検索の統合

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プロダクションでの検索の使用

ポータルをデプロイした後で検索サービスを管理できます。

注意 : Autonomy ドキュメントは、WebLogic Portal インストール ディレクトリ (//WebLogic_Home/cm/thirdparty/autonomy-wlp10/common/docs/*.*) に含まれています。

この章の内容は以下のとおりです。

 


Autonomy Service Dashboard の使用

Autonomy Service Dashboard を使用することもできます。Autonomy Service Dashboard を使用すると、Autonomy の検索サービスのパフォーマンスをモニタする DiSH サーバにアクセスできます。

また Autonomy の ACI インタフェースを使用してサービスをモニタできます。検索サービスのモニタの詳細については、Autonomy DiSH のドキュメントを参照してください。

 


BEA コンテンツの再インデックス

BEA コンテンツはいつでも再インデックスすることができます。たとえば、インデックスが破損 (停電、ハードウェアの問題など) した場合、BEA コンテンツを再インデックスする必要があります。

WebLogic Portal は、BEA コンテンツを再インデックスするために使用するスクリプトを提供します。インデックスを作成するコンテンツを指定するには、コマンド ライン引数または、.properties ファイルを使用できます。

この節では、次のトピックについて説明します。

環境の準備

インデックス スクリプトは、次の JAR ファイル p13n_app.jar へのアクセスが必要です。この JAR ファイルは、p13n-app-lib.ear ファイルにあります。コンテンツを再インデックスする前に、p13n-app-lib.ear から p13n_app.jar を抽出する必要があります。ファイルの抽出後、そのファイルのロケーションをクラスパスに追加することも必要です。この JAR ファイルは、インデックス スクリプトの使用後に削除することができます。

  1. p13n-app-lib.ear ファイルに移動します。c:\bea\wlserver_10.0\portal\lib\modules\p13n_app.ear など。
  2. JavaJar または、WinZip を使用して //WebLogic_Home/common/p13n/lib ディレクトリに p13n-app-lib.ear から p13N_app.jar ファイルを抽出します。
  3. cm_index_data スクリプトを使用するシステムのクラスパスに p13n_app.jar を追加します。

コンテンツの再インデックス

コンテンツを再インデックスするには、次の手順に従います。

  1. クラスタ内のいずれかの管理対象サーバから、cm_index_data.cmd/sh スクリプトに移動します。これは、//WebLogic_Home/CM/BIN/ ディレクトリにあります。
ヒント : index_cm_data -help と入力すると再インデックス コンテンツについてのヘルプを表示できます。
  1. 必要に応じて、cm_indexer.properties ファイルを使用する場合、コンフィグレーションのパラメータと一致するように、プロパティ ファイルを変更します。コード リスト 5-2 では、cm_indexer.properties ファイルの例を示します。
  2. スクリプトを実行します。表 5-1 では、コマンド ライン引数およびその説明についての完全なリストを提供します。引数を設定しない場合、cm_indexer.properties を仮定して使用します。cm_indexer.properties ファイルの例については、コード リスト 5-2 を参照してください。コマンド ライン引数を使用する場合、例については、コード リスト 5-3 を参照してください。
  3. コード リスト 5-1 cm_indexer.properties ファイルの使用例
    C:\bea\weblogic100\cm\bin\index_cm_data
    コード リスト 5-2 cm_indexer.properties ファイルのサンプル
    # 詳細を true に設定すると、エラー メッセージが表示されます。
    verbose=true
    #ポータル アプリケーションにアクセスするために使用したユーザ名およびパスワードを使用します。
    user=weblogic
    password=weblogic
    # WebLogic Server URL を参照する t3 プロトコルを使用します。
    url=t3://localhost:7001
    #リポジトリの名前を指定します。
    repository=Shared Content Repository
    #ポータル アプリケーションの名前を指定します。
    application=portalApp
    #必要に応じて、インデックスを作成するコンテンツ タイプを指定します。
    type=
    #インデックスを作成するコンテンツのリポジトリ パスを指定します。
    path=/Shared Content Repository
    コード リスト 5-3 コマンド ライン引数の使用例
    C:\bea1204\weblogic100\cm\bin\index_cm_data -verbose -user weblogic -password weblogic -url t3://localhost:7001 -repository myRepo -application myPortalApp -path \myRepo

    表 5-1 cm_index_data スクリプトのためのコマンド ライン引数
    引数
    説明
    verbose
    エラー メッセージを表示するには、verbose を true に設定する。
    user
    ユーザ名。
    password
    ユーザのパスワード。
    url
    Weblogic Server の URLたとえば、ローカル マシンに対して CM_INDEX_DATA スクリプトを実行する場合、この URL は、t3://localhost:7001 とする必要がある。
    HTTP ではなく、t3 プロトコルを使用することに注意。
    repository
    インデックスを作成するリポジトリの名前。
    application
    リポジトリを使用するポータル アプリケーションの名前。
    type
    省略可能。インデックスを作成するコンテンツ タイプを指定する。
    path
    インデックスを作成するリポジトリまたは、リポジトリ フォルダのパス。たとえば、すべてのリポジトリをインデックスする場合、path=/RepositoryName を使用する。リポジトリ内に特定のフォルダのインデックスを作成する場合、path=/RepositoryName/FolderName を使用する。 


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