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Tuxedo COBOL リファレンス

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TPGETCTXT(3cbl)

名前

TPGETCTXT()−現在のアプリケーション関連のコンテキスト識別子を取り出す

形式

01 TPCONTEXTDEF-REC.
COPY TPCONTEXTDEF.

01 TPSTATUS-REC.
COPY TPSTATUS.

CALL "TPGETCTXT" USING TPCONTEXTDEF-REC TPSTATUS-REC.

機能説明

TPGETCTXT() は、現在のアプリケーション関連のコンテキストを表す識別子を検索し、その識別子を TPCONTEXTDEF-REC 内の CONTEXT に入れます。一般的な COBOL アプリケーションの処理は次のとおりです。

  1. TP-MULTI-CONTEXTS フラグを設定して TPINITIALIZE() を呼び出す。

  2. TPGETCTXT() を呼び出し、TPCONTEXTDEF-REC を保存する。

  3. 再度 TP-MULTI-CONTEXTS フラグを設定して、TPINITIALIZE() を呼び出す。

  4. 再度 TPGETCTXT() を呼び出し、返されたコンテキストを保存する。

  5. TPSETCTXT() を呼び出し、最初のコンテキストに戻る。

TPGETCTXT() は、シングルコンテキスト・アプリケーションおよびマルチコンテキスト・アプリケーションで呼び出すことができます。

戻り値

TPGETCTXT は正常終了時には、TP-STATUS に [TPOK] を設定し、プログラムのコンテキスト識別子を TPCONTEXTDEF-REC 内の CONTEXT に入れます。CONTEXT には現在のコンテキスト ID が設定されます。これは、次のいずれかで表されます。

注記 TPINVALIDCONTEXT がCOBOL プログラムで返されることはありません。この値は、マルチスレッドのプログラムでしか返されないからです。

エラー

TPGETCTXT の異常終了時には、TP-STATUS に次のいずれかの値が設定されます。

[TPEINVAL]

無効な引数が指定されました。

[TPESYSTEM]

BEA Tuxedo システムのエラーが発生しました。エラーの正確な内容は、ログ・ファイルに書き込まれます。

[TPEOS]

オペレーティング・システムのエラーが発生しました。

関連項目

COBOL アプリケーション・トランザクション・モニタ・インターフェイスの紹介」、TPSETCTXT(3cbl)

 

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