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BPM - Workshop サンプル ユーザーズ ガイド

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サンプルの実行

 


ワークフローの設定

この章では、BEA WebLogic Integration BPM と WebLogic Workshop の相互運用性サンプルの実行方法を説明します。

要件

注意: このサンプルを実行するには、標準インストール オプションを使用して WebLogic Platform SP2 をインストールしておく必要があります。カスタム インストールでは、サンプルで使用する Platform Domain はインストールされません。詳細については、『WebLogic Platform のインストール』(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/platform/docs70/install/index.html) を参照してください。

サンプルを実行するには、WebLogic Integration および WebLogic Workshop に関する基本知識が必要です。以下の概念に精通している必要があります。

詳細については、WebLogic Workshop のマニュアル (http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs70/index.html) および『BPM ユーザーズ ガイド』(http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs70/bpmtutor/index.htm) を参照してください。

サンプルの設定方法

サンプルを設定するには、次の手順を実行します。

手順 1: Domain Configuration Wizard を実行する

注意: WLW_BPM ドメインを作成済みの場合は、手順 2 : WebLogic Server をコンフィグレーションするに進んでください。

  1. [スタート|プログラム|BEA WebLogic Platform 7.0|Domain Configuration Wizard] を選択し、Domain Configuration Wizard を起動します。

  2. Configuration Wizard が実行中の状態になった後、図2-1 に示すように、Platform Domain テンプレートを選択します。

    図2-1 BEA Configuration Wizard


     

  3. [名前] フィールドに「WLW_BPM」と入力し、[Next] をクリックします。

  4. [サーバ タイプを選択] ウィンドウで [Single Server] を選択し、[Next] をクリックします。

  5. [ドメインの場所を選択] ウィンドウで、WLW_BPM ドメインの場所として以下のディレクトリを指定し、[Next] をクリックします。
    BEA_HOME¥user_projects¥

    この指定によって BEA_HOME¥user_projects¥WLW_BPM ディレクトリが作成されます。

  6. 図2-2 に示すように、[スタンドアロン/管理サーバのコンフィグレーション] ウィンドウでデフォルト値を選択し、[Next] をクリックします。

    図2-2 スタンドアロン/管理サーバのコンフィグレーション


     

  7. [管理ユーザを作成] ウィンドウ (図2-3) で、ユーザ名とパスワードを入力し、[Next] をクリックします。

    図2-3 管理ユーザを作成


     

  8. [データベース メール セッションのコンフィグレーション] ウィンドウで、電子メールのアドレスとホストを入力し、[Next] をクリックします。

    注意: このサンプルでは、ワークフローから電子メールは送信されません。しかし、先に進むにはこの情報を入力する必要があります。

  9. Windows のみ : [サーバの [スタート] メニュー エントリを作成] ウィンドウで、目的のラジオ ボタンを選択し、[Next] をクリックします。不確かな場合は [No] を選択します。

    図2-4 サーバの [スタート] メニュー エントリを作成


     

  10. [コンフィグレーションの概要] ウィンドウ (図2-5) で、[Create] をクリックします。ドメインが作成されます。

    図2-5 コンフィグレーションの概要


     

  11. [コンフィグレーション ウィザードが完了しました] ウィンドウ (図2-6) で、[コンフィグレーションを終了します] ラジオ ボタンが選択されていることを確認し、[Done] をクリックします。

    図2-6 コンフィグレーション ウィザード完了


     

手順 2 : WebLogic Server をコンフィグレーションする

  1. 以下を実行して WebLogic Server を起動します。
    BEA_HOME\user_projects\WLW_BPM\startWebLogic.cmd

    サーバが起動開始し、Pointbase データベースが作成されます (データベースの作成は、新しいドメインのサーバを最初に起動した場合にのみ実行されます)。

  2. データベースが作成された後、コマンド ラインでユーザ名とパスワードの入力を求められます。Domain Configuration Wizard で作成したユーザ名とパスワードを入力します。

  3. 起動プロセスの終わりに、コマンド ラインでクレジット カードの暗号化/暗号化解除キーを作成するかどうか確認を求められます。「y」と入力します。

    「<サーバが RUNNING モードで起動しました>」という行が表示されるまで待ってから、次の手順に進みます。

    注意: JMS 応答キューを以前に作成済みの場合は、手順 3 : WebLogic Integration Studio を設定するに進みます。

  4. サーバが実行中であることがコマンド ラインに表示された後、次のようにして JMS 応答キューを作成します。

    1. ブラウザを開き、次の URL を入力します。
      http://localhost:7501/console

      WebLogic Server Administration Console が開きます。


       

    2. Domain Configuration Wizard で作成したユーザ名とパスワードを入力し、[サインイン] をクリックします。図2-7 に示す WebLogic Server ホーム ページが表示されます。

      図2-7 WebLogic Server Administration Console


       

    3. 左ペインで、[WLW_BPM|サービス|JMS|サーバ] の順にノードを開きます。

    4. [WLIJMSServer] をクリックします。図2-8 に示す [WLIJMSServer] ページが表示されます。

      図2-8 WLIJMSServer


       

    5. [送り先のコンフィグレーション] をクリックします。[JMS 送り先] ページが表示されます。

    6. [新しい JMSQueue のコンフィグレーション] をクリックします。図2-9 に示す [新しい JMSQueue の作成] ページが表示されます。

      図2-9 新しい JMSQueue の作成


       

    7. [名前] フィールドに「WLW_BPM_EVENT_RESPONSE」と入力します。

    8. [JNDI 名] フィールドに「com.bea.wli.bpm.WLWResponseQueue」と入力します。

    9. [作成] をクリックします。新しい送り先がツリーの [サーバ¥WLIJMSSERVER¥送り先] ディレクトリの下に表示されます。

手順 3 : WebLogic Integration Studio を設定する

  1. [スタート|プログラム|BEA WebLogic Platform 7.0|WebLogic Integration 7.0|Studio] を選択して、Studio を起動します。

  2. 次のように指定して Studio にログインします (図2-10 を参照)。

    注意: 使用するポート番号が、Domain Wizard で選択したポート番号と同じであることを確認してください。

    図2-10 図 4-1: WebLogic Integration Studio へのログオン


     

  3. 次のように BPMWLW という名前のオーガニゼーションを作成します。

    注意: SOAP-HTTP または XML-HTTP サンプルを実行して BPMWLW オーガニゼーションをすでに作成済みの場合は、すべてのテンプレート定義を削除してから、次の手順に進んでください。テンプレート定義を削除するには、[オーガニゼーション] ツリーで個々のテンプレート定義を右クリックし、ポップアップ メニューから [削除] を選択します。その後、手順 4 に進みます。

    1. Studio のメニューから [コンフィグレーション|オーガニゼーション] を選択します。[オーガニゼーションを定義] ウィンドウが表示されます。

    2. [追加] をクリックし、「BPMWLW」というオーガニゼーションを作成します。

    3. [オーガニゼーションを定義] ウィンドウが表示されたら、BPMWLW オーガニゼーションを選択し、[閉じる] を選択します。

  4. Studio の [オーガニゼーション] ドロップダウン リストから BPMWLW を選択します。

  5. 次のように BPM_WLW ワークフローをインポートします。

    1. Studio のメニューから [ツール|パッケージをインポート] を選択します。

    2. SOAP over HTTP サンプルを設定する場合は、BEA_HOME/weblogic700/samples/integration/samples/BPM-WLW/workflows ディレクトリから bpmwlwsoaphttp.jar をインポートします。

      XML over HTTP サンプルを設定する場合は、BEA_HOME/weblogic700/samples/integration/samples/BPM-WLW/workflows ディレクトリから bpmwlwxmlhttp.jar ファイルをインポートします。

      この BEA_HOME は、WebLogic Platform のホーム ディレクトリです。

    3. [インポート : インポートするコンポーネントを選択] ウィンドウで、すべてのコンポーネントが選択されていること、および [インポート後にワークフローをアクティブ化] チェック ボックスがチェックされていることを確認し、[インポート] を選択します。

    注意: 既存のテンプレート定義とイベント キーを上書きするかどうか確認するメッセージが表示されたら、[すべてはい] をクリックします。これにより、以前に実行したサンプルのテンプレート定義が新しい定義で上書きされます。

    図2-11 インポートするコンポーネントを選択


     

    1. [インポート概略を確認] ウィンドウで、[閉じる] をクリックします。テンプレートが [オーガニゼーション] ツリーに表示されます。

手順 4 : WebLogic Workshop を設定する

  1. サンプルの jar ファイルを次のように圧縮解除します。

    1. SOAP over HTTP サンプル − BEA_HOME¥weblogic700¥samples¥integration¥samples¥BPM-WLW¥lib¥wlw_bpm_soap.jar ファイルを BEA_HOME¥user_projects¥WLW_BPM¥applications ディレクトリに圧縮解除します。

      wlw_bpm_soap ディレクトリが作成されます。このディレクトリには BPM2WLW.jws ファイルと WLW2BPM.jws ファイルが入っています。

    2. XML over HTTP サンプル − BEA_HOME¥weblogic700¥samples¥integration¥samples¥BPM-WLW¥lib¥wlw_bpm_xml.jar ファイルを BEA_HOME¥user_projects¥WLW_BPM¥applications ディレクトリに圧縮解除します。

      wlw_bpm_xml ディレクトリが作成されます。このディレクトリには BPM2WLW.jws ファイルと WLW2BPM.jws ファイルが入っています。

  2. [スタート|プログラム|BEA WebLogic Platform 7.0|WebLogic Workshop|WebLogic Workshop] を選択して、WebLogic Workshop を起動します。Workshop のウィンドウが表示されます。

    注意: サンプルをすでに実行したことがある場合は、Workshop で自動的にプロジェクトが開始され、サーバが起動します。[ファイル] メニューから [プロジェクトを閉じる] を選択します。手順 5 に進みます。

  3. Workshop のメニューで、[ツール|プリファレンス|パス] を選択し、次のように設定します。

    1. [コンフィグレーション ディレクトリ] を「BEA_HOME¥user_projects」に設定します。

    2. その他のパラメータを次のように設定します。

    1. [OK] をクリックします。

      図2-12 パス情報の設定


       

  4. [OK] をクリックします。[プリファレンス] ウィンドウが閉じます。

  5. Workshop のメニューから [ファイル|プロジェクトを開く] を選択します。

  6. [プロジェクトを開く] ウィンドウで、wlw_bpm_soap または wlw_bpm_xml プロジェクトを選択し、[開く] をクリックします。

手順 5 : Web サービスを起動する

  1. 次のように Send PO Web サービス (BPM2WLW.jws) を起動します。

    1. Workshop のプロジェクト ツリーで、bpm2wlw フォルダを開きます。

    2. BPM2WLW.jws ノードをダブルクリックします。Send PO Web サービスが右ペインに表示されます。図2-13 (SOAP over HTTP) または図2-14 (XML over HTTP) を参照してください。

      図2-13 Send PO Web サービス − SOAP over HTTP


       

      図2-14 Send PO Web サービス − XML over HTTP


       

    3. [デバッグ] メニューから [開始] を選択します。Workshop の画面左下に「ビルドを開始しました」というメッセージが表示されます。ビルド完了後、メッセージは「サービスを実行中」に変わります。次に、ブラウザ ウィンドウが開き、Send PO Web サービス (BPM2WLW.jws) のテスト フォームが表示されます。図2-15 (SOAP over HTTP) または図2-16 (XML over HTTP) を参照してください。

      図2-15 Send PO Web サービス − SOAP over HTTP


       

      図2-16 Send PO Web サービス − XML over HTTP


       

    4. Workshop のプロジェクト ツリーで、wlw2bpm フォルダを開き、WLW2BPM.jws ノードをダブルクリックします。Process PO Web サービスが右ペインに表示されます。図2-17 (SOAP over HTTP) または図2-18 (XML over HTTP) を参照してください。

    注意: Process PO Web サービス (WLW2BPM.jws) がまだ実行中でない場合は、[デバッグ] メニューで [開始] を選択します。Workshop の画面左下に「ビルドを開始しました」というメッセージが表示されます。ビルド完了後、メッセージは「サービスを実行中」に変わります。次に、ブラウザ ウィンドウが開き、Process PO Web サービスのテスト フォームが表示されます。図2-19 (SOAP over HTTP) または図2-20 (XML over HTTP) を参照してください。

    図2-17 Process PO Web サービス − SOAP over HTTP


     

    図2-18 Process PO Web サービス − XML over HTTP


     

    1. Process PO Web サービス (WLW2BPM.jws) のテスト フォームを表示するには、ブラウザに次の URL を入力します。

注意: WebLogic Workshop の詳細については、WebLogic Workshop オンライン ヘルプで以下のトピックを参照してください。

手順 6 : WebLogic Integration Swing Worklist を設定する

  1. 以下を実行して Swing Worklist クライアントを起動します。
    BEA_HOME¥weblogic700¥integration¥bin¥worklist_swing.cmd

  2. 次のように指定して Worklist にログオンします

    Worklist が開き、「ワークリストには保留中のタスクはありません。」というメッセージが表示されます。

  3. [了解] をクリックしてメッセージを閉じます。

    以上でサンプルの設定は完了です。

  4. BPM-Workshop 相互運用性プロセスに進み、サンプルの実行を完了します。

 

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