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Tuxedo C リファレンス

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tpsetmbenc(3c)

名前

tpsetmbenc()−型付きバッファにコード・セットの符号化名を設定

形式

#include <atmi.h>
extern int tperrno;

int
tpsetmbenc(char *bufp, char *enc_name, long flags)

機能説明

この関数は、コードセットの符号化名の設定またはリセットに使用します。符号化名は、型付き入力バッファと共に送信されます。このメッセージを受信するプロセスでは、tpgetmbenc() を使用して符号化名を取得します。

tpsetmbenc() は、Tuxedo システム要求に含めるコードセットの符号化名を設定します。この関数で呼び出し元のバッファに NULL 以外の符号化名を設定すると、その設定をリセットまたは解除するまで、(tpcall()tpsend() によって) 送信されるすべてのメッセージに、この文字列が入ります。tpalloc() の実行時に、TPMBENC 環境変数で初期コードセットの符号化名が MBSTRING バッファに適用されます。符号化名が未定義の MBSTRING バッファは無効です。

引数 bufp は、符号化名で型付きバッファを指す有効なポインタです。

引数 enc_name は、コードセットの符号化の識別に使用する符号化名です。

引数 flags には、0 または RM_ENC を指定します。RM_ENC の場合、符号化名が MBSTRING バッファから削除され、引数 enc_name は無視されます。MBSTRING バッファに符号化名を設定しないと、_tmconvmb() による変換は失敗します。

戻り値

正常終了の場合、tpsetmbenc() は値 0 を返します。エラーが発生した場合は、ゼロ以外の値を返し、tperrno を設定してエラー条件を示します。この関数は、次の原因により異常終了する可能性があります。

[TPEINVAL]

buf または enc_name 引数の値が NULL です。あるいは、enc_name に指定した名前が無効です。

[TPESYSTEM]

BEA Tuxedo システムのエラーが発生しました。bufp が有効な Tuxedo バッファに対応していないため、バッファへの符号化名の追加、またはバッファからの符号化名の削除ができない可能性があります。

関連項目

tpalloc(3c)tpconvmb(3c)tpgetmbenc(3c)tpservice(3c)tuxsetmbenc(3c)

 

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