bea ホーム | 製品 | dev2dev | support | askBEA
BEA Logo Tuxedo
 ドキュメントのダウンロード   サイトマップ   用語集 
検索
0

Tuxedo CORBA 要求レベルのインターセプタ

 Previous Next Contents Index View as PDF  

TargetRequestInterceptor::target_response

概要

呼び出しに対する応答が呼び出しのイニシエータに送信されると、ターゲット側 ORB によって呼び出されます。

C++ バインディング

virtual Interceptors::ResponseReturnStatus 
target_response(
const ReplyContext & reply_context,
ServiceContextList_ptr service_context,
CORBA::DataInputStream_ptr arg_stream,
CORBA::Exception_ptr & excep_val ) = 0;

パラメータ

reply_context

応答が行われているコンテキストについての情報が含まれた ReplyContext へのリファレンスです。

service_context

ターゲット・オブジェクトによる要求処理の結果として送信される、サービス・コンテキスト情報が含まれた ServiceContextList へのポインタです。

注記 : BEA Tuxedo 8.0 では、このパラメータの値は常に nil オブジェクトとなります。

arg_stream

インターセプタのインプリメンテーションがオペレーションの応答パラメータ値の取得に使用できる、DataInputStream へのポインタです。

次の表は、ReplyContext オブジェクトに含まれるステータスに基づいて DataInputStream オブジェクトに target_response メソッドが返す値を特定したものです。


 

注記 : 例外には、文字列と、その後に続く任意の例外メンバが含まれます。文字列には、例外のリポジトリ ID が含まれます。例外メンバは、struct と同じように渡されます。システム例外には、2 つの unsigned long 型メンバ、マイナー・コード、および完了ステータスが含まれます。

excep_val

エラーを報告するためにインターセプタが例外を返すことのできる場所に対するリファレンスです。このパラメータの使用は、REPLY_EXCEPTION のステータスが返された場合のみ有効です。ORB が、excep_val パラメータのためのメモリ管理の役割を持つことに注意してください。

例外

特にありません。

説明

target_response オペレーションは、RequestLevelInterceptor::TargetRequestInterceptor インターフェイスをサポートするインターセプタのインプリメンテーションに対して呼び出されます。このオペレーションは、イニシエータがターゲット・オブジェクトと異なるアドレス領域にあるか、同じアドレス領域にあるかに関係なく、呼び出しへの応答が要求のイニシエータに送信されると、ターゲット側 ORB によって呼び出されます。

戻り値

RESPONSE_NO_EXCEPTION

インターセプタが要求された処理をすべて正常に実行済みであり、ORB は要求に対する応答の処理を続行して、要求のイニシエータに送信すべきであることを示します。

RESPONSE_EXCEPTION

インターセプタがエラーに遭遇したことを示します。ORB に例外を報告するのに、パラメータ excep_val が使用されます。クライアントに戻る過程でまだ呼び出されていないインターセプタはすべて、exception_occurred オペレーションを ORB によって呼び出されて、要求の処理が失敗したことを通知されます。ORB が、excep_val パラメータのためのメモリ管理の役割を持つことに注意してください。

 

Back to Top Previous Next
Contact e-docsContact BEAwebmasterprivacy