Autonomy 検索入門
BEA WebLogic Portal には、Autonomy 検索機能のライセンスが付属しています。一般的な使用例として、コンテンツ管理システム、リレーショナル データベース、および外部 Web サイトとの統合があります。付属のポートレットを使用してこれらの情報のソースを検索に対してエクスポーズでき、開発者は検索を統合するための新しいポートレットとビジネス ロジックを作成することもできます。
このガイドでは、使用許諾を受けた Autonomy 製品の機能を説明し、再販できる追加の Autonomy 機能に関する情報を示します。
Dynamic Reasoning Engine (DRE) サーバの名前は、Intelligent Data Operating Layer (IDOL) に変更されました。IDOL は、検索機能を有効にするために着信コンテンツを処理する Autonomy のコア エンジンです。
Autonomy には、検索する情報のソースに接続するためのフェッチ モジュールが用意されています。BEA ライセンスには、以下のモジュールが含まれます。
Autonomy HTTPFetch モジュールを統合して、HTTP プロトコルを使用してインターネットまたはイントラネットからコンテンツを検索するアプリケーションを作成できます。Autonomy コンポーネントの完全なリストについては、Autonomy Web サイトを参照してください。
WebLogic Portal では以下の Autonomy 機能を使用できます。
Autonomy は、WebLogic Portal および WebLogic Platform インストーラにバンドルされています。ファイルは WeblogicHome\portal\thirdparty\search
ディレクトリにあります。
Autonomy コンポーネントの完全なリストについては、 http://www.autonomy.com/content/Products/Connectors/ を参照してください。
BEA WebLogic Portal 8.1 では、お客様はポータル上の各プロダクション、開発、およびフェイルオーバ インスタンスに 1 つのインスタンスをインストールできます。このライセンスは CPU 単位であり、ライセンス モデルは 1 つの Autonomy サーバに対して 1 つのポータルです。詳細については、「Autonomy モジュールのライセンス」を参照してください。ライセンスは文書ベースであり、すべての開発インスタンスに Autonomy の完全なプロダクション バージョンが付属しています。WebLogic Portal インストールには Autonomy のプロダクション インスタンスが含まれています。
プロダクション インスタンスに必要な CPU の数は、エクスポーズしているドキュメントの数とタイプ、およびエクスポーズの方法 (たとえば、自動化検索、ユーザ駆動など) によって異なります。
CPU の単一インスタンスで数万人のユーザおよび数百万のドキュメントをサポートできる可能性があります。追加ライセンスについては、必要に応じて、BEA または Autonomy の販売代理店にお問い合わせください。
Autonomy でサポートされるプラットフォームには以下のものがあります。
注意 : Solaris に IDOL サーバをインストールする場合は、libiconv
ライブラリ ファイルが必要です。このファイルは http://www.gnu.org/software/libiconv/ からダウンロードできます。IDOL サーバは、要求に応じてその他の POSIX UNIX バージョンもサポートします。
BEA WebLogic Portal ソフトウェアには、ODBCFetch のライセンスが付属しています。これを使用して、ODBC プロトコルを介してデータベースに接続できます。従来 ODBC は Windows 環境で利用されており、OracleFetch は Oracle で動作するように事前にコンフィグレーションされているため、Autonomy では Oracle DBMS に OracleFetch を使用することを推奨しています。
OracleFetch は追加料金で入手できます。ODBCFetch は、コンフィグレーション後の Oracle データベースでも動作します。詳細については、『Autonomy ODBCFetch Administrator's Guide』を参照してください。
Autonomy 検索エンジンをコンフィグレーションした後で、BEA 仮想コンテンツ リポジトリのデータを検索でき、その他の検索を実行できます。
Autonomy 検索エンジンのコンフィグレーションの手順については、BEA の edocs Web サイトの「検索管理」の下にある Autonomy のドキュメントを参照してください。
Service Dashboard ポートレットに加えて、実際のコンフィグレーション ファイルを変更して、検索エンジン自体の動作を制御できます。
一連の動的ページを書き込んで、仮想コンテンツ リポジトリからスタンドアロン Web ページのセットにコンテンツ情報をパブリッシュできます。Autonomy の HTTPFetch で、このスタンドアロン Web ページのセットにインデックスを付けることができます。支援については、BEA テクニカル サポートまでお問い合わせください。
以下の拡張された Autonomy ポートレットで追加機能を提供できます。
Fetch によって提供されるテキストの読み取りでは、60 を超える言語がサポートされています。完全なリストについては、http://www.autonomy.com/content/Products/Connectors/Multilingual.ja.html を参照してください。実際のポートレットはさまざまな環境にローカライズできますが、ソフトウェアの購入時には英語のサポートが提供されます。
Autonomy の検索 API を使用することをお勧めします。
Autonomy 検索 API の詳細については、http://e-docs.bea.com/wlp/docs81/javadoc/autonomy/index.html を参照してください。
BEA 検索 API の詳細については、http://e-docs.bea.com/wlp/docs81/javadoc/index.html を参照してください。
より新しいバージョンの Autonomy にアップグレードし、テクニカル サポートを受けることができます。
BEA WebLogic Portal 8.1 のお客様は、トラブル チケットを BEA サポートに提出し、Autonomy 製品の更新バージョンまたは別のオペレーティング システム用のバージョンを要求できます。サポート スペシャリストが Autonomy の Automater システムにログインし、お客様のために最新バージョンをダウンロードします。
BEA では、Autonomy コンポーネントのフロントライン サポートを提供しています。BEA サポート部門までお問い合わせください。.BEA サポートは、必要に応じて追加のバックライン サポートについて Autonomy に連絡します。