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e-docs > Tuxedo > Tuxedo C リファレンス > セクション 3c - C 関数 |
Tuxedo C リファレンス
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名前
tx_open()−リソース・マネージャ・セットをオープンする
形式
#include <tx.h>
int tx_open(void)
機能説明
tx_open() は、移植性の高い方法でリソース・マネージャ・セットをオープンします。これにより、トランザクション・マネージャが呼び出されて、リソース・マネージャ固有の情報がトランザクション・マネージャ固有の方法で読み取られ、この情報が呼び出し元にリンクされているリソース・マネージャに渡されます。
tx_open() はアプリケーションにリンクされているすべてのリソース・マネージャのオープンを試行します。この関数は、リソース・マネージャ固有の「オープン」呼び出しの代わりに使用されるので、アプリケーション・プログラムは、移植性を損なう可能性のある呼び出しを使用することがなくなります。リソース・マネージャは開始の内容がそれぞれで異なるため、個々のリソース・マネージャを「オープン」するために必要な情報をリソース・マネージャごとに通知しなければなりません。
tx_open() が TX_ERROR を返した場合は、リソース・マネージャは一切オープンされません。tx_open() が TX_OK を返した場合は、いくつかまたはすべてのリソース・マネージャがオープンされています。オープンされなかったリソース・マネージャは、アプリケーションによってアクセスされるときに、リソース・マネージャ固有のエラーを返します。tx_open() は、制御スレッドがグローバル・トランザクションに関与する前に、正常に終了していなければなりません。
tx_open() が正常に終了した後で (tx_close() を呼び出す前に)、tx_open() を呼び出すことができます。このような後続の呼び出しは、正常終了しますが、トランザクション・マネージャは、リソース・マネージャの再オープンは一切行いません。
マルチスレッドのアプリケーションの場合、TPINVALIDCONTEXT 状態のスレッドは、tx_open() の呼び出しを発行できません。
戻り値
tx_open() は、正常終了時には、負数でない戻り値 TX_OK を返します。
エラー
次の条件の場合、tx_open() は異常終了し、次のいずれかの負の値を返します。
関連項目
警告
X/Open TX インターフェイスと X-Window システムは、いずれも型 XID を定義します。同一のファイルで X-Window コールと TX コールの両方を使用することはできません。
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