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プロダクション業務ユーザーズ ガイド

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Propagation ソフトウェアのインストール

この章では、Propagation Utility およびエクスポート/インポート ユーティリティのインストール方法について説明します。

この章の内容は以下のとおりです。

 


データベースの更新

注意 : データベースの更新は、WebLogic Portal のインストールを SP4 または SP4 より古いバージョンからアップグレードする場合にのみ必要です。

  1. データベースの SQL コマンド ツールを使用して、pf_update_system_data.sql スクリプトを実行します。このスクリプトは、次の場所にあります。
  2. BEA_HOME/weblogic81/portal/db/data/required

ヒント : このスクリプトの正確な実行手順は、データベース システムによって異なります。たとえば、Oracle データベースを使用する場合は、SQL*Plus を起動し、次のコマンドを入力します。

SQL>@pf_update_system_data.sql

注意 : このスクリプトは、データベースのデフォルト マークアップを更新します。Administration Portal または訪問者ツールを使用して新しいデスクトップ、ブック、およびページを作成する場合は、ブック、ページ、およびデスクトップのデフォルト マークアップを使用します。スクリプトには、データベースの $(markupname) トークンが含まれます。このトークンが追加されていない場合、Administration Portal または訪問者ツールを使用して作成されたデスクトップ、ページ、またはブックをインポートすると SAXParseException エラーが送出されます。

 


Propagation Utility のインストール

Propagation Utility は、既存の WebLogic Portal アプリケーションにデプロイする Web アプリケーションです。伝播する既存のポータル アプリケーションに Propagation Utility をインストールする必要があります。

注意 : Propagation Utility はクラスタにデプロイすることをお勧めしますが、アクセスするにはいずれか 1 つの管理対象サーバの URL を使用してください。これにより、フェイルオーバが発生した場合でも、伝播は常に同じノードに対して実行されます。Propagation Utility を管理サーバにデプロイして実行する場合、クラスタ全体でキャッシュがクリアされません。この理由により、Propagation Utility を管理サーバにデプロイすることはお勧めしません。

注意 : SP4 または SP4 より古いバージョンの WebLogic Portal からアップグレードする場合は、前の節「データベースの更新」で説明したように、最初に SQL スクリプトを実行してデータベースを更新する必要があります。

  1. WebLogic Server が実行中の場合は、停止します。
  2. BEA_HOME/weblogic81/portal/lib ディレクトリの propagation.war ファイルを、エンタープライズ アプリケーションのルート ディレクトリにコピーします。
  3. ドメインのルート ディレクトリで、config.xml ファイルを開き、伝播先または伝播元のエンタープライズ アプリケーションの Application タグに、次の WebAppComponent タグを追加します。
<Application Name="myEnterpriseApp" ...>
     <WebAppComponent Name="propagation" Targets="portalServer" URI=
      "propagation.war"/>
</Application>

注意 : パッチをインストールしたら、作成する新しいドメインごとに手順 3 を実行する必要があります。

  1. エンタープライズ アプリケーションのルート ディレクトリで、META-INF\application.xml ファイルを開き、次のモジュールを追加します (存在しない場合)。
<module>
     <web>
          <web-uri>propagation.war</web-uri>
          <context-root>propagation</context-root>
     </web>
</module>

 


Propagation Utility のインストールの確認

  1. WebLogic Server を起動します。
  2. Web ブラウザを開きます。
  3. 次の URL にアクセスして Propagation Utility を起動します。

http://host:port/propagation

ここで、hostport は、WebLogic Server 用にコンフィグレーションされたホスト名とポート番号です。

Propagation Utility のメイン ページが表示されます。

  • [コンフィグレーションの詳細を表示] リンクをクリックし、JAR ファイルがインストールされていることを確認します。
  •  


    エクスポート/インポート ユーティリティのインストール

    次の手順は、エクスポート/インポート ユーティリティをスタンドアロン アプリケーションとして実行することを予定している場合にのみ必要です。Propagation Utility のみを実行する場合、次の手順は必要ではありません。

    エクスポート/インポート ユーティリティをインストールする前に、PATH 環境変数に Ant 1.5 があることを確認してください。Ant は、WebLogic Server の標準インストールの一部です。次の場所にあります。

    WEBLOGIC_HOME\server\bin\ant

    注意 : SP4 または SP4 より古いバージョンの WebLogic Portal からアップグレードする場合は、前の節「データベースの更新」で説明したように、最初に SQL スクリプトを実行してデータベースを更新する必要があります。

    1. WebLogic Server が実行中の場合は、停止します。
    2. ファイル BEA_HOME\weblogic81\portal\xip\build.xml を開き、適切な場所を指すように Installer セクション内の次のプロパティを編集します。
    3. プロパティ

      説明

      bea.dir

      BEA ホーム ディレクトリを指す

      wlp.lib.dir

      WEBLOGIC_HOME\portal\lib\netuix ディレクトリを指す


       
    4. エクスポート/インポート ユーティリティをビルドします。そのためには、BEA_HOME\weblogic81\portal\xip ディレクトリ内から次のコマンドを実行します。
    5. ant jar

     


    エクスポート/インポート ユーティリティの実行

    エクスポート/インポート ユーティリティの実行および使用の詳細については、「エクスポート/インポート ユーティリティの使用」を参照してください。

     

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