グループに委託管理を割り当てる

ユーザ グループに委託管理ロールを割り当てることにより、どのポータル管理者がどのユーザ グループを管理できるかを決定できます。

グループに委託管理を割り当てるには

  1. ユーザおよびグループ ツールの [次の中からユーザ グループをブラウズ] フィールドで認証プロバイダを選択します。
  2. リソース ツリーで、委託管理を割り当てるグループを選択します (グループ リストが表示されない場合は、この後の「注意」を参照してください)。
  3. [委託管理の編集] タブを選択します。
  4. 委託管理エディタのドロップダウン メニューを使用して、ロールを選択します。
  5. [Add Role] をクリックします。
    グループを管理できるロールには、認証プロバイダにアクセスする権限も必要です。グループに割り当てる委託管理ロールに認証プロバイダへのアクセス権がない場合は、認証プロバイダへのアクセス権も同時に付与するかどうかを確認するダイアログ ボックスが表示されます。
  6. 付与する管理権限の隣にあるボックスをチェックします。
  7. [Save] をクリックします。

複数の認証プロバイダを使用している場合は、異なるプロバイダ間で同一のグループ名を使用できます。グループに対して委託管理を設定すると、その委託管理ロールが割り当てられている管理者は、そのグループが属するすべてのプロバイダで、グループを管理できます。ただし、管理者には他のプロバイダに対する委託管理特権が割り当てられている必要があります。

注意 : グループ リストが表示されない場合は、認証プロバイダのグループ階層ツリーが構築されていることを確認してください。確認後にグループ リストが依然として表示されない場合は、認証プロバイダが読み込みアクセスを許可していない可能性があります (「セキュリティ プロバイダのプロパティを表示する」を参照してください)。ただし、読み込みアクセスを許可していない認証プロバイダに対して、グループ名入力用テキスト フィールドをアクティブにすることができます。

RDBMS 認証プロバイダを使用している場合は、グループを検索するときに大文字と小文字の区別に注意してください。たとえば、「Managers」と「managers」は異なるグループです。

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