Skip navigation.

マルチバイト環境での使用にあたって

 前 次 目次

WebLogic Integration 10.2 マルチバイト環境での使用にあたって

 


WebLogic Integration 10.2 リリース全般での注意点

Microsoft SQL Server環境でマルチバイト文字を使用するための追加作業

WLI10.2でMicrosoft SQL Server をデータベースに使用する場合、マルチバイト文字を使用するための追加作業が必要です。

以下のページに記述されている「インターナショナライゼーションおよびローカライゼーションの選択」に従いデータベースの設定作業を行ってください。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wlp/docs100/db/db_architecture.html#wp1069678


制限事項

プロセスパッケージ名へのマルチバイト使用制限

ステートフルプロセスのパッケージ名に、マルチバイト文字を使用することはできません。

FormatBuilderフィールド名へのマルチバイト文字使用制限

FormatBuilderによりメッセージフォーマットファイル(.MFL)を作成する場合、フィールド名にマルチバイト文字を使用すると、入出力データに対す るvalidation 機能が使用できません。

FormatBuilderファイル名へのマルチバイト文字使用制限

FormatBuilderにより生成される.MFLファイル名にマルチバイト文字を使用 した場合、入出力データに対するvalidation機能が使用できません。

FormatBuilder デリミタへのマルチバイト使用制限

FormatBuilder におけるフィールド定義のデリミタに、マルチバイト文字を使用することはできません。

ノード名へのマルチバイト文字使用時の文字数制限

ビジネスプロセスのノード名に使用できる文字数は 100 バイトです。マルチバイト文字では 1 文字に必要なバイト数は、キャラクタセットによって変わります。長いノード名をご使用になるときは、ご使用中のデータベースのキャラクタセットを確認し、 100 バイトを超えない文字数になるように注意してください。


既知の問題点

FTPタイプのFile Event Generatorの日付によるソート機能が正しく動作しない。

FTPサーバーを利用したFile Event Generatorにおいて、ファイルの更新日付によるソート機能が正しく動作しない場合があります。これは、内部的にそのFTPサーバーのLISTコマンドが返すファイル一覧の日付欄を独自に解析しており、その日付フォーマットが期待したものと異なる場合に日付が認識できないためです。特に非英語圏においては、英語表記以外のロケール特有の表記が使用されていることがあるため、注意が必要です。

回避策:

FTPサーバーを英語ロケールで起動することで回避できることがあります。もしくは、非英語ロケール環境でも英語表記を使用するFTPサーバーを使用する必要があります。

FTPタイプのFile Event Generatorにおいて、WLI実行環境のシステムデフォルトエンコーディングが、FTP上のファイル名のエンコーディングと異なる場合、マルチバイト文字を含むファイル名を正しく扱うことが出来ない。

FTPタイプのFile Event Generatorを使用する際、WLI実行環境のシステムデフォルトエンコーディングが、FTPサーバー上のファイル名のエンコーディングと異なる場合、イベントトリガ対象とするファイルの名称にマルチバイト文字を含んでいると、そのファイルを正しく扱うことが出来ません。

回避策:

WLI実行環境のシステムデフォルトエンコーディングとFTPサーバー上のファイル名のエンコーディングを一致させてください。

ビジネスプロセス内で一部のマルチバイト文字を使用している場合、BpelExport で エクスポートされた.bpelファイル、.wsdlファイルが、BPEL4WSスキーマ、またはWSDLスキーマに合致しない場合がある。

BpelExport機能は、ビジネスプロセス(.jpd)の以下の項目を用いて.bpelファイルおよび.wsdlファイルを生成します。BPELおよびWSDLのスキーマでは、これらを使用する項目をNCName型やQName型として使用可能文字を制限している場合がありますが、BpelExportでは制限されている文字に対する処理は行っておりません。その為、NCName 型や QName 型で使用できないマルチバイト文字をビジネスプロセスで 使用している場合、スキーマに合致しない.bpelおよび.wsdlファイルが生成される可能性があります。

  1. プロセスファイル名
  2. プロセス変数名 (プロセスファイルで定義した変数名)
  3. ノード名 (プロセスファイル内にあるノード名)
  4. コントロール名 (コントロールファイル等の名前)
  5. コントロール変数名 (プロセスファイルのData Paletteで定義したコントロール変数名)
  6. コントロールメソッド名 (コントロールファイル等で定義したメソッド名)
  7. コントロールメソッド変数名 (コントロールメソッドで定義した変数名)

回避策:

生成された.bpel及び.wsdlファイルを編集し、不正な文字が使用されている箇所を手動で修正してください。

簡体中国語(zh_CN)、繁体中国語(zh_TW)環境で Worklist User Portal のヘルプを表示すると'Not Found'エラーが起きる。

簡体中国語(zh_CN)、繁体中国語(zh_TW)環境で Worklist User Portal のヘルプを表示すると、'Error 404--Not Found'エラーが発生します。

回避策:

ウェブブラウザに直接URLを指定することで簡体中国語(zh_CN)、繁体中国語(zh_TW)でヘルプを表示できます。指定するURLは以下の通りです。

http://[hostname]:[portno]/[Web プロジェクト]/help/[zh_CN または zh_TW]/intro.html

 

ページの先頭 前 次