WebLogic Administration Portal のコンテンツ管理では、ポータル環境のコンテンツを統合、管理、およびパーソナライズできます。タスク 4 では、ネイティブ コンテンツ リポジトリの単一のインスタンスにあるコンテンツの管理に焦点を当てます。パーソナライズされたコンテンツの配信については、「タスク 5 : パーソナライゼーションを設定する」で扱います。
コンテンツは、ポータルの主要なコンポーネントです。コンテンツは、構造化されていないデータ、または半構造化されたデータとして定義できます。一般的な例は、画像ファイルとそれに関連するメタデータ (作成日、更新日、作成者、件名など) です。WebLogic Administration Portal では、コンテンツ タイプによってコンテンツ項目の形式を定義します。コンテンツ タイプには、Binary、Integer、Calendar、String、Boolean とプロパティの任意の組み合わせを指定できます。対話管理は、これらのバイナリ以外のプロパティに基づいて、コンテンツの配信をパーソナライズします。
コンテンツは、階層構造に編成できます。トップレベル ノードは、仮想コンテンツ リポジトリとして定義されます。仮想コンテンツ リポジトリの下には、異種混合の複数のコンテンツ リポジトリをプラグインできます。このタスクは、ネイティブ BEA リポジトリの単一のインスタンスをベースにしています。リポジトリには、複数の階層ノードとコンテンツ ノードを追加できます。階層ノードは主に組織単位として機能し、コンテンツ ノードはコンテンツ項目として機能します。
このタスクにかかる時間は約 10 分です。
タスクの目標
このタスクでは、BEA リポジトリ内でコンテンツを作成および管理する際に必要な知識を学習します。
タスクの概要
このタスクでは、まずコンテンツ管理ツールを起動します。次に、新しい階層ノードおよびコンテンツ ノードを作成し、コンテンツ階層とコンテンツ プロパティを編集します。
このタスクの手順
手順 1 : WebLogic Administration Portal を起動する
この手順では、WebLogic Administration Portal を起動します。
手順 2 : 階層ノードを追加する (2a : BulkLoader または 2b : WebLogic Administration Portal を使用)
この手順では、コンテンツ階層を作成し、その階層にコンテンツ ノードを挿入します。
手順 3 : コンテンツ階層とコンテンツ プロパティを編集する
この手順では、コンテンツ階層を再編成し、コンテンツ プロパティを編集します。
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