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この節では、ワークリスト システムを介してビジネス プロセスとヒューマン アクターの統合をサポートするために、JPD とワークリスト コントロールを使用する方法について説明します。
このコントロールは、Workshop for WebLogic Platform の他の組み込みコントロールと同様に、コントロールのインスタンスをビジネス プロセスに追加して使用します。その後で、1つまたは複数のヒューマン アクターと対話するビジネス プロセス内の箇所で、コントロールに対する操作を呼び出します。
この節で説明する内容は、前の節の延長です。そのため、融資アプリケーションが開いており、myworklist
サーバが起動して動作中であることを前提としています。
メッセージ ブローカ チャネルへのアクセスをコンフィグレーションして、開始イベントを使用してアクセスを開始するには、以下の手順を実行します。
Loan_jpd.java
が作成されます (図 6-1 を参照)。
デザイン ビューに新しい JPD が表示されます (図 6-2 を参照)。
Subscription
になります。 Subscription
] をクリックして Subscribe worklist event
に置き換えます。 /WorklistEvent
を選択します。 eventType
を選択し、フィルタの値として CREATE
を入力します。 RawData x0
の横にある [変数の新規作成
] を選択する。[変数を作成] ダイアログ ボックスが表示されたら、[変数名] フィールドに worklistEventData
を入力し、そのタイプとして [com.bea.data.RawData] を選択する。TaskEventMetadataDocumentx1
の横にある [変数の新規作成
] をクリックする。[変数を作成] ダイアログ ボックスが表示されたら、[変数名] フィールドに worklistEventMetaData
を入力し、そのタイプとして com.bea.wli.worklist.xml.TaskEventMetadataDocument
を入力する。
起動するワークリスト イベントにサブスクライブする JPD を作成したら、イベントをエコーするために実行ノードを作成およびコンフィグレーションします。以下の手順を実行します。
Print Messages
と名前を付けます。 System.out.println("####Got worklist event for loan task type");
ByteArrayInputStream bais = new ByteArrayInputStream(worklistEventData.byteValue());
ObjectInputStream ois = new ObjectInputStream(bais);
TaskEvent event = (TaskEvent)ois.readObject();
System.out.println("####Got TaskEvent data in JPD: " + event.getSummary());
import java.io.ByteArrayInputStream;
import java.io.ObjectInputStream;
import com.bea.wli.worklist.api.events.data.*;
[プロジェクトの追加および除去] ダイアログ ボックスが表示されます。
Worklist User Portal を使用して新しいタスク インスタンスを作成し、アプリケーションをテストします。タスク インスタンスを作成すると、ワークリスト イベントがメッセージ ブローカにパブリッシュされ、イベントにより JPD インスタンスが起動されます。以下の手順を実行します。
http://localhost:7001/Loan_Web
ユーザ名 :
weblogic
パスワード :
weblogic
weblogic
の [タスク] ホームページを表示します (図 6-5 を参照)。
WebLogic Worklist Console にログインすると、JPD インスタンスの作成も検証できます。
http://localhost:7001/worklistconsole
ユーザ名 :
weblogic
パスワード :
weblogic
[ワークリスト タスクの詳細] が表示されます (図 6-6 を参照)。
この節では、JPD のタスク コントロールを使用して、融資処理タスク インスタンスを作成します。このプロセスで、ワークリスト JPD (WorklistControl
) およびタスク コントロール (MyControl
) を作成し、プロセスをデプロイしてから、サンプル タスクを作成してタスク インスタンスの作成を検証します。
この節では、ワークリスト JPD を作成する手順について説明します。
WorklistControl
を入力します。プロセス フォルダに JPD プロセス ファイル WorklistControl.java
が作成されます。
デザイン ビューに新しい JPD が表示されます (図 6-7 を参照)。
Client Request
になります。
新しい 4 つの変数のデフォルトの型は、TaskName(String)
、Name(String)
、SSN(String)
、および LoanAmt(Long)
です。
この節では、タスク インスタンスの作成をトリガするタスク コントロールを作成します。
MyControl
を入力して、他のフィールドにも同じ値が設定されていることを確認します。 Loan_EAR\EarConten\Loan\loan_approval.task
を選択します。 注意 : | [データ パレット] ペインが表示されない場合は、[ウィンドウビューの表示その他WebLogic Integration] を選択し、[データ パレット] に移動してください。 |
この節では、ワークリスト JPD にタスク インスタンス作成コンストラクタを追加します。
WorklistControl.java
ファイルを右クリックして、[アプリケーションから開くプロセス エディタ] オプションを選択します。[デザイン] タブに JPD が表示されており、プロセス パースペクティブを使用していることを確認します。
この節では、JPD をデプロイし、デプロイが正常に終了した後で、テスト値を使用して JPD を検証します。
http://localhost:7001/Loan_Web
ユーザ名 :
John
パスワード :
password
ユーザ John
は loanOfficer グループに属しており、作成されたタスク インスタンスが John の [担当タスク] ポートレット ボックスに表示されます。
John
の [タスク] ホームページを表示します。
[担当タスク] ポートレット ボックスにタスク「John Doe 向け融資
」が表示されます。コントロールを使用して JPD でタスク インスタンスが作成されたことが確認できます。