リリース ノート

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BEA WebLogic Portal 10.0 リリース ノート

このドキュメントでは、以下のことについて説明します。

注意 : 最新のリリース ノートについては、BEA ドキュメントWeb サイトを参照してください。

 


BEA WebLogic Portal 10.0 の新機能

BEA Workshop for WebLogic Platform 10.0 および WebLogic Portal 10.0 では、エンタープライズ ポータル アプリケーションを構築するためのツールが提供されます。

このリリースには、以下のものが含まれます。

 


サポート対象のプラットフォームについての参照情報

BEA のサポート対象のハードウェアとソフトウェアのコンフィグレーションについては、『サポート対象のプラットフォームについてのドキュメント』を参照してください。

 


サポート対象の標準

表 1 は、このリリースの WebLogic Portal でサポートされる標準を示します。

表 1 Java 標準
標準
バージョン
JSF - Sun Reference Implementation
1.1、1.2
Struts
1.1、1.2
Beehive
1.0.1
JSR 170 および JSR 170 準拠のリポジトリ
1.0 Level 1 および Level 2 (オプション機能を除く)
JSP
2.0
JSTL
1.1、1.2

 


BEA WebLogic Portal 10.0 において確認済みの制限事項とその解決策

この節では、BEA WebLogic Portal 10.0 で確認されている問題について説明します。次の表に記載されている問題ごとに、CR 番号と呼ばれる問題 ID が指定されています。問題 ID は、解決策が開発されている間、BEA およびユーザが問題の状態を監視するために使用できます。ここでは、確認済みの制限事項を製品の領域別に説明します。

詳細については、以下の節を参照してください。

WebLogic Portal と Workshop for WebLogic のアップグレード

表 2 では、WebLogic Portal と Workshop for WebLogic のアップグレードに関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 2 WebLogic Portal と Workshop for WebLogic のアップグレードに関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR275922
パブリック XmlDisassemblerContext メソッドが変更されている
com.bea.netuix.application.transform.disassembler.XmlDisassemblerContext クラスには、JDOM バージョン 0.9 のメソッドを使用する複数のメソッドがあった。このバージョンの JDOM は、新しいリリースの JDOM との互換性がないことがわかっている。JDOM バージョン 0.9は com.bea.p13n.org.jdom.* クラスに再パッケージ化され、それに伴って XmlDisassemblerContext のメソッドが更新された。このようなメソッドのユーザは、使用しているコードを変更する必要がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : org.jdom.* を使用する XmlDisassemblerContext のメソッドへのすべての参照を com.bea.p13n.org.jdom.* に置き換える。
CR339467
JwsXmlBean アプリケーションを 8.1.x から 10.0 にアップグレードするとエラーが発生する
アップグレードされた JWS で XMLBean 型を返すすべての操作は、エラーとなる。エラー メッセージでは、返される型が、XMLBean のスキーマで定義された要素名と一致しないことが示される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : WebResult アノテーションを削除するか、またはスキーマ型に一致するように要素名を変更する。
CR343453
10.0 ドメインを 10.0 MP1 にアップグレードした後で JWS アプリケーションを実行すると、エラーが発生する
Upgrade Installer を使用して 10.0 ドメインを 10.0 MP1 にアップグレードした後で JWS ポータル アプリケーションを実行すると、InvalidClassException が発生する。この例外は、JDK 150_06 と 150_11 の javax.xml.namespace.QName クラスのシリアル バージョン UID の不一致によって発生する。ただし、ポータル アプリケーションが、新しい 10.0 MP1 ドメインにデプロイされた場合は正常に動作する。
プラットフォーム : すべて
解決策 : startWeblogic スクリプトの WebLogic Server 起動コマンドに次の引数を渡す。
-Dcom.sun.xml.namespace.QName.useCompatibleSerialVersionUID=1.0
CR346002
10.0 MP1 から 10.0 にダウングレードすると、予期しない EOF エラーが発生する
製品アンインストーラをコンソール モードで実行すると、無害な EOF エラーが返され、ダウングレードが正常に完了したことを確認するメッセージは返されない。
プラットフォーム : Red Hat Linux
解決策 : なし。
CR346449
WebLogic Portal 10.0 MP1 から 10.0 にダウングレードした後、ポータル ドメインから例外が返される
WebLogic Portal 10.0 MP1 から 10.0 にダウングレードした後、WebLogic Portal 10.0 ドメインから LibraryDeploymentException が返され、ポータル サンプルが正しくロールバックされない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 10.0 MP1 にアップグレードする前に、10.0 のインストールまたはポータル ドメインをバックアップする。
CR347082
Smart Update を使用した、10.0 から 10.0 MP1 への製品アップグレードが失敗する
Smart Update を使用して WebLogic Portal 10.0 を 10.0 MP1 にアップグレードしようとすると、HPUX 64 ビット マシンで致命的なエラーが発生してアップグレードが失敗する。
プラットフォーム : HPUX 64
解決策 : WebLogic Platform パッケージ アップグレード インストーラを使用して、10.0 インストールから 10.0 MP1 にアップグレードする。

Workshop for WebLogic フレームワークと開発

表 3 では、Workshop for WebLogic フレームワークと開発に関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 3 Workshop for WebLogic フレームワークと開発に関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR273414
JSP タグ変数を Workshop for JSP で解決できない
Eclipse の問題のため、一部の JSP タグ (<auth:login> や <portlet:actionURL> など) および JSP タグから宣言された変数は、実際には正しい場合でも、エラーが含まれているものとしてマークされる。実際にエラーは存在しないが、Eclipse ではそのアプリケーションが公開 (デプロイ) されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : この場合は、公開前に JSP 検証を無効にする必要がある。これらのタグが原因の問題を除くすべての問題の修正が完了するまで、JSP 検証を有効にしておく。デプロイ前に [ウィンドウ|プリファレンス] を選択し、ツリーで [妥当性検査] を選択し、[JSP 構文バリデーター] チェック ボックスのチェックを外す。
CR275545
反復開発に推奨される JVM が JRockit JVM である
反復開発に推奨される JVM は JRockit JVM である。他の JVM を使用すると、数回のアプリケーションの再デプロイメントの後に重大なエラーが発生する可能性がある。
プラットフォーム : Windows および Linux
解決策 : すべての反復開発のデフォルト JVM として JRockit JVM を使用する。
CR278318
WebLogic Portal Administration Console を開くとプロジェクトを公開できないことがある
サーバ インスタンスでポータル EAR プロジェクトの公開、割り当て解除、および再割り当てを行った場合は、WebLogic Portal Administration Console メニューを開くと、呼び出し時にアプリケーションを再公開できないことがある。これは、WebLogic Portal Administration Console へのアクセス時に 404 応答コードとして示される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : サーバ ビューで適切なサーバ エントリを右クリックして [公開] を選択することにより、ポータル EAR プロジェクトを手動で公開する。これで、WebLogic Portal Administration Console メニュー項目を問題なく開くことができるようになる。

WebLogic Portal フレームワークと開発

表 4 では、WebLogic Portal フレームワークと開発に関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 4 WebLogic Portal フレームワークと開発に関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR221434
エクスポート/インポート ユーティリティでは、英語以外のロケールでインポートしたアーティファクトの追加のロケールが作成される
この問題は、ユーザがライブラリ内のブックを en_US 以外のロケールにローカライズし、そのブックを .pinc としてエクスポートしてから、その .pinc を en_US 以外のロケールで送り先にインポートした場合に発生する。リソースをインポートする場合に、ライブラリ レベルにスコープが設定されていると、エクスポート/インポート ユーティリティでは、ライブラリの一部のアーティファクトがローカライズされていなくても、メイン ブック内だけでなくライブラリ内のすべてのページとブックに対応するエントリが L10N_LOCALE テーブルに作成される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : .pinc リソースを en_US 以外のロケールでインポートするときは、ライブラリ スコープを使用しない。
CR267771
9.2 のコンシューマから送信された添付ファイルを 8.1.x のプロデューサで処理できない
WebLogic Portal 8.1.x プロデューサにデプロイされたポートレットをコンシューマで使用している場合は、そのプロデューサでファイルのアップロード処理ができないことがある。この問題は、WebLogic Portal 8.1 SP4 および SP5 で発生する。
プラットフォーム : すべて
解決策 : CR268263 のパッチについて、サポートに確認する。
CR270564
KeyBootstrap クラスで鍵を生成できない
ドメイン スコープの複数の起動クラスを同時に使用することができないため、BEA コマース機能で構築されたコマース アプリケーションでは、アプリケーション スコープ JDBC プールの使用がサポートされない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR270742
ポートレットの非同期表示が有効な場合は、ポートレットで直接ウィンドウのモードまたは状態を変更できない
WebLogic Portal では、ポートレットの現在のウィンドウの状態とモードを、プログラムによって、または URL に追加されたパラメータを使用してポートレットから変更できる。非同期表示 (AJAX または iframe を使用) が有効な場合は、これらのメカニズムによって一貫性のあるビューがエンド ユーザに表示されない。特に、ポートレットの上に表示されるタイトルバーには、モードまたは状態の変更がすぐに反映されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR270887
プロキシ ポートレットの状態管理 : 8.1.x のコンシューマで、プロデューサのセッション タイムアウトが正しく回復されない
コンシューマが 8.1.x を実行中の結合されたコンフィグレーションの場合、コンシューマがプロデューサのセッション タイムアウトから正しく回復しないことがある。
プラットフォーム : すべて
解決策 :
  1. コンシューマのセッション タイムアウトは、すべてのプロデューサのうち最も小さい正のセッション タイムアウトよりも厳密に少なくする必要がある。たとえば、3 つのリモート プロデューサ RP1、RP2、および RP3 に対応する 3 つのプロキシ ポートレット PP1、PP2、および PP3 がコンシューマ ポータルにあるとする。RP1 にはセッションがなく (セッション タイムアウト = 0)、RP2 には 5 分のセッション タイムアウトがあり、RP3 には 2 分のセッション タイムアウトがある。したがって、コンシューマのセッション タイムアウトは 2 分未満にする必要がある。
  2. すべてのプロキシ ポートレットを別の 1 つのグループに割り当てる。このオプションの欠点は、リモート ポートレットとの状態の共有ができないことである。
  3. 最後に、(1) と (2) が実行できない場合は、プロデューサのセッション タイムアウトについては、ユーザがブラウザを閉じてポータルを開き直す必要がある。
CR271035
オフサイト URL の生成時に非圧縮 URL テンプレートを使用する必要がある
圧縮が有効な Web アプリケーションで、GenericURL、そのサブタイプまたは対応する JSP タグを使用してオフサイト URL (URL を生成するコードの Web アプリケーションでホストされないリソースの URL) を生成する場合は、圧縮が無効な URL テンプレートを指定する必要がある。
次に例を示す。
GenericURL redirectURL = GenericURL.createGenericURL(request, response);
redirectURL.setDomain("www.yahoo.com");
redirectURL.setPort(80);
redirectURL.setPath("/compressedUrl/index.html");
redirectURL.setTemplate("no_compression_template");
ここで、「no_compression_template」は、{url:compression} 擬似トークンを除外する URL テンプレートの名前である。
プラットフォーム : すべて
解決策 : URL 圧縮を使用しない。また、GenericURL を使用してオフサイト リソースの URL を作成しない。
CR271244
IFRAME ベースのポートレット コンテンツの非同期表示を無効にできない
<render:context> タグまたは AsyncContentContext クラスを使用すると、特定の操作についてポートレット コンテンツの非同期表示を無効にできる。IFRAME ベースの非同期表示の使用時には、このようなメカニズムが正しく機能しない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 非同期表示を無効にするか、または AJAX ベースの非同期表示を使用する。
CR275621
実行中のサーバに対してサーバ ポートの変更を行うと、ポータル アプリケーションを再起動する必要がある
実行中のサーバに対してサーバ ポート (HTTP または HTTPS) の変更を行うと、その変更を反映するためには、影響を受けるすべてのポータル アプリケーションを再起動する必要がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : EAR を再デプロイする。
CR278336
GroupSpace アプリケーションのデプロイメント時に URLTemplate エラーが記録される
GroupSpace アプリケーションのデプロイ時に、ドメイン ログとサーバ コンソールに次のエラー メッセージが記録される。
<Jun 23, 2006 11:27:00 AM MDT> <Error>
<org.apache.beehive.netui.core.urltemplates.URLTemplate> <000000> <Required
token, {url:queryString}, not found in template: {url:path}>
<Jun 23, 2006 11:27:00 AM MDT> <Error>
<org.apache.beehive.netui.core.urltemplates.URLTemplate> <000000> <Required
token, {url:path}, not found in template:
{url:scheme}://{url:domain}:{url:port}>
<Jun 23, 2006 11:27:00 AM MDT> <Error>
<org.apache.beehive.netui.core.urltemplates.URLTemplate> <000000> <Required
token, {url:queryString}, not found in template:
{url:scheme}://{url:domain}:{url:port}>
<Jun 23, 2006 11:27:00 AM MDT> <Error>
<org.apache.beehive.netui.core.urltemplates.URLTemplate> <000000> <Required
token, {url:queryString}, not found in template: {url:path}>
<Jun 23, 2006 11:27:00 AM MDT> <Error>
<org.apache.beehive.netui.core.urltemplates.URLTemplate> <000000> <Required
token, {url:path}, not found in template:
{url:scheme}://{url:domain}:{url:port}>
<Jun 23, 2006 11:27:00 AM MDT> <Error>
<org.apache.beehive.netui.core.urltemplates.URLTemplate> <000000> <Required
token, {url:queryString}, not found in template:
{url:scheme}://{url:domain}:{url:port}>
プラットフォーム : すべて
解決策 : このメッセージは、アプリケーションのデプロイメントには影響しないため、無視してかまわない。
CR279084
フロート ポートレット内または非同期ポートレット内で使用される PostbackURL が原因で状態が失われる
フロート ポートレット内または非同期ポートレット内で PostbackURL (派生型ではない) を使用すると、ポートレットの状態のさまざまな要素 (表示キャッシュの結果など) が失われる。また、そのようなポートレットの複数のインスタンスでは、状態の共有が開始される。
プラットフォーム : すべて
解決策 :
  1. <render:jspContentUrl> や <netui:anchor> などの、ポートレット タイプにより適した他の URL 生成用メカニズムを使用する。
  2. PortletPresentationContext.getLabel() または PortletBackingContext.getLabel() から返された値を持つ PostbackURL に GenericURL.WINDOW_LABEL_PARAM を直接追加する。
CR280098
WebLogic Portal では、カスタマイズされたポータル オブジェクトを使用した既存のポータル Web アプリケーションのコンテキスト ルートの変更がサポートされない。
.portal ファイルをカスタマイズ済みの場合や、デスクトップ用の資格を作成済みの場合は、そのカスタマイズおよび資格を削除しない限り、Web アプリケーションのコンテキスト ルートを変更できない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : コンテキスト ルート値を変更しない。
CR287496
onInit イベントがリモート ポートレットでサポートされない
「onInit」タイプのハンドラを登録することで、ポートレットはオプションでイベント ハンドラを登録してポートレットの開始時に通知を受けることができる。この機能は、現在リモート ポートレットではサポートされていない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 通常、ポートレットは、ユーザの対話が発生した場合または他のイベントが処理された場合に、onInit を論理的に遅く実行することができる。
CR307972
"[ERROR] IdentifierToken" 警告メッセージがコンソールに表示される
WLP オンライン ツール コンソールを使用した特定の操作で以下のようなコンソール エラーが発生する。
[ERROR] IdentifierToken - Can not update the identifier "itemID" on a null value object.
[ERROR] ExpressionEvaluatorImpl - Exception when attempting to update the expression "{actionForm.itemID}" with available binding contexts
[actionForm, pageFlow, globalApp]. Root cause: java.lang.RuntimeException:
Can not update the identifier "itemID" on a null value object.
Throwable: java.lang.RuntimeException: Can not update the identifier "itemID" on a null value object.
Stack Trace: java.lang.RuntimeException: Can not update the identifier "itemID" on a null value object.
...
このエラー メッセージは害を及ぼさないので、無視できる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : エラー メッセージを無視する。
CR309678
Netscape 7.1 に関連する Portal 10.0 ルック アンド フィール ファイルの制限
Portal 10.0 ルック アンド フィールのファイルは、CSS などの Web ベース アプリケーションに対する最新標準の実装が不完全な Netscape 7.1 との互換性を持たないと考えられている。Portal 10.0 ルック アンド フィールはこれらの最新標準に基づいているため、Netscape 7.1 を使用した場合にこれらのルック アンド フィールの多くの側面で問題が発生すると考えられる。問題の発生する分野 : レイアウト、複数レベルのメニュー、画像ロールオーバ。
プラットフォーム : Netscape Web ブラウザ バージョン 7.1
解決策 : Netscape 7.2 へのアップグレードによりこれらの問題の多くが解決される。Netscape 8.x へのアップグレードによりこれらの問題のすべてが解決される。または、従来のブラウザ用に設計された "従来の" ルック アンド フィールを使用できる。
CR309704-1
Ajax 対応デスクトップ (非同期更新が有効な場合) で、コンテンツ プレゼンタ コンフィグレーション ウィザードの [取り消し] ボタンが動作しない
デスクトップまたはコミュニティで [非同期更新を有効にする] オプションが有効にされている場合、コンテンツ プレゼンタ コンフィグレーション ウィザードの [取り消し] ボタンによってウィザードが取り消されない。保存およびプレビューは影響なく正常に動作する。
プラットフォーム : Firefox のみ
解決策 : ウィザードを取り消すには、「編集の終了」と呼ばれるタイトル バー ボタンを使用するか、デスクトップからログアウトする。
CR309704-2
Ajax 対応デスクトップでのリダイレクト (asyncMode=有効)
Ajax 対応デスクトップで、リダイレクト URL にパラメータを追加するとデコードされない。
プラットフォーム : Firefox のみ
解決策 : パラメータを追加する前に setForcedAmpForm(false) を呼び出す。例 :
PostbackURL postback = PostbackURL.createPostbackURL(request, response); postback.setForcedAmpForm(false); postback.addParameter(RETURNED_FROM_CONFIG_KEY, "true");
CR309719
非推奨バージョンのルック アンド フィール (クラシックなど) で 10.0 AJAX ポートレット実装がサポートされない
非推奨のルック アンド フィールで使用した場合、10.0 AJAX 実装は規定された動作ではなくなる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 無効または compat_9_2 モードを使用する。Javadoc の com.bea.netuix.application.definition.DesktopDefinition.setAsyncMode を参照する。
CR313823
MySQL データベースの CREATION_DATE 列が UPDATE 発生時に誤って更新される
いくつかの WebLogic Portal データベース テーブルには、新しいデータ行の INSERT 時にのみ初期化される CREATION_DATE 列が含まれる。これらの列が誤ってデータの UPDATE 時に現在の日付のタイムスタンプに更新される。
プラットフォーム : MySQL データベースを使用しているすべて
解決策 : なし。
CR316435
AJAX 要求が適切に処理されない
ポートレットが XMLHttpRequest を使用して送信した AJAX 要求が、ポータル フレームワークによって適切に処理されない。その結果、ポートレットは、AJAX 要求を処理する際、サーバサイドの適切な実行時コンテキストを受信できない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : サーバサイドの適切な実行時コンテキストを受信するには、ポートレット開発者は、すべてのブラウザおよびサーバ間の通信に、ブラウザのネイティブ XMLHttpRequest オブジェクトではなく、com.bea.netuix.ajax.client.XMLHttpRequest というラップされた XMLHttpRequest オブジェクトを使用する必要がある。

コンテンツ管理と検索

表 5 では、コンテンツ管理と検索に関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 5 コンテンツ管理と検索に関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR248155
動的なセキュリティ ロールと組み合わせた、複数のリクエスト間での CM IPagedList または ICMPagedResult の使用
複数のリクエスト間でコンテンツ管理コレクション (PagedList または PagedResult) を使用する場合、およびリクエスト属性に基づくセキュリティ ロールを使用してコレクションのコンテンツへのアクセスを制限する場合、そのコンテンツは現在のリクエスト単位のリクエスト属性に従ってフィルタ処理されない。その代わりに、最初のリクエスト属性に基づいてコンテンツがフィルタ処理される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : リクエストごとに新しいコンテンツ管理コレクションを作成する。
CR249703
削除されたノードをコンテンツ セレクタ クエリで取得しようとするとエラーが発生する
削除されたノードを含むクエリを、そのクエリの結果がキャッシュされた後にコンテンツ セレクタ クエリで実行しようとすると、「ノードが見つからない」というエラー メッセージがコンソールに表示されることがある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : この問題を修正する唯一の方法は、検索キャッシュをクリアすることである。
CR252817
Autonomy で null または空の値を「_」を含む値と区別できるようになった
このリリースでは null または空の値を区別するための「_」は使われなくなり、「_WLP_CM_NO_VALUE_」が使用される。これにより、アプリケーション プロパティ値「_」が誤って空の値であると見なされていた問題が修正される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : この機能を利用するにはコンテンツのインデックスを再作成する必要がある。コンテンツのインデックスが再作成されるまで、IMetadataQuery.buildIsNull および IMetadataQuery.buildIsNotNull で作成されたクエリでは不正な結果が返される。
CR271236
一部のデータベースのメタデータ検索で '' の不適切な結果または NULL クエリが返される
Oracle では、空白文字は NULL と同じであると見なされる。つまり、Oracle を使用している顧客はその違いを区別できない。ただし、他のデータベースでは、その違いを正しく区別できる。8.1 では、すべてのデータベースについて、'' のすべてのインスタンスが null に変換されていた。BEA では、9.2 でこの動作を変更した。9.2 では、WebLogic Portal で変換が行われるが、変換を行うかどうかの判断はデータベースによって異なる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR271818
BEA コンテンツ リポジトリのバイナリ ノードのサイズは、システムで設定されたタイムアウトの長さによって異なる
BEA コンテンツ リポジトリにバイナリ ノードを追加する場合、サポートされている最大バイナリ サイズは、サーバで設定されたトランザクション タイムアウトによって異なる。デフォルトは 30 秒。ただし、20MB を超えるバイナリ サイズ (このサイズは、データベースのベンダ、バイナリのタイプ、マシンの速度、OS などの多くの要因によって異なる) が使用される場合は、それより大きい値に設定する必要がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : システム タイムアウトを 30 秒より大きい値に設定する。
CR274902-1
特定のファイル形式の Shift JIS 文字のインデックスが Autonomy で作成できない
PDF ファイル (.pdf)、Word ファイル (.doc)、または Excel ファイル (.xls) で使用される Shift JIS 文字のインデックスが Autonomy で作成できない。つまり、Autonomy で提供される FileSystemFetch ユーティリティによるインデックス作成対象のディレクトリにこれらの形式のファイルがある場合は、ファイルに Shift JIS 文字が含まれていると、それらの文字のインデックスは作成されない。
これにより、エンタープライズ検索ポートレットによって実行されるすべての検索で、Shift JIS 文字を含むそれらのファイルを検出できない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 問題の形式 (.pdf、.doc、および .xls) のすべてのドキュメントを (インデックス作成が正しく行われる) .txt ファイルまたは .xml ファイルに変換する必要がある。
CR274902-2
ファイル名に Shift JIS 文字を含むファイルのインデックスが Autonomy で作成できない
ファイル名に Shift JIS 文字が含まれていると、Autonomy ではそのファイルのインデックスが作成されない。つまり、ファイル名に Shift JIS 文字を含むファイルが FileSystemFetch ユーティリティによるインデックス作成対象のディレクトリに存在すると、Autonomy ではそのファイルのインデックスが作成されない。したがって、そのファイルは、エンタープライズ検索ポートレットが提供する検索結果内に返されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : Shift JIS 文字を含まないようにファイルの名前を変更する。
CR274902-3
ファイル名に Shift JIS 文字を含むファイルが Autonomy 検証が原因でダウンロードされない
ファイル名に Shift JIS 文字が含まれていると、Autonomy ではそのファイルを検証できない。つまり、ファイル名に Shift JIS 文字を含むファイルが FileSystemFetch ユーティリティによるインデックス作成対象のディレクトリに存在すると、検索を実行してファイルが見つかる場合がある。その結果、ダウンロードを試みたときに、Autonomy によるファイル検証の失敗を示すエラーが発生する。
プラットフォーム : すべて
解決策 : web.xml ファイルに以下を追加することで、Autonomy 検証をオフに切り替えることができる。
<context-param>
<param-name>com.bea.apps.groupspace.search.enterprise.AutonomyValidationBeforeDownload</param-name>
<param-value>false</param-value>
</context-param>
ただし、これにより Autonomy がいったんオフにされると、ファイルの検証が行われなくなるため、サーバ上に存在するダウンロード ファイルへのダウンロード URL の偽装が可能になりセキュリティ ホールが生じる。
CR274902-4
名前にマルチバイト文字を含む GroupSpace 要素を検索する場合 GS エンタープライズ検索のエンコーディングがデフォルトでコンフィグレーションされていないと、検索結果が返されない場合がある。
GroupSpace 要素が作成され、名前がマルチバイト文字から成る場合は、要素のタイトルを検索すると正しい結果が得られる。ただし、GS エンタープライズ検索のエンコーディングがデフォルトでコンフィグレーションされていない場合、検索結果が返されないことがある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR282038
CM 全文検索を使用するためのリポジトリ コンフィグレーション設定
WLP 10,x CM 全文検索は、リポジトリ コンフィグレーションで fulltext-search-is-enabled=TRUE および search-indexing-is-enabled=TRUE の両方が設定されている場合にのみ、起動時に Autonomy に接続する。WLP 9.x の関連する設定は search-is-enabled=TRUE および search-indexing-is-enabled=TRUE である。この設定は、リポジトリに対し CM 全文検索の使用をより正確に反映する。その理由は、WLP 9.x 全文検索アプリケーションでは CM 全文検索インデックスを使用するのに search-indexing-is-enabled=TRUE を必要とし、この設定がすでに適用されているためである。
プラットフォーム : すべて
解決策 : リポジトリ コンフィグレーションを確認し、必要に応じて更新する。
CR288830
Windows 2000 で CM 全文検索を使用するには、pskill がインストールされ、PATH で使用可能になっている必要がある
Windows 2000 ホストでコンテンツ管理線分検索を行うには、pskill ユーティリティがインストールされ、PATH で使用可能になっている必要がある。これは、ドメインが停止されたときに全文検索プロセスが適切に停止されるように、開発ホストで使用される。pskill ユーティリティは http://www.microsoft.com/technet/sysinternals/ProcessesAndThreads/PsKill.mspx にある。これをインストールしたら、pskill コマンドを 1 度実行してライセンスを受け入れる。pskill ユーティリティがシステム PATH に存在することを確認し、サーバを再起動する。これで、スクリプトによって全文検索プロセスが適切に停止される。
プラットフォーム : Windows 2000 のみ
解決策 : 全文検索プロセスを手動で強制停止する。
CR295027
ライブラリ サービス対応リポジトリ内のノード名の変更により、バージョン名がノード名と同期しなくなる
ライブラリ サービスが有効な場合、ノード名を変更してはならない。不正な検索結果が返される原因となる場合がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR305342
PointBase データベースと containsall 演算子を使用する CM メタデータ検索が失敗する
基になる PointBase の問題が原因で、PointBase では、color containsall('red','blue') などの containsall 演算子を使用した CM メタデータ検索で、接続エラー java.io.EOFException をラップする javax.transaction.HeuristicMixedException が発生する場合がある。
プラットフォーム : PointBase を使用するすべて
解決策 : 別のデータベースを使用するか、値ごとに 1 つの「contains」クエリを複数回実行してメモリ内で結果を組み立て、「containsall」演算子と同等の結果を生成する。
CR306427
コンテンツ管理の全文検索で UTF-8 以外の日本語マルチバイト文字の検索キーワードを使用すると、予期した結果が得られない
[WebLogic Portal Administration Console|コンテンツ管理|リポジトリの検索] タブの全文検索では、日本語 UTF-8 エンコーディングを使用している場合、マルチバイト検索キーワードは日本語で正しく動作する。Shift_JIS または EUC-JP などの他の日本語エンコーディングを使用した検索では、予期した結果が得られない場合がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 日本語 UTF-8 を使用して検索を行う。
CR309852
MySql Server DB での断続的な全文検索コンテンツ インデックスの問題
MySql DB では、移動またはコピーされたノードのインデックス作成時に断続的な競合条件が発生する可能性がある。これを解決するには、ContentExportListerner を非同期から同期に変更する必要がある。
プラットフォーム : MySQLServer データベース
解決策 : Administration Console でリスナ登録をを非同期から同期に変更する。デプロイメント計画を作成することも可能である (WebLogic Server ドキュメントに記載されたプロダクション デプロイメントのためのアプリケーション コンフィグレーションに関するトピックを参照)。
CR311742
Sybase で LIKE の値が 254 文字を超える場合に行 (またはエラー) が返されない
Sybase でコンテンツ管理の長い文字列クエリにより不正な結果が返される場合がある。Sybase データベースで BEA リポジトリを使用している場合、CM LIKE 演算子を使用した文字列クエリで LIKE 演算子の値が 254 文字を超える場合に、誤って 0 行が返される場合がある。たとえば、クエリ形式「svStringType like '*<bigstring>*'」では、<bigstring> が 254 文字を超える場合に結果が返されない。このため、コンテンツ管理クエリで正確な結果が返されない。
プラットフォーム : Sybase データベースを使用するすべて
解決策 : 254 文字を超える値の LIKE クエリを使用しない。
CR313904
CM FileSystemRepository で Bulkloader ツールを使用したワークフロー遷移がサポートされない
管理対象ファイルシステム リポジトリで bulkloader を使用すると、workflowStatus=4 [published] でノードがアップロードされた場合に、ノードと関連付けられたワークフローがその遷移をサポートしている場合であっても、エラーが送出される。この問題の発生時、ファイルが切り捨てられる可能性がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 管理対象ファイルシステム リポジトリの使用時、bulkloader を使用してファイルシステムのコンテンツをロードするときに、コンテンツの直接公開を避ける。bulkloader の完了後に、ワークフロー遷移を実行する。
CR317024
指定された文字セットを持たないバイナリ コンテンツが Portal Administration Console またはコンテンツ プレゼンタ ポートレットを使用したレンダリングで失敗する
バイナリ プロパティを持つコンテンツ ノードが管理ツールまたは bulkloader ツールを使用して作成され、そのプロパティでコンテンツ タイプまたは mimetype 定義によって文字セットが指定されない場合、このコンテンツは、コンテンツ プレゼンタ ポートレットを使用したレンダリングで失敗するか、ポータル管理ツールの WYSIWYG エディタで開くのに失敗する。
プラットフォーム : すべて
解決策 : コンテンツ ノードのバイナリ プロパティでコンテンツ タイプを使用して文字セットを指定する。html および UTF-8 文字の場合は、「text/html;charset=UTF-8」の形式を使用する。bulkloader を使用している場合は、コンテンツの該当する md.properties ファイルでプロパティ「encoding」を使用してこれを行うことができる。md.properties ファイルに「encoding=UTF-8」の形式でプロパティを追加する。UTF-8 にはコンテンツの正しい文字セットを使用する。

連合

表 6 では、連合に関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 6 連合に関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR174886
WSRP : ポートレット プリファレンスの説明がプロデューサ ポートレットからプロキシ ポートレットに渡されない
管理者がリモート ポートレットのポートレット プリファレンスを表示する場合、WebLogic Portal Administration Console ではプリファレンスの説明が示されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : プリファレンスにわかりやすい名前を付ける。
CR252633
WSRP LocalProxy がプロデューサ (セッション) クッキーを送信するクライアントに依存する
LocalProxy が WSRP に対して有効な場合は、クライアントからクッキー (特にセッション クッキー) を送信する必要がある。
一般には、プロデューサのクッキーのパス パラメータが、コンシューマのクッキーのパス パラメータと同じでない場合、またはコンシューマのクッキーのパス パラメータのプレフィックスである場合以外は、この動作で問題ない。このような場合、クライアントは必ずしもプロデューサ クッキーを送信する必要はない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : プロデューサのクッキーのセッション パス パラメータが、コンシューマのクッキーのパス パラメータと同じであること、またはコンシューマのクッキーのパス パラメータのプレフィックスであることを確認する。
CR263920
登録プロパティにデフォルト値が格納されない
原因は、デフォルト値を返さない EntityPropertyManager.getProperties() を呼び出したためである。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 登録プロパティではデフォルト値を使用しない。コンシューマは、登録時にすべての値を送信する必要がある。
CR266570
リモート ポートレットの最小化されたタイトルが優先するタイトルではない
リモート ポートレットでプログラムによってタイトルを設定する場合、WebLogic Portal ではそのタイトルをタイトルバーに使用する。この機能は、リモート ポートレットを最小化しているときにはサポートされていない。リモート ポートレットが最小化されている場合、WebLogic Portal はプロデューサに接続してポートレットを表示しないため、動的に設定したタイトルが失われる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR269002
WSRP セキュリティの署名と暗号化が機能しない
現時点では、暗号化 (機密性) および署名 (整合性) は、サポートされているポリシー要素ではなく、WSRP メッセージについてもサポートされていない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ポリシーの ID 要素だけを使用する。
CR272806
WSRP ローカル プロキシ モードでは、デフォルトのコンテキスト パスまたはスラッシュ (/) を含むコンテキスト パスがサポートされない
WSRP ローカル プロキシが有効で、コンシューマがデフォルトのコンテキスト パスまたはスラッシュ (/) を含むコンテキスト パスを使用してプロデューサにアクセスする場合は、コンシューマのリクエストが失敗する。
プラットフォーム : すべて
解決策 :
  1. ローカル プロキシを使用してアクセスするプロデューサを、デフォルトのコンテキスト パスまたはスラッシュ (/) を含むコンテキスト パスを持つようにコンフィグレーションしない。
  2. ローカル プロキシを使用してアクセス可能ないずれかのプロデューサがデフォルトのコンテキスト パスまたはスラッシュ (/) を含むコンテキスト パスを持つようにコンフィグレーションされている場合は、WSRP ローカル プロキシ モードを有効にしない。

コラボレーション

表 7 では、コラボレーションに関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 7 コラボレーションに関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR254490
GroupSpace では「/」をコンテキスト ルートとして使用できない
GroupSpace は Web アプリケーション名をコンテキスト ルートとして使用することに依存する。そうでないと、コンテンツ リポジトリを初期化および作成できない。Web アプリケーションで GroupSpace を使用するには、<context-root> 要素に「/」を使用できない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : Web アプリケーションの web.xml でコンテキスト ルートに「/」以外を指定する。
CR270791
管理者ユーザでヘッダ検索が失敗する
ディスカッション フォーラム コンテンツが返される場合に、管理者ユーザによるヘッダ検索 ([コミュニティカスタマイズ] の右側) が失敗する。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 管理者ユーザは、ヘッダ検索ではなく検索ポートレットを使用する。
CR273554
[スクリプトの実行] が p13nDataSource に対してのみ実行された場合、Configuration Wizard によって作成された PointBase ドメインのサーバが、ユーザ「WEBLOGIC_GROUPSPACE」が見つからず起動に失敗する
[以下の BEA 製品をサポートするために、自動的にコンフィグレーションされたドメインを生成する] で WebLogic Portal と WebLogic Portal GroupSpace Framework が選択され、[データベース スクリプトの実行] ウィンドウで [スクリプトの実行] ボタンが p13nDataSource に対してのみ選択されている場合、Configuration Wizard によって新しいドメインが作成されると、結果のドメインの WebLogic Server でユーザ「WEBLOGIC_GROUPSPACE」が見つからず起動に失敗する可能性がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ユーザ「WEBLOGIC_GROUPSPACE」が見つからず起動に失敗したサーバのドメイン ホーム ディレクトリから以下を実行する : create_db.cmd -database.properties=groupspace_database.properties または (Linux/Unix の場合) ./create_db.sh
-database.properties=groupspace_database.properties
CR277863
ディスカッション フォーラム ポートレットのキーワード検索で、複数の検索キーワードが正しく処理されない
ディスカッション フォーラム ポートレットでフォーラムおよびトピックの検索時にキーワード検索フィールドに複数の語を入力すると、単一の検索語として使用される。予期される動作では、単一の検索キーワードとしてではなく、複数のキーワードとしてフォーラムおよびトピックのキーワード フィールドとの一致または不一致を解析する。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR277955
管理者ユーザの検索結果で他のユーザの個人データおよびプライベート データが返される
管理者ユーザでのログイン時に GroupSpace コミュニティで検索を実行すると、他のユーザの個人データおよびプライベート データが検索結果に含まれることがある。他のユーザの個人データは結果に表示されるが、クリックして完全な詳細を表示することはできない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。GroupSpace へは管理者ユーザ以外でログインすることを推奨する。管理者でのログイン時は予期しないユーザ環境が発生する場合がある。
CR290182
外部ユーティリティを使用してコラボレーション リポジトリ データを作成するとメタデータが破損する
コラボレーション ポートレット (ディスカッション、タスク、カレンダーなど) は個別のデータベース テーブルを管理して、コンテナのコンテンツおよびコンテンツ リポジトリ アイテムを追跡する。伝播ツールや管理ツールなどの外部ツールを使用したリポジトリの作成時に、このテーブルの同期が取れなくなる場合がある。以下の症状は、テーブルとリポジトリの同期が必要であることを示す。
  • サーバ コンソールに記録されたエラー メッセージ : <Error> <Content Collaboration API> <BEA-000000> <[ID 'XXXX' のノードのカウント メタデータが見つかりませんでした。] >
  • - ディスカッション ポートレットのカテゴリまたはフォーラム内に不正な項目数が表示される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : この問題が発生したユーザは、メタデータ テーブルとリポジトリを同期するサポート JSP をダウンロードするように指示される。
CR288239
GroupSpace リソースへのリンクが自動更新されないときがある
GroupSpace の WYSIWYG HTML エディタでは GroupSpace リソースへのリンクの挿入が可能である。ただし、これらのリソースが削除された場合に HTML 内のリンクは自動更新されない。HTML を手動で編集して破損したリンクを置換または削除する必要がある。また、リンク項目を削除した場合は、GS リンク ポートレットの GroupSpace リソースへのリンクを手動で更新する必要がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR313677
Autonomy 設定の AutoDetectLanguagesAtIndex=TRUE を設定し、複数言語のコンテンツを追加すると、DefaultLanguageType にあるコンテンツのみが GroupSpace 検索で返される
AutoDetectLanguagesAtIndex=TRUE がいったん設定されると、コンテンツがその言語でマークされる。ただし、GroupSpace 検索では DefaultLanguageType のみを使用して検索が行われる。そのため、複数言語でインデックスが作成されたコンテンツの場合、GroupSpace 検索では DefaultLanguageType に一致する結果だけが返される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : AutoDetectLanguagesAtIndex=TRUE を設定しない (デフォルトの設定は FALSE)。
CR315072
ライブラリ モジュール内の .portlet ファイルがファイル ポーラーにより自動的に選択されない
ライブラリ モジュール内の .portlet ファイルが、関連付けられたファセットが既存のプロジェクトに追加されたときに自動的に選択されない。その結果、ポートレットが WebLogic Portal 管理ツールでポートレットのライブラリに表示されない。1 つの例として、既存のプロジェクトへのコンテンツ プレゼンタ ファセットの追加がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 :
1. プロダクション モードで Web アプリケーションを再デプロイする。
2. 開発モードで、要素 <reload-database-on-redeploy>true </reload-database-on-redeploy> を netuix-config.xml ファイルの <customizations> セクションに追加する。これは動作するが、サーバ起動または再デプロイのたびに Web アプリケーションおよびライブラリ モジュール全体がスキャンされることを意味するため、この設定をできるだけ迅速に削除する必要がある。
3. [プロジェクトにコピー] を使用して .portlet ファイルをライブラリ モジュールからローカル ファイル システムにコピーする。ファイルがポーリングされ、ポートレットが Administration Console に表示される。

プロダクション業務

表 8 では、プロダクション業務に関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 8 プロダクション業務に関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR217697
管理レベルのスコープでは、ポートレット インスタンスのローカライゼーションに関するエクスポート/インポート ユーティリティのサポートが限定的である
新しいロケールを持つブックまたはページのスコープをライブラリ レベルに設定することは可能。.pinc を新しいロケールでエクスポートまたはインポートすると、WebLogic Portal Administration Console では新しいタイトルの新しいロケールが選択され、データベース内のローカライゼーション テーブルが更新される。しかし、これはスコープが管理レベルに設定されたポートレット インスタンスのローカライズに関しては機能しない。インポートされたロケールは、WebLogic Portal Administration Console 内でポートレットに関しては反映されない。ただし、ローカライゼーション データベース テーブルは更新される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ポートレット インスタンスをローカライズする場合は、管理レベルのスコープ設定を使用しない。
CR217712
エクスポート/インポート ユーティリティでは、ロケール リソースの記述は .pinc ファイルに伝播されない
ブックまたはページのロケールの記述は、.pinc ファイルには出力されない。したがって、管理者がローカライズできるのはアーティファクトのタイトルだけで、記述をローカライズすることはできない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ブックまたはページをエクスポート/インポートした後で、ロケールの記述を手動で追加する。
CR217766
エクスポート/インポート ユーティリティでは、初めて別のロケールでインポートを行うときに、新しいリソースが正しくインポートされない
たとえば、一部のリソースが特定のロケール (ここでは「es」) にローカライズされていない場合は、ロケール「es」でデスクトップをエクスポートすると、「es」のリソース (タイトル) がないリソースについては、最適なロケールを決定するアルゴリズムが使用される。この最適なロケールにより、たとえば「en」 (英語) のタイトルになる。
これを送り先にインポートし直すときは、XIP ユーティリティに対して、すべてが「es」であると指定するため、誤って「en」のタイトルが「es」で追加される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : すべてのリソースが、エクスポートするロケールにローカライズされていることを確認する。たとえば、まず、変更した .portal ファイルをデフォルトの en (英語) ロケールで再インポートし、その後、変更した .portal ファイルを es (スペイン語) ロケールで再びインポートする。
CR222321
プレースホルダのロックは、レイアウトの現在の「ページ ビュー」についてのみ伝播される
Propagation Utility では、現在選択されているレイアウトのプレースホルダだけをページ「ビュー」から追跡できる。そのため、現在選択されているレイアウト内のプレースホルダに対するロック (資格を使用して設定) のみ伝播できる。他のレイアウトに対するロックの伝播は不可。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 伝播の結果を確認し、必要に応じて手動でプレースホルダのロックを更新する。
CR224526
Propagation Utility およびエクスポート/インポート ユーティリティでは、送り先に存在しないマークアップを参照しているデスクトップをインポートするとエラーが発生する
インポートするデスクトップに含まれるリソース (ポートレットなど) が、ソースには存在するが送り先には存在しないマークアップ リソースを参照していると、サーバが ObjectNotFoundException を送出する。
例は以下のとおり。
  1. ソース システムで、アラート テーマを使用するポートレットを含むデスクトップを作成する。
  2. 送り先で、アラート テーマを含まないサーバに EAR をデプロイする。
  3. 送り先で、ソース システムで作成されたコンフィグレーションをインポートする。
サーバ コンソールに例外が送出される。送り先サーバではポータル ノードだけが正しく作成され、デスクトップは作成されない。
この問題は、テーマだけではなく、メニュー、シェル、ルック アンド フィール、レイアウトなどのマークアップ リソースが送り先に存在しないすべての場合に当てはまる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : インポートの前に、すべてのマークアップ リソースが送り先サーバに存在することを確認する。

WebLogic Portal Administration Console

表 9 では、WebLogic Portal Administration Console に関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 9 WebLogic Portal Administration Console に関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR259272
結合されたポートレットでユーザ プロファイルの更新が確認できないことがある
管理者がユーザのプロファイルを更新した場合、ユーザは、ログアウトしてログインし直すまでその更新を確認できないことがある。これには、WSRP を使用してリモート プロデューサに送信されたプロパティが含まれる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 更新されたプロファイルをユーザが確認するには、ログアウトしてログインし直す必要がある。
CR261581
訪問者ツールのユーザ プロファイルに対する変更がユーザ管理ツールに反映されない
WebLogic Portal Administration Portal 以外で訪問者ツールのユーザ プロファイルに加えた変更は、更新後も WebLogic Portal Administration Console の [ユーザ管理|ユーザ プロファイル] には表示されない。変更を表示するには、ログアウトしてからログインし直す必要がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 更新後のユーザ プロファイルを表示するには、WebLogic Portal Administration Portal からログアウトし、ログインし直す必要がある。
CR264147
コンテンツ管理 : ネストされたプロパティ タイプの個々の値またはプロパティをクリアできない
ネストされたプロパティ タイプは、他のユーザ定義型の構造を持つプロパティである。複数の値を許可するネスト タイプ プロパティの場合、個々の値をクリアする (空またはデフォルト値にリセットする) ことができない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 多値のネスト プロパティの個々の値をクリアするには、多値のネスト プロパティを編集用に選択し、ごみ箱アイコンを使用して個々の値を削除する必要がある。次に、空の値を使用して、同じ名前で再度追加する。
CR287734
DA ロール式の結合タイプの変更時に例外が送出される
条件を持たない DA ロール式の結合タイプ (ALL と ANY) の変更時、コンソールに例外が表示される場合がある。この例外にかかわらず、変更は正常に保存される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 例外を無視する。
CR281901
値を持たない多値ポートレット プリファレンスが取得不可能になる
多値プリファレンスの作成時または編集時に、作成時に値を何も指定しなかったり編集時に既存のすべての値を削除したりして指定された値がなくなると、プリファレンスが取得できなくなり、管理ツールに表示されなくなる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 多値プリファレンスでは常に最低 1 つの値を指定する。
CR288357
IM エディタでユーザ、要求、およびセッション プロパティを参照するコンテンツ クエリがサポートされない
IM エディタでユーザ、要求、およびセッション プロパティを参照するコンテンツ クエリがサポートされない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : IDE を使用してユーザ、要求、およびセッション プロパティを参照するコンテンツ クエリを編集する。
CR288516
IM エディタでコンテンツ式構文がサポートされない
IM エディタでコンテンツ式構文がサポートされない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : IDE を使用してコンテンツ式構文を使用するコンテンツ クエリを編集する。
CR292404
[リポジトリの検索] ページからのコンテンツ管理検索でマルチバイト文字の結果が返されない
[リポジトリの検索] ページの検索機能はマルチバイト文字で動作しない。たとえば、いくつかのマルチバイト文字のグループと一致する名前を持つすべてのコンテンツ項目を検索すると、検索結果が空になり、サーバ ログには com.bea.content.expression.ExpressionHelper$ParseException が記録される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : リポジトリまたはフォルダ項目の下の [参照] ページの検索機能はマルチバイト文字で動作する。
CR297475
IM エディタで IM ルールの同じ種類の複数のアクションまたは条件がサポートされない
IM エディタで IM ルールの同じ種類の複数のアクションまたは条件がサポートされない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : IDE を使用して複数のアクションまたは条件を持つ IM ルールを編集する。
CR304972
Portal Administration Tool で作成されたアーティファクトに引用符を含めることができない
Portal Administration Tool で作成されたアーティファクトの引用符文字が原因で JavaScript エラーが発生する。たとえば、名前に引用符文字が含まれるコンテンツ項目でエラーが発生する。
プラットフォーム : すべて
解決策 : Portal Administration Tool でのアーティファクトの作成時、名前に引用符文字を使用しない。
CR306657
Portal Administration Tool のツリー ノード選択リンクがツリー ポートレットの表示に依存する
Portal Administration Tool では、submitResource() JavaScript 関数を使用して、ナビゲーション ツリーでのノードのクリックのシミュレーションに使用する HTML リンクが作成される。この機能はまだツリー ポートレットから分離されていないため、submitResource() によるリンクを使用する場合はツリー ポートレットを表示しておく必要がある。たとえば、コンテンツ管理ツールで、フォルダの参照ページに移動すると、右側の子ノードのリンクはツリーの子ノードをクリックしたときと同じように表示される。右側のこれらのリンクは、左側のツリー ポートレットが表示されないと動作しない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : カスタムの Portal Administration Tool の開発時、エディタ ポートレットで submitResource() によるリンクを使用する場合は、ツリー ポートレットを表示する必要がある。
CR307191
[委託管理] タブで [ページあたりの項目数] を変更するとページに不正な文字が表示される
[委託管理] タブで [ページあたりの項目数] を変更するとページに不正な文字が表示される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : [委託管理] タブで [ページあたりの項目数] を変更しない。
CR310577
AJAX 要求がセッション タイムアウト後にログイン ページにリダイレクトしない
Portal Administration Tool でのセッション タイムアウト後に、AJAX 要求がログイン ページにリダイレクトされず、ブラウザで空の画面が表示される。ツールでの AJAX 要求の 1 つの例として、子ノードが含まれるツリー ノードで [+] をクリックしてノードを展開する場合がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : Portal Administration Tools Web アプリケーションまたはログイン ページに移動してログイン メッセージを表示する。
CR310734
国コードなしでロケールを入力すると、更新時に新しいロケールが作成される
リソースへの新しいローカライズ タイトルの追加時に国コードを指定せず、その後で更新しようとすると、デフォルトのロケールの国コードが、新規作成されたロケールの国として設定される。さらに、更新により、新しいローカライズ リソースが作成され、ロケールが <language code>_<country code> に設定される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 新しいロケールを追加するときは、常に国コードを指定する。
CR311066
DA ページ付けの結果で正しい状態が維持されない
参照ウィンドウでデフォルトの結果を変更した場合 (これには検索、ページ付けまたは結果サイズの変更も含まれる)、タブを変更すると結果がリセットされる。もう一度参照タブをクリックすると、デフォルトの結果が表示される。さらに、DA ツリーの結果は、DA 参照ウィンドウの結果とは独立して動作する。DA ツリーはページおよびタブが変更されても正しい状態を維持する。これは、DA ツリーと DA 参照ウィンドウに互いに異なる結果が表示される場合があることを意味する。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 検索や参照ページを変更した場合、またはページごとの結果を変更した場合は、タブの変更時にリセットする必要がある。DA ツリーで参照ページの結果と同期が取れなくなった場合は、DA ツリーから最初の結果セットを参照するよう試してみる。
CR316065
Portal Administration Console でカスタム エディタ グループのタイトルをローカライズすると、MissingResourceException が発生する
[ユーザ、グループ、およびロール] や [コンテンツ] などと同様にメニューに表示される独自のエディタ グループを追加することによって、Administration Console をカスタマイズできる。これを行うと、WEB-INF/Editors.xml ファイルが作成される。「editor-group」要素の「bundlePath」属性が動作しない (これにより MissingResourceException エラーが発生する)。
プラットフォーム : すべて
解決策 : システム クラスパスの com/bea/jsptools/patterns/editor/editors.properties ファイルを配置する。このファイルにエディタ グループとエディタ タイトルを含める。Editors.xml の bundlePath 属性は使用しない。

インストールとアンインストール

表 10 では、WebLogic Portal のインストールとアンインストールに関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 10 WebLogic Portal のインストールとアンインストールに関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR346976
WebLogic Portal 10.0 のアンインストールが適切に完了しない
WebLogic Portal 10.0 MP1 から 10.0 へのダウングレード後、10.0 インストールをアンインストールしようとすると、BEA_HOME ディレクトリの一部のファイルが自動的に削除されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 手動でディレクトリをクリーンアップする

 


BEA WebLogic Portal 10.0 MP1 で修正された制限事項

詳細については、以下の節を参照してください。

WebLogic Portal Administration Console についての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR317051
デスクトップ、ブック、ページ、またはポートレットに複数のローカライズされたタイトルがある場合、WebLogic Portal Administration Console で IndexOutOfBoundsException が発生する。
CR323695
LDAP でコンフィグレーションされた null のユーザ ID を持つユーザにアクセスすると、WebLogic Portal Administration Console で NullPointerException が発生する。
CR325510
コンテンツ セレクタのプロパティ値を更新すると、WebLogic Portal Administration Console で例外が発生する。
CR330655
名前に特殊文字が含まれるユーザまたはグループを管理委託ロールに追加または削除すると、Portal Administration Tool の表示が失敗する。

プロダクション業務についての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR314631
CR315916
カスタマイズ済みおよび非カスタマイズのポートレット、ページ、デスクトップのタイトルが分析レポートの表示時に表示されない。
CR314743
マルチバイト文字のプロパティは、analytics-config.xml ファイルに追加しても、Portal Administration Tool の [フィルタ処理/グループ化] ドロップダウン リストに表示されない。
CR315074
ルールセット ファイル (.rls) が、WebLogic Portal 10.0 で伝播されない。
CR315099
コンテンツ アイテムのエクスポート時、親フォルダに多数の (2000 を超える) 子が含まれている場合、weblogic.transaction.internal.TimedOutException が発生していた。
新しい修飾子 cm_loadChildrenSize を使用して、一度に取得するコンテンツ アイテムの数を指定できる。
CR318242
カスタム ポリシー ファイルを使用してインベントリをソース ドメインから送り先のドメインに伝播するときに、combineWithPolicy 伝播 Ant タスクが予想どおりに機能しない。カスタム ポリシーが結合プロセス中に失敗した。
CR318246
アプリケーションをソース ドメインから送り先のドメインに伝播すると、combineWithPolicy 伝播 Ant タスクによって、更新ポリシー policy_updates=N がオーバーライドされる。
CR318914
伝播ツールを使用してサーバ環境間でポータル アプリケーションを移動すると、ポートレット カテゴリの名前の末尾に .category が追加される。たとえば、Cat1 というポートレット カテゴリは、伝播後 Cat1.category になる。
CR319286
文字列が空のポートレット参照は、送り先に適切に伝播されない。
CR319449
Web ページでポートレットやページが表示される既定の順序を変更した後で、デスクトップを新しい環境にインポートすると、変更されたポートレットとページの順序が伝播時に保持されない。ポートレットとページの変更された順序は保持されず、デフォルトで .portal ファイルの元の順序になる。
CR320895
PrintWriter をインスタンス化して .printStackTrace() に使用した後で閉じると、他のすべてのロギングに使用されるファイル ストリームも閉じられる。
例外メッセージの後も、伝播のロギングは続行される。
CR325281
伝播または XIP ツールを使用してデスクトップをインポートすると、インポートされたデスクトップに、コピーされた同じポートレットが含まれている場合、SAXParseException が発生する。この問題は、ポートレットがポータル リソース ライブラリからコピーされ、同じデスクトップの別のページにコピーされている場合のみ発生する。
CR331099
単一のノードでネストされたタイプの複数のバイナリを伝播しようとすると、失敗する。

WebLogic Portal フレームワークと開発についての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR308170
パラメータに文字 % を含む文字列がある場合、WSRP を介した JSR168 ポートレットのクエリ パラメータはデコードされる。
CR313281
デスクトップでの重複したポートレット参照は、XIP ツールを使用して新しいポータルにエクスポートできない。
CR318451
デスクトップおよびライブラリ インスタンスのポートレット タイトルが、XIP ツールを使用した伝播セッション後に変更される。
CR318587
フィルタを使用してポートレットの表示をソートすると、訪問者ツールの [参照] タブに、すべてのポートレットを表示するオプションが表示されない。
ポートレットのリスト全体を取得するには、[参照] タブの [すべて] をクリックする。
CR318916
エクスポートされたインベントリの変更を送り先サーバにコミットする際、複数の検証手順のために、OnlineCommitTask の完了に長い時間がかかる。
新しい修飾子 computeDependencies が OnlineCommitTask に追加されたため、検証手順が回避され伝播が速くなる。
CR319246
PortalBeanManager.getPreferencePersistenceManager() メソッドが null 値を返す。
CR322335
WebLogic Portal 10.0 が、.NET Application Accelerator 1.0 で生成されたポートレットをサポートしない。
CR322742
以前のバージョンの WebLogic Portal のプロジェクトを移植すると、WebLogic Portal 10.0 でイベント インターセプタが予想どおりに機能しない。
CR323272
カスタム ロケール プロバイダを使用すると、カスタム ロケール プロバイダによって提供されるスキン ファイルでスキンが更新されない。
CR324953
WSRP プロデューサを使用すると、クッキーが初期化されないためセッションの問題が発生する。
CR332217
com.bea.netuix.nf.factories.TagClassMap$NamespaceTagnameMap.getClass メソッドが java.util.HashMap.get を使用すると、ほとんどの ExecuteThreads がスタックする。
CR332740
DemoIdentity.jks ファイルが読み込み専用の場合、ドメインの作成が FileNotFoundException で失敗する。
DemoIdentity.jks ファイルが読み込み専用の場合、WSRP キーを使用してこのファイルを手動で更新する必要がある。

コラボレーションについての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR323691
WYSIWYG エディタを使用した GroupNote の追加は、globalRootPath エラーで失敗する。
CR330852
GroupSpace 対応のドメインから SQLAuthenticator を削除すると、コミュニティが ExceptionInInitializerError で失敗する。

コンテンツ管理および検索についての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR317001
コンテンツ アイテムにネストされたタイプのプロパティがある場合、すべてのコンテンツ アイテムのネストされたタイプが更新されない。
CR321382
コンテンツ タイプに空のマルチ文字列プロパティを追加すると、既存のコンテンツ タイプのバイナリ プロパティが失われる。
CR321759
タイプが必須プロパティで更新されたコンテンツ タイプを修正すると、RepositoryException が発生する。
CR330591
空のバイナリ値のチェック中に、NullPointerException が発生する。
CR330665
コンテンツ タイプに新しいプロパティを追加した後でコンテンツ タイプを編集すると、コンテンツ アイテムのバイナリ値が空になる。
CR330854
RepositoryManager.connect() への過度の呼出しのため、スレッドがハングアップする。
CR331101
ノード パスにアポストロフィが含まれている場合、INodeManager getNode メソッドが SQLException を返す。

 


BEA WebLogic Portal 10.0 で修正された制限事項

この節では、BEA WebLogic Portal 10.0 で修正された制限事項について説明します。詳細については、以下の節を参照してください。

アップグレードについての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR127987
Decryptor と Encryptor でバージョン 9.2 に対するコンパイルが行われない。
CR277712
バージョン 9.2 への初期デプロイメント時に、アップグレードされたポータル アプリケーションに LDAP 関連の警告が表示される。

WebLogic Portal Administration Console についての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR248238
WebLogic Portal Administration Console UI で、バイナリ プロパティにデフォルトのプロパティ値を定義できない。
CR252244
コンテンツ項目の [バージョン履歴] ページで、コンテンツ項目を含まないフォルダに対して RepositoryRuntimeException が送出される。
CR270554
デフォルトの wls エンコーディングを設定する必要がある。
CR272483
コンテンツ管理 : すでにインスタンス化されているタイプにプロパティ定義を追加すると、そのタイプのコンテンツを編集するときに問題が発生することがある。
CR278953
アップロードされたコンテンツ項目の名前にスペースが含まれていると、ダウンロード時またはプレビュー時に名前が途中で切り捨てられる。
CR280121
ブラウザの使用可能なロケールに en_US が含まれていない場合、WebLogic Portal Administration Console ツールの状況依存のヘルプは使用できない。
CR280846
WebLogic Portal Administration Console では、ページを非表示とマークすることができない。
CR281387
WebLogic Portal Administration Console のサービス管理部分で一部のキャッシュが管理できない。

WebLogic Workshop フレームワークについての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR268637
Linux で断続的にドラッグ アンド ドロップを行うと Eclipse がクラッシュする。
CR271514
asyncContent 属性の変更には新しいブラウザ セッションが必要である。
CR279727
ルック アンド フィールのスタイル プロパティを編集しようとするとエラーが発生する。

WebLogic Portal フレームワークについての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR244401
ページフローの開始アクションまたは更新アクションでリダイレクトが発生すると Netuix 警告が記録される。
CR275544
タイトルバーのボタンで画像の相対 URL が使用されている。
CR259346
JSF ポートレットでポートレットがサポートされない。
CR270744
JSF の Apache MyFaces 実装を使用する JSF ポートレットが WebLogic Portal でサポートされない。
CR271436
元の LoginException の伝播。
CR277815
AJAX ベースのコンテンツの非同期表示で Netui フォームの送信アンカを使用できない。
CR278574
.portlet ファイルが関連付けられていない JSR168 準拠のポートレットのポートレット プリファレンスを管理できない。
CR279934
デスクトップ ウィザードでは、名前を使用してデスクトップ テンプレートを検索できない。
CR281036
訪問者ツール デスクトップ シェルがファイルベースのポータルでの表示時にサーブレット例外を送出する。
CR282065
ランタイムで Workshop IDE でルック アンド フィール クロモソームを選択できない。
CR282105
クラスタ デプロイメントで WebLogic Portal Administration Console を使用してサービス管理の変更を保存するときに DeploymentException が発生する。
CR283528
WebLogic Portal クラスタを操作するために WebLogic Administration Server を実行する必要がある。
CR298664
ResourceProxyServlet でヘッダがプロキシされない。
CR299690
ResourceProxyServlet が取得する静的リソースからブラウザにヘッダ Set-Cookie を返す。

サードパーティのツールについての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR283856
Internet Explorer で、[マイ コミュニティを表示] および「コミュニティ ウィザード」内のリンクが正しく機能しないことがある

コンテンツ管理および検索についての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR216713
CM : node.getContentChildren() が返すノードのパスが正しくない。
CR239608
「ノード タイプ」の概念がこのリリースでは推奨されない。
CR257301
WebLogic Portal 8.1 では、優先順位の問題のため、コンテンツ クエリ式が正しく生成されない。
CR255895
コンテンツ管理の全文検索を使用したソート。
CR259334
Autonomy データベースで <DREREFERENCE> エントリと <CM_NODEID> エントリが重複している。
CR261162
Oracle Thin ドライバで ZipInputStream のバイナリ値に問題が発生する。
CR262817
パスでフィルタ処理およびソートを行うには、ユーザが内部ストレージの詳細を理解する必要がある。
CR266993
Autonomy を使用して適切にインデックス作成を行うには、バイナリ プロパティのファイル名に、ファイルシステムで有効な文字が必要である。
CR268102
ネストされたタイプで WebDAV を使用して保存しても、ファイルの MIME タイプが保存されない。
CR270484
WebLogic Portal CM における Autonomy 検索での空の文字列による検索の動作。
CR271869
content-config.xml の一部として作成されたコンテンツ リポジトリのコンフィグレーションを WebLogic Portal Administration Console で削除できない。
CR275869
リンク ライブラリの不足のため、Autonomy 検索エンジンおよびフェッチ プロセスが UNIX プラットフォームで正しく起動しないことがある。
CR278199
Autonomy の全文検索の #DREFIELD 名の制限。
CR280196
Autonomy IDOL Server のエンコーディング プロパティが日本語 EUC 言語と日本語 JIS 言語について正しく設定されない。
CR282038
サーバ起動スクリプトで Autonomy が自動起動される場合、サーバの起動時に CommandFailed エラーが発生する可能性がある。

連合についての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR182278
プロキシ ポートレットでプリファレンスの伝達がサポートされない。
CR256024
ポートレットの依存関係表示機能で ID のプレフィックス指定と URL の書き換えがサポートされない。
CR258618
結合された JSF ポートレットを Sun のブリッジで使用できない。
CR274234
wsrp-producer-config.xml の isStrict フラグを true に設定すると特定の場合にのみ登録に失敗する。
CR276384
Axis および Wsdl4j でサーバの WSDL を処理できない。
CR277590
サンプル ドメインおよびコピーされたドメインで WSRP 要求を送信できない場合がある。
CR277976
プロデューサ ポートレットで、グリッド コントロールの状態を操作時に設定する必要がある。
CR278622
一部のスタンドアロン リモート ポートレットの使用例で URL パラメータがダブルエンコードされる。

コラボレーションについての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR258675
GroupSpace を削除してもコンテンツ管理のコンテンツが削除されない。
CR267353
コラボレーション ポートレットでのエラーの発生後、[ポートレットに戻る] リンクでポートレットの表示が復元されない。
CR268142
GroupSpace Issue、GroupSpace GroupNote、および GroupSpace Doc ポートレット内で、アポストロフィ (') を含む任意のフォルダまたは項目が、詳細ページの [削除] ボタンをクリックしても削除されない。
CR270549
WebLogic Portal 訪問者ツールの使用時にサーバ コンソールに警告メッセージが表示される。
CR277228
デフォルト アカウントの更新時に送信メール サーバ設定が検証されない。
CR277596
GroupSpace で、通知センタの項目をクリックするとポータル ウィンドウで例外が発生する。
CR279106
個人の RSS 記事のリンクが正常に動作しない。
CR280523
[関連項目の追加] ダイアログ ボックスを表示し、[保存された検索結果の管理] を押すと、「javax.servlet.ServletException: No community context」で始まるスタック トレースが表示される。
CR281045
メール取得タイマーをロードできない場合に WL Console で「リソース キーが見つからない」のエラーが表示される。
CR282338
GroupNote が [表示モード] になると GroupNote 内の関連する GroupNote へのリンクが使用できない。
CR282545
パッチのインストールを行わない限り、メール ポートレットを削除する必要がある。
CR283043
コラボレーション ポートレットの文字列プロパティの最大値は 254 文字である。
CR284139
管理者とユーザが GroupSpace のリッチ テキスト コンテンツに注意する必要がある。

WebLogic Security についての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR280487
CR280636
コンテンツの委託管理者には、ネストされたコンテンツ タイプとワークフローに対する明示的なアクセス権が必要である。
CR282051
ユーザを委託管理者として作成および削除できない。


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