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Tuxedo COBOL リファレンス

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FVSTOF(3cbl)

名前

FVSTOF()−C 構造体からフィールド化バッファにコピーする

形式

01 DATA-REC.
COPY User data.

01 FML-BUFFER.
05 FML-ALIGN PIC S9(9) USAGE IS COMP.
05 FML-DATA PIC X(applen).

01 FML-REC
COPY FMLINFO.

CALL "FVSTOF" USING FML-BUFFER DATA-REC FML-REC.

CALL "FVSTOF32" USING FML-BUFFER DATA-REC FML-REC.

機能説明

FVSTOF() は COBOL のレコードからフィールド化バッファにデータを転送します。FML-BUFFER は、フィールド化バッファを含むレコードです。DATA-REC は、COBOL のレコードです。FML-REC 中の VIEWNAME は、COBOL のレコードを記述する VIEW の名前です。FML-REC 中の FML-MODE には、データを転送する方式を指定します。FML-MODE には次の 4 種類の値のいずれかを設定できます。

FUPDATE
FOJOIN
FJOIN
FCONCAT

これらのモードの動作は、Fupdate、Fupdate32(3fml)Fojoin、Fojoin32(3fml)Fjoin、Fjoin32(3fml)、および Fconcat、Fconcat32(3fml) で説明したものと同じです。これらの関数ではソース・バッファを指定するのに対して、FVSTOF() では COBOL のレコードを指定することを除けば、FVSTOF() はこれらの関数と同じものと考えることもできます。FUPDATE は NULL の値を持つレコードの要素を移動させないことを憶えていてください。

FVSTOF32() は、より多くのフィールドを持つ大きな view 用の view32() 型付きバッファで定義された view のために使用されます。

戻り値

FVSTOF32() は正常終了時には、FML-REC 内の FML-STATUSFOK を設定します。

エラーが発生した場合は、FML-STATUS は 0 以外の値に設定されます。

エラー

次の条件が発生すると、FVSTOF() は異常終了し、FML-STATUS に次の値を設定します。

[FALIGNERR]

“fielded buffer not aligned”
バッファの先頭が正しい境界線上にありません。

[FNOTFLD]

“buffer not fielded”
バッファがフィールド化されていないか、または FINIT() で初期化されていません。

[FEINVAL]

“invalid argument to function”
呼び出された関数の引数の 1 つが無効です。

[FBADACM]

“ACM contains negative value”
COBOL のレコードからフィールド化バッファにデータを移動させるときには、連想カウント・メンバ (ACM) は負の値であってはいけません。

[FBADVIEW]

“cannot find or get view”
VIEWNAME の VIEW 記述が、VIEWDIR または VIEWFILES で指定されたファイルに見つかりません。

関連項目

FML 関数の紹介」、viewfile(5)

 

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