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ポートレット機能

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その他のポートレット

ここでは、次に示すさまざまな機能のポートレットについて説明します。

 


Email ポートレット

Email ポートレットでは、Java Mail API の使用方法を紹介しています。Email ポートレットには、受信トレイにある電子メール メッセージのリストが表示されます。 メッセージがあることは確認できますが、メッセージを読むことはできません。ここでは、Email ポートレットを設定する方法を説明します。

Java ソース: <BEA_HOME>/weblogic700/samples/portal/sampleportalDomain/beaApps/sampleportal/src/examples/sampleportal/email

JSP ソース: <BEA_HOME>/weblogic700/samples/portal/sampleportalDomain/beaApps/sampleportal/portlets/email

Email ポートレットをコンフィグレーションするには、次の手順を実行します。

  1. 任意の訪問者としてログインします。

  2. Email ポートレットで、図 7-1 に示す [編集] ボタンをクリックします。

    図7-1 Email ポートレット-コンフィグレーション前の状態


     

  3. 拡張された Email ポートレットのフィールドに情報を入力します。図 7-2 に例を示します。

    図7-2 Email ポートレット-編集


     

  4. [Save] ボタンをクリックし、[終了] ボタンをクリックします。

    適切な情報を入力している場合は、図 7-3 に示すように、Email ポートレットに新しい電子メールが表示されます。

    図7-3 Email ポートレット-新しい電子メール


     

    入力した情報に誤りがある場合は、図 7-4 に示すように、問題があることが通知されます。

    図7-4 Email ポートレット-不正なコンフィグレーション


     

  5. ポータルからログアウトします。

 


WhatsHot ポートレット

WhatsHot ポートレットは、簡単なレポート ポートレットの例です。このポートレットには、キャンペーン広告または企業プロファイルがクリックされた回数が表示されます。情報は、WebLogic Portal のイベント追跡システムから取得されます。また、WhatsHot ポートレットはイベントからリアルタイムに情報を収集して表示します。これは、非同期のカスタム イベント リスナの使用方法を示しています。WhatsHot のコンテンツは、Excel のスプレッドシードにも表示できます。

Java ソース: <BEA_HOME>/weblogic700/samples/portal/sampleportalDomain/beaApps/sampleportal/src/examples/sampleportal/whatshot

JSP ソース: <BEA_HOME>/weblogic700/samples/portal/sampleportalDomain/beaApps/sampleportal/portlets/whatshot

WhatsHot ポートレットについて理解するには、次の手順を実行します。

  1. 「visitor4」としてログインします。図 7-5 に示すように、ポートレットが表示されます。右側のカラムは、CompanyProfiles ポートレットで各企業のリンクがクリックされた回数を表します。

    図7-5 WhatsHot-Citigroup が 3 回クリックされた場合


     

  2. 各企業のクリック数を確認します。たとえば、図 7-5 の赤い矢印で示されているように、Citigroup は 3 回クリックされています。

  3. CompanyProfiles ポートレットで、任意の企業をクリックします (図 7-6)。

    図7-6 CompanyProfiles ポートレット


     

  4. CompanyProfiles ポートレットを拡張した後、[未最大化] をクリックして、ポートレットを元のサイズに戻します。

  5. WhatsHot ポートレットに戻って表示を確認します。選択した企業のカウント数が、 1 増加していることを確認します。たとえば、図 7-7 では、Citigroup のカウント数が 4 に変化しています。

    図7-7 WhatsHot-Citigroup が 4 回クリックされた場合


     

  6. [Excel のスプレッドシートとして表示する] をクリックします。図 7-8 に示すように、ブラウザにスプレッドシートが表示されます。

    図7-8 WhatsHot-Excel スプレッドシート


     

  7. ポートレットに戻るには、ブラウザの [戻る] ボタンをクリックします。

 


MyToDo および TeamWork ポートレット

MyToDo ポートレットには、個人のアクティビティのリストが表示されます。TeamWork ポートレットには、チームのアクティビティのリストが表示されます。TeamWork ポートレットでの変更は、チームの各メンバーに表示されます。チームのメンバーは、TeamWork ポートレットを更新できます。MyToDo および TeamWork ポートレットは、Enterprise JavaBeans (EJB) 2.0 エンティティ Bean を使用して実装されます。

Java ソース: <BEA_HOME>/weblogic700/samples/portal/sampleportalDomain/beaApps/sampleportal/src/examples/sampleportal/collaboration

JSP ソース: <BEA_HOME>/weblogic700/samples/portal/sampleportalDomain/beaApps/sampleportal/portlets/collaboration

これらのポートレットについて理解するには、次の手順を実行します。

  1. 「visitor4」としてログインします。

  2. TeamWork ポートレットで、図 7-9 に示す [編集] ボタンをクリックします。

    図7-9 TeamWork ポートレット-保存されている項目がない場合


     

  3. ポートレットが拡張された後、タスクを入力し、優先度を設定します。図 7-10 に示す、[リストに追加する] ボタンをクリックします。

    図7-10 TeamWork ポートレット-新しい作業項目


     

  4. 2 つ目のタスクを追加します。図 7-11 に示すように、ポートレットが更新されます。

    図7-11 TeamWork ポートレット-項目の追加


     

  5. [終了] ボタンをクリックします。図 7-12 に示すように、新しい To Do リストが表示されます。

    図7-12 TeamWork ポートレット-追加された項目


     

  6. Visitor 4 からログアウトし、「visitor1」としてログインし直します。Visitor 1 の TeamWork ポートレットに、Visitor 4 の入力した項目が表示されます。

  7. Visitor 1 の TeamWork ポートレットで、チェック ボックスのいずれかをクリックし、[更新] ボタンをクリックします。図 7-13 に例を示します。

    図7-13 TeamWork ポートレット-チェックされた項目


     

  8. Visitor 1 からログアウトし、再び「visitor4」としてログインします。Visitor 4 の TeamWork ポートレットに、Visitor 1 が入力したチェック項目が表示されます。

  9. Visitor 4 からログアウトします。

MyToDo ポートレットは同様に操作します。ただし、他のチーム メンバーのポートレットは更新されません。

 


CustomerService ポートレット

CustomerService ポートレットでは、 EJB 2.0 の実装と、WebLogic Server 7.0 の J2EE Connector Architecture (JCA) サンプル データベース アダプタとの統合を紹介しています。CustomerService ポートレットには、2 つのビューがあります。 個人のビューでは、訪問者はサービス リクエストを確認し、新しいリクエストを追加できます。サービス担当者のビューでは、すべてのグループ メンバーシップのサービス リクエストが表示されます。

Java ソース: <BEA_HOME>/weblogic700/samples/portal/sampleportalDomain/beaApps/sampleportal/src/examples/sampleportal/customerservice

JSP ソース: <BEA_HOME>/weblogic700/samples/portal/sampleportalDomain/beaApps/sampleportal/portlets/customerservice

CustomerService ポートレットについて理解するには、次の手順を実行します。

  1. 「visitor5」としてログインします。図 7-14 に示すように、CustomerService ポートレットが表示されます。

    注意: 顧客サービス担当者 (Visitor 5) だけが、すべてのリクエストを確認できます。

    図7-14 CustomerService ポートレット-デフォルト (Visitor 5)


     

  2. 「Visitor 5」からログアウトし、「visitor1」としてログインし直します。図 7-15 に示すように、CustomerService ポートレットが表示されます。

    図7-15 CustomerService ポートレット-デフォルト (Visitor 1)


     

  3. Visitor 1 の CustomerService ポートレットで、[編集] ボタンをクリックします。ポートレットは、図 7-16 に示すように拡張されます。

    図7-16 CustomerService ポートレット-リクエストの入力 (Visitor 1)


     

  4. リクエストを入力し、[Save] ボタンをクリックします。次に[終了] ボタンをクリックします。図 7-17 に示すように、ポートレットにリクエストが表示されます。

    図7-17 CustomerService ポートレット-新しいリクエスト (Visitor 1)


     

  5. Visitor 1 からログアウトし、再び「visitor5」としてログインします。図 7-18 に示すように、ポートレットに新しいサービス リクエストが表示されます。

    図7-18 CustomerService ポートレット-追加された新しいリクエスト (Visitor 5)


     

  6. Visitor 5 からログアウトします。

 


この後の展開

これで、ポータル サンプル-ポートレット機能のツアーは終了です。ポータルの機能については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wlp/docs70/ptour/index.htm にある『ポータル サンプル-訪問者および管理者』を参照してください。

WebLogic Portal の管理については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wlp/docs70/admin/index.htm にある『管理者ガイド』を参照してください。

WebLogic Portal の開発については、http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wlp/docs70/dev/index.htm にある『開発者ガイド 』を参照してください。

 

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