起こる可能性がある)。起動時に、以前のバージョンがあるほかのシステムに接続しようとすると ULOG にセキュリティ違反が記録されます。

注記: ファイルを表示するときには内容は同じに見えますが、実際には同じではなく、ファイルの終了文字列が 1 文字異なります。ファイルの内容を確実に同じにするには、内容をコピーするかファイルを転送する必要があります。


プラットフォーム

すべて


対策

この問題を解決するか、発生を防ぐには、1 つの ${TUXDIR}/udataobj/tlisten.pw ファイルをドメインのすべてのシステムにコピーする必要があります。このファイルは、BEA Tuxedo 8.1 のホーム・ディレクトリまたは前バージョンのホーム・ディレクトリにあります。

CR071576

tlisten.pw ファイルが、WLE 5.1 と Tuxedo 8.1 で同じではない。


問題

Tuxedo 8.1 MASTERS と WLE 5.1 非 MASTERS の混在環境では、WLE 5.1 システムに接続しようとすると ULOG にセキュリティ違反が書き込まれます。

同じ問題が、Tuxedo-ATMI の旧バージョンでも発生する可能性があります。


プラットフォーム

すべて


対策

1 個の ${TUXDIR}/udataobj/tlisten.pw ファイルをドメインのすべてのシステムにコピーする必要があります。このファイルは、Tuxedo 8.1 または旧バージョンのホーム・ディレクトリから使用できます。

ファイルを表示しても内容に差がないように見えますが、実際には同じではなく、ファイルの終了文字列が 1 文字異なっています。ファイルの内容を確実に同一にするには、内容をコピーするかファイルを転送する必要があります。

CR071624

Windows 2000 上で FML 関数の Fgetalloc と CFgetalloc により一般保護違反 (GPF) が発生する。


問題

適切な FBFR*、fieldid が渡されたときに Fgetalloc によって一般保護違反が発生します。


プラットフォーム

Windows 2000 Advanced Server


対策

問題を解決するには、fml_nt.mak で以下のいずれかを行います。

CR071960

未解決の参照が原因で buildclient と buildserver が失敗する。


問題

buildclientbuildserver が未解決の参照のために失敗します。


プラットフォーム

すべて


対策

XML ライブラリ (libtxml) を使用してクライアントまたはサーバをビルドするときに、CC = C++ コンパイラをエクスポートしてから buildclient または buildserver コマンドを使用します。

CR088327

バッファ符号化で 32 ビットを超える数量が渡されない。


問題

FML または VIEW バッファ内の大きい long 値 (> 32 ビット) を異なる 64 ビット・プラットフォーム間で送信できません。符号化/復号化機能で 64 ビットの long 値が符号化されません。これは、tpexport() の一部として符号化されるバッファにも当てはまります。


プラットフォーム

すべての 64 ビット・プラットフォーム


対策

マシンが同じタイプであれば、TYPE または WSTYPE が同じ文字列に設定されていることを確認します。同じタイプでない場合は、大きい long 値を送信しないようにします。

CR088360

tpinit なしで tpcall を行うとワークステーション・クライアントによってコア・ダンプが実行される。


問題

ワークステーション・クライアントが tpinit を明示的に呼び出さずに tpcall などの呼び出しを Tuxedo に対して行うと、SIGSEGV を伴って異常終了します。


プラットフォーム

すべて


対策

tpinit() を明示的に実行します。

CR089272

セキュリティ・コンテキストが有効化されている場合、Jolt 8.1 は WLS 6.1 SP4 と連係しない。


問題

Jolt 8.1 で WebLogic Server 6.1 への要求が送信され (jolt プールがコンフィギュレーションされている場合)、セキュリティ・コンテキストが有効化されている場合、例外が送信されます。


プラットフォーム

すべて


対策

WebLogic Server 7.0 ではセキュリティ機能が変更されました。そのため、WebLogic Server の新しいセキュリティと連係するように Jolt も変更する必要がありました。その結果、セキュリティ・コンテキストの伝達を有効化した場合、WebLogic Server 7.0 より前のリリースでは Jolt 8.1 クライアントを使用できなくなりました。

CR092389 (CR080631 と重複)

WLE 5.1 - ISL/ISH のシャットダウンと再起動を何回か行うとクライアントが ISL に再接続できない場合がある。


問題

Java ORB が以前にダウンした ISL に再接続できません (接続に失敗した場合でも接続がキャッシュに残る)。


プラットフォーム

Solaris 8


対策

ソケットが接続に失敗した場合は、IIOPConnection を ConnectionTable のキャッシュから削除します。

CR092413

リモート・ドメインへの接続の再試行回数に一貫性がない。


問題

ローカル・ドメイン内で、異なるリモート・ドメインに対する RETRY_INTERVAL 値が異なっている場合に、リモート・ドメインへの接続の再試行回数に一貫性がありません。


プラットフォーム

すべて


対策

MAXRETRY > 1 に設定され、再試行が複数回行われた場合でも、再試行メッセージは ULOG に 1 度しか記録されません。ULOG 内で以下の内容を確認してください。

リモート・ドメインに接続できなかった場合は、ULOG 内に「INFO: ドメインへの接続の再試行を中止しました。」と出力されます。

それ以外の場合は、ULOG 内に「Connection established.」と出力されます。

CR092441

Tuxedo 6.5 が実行されている 64 ビット・プラットフォームで、VIEW または VIEW32 の Tuxedo 8.1 への tppost で LIBTUX_CAT:1555 が発生する。


問題

Tuxedo 6.5 が実行されている 64 ビット・プラットフォームで、VIEW または VIEW32 の Tuxedo 8.1 ノードへの tppost() が失敗し、次のエラーが出力されます。

LIBTUX_CAT:1555: ERROR: 任意通知型メッセージを暗号化または復号化できませんでした。(_tmencdec(TMDECODE) tperrno=12)


プラットフォーム

すべて


対策

VIEW または VIEW32 バッファ型に格納されるフィールドの組み合わせによっては、Tuxedo 6.5 ノードで割り当てられるスペースがバッファの復号化に不十分なことがあります。この問題は、個々の VIEW または VIEW32 によって、常に発生するか、またはまったく発生しないかのどちらかになります。使用しているアプリケーションでこの問題が発生する場合は、BEA カスタマ・サポートから Tuxedo 6.5 ノード用のローリング・パッチを入手してください。

CR092647

MP モード・コンフィギュレーションで、Tuxedo 8.1 と WLE 5.1 間の tmboot が失敗する。


問題

Tuxedo 8.1 マスタと WLE 5.1 非マスタで tmboot が失敗し、ULOG にエラー・メッセージが書き込まれます。


プラットフォーム

すべて


対策

WLE 5.1 RP60 以降を適用します。

CR092679

LANG=ja_JP.eucJP の場合に HP-UX でインストールに失敗する。


問題

LANG=ja_JP.eucJP を設定すると、HP-UX 上でインストール・プログラムが正常に動作しません。


プラットフォーム

HP-UX


対策

LANG=ja_JP.SJIS を設定し、インストール・プログラムを実行します。

CR092682

日本語版 Solaris マシンでインストーラが動作しない。


問題

日本語版 Solaris マシンでインストーラが動作しません。インストール・プログラムを実行する前に、/usr/ucb をパスに追加する必要があります。

/usr/ucb がパスの最初に存在しない場合、次の例外が発生します。

Invocation of this Java Application has caused an InvocationTargetException.This application will now exit.


プラットフォーム

すべて


対策

インストール・プログラムを実行する前に、/usr/ucb をパスの最初のエントリに追加する必要があります。

CR092705

ドメイン・コンフィギュレーションで、Tuxedo 8.1 から Tuxedo 7.1 への tpcall が失敗し、TPESYSTEM エラーが報告される。


問題

接続方針が Tuxedo 8.1 で INCOMING_ONLY、Tuxedo 7.1 で ON_DEMAND の場合、すべてのサービスがサスペンド・モードで示され、クライアント呼び出しで TPENOENT エラーが発生します。


プラットフォーム

すべて


対策

この問題は Tuxedo 7.1 基本リリースで発生します。問題を解決するには Tuxedo 7.1 RP 135 以降を適用してください。

CR092867

セキュリティが MANDATORY_ACL に設定されている場合、WLE 5.1 と Tuxedo 8.1 間で特権を持たないユーザがキューに登録した後にすべてのキュー登録が失敗する。


問題

セキュリティが MANDATORY_ACL に設定され、コンフィギュレーション MP モードの場合、特権のないユーザがキューに登録した後ですべてのキュー登録が失敗します。

SHM モードは Tuxedo 8.1 で正常に機能します。


プラットフォーム

すべて


対策

アプリケーションを部分的に WLE 5.1 から Tuxedo 8.1 にアップグレードする場合、認証を受けたユーザのみが一定期間に限りサービスにアクセスできるようにします。

CR092948

buildtuxedo が Windows 2000 Advanced Server で正常に機能するには、いったんログアウトしてからシステムにログインする必要がある。


問題

buildtuxedo を MSVC GUI でツールに追加した後、いったんログアウトしてからログインしないと、無効な SDK ライセンス・エラーが発生します。


プラットフォーム

Windows 2000 Advanced Server


対策

いったんシステムからログアウトして再度ログインします。

CR093053

tpusr ファイルなしで AUTHSVR が起動に失敗する。


問題

Windows 2000 で、AUTHSVR が tpusr ファイルなしで起動に失敗します。


プラットフォーム

Windows 2000 Advanced Server


対策

tpusradd を使用して tpusr ファイルを作成します。これが望ましくない場合、空の tpusr ファイルを作成します。

CR093943

無効な記述子を持つ tpcancel が tperrno で TPEBADDESC を返さない。


問題

無効な呼び出し記述子を持つ tpcancel が失敗し、tperrnoTPEBADDESC が設定されますが、tperrno 0 を返します。


プラットフォーム

すべて


対策

特にありません。tpcancel() が成功するか、TPEBADDESC を伴って失敗するかにかかわらず、tpcancel() の完了後に tpcancel() に渡されるハンドルは無効になります。

CR094358

サイレント・インストール中、インストール・オプションが無効で、サイレント・インストールのデフォルトが完全インストールの場合、CORBA 用にコピーされるファイルにエラーが存在する。


問題

サイレント・インストール用の CHOSEN_INSTALL_SET パラメータに無効なオプションを入力した場合、デフォルトで完全インストールが選択されます。しかし、デフォルト・インストール処理中にコピーされる CORBA ファイルにエラーが存在します。


プラットフォーム

すべて


対策

サイレント・インストールを使用する場合、CHOSEN_INSTALL_SET 用の有効なオプションを記述します。適切なオプションについては、『Tuxedo システムのインストール』を参照してください。

CR094840

ファイル破損によるインストール・エラー。


問題

インストール時に、「the size of the extracted files to be installed are corrupted.」というエラー・メッセージが表示された場合、/tmp に十分なスペースが存在しない可能性があります。


プラットフォーム

すべて


対策

/tmp をクリーンアップしてスペースを解放します。再度インストールを行って、エラーの原因がスペースであるのか、破損ファイルであるのか確認します。

CR095326

新しい T_DOMAIN クラスを MIB インターフェイスで作成する場合、TA_BRTHREADS を関連する T_MACHINE クラスで送信できない。


問題

新しい T_DOMAIN クラスを tpadmcall() で作成する場合、Tuxedo によってマスタ用の T_MACHINE クラスのオブジェクトが作成され、T_DOMAIN クラス自体の作成中にマスタの属性が設定できるようになります。しかし、新しい T_DOMAIN クラスを作成する場合、TA_BRTHREADS を「Y」に設定することはできません。


プラットフォーム

すべて


対策

T_DOMAIN クラスを最初に作成し、次に MIB を使用して T_MACHINE クラス・エントリを変更します。

CR236565

CORBA: 値型の配列について生成されたスタブ/スケルトン C++ ファイルをコンパイルできない。


問題

C++ IDL コンパイラでは値型の配列の定義はサポートされていません。以下に例を示します。

//IDL valuetype A{ ......

}


typedef A A_array[10];


上記 IDL ファイルについて生成された C++ コードはコンパイルできません。


プラットフォーム

すべて


対策

特にありません。

CR238601

CORBA 値型: 基となる一部のボックス型について、値ボックスのスタブ・コードが、十分なオーバーロード演算子またはアクセサ/モディファイア関数を提供しない。


問題

基となる一部の型については、IDL コンパイラにより、値ボックス・クラスの C++ スタブ・コード内に十分なオーバーロード演算子またはアクセサ/モディファイア関数が生成されません。これらの演算子や関数は、値ボックス・クラスの基となるボックス型のデータやメンバの操作に便利です。


詳細は、以下を参照してください。


プラットフォーム

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対策

最初に、値ボックス・クラスのアクセサ・メソッド _value() を使用して、基となるボックス型の値/インスタンスを取得します。その後、実ボックス型に対応したオーバーロード演算子またはアクセサ/モディファイア関数を使用してください。

CR241622

CORBA 値型: 配列メンバを含む値型は構築できず、コア・ダンプが生成される。


問題

IDL ファイル内の値型に配列型メンバが定義されていると、不正な C++ コードが生成されます。

以下に例を示します。

//IDL
typedef long LongArr[10];
valuetype A {

......

public LongArr arr_val;

......

};


生成される C++ ファイルは実行時に問題を起こす可能性があります。


プラットフォーム

すべて


対策

特にありません。

CR244880

基となる値が基本データ型でないシーケンス・メンバを持つ値型はサポートされない。


問題

シーケンス・メンバを持つ値型の定義は、基となる値が基本データ型の signed/unsigned short、signed/unsigned long、octet、float、double、signed/unsigned long long、long double である場合のみサポートされています。

以下に例を示します。

//IDL
valuetype item {
       ......
};
typedef sequence<item, 10> ItemSeq;
typedef sequence<short, 5> ShortSeq;
valuetype V {
       public ShortSeq s_val; // サポート対象
       public ItemSeq i_val; // サポート対象外
};


プラットフォーム

すべて


対策

特にありません。

CR244894

値型のカスタム・マーシャリングでワイド文字を正しく処理できない。


問題

CORBA 仕様では、デフォルトの値型マーシャリング/マーシャリング解除モデルを上書きするカスタム・マーシャリングが提供されています。ただし Tuxedo CORBA ORB は、カスタム・マーシャリングを行う場合にワイド文字を正しく処理できません。CORBA::DataInputStreamread_wchar_array() メソッドと CORBA::DataOutputStreamwrite_wchar_array() メソッドは、ワイド文字を正しく処理できません。


プラットフォーム

すべて


対策

特にありません。


 

マルチバイト文字サポートの制限

BEA Tuxedo のマルチバイト文字サポートには、以下の制限が存在します。

 


マニュアルの補足事項

ここでは、以下の内容について説明します。

BEA Tuxedo 8.1 に関するマニュアルの補足事項

表 7 は、マニュアルの補足事項を示しています。

表 7 BEA Tuxedo 8.1 のマニュアルの補足事項 

CR016561

tpsvrinit(3c) には、ロング・ブロッキングを避けるよう警告する記述がない。


問題

tpsvrinit(3c) には、ロング・ブロッキングを避けるよう警告する記述がありません。


対策

プログラムで tpsvrinit(3c) を呼び出す場合は、ロング・ブロッキングを行わないでください。ロング・ブロッキングを行うと、次の状況が発生します。

MP コンフィギュレーション内の 1 つのリモート・サーバが tpsvrinit() 処理を行うと、tmboot を実行しても、同じノード上のほかのサーバを起動できません。

『BEA Tuxedo C リファレンス』を参照してください。

CR017023

servopts(5) ページの -p オプションの説明が不明瞭である。


問題

servopts(5) ページの -p オプションの説明が明確ではありません。


対策

L 引数を設定して -p オプションを指定した場合、指定した期間 (秒単位) 内に負荷がしきい値 (high_water 引数で指定) 以上になると、別のサーバがシステムによって生成されます。ただし、high_water が 1 の場合、サーバ生成用のサーバは、メッセージ処理を担当している限り、別のサーバを生成しません。

この問題は、キュー内に処理待ちのリクエストが 1 つしかない場合に常に発生します。つまり、サーバは現在のリクエストを処理した後でこのリクエストを処理するため、新しいサーバを起動する必要はありません。

しかし、別のリクエストがキューに入れられると、新しいサーバが起動されます。実行中のサーバが現在のリクエストを処理し、次に処理するリクエストを探し始めると、新しいサーバが起動されます。

サーバは、処理待ちのリクエストを求めてキューに戻るたびに、新しいサーバが必要かどうかを確認します。条件に合致すると、新しいサーバを 1 つ生成します。

『BEA Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法』を参照してください。

CR018788

TPQCTL 構造体で tpenqueue() または tpdequeue() を呼び出したときの動作がマニュアルの説明と異なる。


問題

TPQCTL 構造体で tpenqueue() または tpdequeue() を呼び出したときの結果について、マニュアルでは「no value was provided when the message was queued.」と間違って記述されています。


対策

次の記述のうち、かっこ内の記述は無視してください。

「次は、tpdequeue() からの出力情報を制御する flags パラメータの有効なビットです。. . . 値を使用できない場合 (メッセージがキューに登録されたときに値が提供されなかった場合)、または tpdequeue() の呼び出し時にビットが設定されなかった場合、フラグがオフの状態で tpdequeue() が完了します。」

『BEA Tuxedo C リファレンス』を参照してください。

CR019383

MP コンフィギュレーションで EventBroker サーバを実行する場合の条件が明記されていない。


問題

TMUSREVT(5) ページおよび TMSYSEVT (5) ページでは、複数のリリースの BEA Tuxedo システムで構成された MP コンフィギュレーションで、EventBroker のプライマリ・サーバを実行するときの条件が説明されていません。


対策

複数のリリースの BEA Tuxedo システムで構成された MP コンフィギュレーションを設定し、TMUSREVT および TMSYSEVT サーバを実行する場合は、これらのサーバを最新のリリースのノードで実行する必要があります。

『BEA Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法』を参照してください。

CR019784

BEA Administration Console のオンライン・ヘルプで Windows NT と UNIX の構文エラーがある。


問題

BEA Administration Console のオンライン・ヘルプ内に、UNIX システムと Windows システムのパス名の構文 (特にスラッシュとバックスラッシュの部分) が入れ替わっている箇所があります。


対策

UNIX システムでは、スラッシュを使用してパス名を指定します。Windows システムでは、バックスラッシュを使用してパス名を指定します。

NA

BEA Administration Console オンライン・ヘルプの「Run Simpapp」の手順が間違っている。


問題

BEA Administration Console オンライン・ヘルプにある「Step 6: Run Simpapp」の説明が間違っています。


対策

この手順を次のように変更してください。

    1. 手順 6 の項目 2 を次のように変更します。
    手順 1 で使用したコマンド・シェルを使用して、次のように TUXCONFIG 環境変数の設定とエクスポートを行ってください。
    $ TUXCONFIG=your_simp_dir/tuxconfig
    $ export TUXCONFIG

    2. 手順 6 の項目 5 は無視してください。

Tobj::Factoryfinder::list_factories メソッドの戻り値。


問題

『CORBA プログラミング・リファレンス』に説明されている Tobj::Factoryfinder::list_factories メソッドでは、list_factories で、ユーザの登録数より 1 多いファクトリ数が返されることが言及されていません。たとえば、ユーザが 4 つのファクトリを登録している場合、list_factories で返されるファクトリ数は 5 になります。

原因は、OMG トランザクション・サービス仕様バージョン 1.1 のセクション 2.1.2 で、トランザクション・ファクトリの検索がライフ・サイクル・サービスの FactoryFinder インターフェイスを使用して行われるように規定されているからです。したがって、トランザクション・ファクトリは FactoryFinder を使用して製品によって内部で登録されます。


プラットフォーム

すべて


対策

特に必要ありません。

CR087378

TRU64 5.1 でインストーラがインストールに失敗する。


問題

TRU64 5.1 用の Tuxedo 8.1 インストーラでは、Tuxedo をインストールするユーザのパスに JDK 1.3.0 以上が必要です。


対策

次のように指定します。

export PATH=/opt/java130/bin:$PATH

/opt/java130/bin には JDK バージョン 1.3.0 用の Java 実行可能プログラムが含まれます。

CR089214

同じドメインへの複数の Tobj_Bootstrap のサポートの制限。


問題

同じドメインへの複数の Tobj_Bootstraps がサポートされていないことが明確に記述されていません。


対策

特に必要ありません。

CR092416

MBSTRING が CARRAY と同じものとして取り扱われている。MBSTRING で strcpy の代わりに memcpy を使用している。


問題

tpalloc("MBSTRING") 後に文字列データをコピーするとき、memcpy の代わりに strcpy を使用するとエラーが発生します。


対策

MBSTRING と一緒に memcpy を使用します。

CR094270

GW_KEEPALIVE env が Tuxedo 8.1 で動作しない。


問題

GW_KEEPALIVE 環境変数を使用して TCP キープアライブを有効にするように指定されています。

BEA Tuxedo 8.1 では、TCP キープアライブは DMCONFIG ファイルで有効にします。


対策

Tuxedo 7.1 で TCP キープアライブを使用しており、Tuxedo 8.1 への移行が必要な場合、DMCONFIG を使用してこの機能をコンフィギュレーションします。TCP キープアライブを Tuxedo 8.1 で使用するように DMCONFIG ファイルをコンフィギュレーションする方法については、『BEA Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法』を参照してください。

CR108651

Tuxedo 8.1 マニュアルの OpenVMS のリファレンスは削除される必要がある。


問題

『BEA Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法』の OpenVMS のリファレンスは、サポート対象外のプラットフォームを参照しています。このリファレンスと AS400 のリファレンスは、Tuxedo 8.1 ではサポートされないため、削除する必要があります。


対策

特に必要ありません。

マルチスレッド CORBA C++ クライアントの留意事項

表 8 は、マルチスレッド CORBA C++ クライアントの留意事項を示しています。

表 8 マルチスレッド CORBA C++ クライアントの留意事項

NA

マルチスレッド CORBA C++ クライアントがサポートされている。


BEA Tuxedo では、要求ごとのスレッドおよびオブジェクトごとのスレッドの両方の同時実行方式でマルチ・スレッド CORBA クライアント・アプリケーションがサポートされています。マルチスレッド CORBA クライアントは、通常の CORBA クライアント・アプリケーションと同じようにビルドします。クライアント・アプリケーションがマルチスレッド・クライアント・アプリケーションとして機能するかどうかは、その実行環境に依存します。

BEA Tuxedo 環境で動作するマルチスレッド CORBA クライアント・アプリケーションについては、以下の留意事項に注意してください。

オンライン・マニュアル CD-ROM の検索アプレットの制限事項

BEA Tuxedo 8.1 のオンライン・マニュアル CD-ROM には、トピック検索に便利なスタンドアロンの Java 検索アプレットが付属しています。この節では、検索アプレットに関する制限事項を説明します。

Microsoft Internet Explorer 5.0 のバグとパッチ

Microsoft Internet Explorer 5.0 のバグにより、BEA Tuxedo のマニュアルの検索機能などのアプレットの動作に不具合が発生する場合があります。これは、Microsoft 社で認識されている問題であり、パッチが用意されています。このバグは、Microsoft Internet Explorer 4.x ブラウザの動作に影響する可能性もあります。

Error occurred」または「No Matches Found」などのエラー・メッセージが表示され、次のメッセージが Java のログに記録されます。java.io.IOException: InternetReadFile at com/ms/net/wininet/WininetInputStream.read...

Internet Explorer 5.0 の Web サイトから検索アプレットを実行するには、Microsoft 社の Java Build 3181 (1999 年 5 月 26 日リリース) が必要です。Microsoft Java のアップデート版は、http://www.microsoft.com/java/download/32updates.htm からダウンロードできます。

UNC パス名

BEA Tuxedo 8.1 オンライン・マニュアル CD-ROM の Java 検索アプレットでは、トピックのコンパイル済み検索データベースを使用します。オンライン・マニュアル CD-ROM の検索機能を利用するには、以下のオプションのいずれかに従う必要があります。

UNC パスを使用してオンライン・マニュアル CD-ROM またはそのコピーにアクセスしようとすると、検索アプレットは使用できません。たとえば、UNC パスは Windows NT Network Neighborhood で使用されます。検索アプレットでは、ターゲットの *.htm ページへの相対パスが解釈されません。これは、UNC パスが各リンクの先頭に付加されるからです。前のリストで示されている 4 つの推奨手段のいずれかを利用してください。

Network Neighborhood システムの共有 CD-ROM デバイス上のマニュアル CD-ROM にアクセスするなど、CD-ROM のほかのすべての相対ハイパーリンクでは、UNC パスを使用できます。この UNC の制限によって影響を受けるのは、検索アプレットの結果リストだけです。

検索アプレットに関するブラウザのバージョンとプラットフォームの制限

マニュアル CD-ROM の検索アプレットは、以下の環境で適切に機能しました。

CLASSPATH 環境変数

UNIX プラットフォームでは、オンライン・マニュアル CD-ROM の検索ページを開くと、次のようなブラウザ・エラーが表示される場合があります。

Unable to start a java applet: Can't find 'java40.jar' in your CLASSPATH.
Read the release notes and install java40.jar properly before restarting.

お使いの UNIX プラットフォームで検索アプレットが動作しない場合は、そのプラットフォームに対応する最新の Netscape ブラウザを使用し、CLASSPATH 環境変数に Netscape の JAR (Java ARchive) ファイルを追加してください。JAR ファイルへのパスは、Netscape のインストール先ディレクトリにあります。

たとえば、次のように入力します。

CLASSPATH=mytools/netscape/communicator/program/java/classes/java40.jar 

CLASSPATH を編集したら、Netscape を終了し、更新された環境で再起動してください。これで、検索ページにアクセスするときには、検索機能が正常に動作します。

 


オンライン・ヘルプの補足事項

BEA Application Builder オンライン・ヘルプのブラウザ要件

BEA Application Builder では、Microsoft Internet Explorer ではなく Netscape Navigator が必要です。Netscape Navigator がない状態で BEA Application Builder からオンライン・ヘルプを起動しようとすると、その起動は失敗します。

注記: Java コンポーネントのサポートが組み込まれたブラウザとしては、Netscape Communicator 4.61 以降をお勧めします。

 


パッチの入手方法

パッチを入手するには、BEA カスタマ・サポート・ページ (http://www.bea.com/support/) にアクセスし、[New Case] を開いてパッチを要求します。BEA の顧客は、カスタマ・サポート・ページにアクセスし、Web アカウントを取得することでサポート情報にアクセスできます。

カスタマ・サポートの問い合わせ情報は、8.1 の製品パッケージに同梱されている BEA Tuxedo 8.1 カスタマ・サポート・カードにも記載されています。

カスタマ・サポートへお問い合わせの際には、以下の情報をご用意ください。

 

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