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e-docs > Tuxedo > Tuxedo C リファレンス > セクション 3c - C 関数 |
Tuxedo C リファレンス
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名前
tuxreadenv()−ファイルから環境へ変数を追加
形式
#include <atmi.h>
int tuxreadenv(char *file, char *label)
機能説明
tuxreadenv() は環境変数を含むファイルを読み込み、プラットフォームから独立して環境変数を環境に追加します。変数は tuxgetenv() を使用して利用でき、tuxputenv() を使用して再設定できます。
環境ファイルの形式は、次のとおりです。
variable=value
または
set variable=value
ここで、variable は、先頭がアルファベット文字またはアンダーライン文字で、全体が英数字またはアンダーライン文字のみからなる文字列です。また、value には改行文字を除くすべての文字を使用できます。
[label]
label は、上記の variable と同じ規則 (無効なlabel 値を持つ行は無視される) に従います。
file が NULL の場合、デフォルトのファイル名が使用されます。固定のファイル名は次のとおりです。
DOS、Windows、OS2、NT:C:¥TUXEDO¥TUXEDO.ENV
MAC:システム環境設定ディレクトリ内の TUXEDO.ENV
NETWARE:SYS:SYSTEM¥TUXEDO.ENV
POSIX:/usr/tuxedo/TUXEDO.ENV または /var/opt/tuxedo/TUXEDO.ENV
label が NULL の場合、グローバル・セクション内の変数だけが環境に挿入されます。label が他の値の場合、グローバル・セクションの変数と、label に一致するセクション内の変数が環境に入れられます。
エラー・メッセージは、メモリ障害が発生した場合、NULL でないファイル名が存在しない場合、または NULL でないラベルがない場合は、userlog() に出力されます。
マルチスレッドのアプリケーション中のスレッドは、TPINVALIDCONTEXT を含め、どのコンテキスト状態で実行していても、tuxreadenv() の呼び出しを発行できます。
使用例
環境ファイルの例を次に示します。
TUXDIR=/usr/tuxedo
[application1]
;これはコメントです
/* これはコメントです */
#これはコメントです
//これはコメントです
FIELDTBLS=app1_flds
FLDTBLDIR=/usr/app1/udataobj
[application2]
FIELDTBLS=app2_flds
FLDTBLDIR=/usr/app2/udataobj
戻り値
tuxreadenv() は、malloc() を介して拡張環境のための十分な領域を取得できなかった場合か、NULL でない名前を持つファイルをオープンできず読み取ることができない場合に、ゼロ以外の整数を返します。それ以外の場合、tuxreadenv() はゼロを返します。
移植性
DOS、Windows、OS/2、および NetWare 環境では、tuxreadenv() がすべての環境変数名を大文字に変換します。
関連項目
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