WebLogic Integration 入門
BEA WebLogic IntegrationTM 8.1 Service Pack 5 (SP5) は、企業内のビジネス システムを統合するための統合ソリューションです。WebLogic Integration により、business integration のすべてのコンポネントを柔軟性に富んだ単一環境に結合するための開発および実行時フレームワークが提供されます。コンポーネントには、ビジネス プロセス管理、データ トランスフォーメーション、トレーディング パートナの統合、接続性、メッセージ ブローカ機能、アプリケーションのモニタ、およびユーザによる操作が含まれます。
WebLogic Integration では、ERP、CRM、従来のアプリケーション、ビジネス ユーザ、サプライ チェーン、およびトレーディング パートナなど、ビジネス統合のさまざまな要素が結合されます。WebLogic Integration は、これらのコンポーネントの生産や管理を簡潔化してビジネス統合を迅速に実現するための多彩な開発環境を提供します。
WebLogic Integration は、企業が新しいアプリケーションを開発して既存システムに統合し、ビジネス プロセスの効率化を図り、ポータル ゲートウェイを使用して eビジネス インフラストラクチャを拡張するための機能を提供する、WebLogic Platform のコンポーネントです。
WebLogic Integration は、統合エンタープライズ アプリケーションを構築するための単一の環境を提供します。ビジネス プロセス インテグレーション (ビジネス プロセスのモデリングからエンタープライズアダプタの統合まで)、堅牢な Web サービスおよびコントロールを使用したカスタム アプリケーション開発、または従業員、パートナ、顧客が利用するアプリケーションがデータの表示形式を統合するポータルの開発を提供します。
次の図に示すように、WebLogic Platform は複数のコンポーネントで構成されており、アプリケーションの必要に応じて、これらのコンポーネントを個々に、または組み合わせて使用できます。
業界をリードする J2EE アプリケーション サーバである BEA WebLogic Server® は、セキュリティ、トランザクション管理、フォールト トレランス、永続性、クラスタリングなど、統合ソリューションの開発に不可欠なインフラストラクチャを提供します。
WebLogic Server をデプロイメント環境の基盤として利用することにより、WebLogic Integration では Web サービスを使用して組織内外の分散システムを統合します。WebLogic Integration は次に BEA WebLogic Workshop® フレームワークを使用してアプリケーション開発を簡素化します。
WebLogic Workshop 環境のシームレスなコンポーネントとして、WebLogic Integration では、使用可能なすべてのリソースを使用して統合アプリケーションが拡張されます。図 2 に示すように、ビジネス プロセスの編集に使用するグラフィカル ツールは、コントロール、Web サービス、ポータル構築ツールと同じ WebLogic Workshop 環境で使用できます。
図 2 WebLogic Workshop IDE の WebLogic Integration ビジネス プロセス
WebLogic Integration では、アプリケーション統合に関して必要な要素はすべて提供されていますが、統合プロジェクトの範囲はさらに広がります。アプリケーション ロジックを作成して、ビジネス プロセスをユーザにエクスポーズする必要があります。ユーザ インタフェースのカスタマイズも必要になります。また、アプリケーションを基にした Web ベースのアプリケーションの構築が必要になる場合もあります。ここで、新しく統合されたプラットフォームの使いやすさが役立ちます。同じフレームワーク、同じリソース インタフェースで、Web サービスを使用したり、特殊なアプリケーション ロジックを探して J2EE レイヤにアクセスしたり、NetUI や Portal のリソースを使用してユーザとビジネス プロセスとの対話を可能にしたりすることができます。統合アプリケーションの構築後は、そのままインタフェース設計環境 (IDE) 内でユーザインタフェースの構築を続行できます。JSP エディタを使用してデータ入力用のフォームを作成したり、ページ グループを使用して複数の Web ページ間の情報のフローを調整することもできます。また、Portal を使用して、Web インタフェースをホストしたり、ユーザ環境をカスタマイズすることもできます。
開発、統合、ポータル アプリケーションのための WebLogic Workshop フレームワークには、次のような利点があります。
今日、企業はさまざまな環境で事業を展開しています。これらの企業は、社内と社外のさまざまなクライアントとやり取りし、異なるシステムとプロセスに依存してビジネス アクティビティを遂行しています。こうした環境に置かれている企業は、統合という課題に直面します。企業は、自社のリソースを最大化するために、内部のシステムとプロセスを結合して運営効率を高め、これらのシステムを拡張して収益を増やそうと努めます。ビジネス統合のニーズと IT 要件を満たすためのツールの間にはギャップがあります。
従来のビジネス プロセス管理ツールは、ビジネス アナリストを対象にした、高レベルな統合の図を描く際に役立つものです。しかし、そのような図を実装するには、専用の統合および開発環境に関して希少かつ詳細な専門知識を持つスタッフが必要です。WebLogic Integration で提供されているツールを使用すると、アーキテクトや開発者がソリューションの実装に使用するのと同様に生産性の高い環境で、統合ソリューションのための視覚的モデルを作成できます。図 3 は、IT 組織内で、統合ソリューションを構築するために連絡を取り合う必要のあるスタッフ (レイヤ) を示しています。
図 3 WebLogic Integration では統合ソリューションの構築に必要な IT レイヤが統合される
メッセージング、アダプタ、ビジネス プロセス モデリングやデータ トランスフォーメーションに結合されている統合コントロールなどのエンタープライズ リソースに対するアクセスが可能になるため、WebLogic Integration 環境で アナリストや開発者は、デプロイメント環境の専門知識がなくとも、IT リソースにビジネス プロセスを迅速に実装およびバインドできます。
WebLogic Workshop フレームワーク内で、 WebLogic Integration、堅牢な Web サービス、およびコントロール アーキテクチャは、抽象のビジネス プロセス レイヤと、要件の収集、実装の検証、実行時のモニタを行うための共通言語をサポートします。WebLogic Integration は数ある固有の統合技術とは一線を画し、開発環境と統合環境の双方を視野に入れることにより、統合をより簡単にかつ低コストで行うことができます。
WebLogic Integration では、次の設計プリンシパルを認識し、反映させることにより、エンタープライズ統合が最適化されます。
WebLogic Integration では、アプリケーションの構築、統合、デプロイメントのライフサイクル全体にわたって、技術的スキルの再利用が可能です。以降の節では、WebLogic Workshop 環境で使用できる WebLogic Integration の主な機能について概説します。
AquaLogic Service Bus はエンタープライズ インフラストラクチャ ソフトウェアです。AquaLogic Service Bus は、サービス インフラストラクチャと呼ばれるコンフィグレーション主導型インフラストラクチャ ソフトウェア ファミリの主要製品です。この製品は、サービス指向アーキテクチャ (SOA) の実装、デプロイメント、および継続運用を目的としています。
AquaLogic Service Bus は Enterprise Service Bus の機能と、サービスおよびアプリケーションのコンフィグレーション駆動統合により SOA のデプロイを対象とした単一の統一製品でのサービス管理機能を併せ持っています。この集中型アプローチは、サービス登録、モニタ、ライフサイクル管理の機能が統合された、スケーラブルでインテリジェントなメッセージング、ルーティング、異種のエンド ポイントをサポートするトランスフォーメーション レイヤーを実現します。
AquaLogic Service Bus は次のメッセージ タイプをサポートします : SOAP 1.1、ヘッダ付き JMS、ネイティブ ヘッダ付き IBM WebSphere® MQ、アネンベロップト XML、生データ、添付ファイル付きの SOAP。AquaLogic Service Bus は次の転送プロトコルをサポートします: HTTP、HTTPS、HTTP/SOAP、JMS、FTP、SMTP、およびファイルベースのプロトコル。MQ は外部 JMS プロバイダによりサポートされます。
AquaLogic Service Bus は、WebLogic Server、WebLogic Integration、WebLogic Portal、AquaLogic Data Services PlatformTM、および WebLogic AdaptersTMなどの BEA 製品とシームレスに統合し、サービス生成、消費、統合を可能にします。
AquaLogic Service Bus では WebLogic Integration 8.1 SP5 をサービス エンドポイントとして利用することができます。WebLogic Integration ビジネス プロセスと複合アプリケーションはビジネス サービス (サービス プロバイダ) として、またはサービス クライアント (サービスのコンシューマ) として機能します。AquaLogic Service Bus から WebLogic Integration にサービス クライアント WSDL をインポートし、JWS コントロールを生成し、サービスを呼び出す JPD にノードを追加することによって、WebLogic Integration をサービス クライアントとしてコンフィグレーションすることができます。既存の JPD から WSDL ファイルを生成し、ビジネス サービスとして AquaLogic Service Bus に登録することにより、WebLogic Integration を AquaLogic Service Bus にエクスポーズできます。WebLogic Integration も FTP、電子メール、またはファイル イベント ジェネレータまたはコントロールを介してのインターフェースが可能です。これらのサービスは AquaLogic Service Bus に登録されています。
詳細については、次の URL にある AquaLogic Service Bus 2.0 ドキュメントを参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/alsb/docs20/index.html
WebLogic Integration では、開発者の生産性向上のための、エンタープライズ統合の拡張機能が、Workshop 環境で提供されています。WebLogic Integration により提供される設計および実行時の統合機能を以下に示します。
以降の節では、WebLogic Workshop 環境で使用できる WebLogic Integration 機能について、詳細を説明します。
WebLogic Integration ビジネス プロセス管理 (BPM) を使用すると、複数の内部システム、外部リソース、ユーザにまたがるビジネス プロセスのモデル化や実行が可能です。BPM では、エンタープライズは、コンソールを使用してアクセスでき、調整してビジネス プロセスをモデル化できる、一連のビジネス サービスとみなされます。WebLogic Integration では同期通信と非同期通信、ステートレス プロセスとステートフル プロセスがサポートされます。
WebLogic Integration のビジネス プロセス管理機能を使用すると、企業の開発者は、既存のエンタープライズ システム、クロスエンタープライズ アプリケーション、および意思決定者を統合する複雑な eビジネス プロセスを開発、実行、および管理できます。次の表に、WebLogic Integration Business Process Management の主要な機能を示します。
ビジネス プロセス エンジンには、ビジネス プロセスをグラフィカルに作成できる柔軟性があるため、実装の詳細ではなくアプリケーション ロジックに専念できます。図 4 は、ビジネス プロセスのグラフィカルな表現を示しています。
WebLogic Workshop で、デザイン ビューのグラフィカル ツールを使用してビジネス プロセスを設計すると、ソース コードはビジネス プロセス ファイル (JPD ファイル) に書き込まれます。ソース ビューでは、コードの表示および、必要に応じて編集ができます。WebLogic Workshop は堅牢であり、プロセスで定義されたノードが 50 を超える大きな JDP の編集および表示ができます。コードのミスを最小限にするため、ソース ビューでは保護セクションが明示されます。保護セクションのいずれかを変更または削除しようとすると、デザイン ビューに警告が表示されます。
ノード ビルダを使用して、トランスフォーメーション マップの作成、参照、編集ができます。IDE からノード ビルダを開けます。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/tutorial/tutWLIProcessIntro.html
ビジネス プロセスは、プロセスの呼び出しに使用される方法に基づいて同期または非同期になります。
同期プロセスは、同期メソッドで呼び出されます。これは、[戻り値のあるクライアント要求] ノードです。したがって、同期プロセスはプロセスが実行された後にクライアントに応答します。同期ビジネス プロセスには非同期操作を含めることもできますが、プロセス フローの開始イベントの後に追加する必要があります。つまり、それらの非同期プロセスは同期開始イベントの後に実行されます。
非同期プロセスは非同期メソッドにより呼び出されます。つまり、非同期プロセスの開始イベントは非同期ノードで表されます。この中には、[Client Request] ノード、[Asynchronous Subscription] ノード、または複数の [Client Request] ノードまたは [サブスクリプション] ノードで構成されたノード (つまり [Event Choice] ノード) で呼び出されるビジネス プロセスが含まれます。非同期プロセスからは、特別なコンフィグレーションなしで同期メソッドおよび非同期メソッドを呼び出せます。
同期クライアントを、リソースとの非同期での対話を含むビジネス プロセスと対話できるようにすることもできます。たとえば、必要に応じて、Java コントロールを使用する JSP や Portal page などの同期の WebLogic Workshop クライアントはビジネス プロセスを呼び出してからブロックします。クライアントのブロック中に、JMS メッセージのキューへの追加、JMS 受信の待機などの非同期アクティビティをビジネス プロセスで実行し、クライアントへの応答を返した後にクライアントのブロックを解除することができます。
同期クライアントが、リソースと非同期で対話するビジネス プロセスと対話できるようにするには、[同期/非同期コールバック名
] という属性プロパティを指定した [Client Request] ノードを含むビジネス プロセスを作成します。この [Client Request] ノードのプロパティには、関連付けられた [Client Response] ノードで使用するコールバック メソッドの名前が保持されます。[Client Request] ノードと [Client Response] ノードは、クライアントがブロックしているときに発生するアクティビティ (非同期クライアントを含む) を表します。このプロパティを設定した後、同期 WSDL ファイルを生成せずに、同期/非同期コントロールを使用してそのプロセスのための同期/非同期 WSDL ファイルを生成する必要があります。
ビジネス プロセスは、ステートレスかステートフルのいずれかになります。通常、ステートレスのビジネス プロセスは、トランザクション中にデータベースに状態を保持するオーバーヘッドがないため、高パフォーマンスが実現されます。
ステートフルのビジネス プロセスでは、プロセスの状態はデータベースに保存されます。データの信頼性とリカバリに対する要求が高い場合は、ステートフルのビジネス プロセスが使用されます。ただし、状態が保持されるので、プロセスのパフォーマンスに影響する可能性があります。パフォーマンスへの影響を最小限にするためには、設計時に非永続的ステートフル ビジネス プロセスを定義することが考えられます。ビジネス プロセスのプロパティを設定する際は、3 種類の永続性を定義することができます。Java の永続性タイプは以下のとおりです。
ビジネス プロセスの機能は、さまざまな方法でクライアントにエクスポーズできます。たとえば、WSDL ファイル、プロセス コントロール、サービス ブローカ コントロール、JPD プロキシなどを使用してエクスポーズする方法があります。プロセス コントロールとサービス ブローカ コントロールは Workshop コンポーネント間でのみ使用できます。Workshop コンポーネントは、Web サービスやビジネス プロセスです。同じドメインにデプロイされたか異なるドメインにデプロイされたかは問いません。スタンドアロン Java アプリケーション、EJB、JSP、およびサーブレットを含むどの Java クライアントも、JPD プロキシを使用するどんなビジネス プロセスとも通信できます。クライアントは JPD プロキシを使用する際、Remote Method Invocation (RMI) を使用して実際に Java メソッドを呼び出します。つまり、JPD プロキシはビジネス プロセスに対する RMI クライアントです。
Web サービスのための Business Process Execution Language (BPEL) は、トランザクション ビジネス プロセスの定義に使用できる Web サービス統合標準規格です。BPEL により、ビジネス プロセスの一部であるアクティビティは Web サービスとして表現できます。そこで全プロセスの制御を確実にするため、これらのサービスを調整できます。BPEL で記述されたプロセスは .bpel
ファイルとして保存され、BPEL 仕様に準拠したどのプラットフォームや製品上でも実行できます。
BPEL 1.1 は、BEA、IBM、および Microsoft により提案されたドラフト仕様です。ただし、本仕様は OASIS の保護下の標準規格として形式化されると予想される BPEL 2.0 に優先されます。
BPEL インポート/エクスポート ツールは BPEL 1.1 仕様をサポートする他のツールとの設定時相互運用を可能にするために提供されます。ただし、特定の状況では、特に JPD、BPEL 間、または XQuery、XPath、XSLT 間の相違を含むさまざまな表現言語間に機能上の不一致がある場合、実行時セマンティクスは保証されません。実行時セマンティクスは、ベンダ拡張機能、外部アーティファクト、または環境設定に関与する場合にも保証されません。上記の理由により、インポート/エクスポートされるファイルは、適切に動作するか確認するために、要件に基づいて確認され変更される必要があります。
詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/bpel/index.html にある『BPEL インポート/エクスポート ユーザーズ ガイド』を参照してください。
BPEL インポート ツールを使用して BPEL 1.1 の準拠ファイルを JPD ファイルにインポートできます。そこでは BPEL インポート ツールは WebLogic Workshop デザイン環境で使用できます。BPEL ファイルの主な統合ロジックは JPD ファイルにインポートされますが、インポートされた JPD ファイルは通常 WebLogic Workshop でただちに実行することはできません。インポートされたプロセスが実行できるように、WebLogic Workshop の JPD ファイルを変更する必要があります。
BPEL エクスポート ツールを使って、BPEL 互換の設計環境で JPD が使用できる BPEL に JPD ファイルのセマンティクスをエクスポートできます。BPEL エクスポート ツールを使ってエクスポートされた BPEL コードは、BPEL 1.1 に準拠し、BPEL 1.1 準拠の設計環境で使用できます。JPD の主な統合ロジックが BPEL にエクスポートされますが、エクスポートされた BPEL ファイルは通常ただちに対象環境で実行することはできません。対象環境で BPEL ファイルを操作して、エクスポートされたプロセスを実行させるか、または実行時セマンティクスに近づける必要があります。
WebLogic Integration では、Web サービス、非同期通信、XML メッセージングがプラットフォーム レベルで利用されます。このレベルでは、これらのサービスを内部および外部の統合で使用でき、アプリケーション開発者は、緩やかに結合された非同期アプリケーションの開発と統合を簡単に行えるツールを使用できます。
WebLogic Integration は、Web サービスのセキュリティや信頼性の高いメッセージングなど、Web サービスのネイティブ サポートを提供します。Web サービスは WebLogic Integration ビジネス プロセス内から呼び出すことができます。ビジネス プロセスは Web サービスとしてエクスポーズできます。他のアプリケーションおよびアプリケーション コンポーネントのリソースとして利用することができます。詳細については、以下の URL にある「注釈リファレンス」の「ビジネス プロセスにおける Web サービス機能」を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/javadoc-tag/jpd/webservicefeatures.html
次の図は、ビジネス プロセスから呼び出された Web サービスを示します。
データ トランスフォーメーションを使用すると、XML、XML 以外、Java の間でデータ フォーマットを変換することができます。これにより、データ表現にどのフォーマットが使用されていても、さまざまなアプリケーションを迅速に統合できます。データ トランスフォーメーション機能はコントロールを使用して実行できます。また、コントロールとしてパッケージ化して、複数のビジネス プロセスやアプリケーションで再利用することができます。
WebLogic Workshop のビジネス プロセスでは、XQuery 式または XSLT (eXtensible Stylesheet Language Transformation) を使用して、XML データを変換できます。WebLogic Integration では、既存の XSLT をビジネス プロセスで実行できるほか、XQuery を使用したデータ トランスフォーメーションの新しく簡単な方法が提供されます。
図 6 に示されているように WebLogic Integration は、強力なビジュアルデータ マッピング ツール、XQuery トランスフォーメーション マッパーを備えています。マッパーを使用すると、ドラッグ アンド ドロップ操作により、複雑なトランスフォーメーションを簡単に実行できます。WebLogic Workshop のマッパー機能を使用すると、さまざまな型のデータを変換することができます。たとえば、ある XML スキーマに対して有効な XML データを、別の XML スキーマに対して有効な XML ドキュメントに変換できます。
図 6 XQuery トランスフォーメーション データ マッパー
次の表に、データ トランスフォーメーションの主要な機能を示します。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/dttutorial/tutWLIDataTransIntro.html
WebLogic Integration で実装されるメッセージ ブローカでは、ビジネス プロセスに、チャネルベースのパブリッシュおよびサブスクライブ通信メカニズムが提供されます。これにより、ビジネス プロセスでは、緩やかに結合された匿名方式で、ビジネスネーミングのパラダイムを使用した通信が可能になります。たとえば、注文書ルーティング プロセスを新規入力注文チャネルにサブスクライブさせると、このチャネルに新規の注文メッセージがパブリッシュされるたびに、プロセスがアクティブになります。パブリッシュおよびサブスクライブの対象となるチャネルは、ビジネス プロセスごとに指定できます。
パブリッシャは、メッセージの受信者を知らない状態で、メッセージをブロードキャストできます。これらのメッセージのコンシューマは、どのタイプのリスナでもかまいません。ビジネス プロセス、その他のバック エンド リソースなどのコンシューマは、メッセージ ブローカ チャネルにサブスクライブできます。実行時に、新規のパブリッシャ、新規のサブスクライバを追加できます。
WebLogic Integration では、メッセージ ブローカ チャネルからの同期メッセージの受信に基づいてビジネス プロセスを起動する機能をサポートしています。同期サブスクリプションによる開始によって、サブスクライブされているビジネス プロセスがパブリッシャと同じトランザクション内で実行されます。
メッセージ ブローカでは、外部ソースからメッセージ ブローカ チャネルにイベントをパブリッシュできるイベント ジェネレータがサポートされています。WebLogic Integration は、電子メール、ファイル、HTTP、JMS、MQSeries RDBMS、TIBCO RV、およびタイマー イベント ジェネレータをサポートしています。Application Integration のフレームワークでホストされている WebLogic Integration アダプタでは、パッケージ化されたアプリケーションからチャネルへ、イベントがパブリッシュされます。
詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/manage/msgbroker.html にある『WebLogic Integration ソリューションの管理』を参照してください。
WebLogic Integration では、そのまま使用できる一連のコントロールが提供されており、これを使用すると、リソースのポートフォリオを利用してプロジェクトの統合を開始できます。図 7 に、コントロールのメニュー例を示します。これらの WebLogic Integration コントロールを使用すると、外部リソースにアクセスして、開発者の生産性を向上させることができます。WebLogic Integration アプリケーションは、WebLogic Workshop の高レベルなコントロールを使用して外部リソースにアクセスすることもできます。WebLogic Workshop フレームワークでは、Workshop、Integration、Portal の全コンポーネントでリソースと対話できる一貫したメカニズムが提供されています。
詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsIntro.html にある「Integration コントロールを使用する」を参照してください。
WebLogic Integration のコントロールを使用すると、Web サービスや、JMS、EJB、データベース (JDBC) などの任意の J2EE リソースにアクセスできます。
注意 : 統合コントロールは、WebLogic Integration の使用許諾を受けた場合にのみ、WebLogic Workshop で使用できます。
次の節では、使用可能な WebLogic Integration のコントロールについて説明します。
アプリケーション ビュー コントロールを使用すると、Web サービスまたはビジネス プロセスから、アプリケーション ビューを使用してエンタープライズ アプリケーションにアクセスできます。この コントロールの目的は、既存のデプロイ済みアプリケーション ビューをビジネス プロセスから簡単に使用できるようにすることです。アプリケーション ビュー コントロールを使用して参照するには、あらかじめ Application Integration Design Console を使用して、アプリケーション ビューを作成する必要があります。詳細については、「Application Integration とアダプタ」を参照してください。アプリケーション ビュー コントロールの詳細については、下記を参照してください。
http://e-docs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsAppView.html
動的トランスフォーメーション コントロールを使用すると、ビジネス プロセスで実行時に呼び出すトランスフォーメーションを動的に選択する機能を利用できます。したがって、入力/出力データのフォーマットは、ビジネス プロセス設計時に指定する必要はありません。代わりに、ビジネス プロセスは入力データを判別し、実行時にそれを必要な出力形式に変換します。
動的トランスフォーメーション コントロールでは、作成済みのトランスフォーメーション (トランスフォーメーション コントロールで作成したものなど) を使用します。動的トランスフォーメーション コントロールを作成する前に、必要なトランスフォーメーションが定義されテストされているか確認する必要があります。このコントロールにはXQuery、XSL、および MFL のようなさまざまなトラスフォーメーション型のために定義された別の基本メソッドがあります。トランスフォーメーションの別の型を実行するためのカスタム メソッドを作成することもできます。トランスフォーメーション型はこれらのメソッドを使用して、実行時に判別され実行されます。詳細については、以下を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsDynamicTrans.html
ebXML プロトコル (Electronic Business using eXtensible Markup Language) は、あらゆる場所であらゆる規模の企業がインターネット経由して業務を行うことを可能にする仕様のモジュラ スイートです。ebXML は UN/CEFACT および OASIS でサポートされています。ebXML の詳細については、http://www.ebXML.org を参照してください。
ebXML コントロールを使用すると、WebLogic Workshop ビジネス プロセスでは、ebXML プロトコルを使用することにより、トレーディング パートナとビジネス メッセージとデータを交換できます。このコントロールは ebXML 1.0 および ebXML 2.0 の両方のメッセージング サービスをサポートしています。詳細については、「Trading Partner Integration」を参照してください。ebXML コントロールの詳細については、下記を参照してください。
http://e-docs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsebXML.html
電子メール コントロールを使用すると、WebLogic Integration ビジネス プロセスでは、特定の送り先に電子メールを送信できます。電子メールを受信するには、電子メール イベントジェネレータを使用する必要があります。その後、イベント ジェネレータによって、受信電子メールがメッセージ ブローカ チャネルにパブリッシュされます。
イベント ジェネレータの作成および管理には WebLogic Integration Administration Console を使用します。詳細については、「イベント ジェネレータ管理」を参照してください。
電子メール コントロールの詳細については、下記を参照してください。
http://e-docs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsEmail.html
ファイル コントロールはファイルに対する操作の実行に使用されます。ビジネス プロセスで、ファイル システム内のファイルの読み取り、書き込み、追加ができます。また、ファイル コントロールは、コピー、名前の変更、削除などのファイル操作をサポートしています。特定のディレクトリに格納されているファイルのリストを取得することもできます。ファイルの型は、XmlObject、RawData (バイナリ)、String のいずれかです。ファイル コントロールで利用可能なメソッドは、ファイルに含まれたデータ型によって異なります。ファイル タイプ String または XmlObject については、文字セット エンコーディングを指定できます。ファイル処理時に、レコード サイズとしてファイルに区切り文字を指定できます。区切り文字が指定されていない場合、ファイルは一度に 1 行ずつ処理されます。ファイル タイプ String の場合は、区切り文字としてバイト数または任意の文字が指定できます。詳細については、http://e-docs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsFile.html を参照してください。
HTTP プロトコルはクライアントとサーバ間の通信に使用されます。Http コントロールのは、WebLogic Workshop クライアントへの送信 HTTP アクセスを提供するために使用されます。このコントロールは HTTP リクエストとプロセス応答で使用できます。Http コントロールは、データ転送用の Get と Post の要求メソッドをサポートします。Get モードを使用すると、ビジネス データを URL と一緒に送信できます。Post モードを使用すると、バイナリ、XML および文字列ドキュメントなどの大量のデータを、リクエストの本体に格納してサーバに送信できます。Http コントロール プロパティを注釈内に指定したり、XML 変数を介して動的なプロパティを渡したりできます。このコントロールを使用すると、HTTP または HTTPS (セキュアな HTTP) リクエストを URL に送信したり、特定の HTTP 応答ヘッダや本体データを受信したりできます。
詳細については、http://e-docs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsHTTP.html を参照してください。
メッセージ ブローカ リソースにより、パブリッシュおよびサブスクライブ メッセージベースの通信モデルが WebLogic Integration ビジネス プロセスで使用可能になります。強力なメッセージ フィルタ機能があります。詳細については、「メッセージ ブローカ」を参照してください。
2 つのメッセージ ブローカ コントロール、MB パブリッシュと MB サブスクリプションが、WebLogic Workshopで、ビジネス プロセスで利用できます。パブリッシュ コントロールを使用すると、メッセージ ブローカ チャネルにメッセージをパブリッシュできます。メッセージ ブローカ チャネルは、パブリッシュ コントロールを宣言するときにコントロールにバインドしますが、これは動的にオーバーライドされます。メッセージ ブローカ パブリッシュ コントロールの拡張 (サブクラス) にメソッドを追加することができます。
サブスクリプション コントロールを使用すると、メッセージをチャネルに動的にサブスクライブしたり、メッセージを受信したりできます。ビジネス プロセスのコントロール インスタンスを作成するときに、チャネル、およびメッセージ フィルタ処理用の XQuary 式 (省略可能) をバインドします。バインディングは動的にオーバーライドできません。サブスクリプション コントロール インタフェースには、ビジネス プロセスが、バインドされたメッセージ ブローカ チャネルをサブスクライブしたり、アンサブスクライブしたりできるメソッドが含まれています。
ビジネス プロセスのコントロール ノードに設計する動的なサブスクリプションの他に、開始ノードに静的なサブスクリプションを設計して、メッセージ ブローカ チャネルからメッセージを受信することができます。つまり、メッセージ ブローカ チャネルに同期または非同期にサブスクライブし、イベントにより開始することによって、ビジネス プロセスが開始できます。
メッセージ ブローカ コントロールの詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsBroker.html を参照してください。
MQSeriesは、アプリケーション間のメッセージ転送を可能にする、IBM のメッセージング サービス キューです。送信側アプリケーションはメッセージをキューに入れ、受信側アプリケーションはキューからメッセージを取得します。
MQSeries コントロールを使用すると、WebLogic Integration ビジネス プロセスで MQSeries キューを使用してメッセージを送受信できます。MQSeries コントロールを使用して、バイナリ、XML、および文字列のメッセージを送受信できます。MQSeries コントロールをコンフィグレーションするときに、MQSeries コントロールのプロパティを指定できます。また、実行時に動的に指定することも可能です。デフォルトでは、MQSeries コントロールは Put および Get メソッドごとにトランザクションを暗黙的に処理します。明示的なトランザクション境界の設定は必要ありません。ただし、トランザクション境界も明示的に設定できます。
SSL の使用により、一方向認証 (サーバ側) と双方向認証 (クライアント側) の両方が可能になります。
詳細については、http://e-docs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsMQ.html を参照してください。
WebLogic Integration 製品では、BEA は 下記のオプションで、MQSeries (現在は WebSphere(R) MQ) インテグレーションを提供しサポートします。
詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsJMS.html にある「Integration コントロールを使用する」の「WLI JMS コントロール」を参照してください。
詳細については http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/manage/evntgen.html にある『WebLogic Integration ソリューションの管理』の「イベント ジェネレータ」を参照してください。
詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/sol_samples/async_binary.html にある「非同期バイナリ更新のサンプル」を参照してください。
詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsMQ.html にある「Integration コントロールを使用する」の「MQSeries コントロール」を参照してください。
WebLogic Integration コントロールおよびアダプタは MQSeries API の使用を前提としています。IBMは、現在 BEA WebLogic Integration 8.1 および 8.5 用の MQSeries API を正式サポートしていません。BEA WebLogic Integration 製品以外、または IBM WebSphere MQ 固有の MQSeries コントロールまたはアダプタの問題については、API が回避策を必要とする場合があります。ただし、JMS ベースの MQ 統合には、WebSphere MQ API 同様のサポート関連の制限がありません。IBM が WebSphere MQ に関してサポートを明示している BEA 製品のリストについては、以下の URL を参照してください。
http://www-306.ibm.com/software/integration/mqfamily/platforms/supported/wsmq_for_solaris_5_3.html
プロセス コントロールは、他のビジネス プロセスへの要求の送信、他のビジネス プロセスからのコールバックの受信に使用する。通常、プロセス コントロールは親プロセスからサブプロセスを呼び出す際に使用されます。プロセス コントロールの呼び出しは Java Remote Method Invocation (RMI) の呼び出しです。
Integration コントロールのリストからプロセス コントロールを挿入することによって、またビジネス プロセス ファイル (JPD ファイル) を使用することによってプロセル コントロールを生成できます。プロセス コントロールを挿入すると、そのビジネス プロセスに関連した対象となるビジネス プロセスと start メソッドを指定できます。必要に応じて、クエリ ビルダを使用して、複数のサブプロセスのどれをプロセス コントロールにより呼び出すことができるか実行時に決めることができます。JPD ファイルを使用してプロセス コントロールを生成する場合、そのコントロール用に JCX ファイルが自動的に作成されます。デザイン ビューでコントロールを表示するにはこの JCX ファイル ([Application] タブに表示) をダブルクリックするか、または JCX ファイルをデータ パレットまでドラッグし、このプロセス コントロールに関連するいずれかのメソッドを使用します。
http://e-docs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsProcess.html
RosettaNet は、企業がインターネット経由でビジネスを遂行するためのビジネス プロトコルです。RosettaNet の詳細については、http://www.rosettanet.org を参照してください。
RosettaNet コントロールを使用すると、WebLogic Workshop ビジネス プロセスでは、RosettaNet プロトコルを使用して、トレーディング パートナ間でビジネス メッセージとデータを交換できます。RosettaNet コントロールは、開始者ビジネス プロセスにおいて参加者との RosettaNet ビジネス メッセージの交換を管理する場合にのみ使用できます。RosettaNet コントロールは、RosettaNet version 1.1 and 2.0 of the implementation framework をサポートします。詳細については、「Trading Partner Integration」を参照してください。
詳細については、http://e-docs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsRosettaNet.html を参照してください。
サービス ブローカ コントロールを使用すると、ビジネス プロセスでは、他のビジネス プロセス、Web サービス、または WSDL (Web Service Description Language) ファイルで定義されている Web サービスやビジネス プロセスへ要求を送信したり、コールバックを受信したりできる。サービス ブローカ コントロールは Web サービス コントロールの拡張機能です。詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsService.html を参照してください。
タスク コントロールおよびタスク ワーカは、ユーザが割り当てたタスクやタスク管理を WebLogic Integration に導入し、Worklist システムの構築を可能にするワークリスト コントロールです。
これらのワークリスト コントロールは、タスクの自動化された操作、作成、および管理を行います。タスク インスタンスは、特定の期間内に完了する必要のある作業の単位を表します。作業が完了したら、タスク インスタンスを使用して、その作業単位の詳細な記録を表すことができます。詳細については、「Worklist システム」を参照。ワークリスト コントロールの詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsWorklist.html を参照してください。
TIBCO ®RendezvousTM は、TIBCO が提供するメッセージング ソフトウェアです。TIBCO により、配信プラットフォームで稼動するアプリケーション間でデータを交換することができます。TIBCO RV コントロールは、TIBCO Rendezvous へのシームレスな接続、および Rendezvous デーモンを使用した TIBCO Rendezvous へのデータの転送を可能にするWebLogic Integration コントロールです。認証されたメッセージ配信、分散キューなどの、TIBCO Rendezvousによって提供される機能を使用した通信が可能になります。Rendezvous デーモンがホスト マシン上で稼動しているか、またはリモートでホストへアクセスできれば、送信/受信アプリケーションは複数のプラットフォームに配置することができます。
詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/tibcorv/index.html にある『TIBCO Rendezvous コントロールとイベント ジェネレータ ユーザーズ ガイド』を参照してください。
BEA WebLogic Integration と共に TIBCO RV コントロールおよびイベント ジェネレータを使用しても、「ダイナミック ライブラリ」を含む TIBCO Rendezvous を使用する権限が付与されるわけではありません。これらの TIBCO 製品を使用するには、TIBCO RV コントロールとイベント ジェネレータのユーザは TIBCO から有効なライセンスを取得する必要があります。Rendezvous のライセンス取得方法については、http://www.tibco.com を参照してください。
トレーディング パートナ管理 (Trading Partner Management : TPM) コントロールを使用すると、WebLogic Workshop ビジネス プロセスおよび Web サービスから、TPM リポジトリに格納されているトレーディング パートナおよびサービス情報へ、クエリ (読み取り専用) アクセスが可能。トレーディング パートナ名やビジネス ID 、デフォルトのトレーディング パートナ、トレーディング パートナの基本プロパティと拡張プロパティ、デフォルト バインディング (ebXML または RosettaNet)、サービス、サービス プロファイル、およびサービス プロファイル バインディング (ebXML、RosettaNet、または Web サービス バインディング) 等の情報は TPM リポジトリから照会、検索できます。ただし、アクティブなトレーディング パートナとアクティブなプロファイル サービスのみがこのリポジトリにアクセスできます。リポジトリへのアクセスは読み取り専用なため、トレーディング パートナとサービス情報の変更はできません。これらの詳細は、WebLogic Integration Administration Consoleを使用した場合にのみ変更できます。詳細については、「Trading Partner Integration」を参照してください。詳細については、http://e-docs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsTPM.html を参照してください。
Java Message Service (JMS) は、メッセージング システムと通信するための Java API です。WLI JMS コントロールを使用すると、WebLogic Workshop ビジネス プロセスと、JMS を実装するメッセージング システムの対話が容易になる。
各 WLI JMS コントロールは、メッセージング システムの特定の機能に関連付けられています。いったん定義された WLI JMS コントロールは、ビジネス プロセスで、他の WebLogic Workshop コントロールと同様に使用できます。
詳細については、http://e-docs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsJMS.html を参照してください。
XML メタデータ キャッシュ コントロールは、XML メタデータ キャッシュ で維持された XML メタデータにアクセスおよび XML メタデータを検索するために、ビジネス プロセスで使用されます。このキャッシュは WebLogic Integration Administration Console または MBean API を使用して管理され、このキャッシュを使用することでコンソールに基づいた独自の NetUI の作成が可能になります。XML メタデータ キャッシュはグローバルなドメイン全体のキャッシュです。したがって、そのドメインにデプロイされたどのビジネス プロセスであっても、キャッシュに維持されたデータにアクセスできます。クラスタ内でデータを共有するのにキャッシュを使用できます。キャッシュは主にメタデータのコンフィグレーションの維持に使用されます。データは、String 型のキーと、XML データを含む値のペアとして格納されます。キャッシュのデータは、ファイルベースで格納することにより永続的に使用できるようになります。キャッシュに追加された XML ドキュメントごとに、新しい XML メタデータ キャッシュ ファイルが作成されます。ビジネス プロセスの XML メタデータ キャッシュ コントロールはキーを使用して、キー値に関連付けられた XML メタデータをキャッシュから検索します。詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/workshop/docs81/doc/ja_JP/integration/controls/controlsXMLMetadata.html を参照してください。
WebLogic Integration では、Worklist システムにより、ビジネス ユーザの統合機能にすばやくアクセスできます。Worklist システムは、ユーザ、グループ、およびロールの管理と、エンタープライズ内の従業員へのタスクのルーティングの管理に必要な機能をサポートしています。ワークリストを使用すると、タスクの割り当て、タスク ステータスの追跡、承認の処理などのビジネス プロセスを共同で行えます。ワーク フローには、ドキュメントの受信、承認、変更、ルーティングなどのアクションが不可欠です。作業活動にしばしば伴うこれらのドキュメントでは、すべてのワークリスト システムの中心コンポーネントであるタスクの実行時に担当者に必要となるバックグラウンドが提供されます。
WebLogic Workshop 環境で、WebLogic Integration には、ワークリスト機能をサポートするコントロールとして、タスク コントロールとタスク マネージャ コントロールの 2 つがあります。図 8 は、ビジネス プロセスのワークリスト コントロールを示しています。
図 8 ワークリスト コントロールでビジネス プロセスに人間によるアクションを追加
タスク コントロールとタスク マネージャ コントロールは、Workshop フレームワークにり管理されるサーバ サイド コンポーネントです。ビジネス プロセスから直接呼び出し可能な Java インタフェースがエクスポーズされます。タスク コントロールでは、タスクのインスタンスが作成され、その状態やデータなどが管理されます。タスク ワーカ コントロールにはタスクの所有権があり、タスクを処理、完了するほか、開始、停止、削除、割り当てなどの管理者特権を付与する役割もあります。Worklist システムの機能を使用すると、タスク作成者、タスク ワーカ、タスク管理者などのエンド ユーザは、プロセスの例外処理、承認、ステータス追跡など実行中のビジネス プロセスを操作することができます。
ワークリスト ユーザ インタフェースのサンプル (ワークリスト クライアント) が提供されていますが、カスタム ユーザ インタフェースを作成して、アプリケーションのワークリスト コンポーネントを管理することもできます。
実行時の Worklist システムでは、タスク インスタンスは、実際の作業割り当てを表す特定のオブジェクトです。タスク インスタンス群は WebLogic Integration サーバの一部であり、任意のコントロールまたはビジネス プロセスからは独立した存在です。タスクのライフサイクルを通して、同時に複数のプロセスがそのタスクとやり取りできます。タスクは、明示的に削除されるか WebLogic Integration パージ プロセスによってパージされるまで、実行時にいつまでも留まります。
タスク インスタンスには、作業をどのように、だれが、いつまでに行うかを定義する組み込みのデータ値、すなわち、タスク担当者、期日、所有者、状態、優先順位などがあります。これらのデータ値を使用して、タスクが完了したときに実際に行われた内容を把握することもできます。
操作により、新しいタスクの作成、タスク状態の変更、データ値の変更、タスクの削除、または既存タスク情報の読み込みを行います。操作によっては、これらのアクションを組み合わせて 1 つの手順にできます。たとえば、操作を使用して、タスクの作成、タスク プロパティ変更などが行えます。
タスク状態、期日、所有者または割り当て対象の変更等のタスク データをトラッキングして、レポートの作成やタスクに関連する統計の編集を行うことができます。パフォーマンスを最適化するために、必要に応じてタスク データをトラッキングできます。さらに、このデータは定期的にパージできます。
タスク クエリを使用すると、タスクの詳細を知ることができます。これらのクエリは、SQL およびデータベース テーブルに類似しています。タスク データ値を使用して検索条件が指定できます。指定したクエリからは、条件に該当する実行時の Worklist システムのタスクの情報を含む結果が返されます。これらの結果は要件に基づいてソートすることができます。結果は検索条件に関連付けられた整数値に基づいてソートされます。タスク クエリに返されたすべての結果を表示するのではなく、WorklistScrollableResultManager インタフェースを使用して返された結果の数を制限できます。またこのインターフェースにより、さまざまな結果範囲を取得するために、レコードの前後にスクロールできます。
WebLogic Integration Administration Console を使用して、ワークリスト、ビジネス カレンダー、タスク プロパティ、および他の機能のタスクが管理できます。
WebLogic Integration の使用により、トレーディング パートナとの関係を自動化して管理できます。顧客、サプライヤ、ディストリビュータ、その他のパートナとのビジネス プロセスを合理化し、バリュー チェーン全体のビジネス トランザクションのトップダウン ビューを得ることができます。
次の表は、WebLogic Integration のトレーディング パートナ統合機能をまとめたものです。
図 9 は、トレーディング パートナ間の基本的な対話型ビジネス プロセスを示しています。買い手のビジネス プロセスでは、合意済みのビジネス プロトコル (ebXML または RosettaNet) を使用して、売り手に対して注文が送信されます。売り手のビジネス プロセスでは、要求を受信し、データベースに注文を書き込んで、内部のバックエンド システムから請求書を受信し、同じビジネス プロトコルを使用して請求書を買い手に送信します。
図 9 トレーディング パートナ間の対話型ビジネス プロセス
図 10 は、WebLogic Integration Administration Console の [トレーディング パートナ管理] ホーム ページを示しています。このページで、管理者は、トレーディング パートナのプロファイル、セキュリティ証明書、プロトコル バインディング、サービス、メッセージの追跡および監査、トレーディング パートナのアクティビティ、システムのデフォルト、およびトレーディング パートナのプロファイル情報のインポートとエクスポートを管理できます。
詳細については、下記 URL にある『Trading Partner Integration の紹介』を参照してください。
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/tpintro/index.html
図 10 WebLogic Integration Administration Console の [トレーディング パートナ管理] ページ
WebLogic Integration では、Workshop 環境のアプリケーション ビュー コントロール、Application Integration Design Console、ビルド済みの BEA アダプタおよびカスタム アダプタのサポートを構成するアプリケーション統合フレームワークが提供されています。このアプリケーション統合フレームワークでは、J2EE コネクタ アーキテクチャ (J2EE Connector Architecture : J2EE-CA) ベースのアダプタをホストする標準ベースのアーキテクチャを使用して、既存のシステムと新規のアプリケーションをリンクできます。
アプリケーション ビュー コントロールでは、アプリケーション ビュー サービスを同期および非同期で呼び出し、EIS イベントが発生したときに新しいビジネス プロセスを開始できます。サービスの場合もイベントの場合も、開発者は XML ツールとマッピング ツールを使用してアプリケーション ビュー コントロールを操作します。開発者は、エンタープライズ アプリケーションのプロトコルやクライアント API について理解する必要はありません。イベントはメッセージ ブローカ サブスクリプション コントロールを使用して配信されます。メッセージ ブローカの統合は、すべてのアプリケーション ビュー イベントを API を介してメッセージ ブローカにパブリッシュすることで提供されます。
Application Integration Design Console を使用すると、統合スペシャリストは、アプリケーションの内部検査、アプリケーション ロジックの抽出、アプリケーション ビューを使用した入出力など、コーディングを行わずにアダプタをコンフィグレーションできます。
WebLogic Integration では、主要なベンダ製のパッケージ化されたビジネス アプリケーションなどのバックエンド システムと統合するために、一連の J2EE CA ベースのアダプタが提供されています。WebLogic Integration は、MQSeries、RDBMS、SAP、Siebel、および Oracle アプリケーションに対応するビルド済みの BEA WebLogic Adapters を使用して、主要なエンタープライズ アプリケーションおよび技術をサポートしています。さらに、ADK (Adapter Development Kit) を使用した J2EE CA ベースのカスタム アダプタの開発もサポートされています。アプリケーション ビュー コントロールを使用すると、これらのアダプタを WebLogic Workshop フレームワークにエクスポーズできます。アプリケーション ビュー コントロールをコンフィグレーションするとき、アプリケーションの専門家は、WebLogic コンフィグレーション ツールを使用してアダプタをコンフィグレーションし、適切な高レベルのビジネス オペレーションおよびイベントを定義します。
WebLogic Integration の Application Integration 機能は、既存の内部エンタープライズ システム間の統合、およびこれらのシステムと新しい eビジネス アプリケーションの統合を簡素化します。次の表に、Application Integration の主要な機能を示します。
WebLogic Integration では、実行時の管理と管理分析のために、簡単な、セキュリティ保護されたブラウザベースの管理コンソールが提供されています。WebLogic Integration Administration Console を使用すると、監査トレイルや関連するセキュリティやロールの情報を含む、JMX インタフェースを使用してサードパーティ ツールに拡張可能な統合リソースを、中央でコンフィグレーション、維持、モニタすることができます。このコンソールは、アプリケーション管理者、つまりビジネス プロセス、メッセージ アクティビティ、デプロイ済みアプリケーションのモニタを、統合を中心とした見方で表示する必要のある管理者用に設計されています。
WebLogic Integration では、2 つの論理データベース ストアを維持することにより、実行時管理とオフライン分析が分けられます。オンライン管理データベースには、統合エンジン、ビジネス プロセスの状態、メッセージの履歴に関する実行時データが含まれます。このリポジトリは、パフォーマンスのため、つまり、情報の拡張と検索をできるだけ迅速に行う一方で、データを最適化された状態に保つように設計されています。コンフィグレーション可能なアーカイブ ポリシーに従って、このオンライン リポジトリは、オフライン データ ストアに定期的にアーカイブされます。データをアーカイブすると、アーカイブされたデータベースに対して SQL を使用して、プロセスのデータ、タスク、メッセージの履歴をサードパーティのツールで分析できます。
WebLogic Integration Administration Console を使用すると、プロセス フロー、メッセージ ブローカのアクティビティ、ワーク リスト、アプリケーション ビュー、トレーディング パートナを、1 箇所でモニタおよび管理できます。図 11 は、WebLogic Integration Administration Console を示しています。
WebLogic Integration Administration Console では、以下の操作および管理機能を実行できます。
プロセス インスタンスのモニタリソースを使用して、システム状態を表す統計の概要の表示、プロセス インスタンスのステータスと統計の表示、対話型または出力可能なプロセス インスタンスの表示などを行えます。[プロセス インスタンスのモニタ] モジュールでは、実行時データベースに格納されているトラッキング データに基づいて情報を表示します。利用可能なデータのタイプを制御するには、システムレベルのプロパティとプロセスレベルのプロパティを組み合わせて使用します。
プロセスをコンフィグレーションすることによりプロセスの変数の値をアーカイブできます。これはシステム レベル、または個々のプロセス レベルで実行できます。したがって、プロセスの実行中はプロセス変数に割り当てられた値を、プロセスが完了、終了、中止した後は変数の値を追跡できます。
プロセス コントロールを使用して別のプロセス インスタンスを呼び出すプロセス インスタンスは、親子関係があると考えられます。WebLogic Integration Administration Console を使用して子プロセスと同様に親プロセスをモニタし、これらのプロセス間でのナビゲーションが可能です。ただし、親と子の移動機能が利用できるのは、プロセス コントロールを介したインスタンス呼び出しだけです。サービス コントロールまたはサービス ブローカ コントロールで開始したインスタンスは子インスタンスとはみなされません。
詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/manage/processmonitoring.html にある『WebLogic Integration ソリューションの管理』の「プロセス インスタンスのモニタ」を参照してください。
[プロセス コンフィグレーション] モジュールは、次の操作を行うときに使用します。
詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/manage/processconfig.html にある『WebLogic Integration ソリューションの管理』の「プロセス コンフィグレーション」を参照してください。
WebLogic Integration Administration Console のシステム コンフィグレーション モジュールは、全般的なコンフィグレーションおよびセキュリティ パラメータを設定するのに使用されます。プロセス (認可ポリシーと実行ポリシー) のセキュリティ、チャネル、およびトレーディング パートナ通信をコンフィグレーションすることができます。このモジュールは下記の目的のため使用できます。
パフォーマンスを最適化し、システム要件に合うようにトラッキング レベルを設定できます。トラッキング データは実行時データベースに保持されます。レポート データ ストリームは有効にも無効にもできます。レポート データ ストリームが有効な場合、リアル タイムに近いデータ ストリームが、指定されたレポート データベースに入力されます。レポート データベースにはリアルタイムのストリームが移入するため、部分的なデータしか格納していないプロセス インスタンスのデータのスナップショットを確認することができます。
パフォーマンスを最適化するため、実行時データベース内に保存するトラッキング データの量は最小限に抑える必要があります。これを確実に行うために、データは、管理者の設定により、設定実行時データベースから定期的にパージされます。レポートおよび分析にデータが必要な場合、管理者はレポートに適したトラッキング データをオフライン データベースへ転送させるようにできます。
パスワード ストアでは、コントロール、イベント ジェネレータ、およびその他の WebLogic Integration コンポーネントで使用するパスワードがセキュアに保管されます。それぞれのコンポーネントで必要となるパスワードは、パスワード ストア内で定義し、パスワード エリアスに関連付けます。このエリアスが、プロセス定義 (*.jpd)、コントロール拡張 (*.jcx)、およびイベント ジェネレータ コンフィグレーション ファイル (wliconfig/*EventGen.xml) のコメント内で参照されます。
詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/manage/system.html にある『WebLogic Integration ソリューションの管理』の「システム コンフィグレーション」を参照してください。
イベント ジェネレータはそれらに関連してシステムに起こるアクティビティに対してイベントをトリガします。それぞれのイベント ジェネレータはメッセージ ブローカ チャネルに関連付けられています。システム イベントが発生すると、イベント ジェネレータはこれらのチャネルを使用してこの情報を公開します。したがって、それぞれのイベント ジェネレータについて、一連のチャネル ルールをコンフィグレーションする必要があります。
WebLogic Integration によってサポートされるイベント ジェネレータのタイプは次のとおりです : ファイル、電子メール、JMS、タイマー、RDBMS、HTTP、MQSeries、および TIBCO RVWebLogic Integration Administration Consoleを使用して、これらのイベント ジェネレータを管理、デプロイ、およびモニタすることができます。クラスタだけでなくスタンドアロン サーバにもイベント ジェネレータをデプロイすることができます。イベント ジェネレータのクラスタへのデプロイについての詳細は、「WebLogic Integration クラスタについて」にある「イベント ジェネレータのデプロイ」を参照してください。
詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/manage/evntgen.html にある『WebLogic Integration ソリューションの管理』の「イベント ジェネレータ」を参照してください。
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XML メタデータ キャッシュはグローバルなドメイン全体のキャッシュです。このキャッシュに保持されたデータはそのドメインでデプロイされたどのビジネス プロセスでもアクセスが可能です。クラスタ内でデータを共有するのにキャッシュを使用できます。このキャッシュは WebLogic Integration Administration Console または MBean API を使用して管理することができ、このキャッシュを使用することでコンソールに基づいた独自の NetUI の作成が可能になります。キャッシュは主にメタデータのコンフィグレーションの維持に使用されます。データは、String 型のキーと、XML データを含む値のペアとして格納されます。キャッシュのデータは、ファイルベースで格納することにより永続的に使用できるようになります。キャッシュに追加された XML ドキュメントごとに、新しい XML メタデータ キャッシュ ファイルが作成されます。管理者がキャッシュを変更するには、管理サーバが稼動している必要があります。キャッシュに格納されたデータを検索するために、ビジネス プロセスで XML メタデータ キャッシュ コントロールを定義できます。コトロールはキーを使用して、キー値に関連付けられた XML メタデータをキャッシュから検索します。
詳細については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wli/docs81/manage/xmlcache.html にある『WebLogic Integration ソリューションの管理』の「XML キャッシュ」を参照してください。
次の表は、WebLogic Integration ドキュメント内の有用な情報へのリンクを示しています。統合アプリケーションやリソースの実装、デプロイメント、管理を行うためのツールの使用方法について確認できます。
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