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e-docs > Tuxedo > Tuxedo COBOL リファレンス > セクション 3(cbl) - COBOL 関数 |
Tuxedo COBOL リファレンス
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名前
TPSVRINIT()−BEA Tuxedo ATMI のサーバ初期化ルーチン
形式
LINKAGE SECTION.
01 CMD-LINE.
05 ARGC PIC 9(4) COMP-5.
05 ARGV.
10 ARGS PIC X OCCURS 0 TO 9999 DEPENDING ON ARGC.
01 TPSTATUS-REC.
COPY TPSTATUS.
PROCEDURE DIVISION USING CMD-LINE TPSTATUS-REC.
* User code
EXIT PROGRAM
機能説明
BEA Tuxedo ATMI のサーバ用ルーチンは、その初期化処理中に TPSVRINIT() を呼び出します。このルーチンは、プログラムがサーバになった後、サービス要求を処理する前に呼び出されます。このため、BEA Tuxedo ATMI とのコミュニケーションとトランザクションの定義をこのルーチンで行うことができます。ただし、接続がオープン状態にあるとき、保留中の非同期応答があるとき、あるいはまだトランザクション・モードにあるときに TPSVRINIT() が戻った場合、BEA Tuxedo システムは接続をクローズし、保留中の応答を無視し、トランザクションを中途終了させます。そして、サーバは正常に終了します。
アプリケーションがサーバにこのルーチンを提供していない場合、BEA Tuxedo システムが提供するデフォルトのバージョンが代わりに呼び出されます。デフォルトの TPSVRINIT() は、TPOPEN() と USERLOG() を呼び出して、サーバが正常に起動されたことを通知します。
アプリケーション固有のオプションをサーバに渡し、TPSVRINIT() で処理させることができます (servopts(5) を参照)。このオプションは ARGC と ARGV を使用して渡します。ARGC には、渡された引数の数が入り、ARGV には引数が入ります。引数は文字形式で指定し、引数が複数ある場合は 1 つのスペースで区切ります。getopt() が BEA Tuxedo システムでは使用されます。
TPSVRINIT() が正常終了すると、TP-STATUS に [TPOK] が返され、サービスは要求の受け付けを開始できるようになります。TPSVRINIT でエラーが生じた場合、アプリケーションから TP-STATUS に [TPOK] 以外の値を返して (サービス要求をとらずに) 正常にサーバを終了させることができます。
TPSVRINIT() が [TPOK] 以外の値を返した場合、サーバはシステムによって再起動されません。代わりに、管理者が tmboot を実行してサーバを再起動する必要があります。
戻り値
TPRETURN() または TPFORWAR() がサービス・ルーチンとは別に (たとえば、クライアント、TPSVRINIT()、TPSVRDONE() などから) 使用されても、ルーチンは何も影響を及ぼさず終了します。
使用法
TPRETURN() または TPFORWAR() ルーチンが TPSVRINIT() で呼び出されても、これらは何も影響を及ぼさずに終了します。
関連項目
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