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e-docs > Tuxedo > Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法 > セクション 5 ―ファイル形式、データ記述方法、MIB、およびシステム・プロセスのリファレンス |
Tuxedo のファイル形式とデータ記述方法
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このセクション (DM_REMOTE_SERVICES セクションともいう) では、BEA TOP END サービス、RTQ キュー、および RTQ を介してアクセスされるサービスを BEA Tuxedo アプリケーションで使用するために必要なマッピング情報を定義します。このセクションは、TOP END Domain Gateway で必要となります。
TEDG 用に記述された DMCONFIG ファイルの場合、DM_IMPORT セクションでは次のエントリを定義します。
DM_IMPORT セクションのエントリの形式は次のいずれかです。
service [TYPE=SERVICE]required_parameters [optional_parameters]
qspace TYPE=QSPACE required_parameters [optional_parameters]
qname TYPE=QNAME required_parameters [optional_parameters]
service は BEA TOP END サービスに割り当てられた BEA Tuxedo サービスの名前、qspace は RTQ キューに割り当てられた BEA Tuxedo キュー・スペースの名前、qname は RTQ を介してアクセスされる BEA TOP END サービスに割り当てられた BEA Tuxedo キューの名前です。それぞれの名前は 15 文字以内で指定します。エントリのタイプは、TYPE パラメータの設定値 (SERVICE、QSPACE、QNAME) によって決まります。
DM_IMPORT セクションの SERVICE エントリでは、TEDG によってローカル BEA Tuxedo アプリケーションに対して宣言される BEA TOP END サービスを定義します。BEA Tuxedo アプリケーションに対して宣言される BEA TOP END サービスのエントリでは、BEA TOP END サービス識別子 (製品、関数、ターゲット、修飾子) から BEA Tuxedo サービス名へのマッピングが指定されます。これらのサービス名は、XATMI tpcall(3c) および tpacall(3c) 関数で使用されます。
DM_IMPORT セクションの QSPACE エントリでは、TEDG によってローカル BEA Tuxedo アプリケーションで BEA Tuxedo キュー・スペースと同じように使用できるようになる BEA TOP END RTQ キューを定義します (制限あり)。キュー・スペースは、キュー・スペース名を BEA Tuxedo サービス名として宣言することにより、BEA Tuxedo アプリケーションで使用できるようになります。TEDG は、そのキュー・スペース名に送信された tpenqueue(3c) 要求を、TMQUEUE(5) サーバと同じような方法で処理します。次に、各要求はこの qspace エントリで識別される RTQ キューにマップされます。メッセージのキュー処理には、QSPACE エントリと QNAME エントリの両方が必要です。
DM_IMPORT セクションの QNAME エントリでは、要求を BEA TOP END システムのキューに入れるための BEA Tuxedo キュー名の BEA TOP END サービス名へのマッピングを定義します。QNAME エントリは、ローカル BEA Tuxedo アプリケーションにサービスとして宣言されません。QSPACE と QNAME は独立したエントリです。QSPACE 識別子と QNAME 識別子は、tpenqueue(3c) 関数を使用してアプリケーションで任意に組み合わせて使用できます。
QNAME エントリは、キュー名識別子に関して、特定の LACCESSPOINT で一意でなければなりません。同じキュー名識別子のエントリが複数設定された場合、TEDG は最初のエントリしか使用しません。
TE_PRODUCT パラメータを含む任意の SERVICE または QNAME エントリ、または TE_RTQGROUP パラメータを含む任意の QSPACE エントリは、そのエントリが LACCESSPOINT パラメータで特定のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対して設定されていない場合、TOPEND タイプの各ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに適用できます。特定の LACCESSPOINT に対してコンフィギュレーションされるエントリは、そのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのゲートウェイ (TEDG) に対してのみ適用できます。
SERVICE エントリと QSPACE エントリでは、BEA Tuxedo サービスとして宣言されるサービス識別子とキュー・スペース識別子をコンフィギュレーションするので、特定のローカル・ドメイン・アクセス・ポイントに対するこれらの識別子は重複してはいけません。ただし、ロード・バランシングに関しては、同じタイプおよび識別子で複数のエントリを使用できます。同じサービス識別子のすべてのエントリには、同じ CONV パラメータ値を指定する必要があります。
DMCONFIG ファイルに複数の BEA TOP END システムのローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを含む場合、または複数のタイプのドメイン・ゲートウェイを含む場合は、DM_IMPORT セクションでリモート・リソース・エントリに対する LACCESSPOINT パラメータを指定する必要があります。リモート・ドメイン・アクセス・ポイントをリモート・サービス・エントリ、または参照ルーティング・エントリで指定する場合、その値はローカル・ドメイン・アクセス・ポイントのタイプ (TOPEND) と TP_SYSTEM の値に一致する必要があります。ローカル・ドメイン・アクセス・ポイントを指定せずに、あるいはタイプまたは TP_SYSTEM が混在するリモート・ドメイン・アクセス・ポイントを参照して、混在型のコンフィギュレーションを作成してはなりません。判断に迷う場合は、LACCESSPOINT および RACCESSPOINT パラメータを明示的に設定します。リモート・ドメインに対するワイルドカードの指定は、単一のゲートウェイ・タイプを定義する場合に限られます。
次の表に、DM_IMPORT セクションの各 TEDG エントリの必須パラメータとオプション・パラメータを示します。
DM_IMPORT セクションの必須およびオプション TEDG パラメータ
identifier1[,identifier2][,identifier3]
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