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リリース ノート

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BEA WebLogic Portal 8.1 (Service Pack 6) リリース ノート

このドキュメントでは、以下のことについて説明します。

注意 : 最新のリリース ノートについては、BEA ドキュメントの Web サイトを参照してください。

 


BEA WebLogic Portal 8.1 (Service Pack 6) の新機能

WebLogic Portal には、多彩なツールやサービスが備わっています。これらを使用することで、ポータルの開発および管理に必要な時間と労力を大幅に削減できます。ポータルの新機能と機能拡張の概要については、『WebLogic Platform 8.1 (Service Pack 6) リリース ノート』を参照してください。

 


サポート対象のプラットフォームについての参照情報

サポート対象のプラットフォームとハードウェアおよびソフトウェアの要件の詳細については、Web サイトの「サポート対象プラットフォーム」を参照してください。

 


BEA WebLogic Portal 8.1 (Service Pack 6) において確認済みの制限事項とその解決策

この節では、Service Pack (SP) 6 リリースで確認されている問題について説明します。次の表に記載されている問題ごとに、CR 番号と呼ばれる問題 ID が指定されています。問題 ID は、解決策が開発されている間、BEA およびユーザが問題の状態を監視するために使用できます。ここでは、確認済みの制限事項を製品の領域別に説明します。詳細については、以下の節を参照してください。

WebLogic Portal 8.1 (Service Pack 6) において新たに確認された制限事項

表 2 では、WebLogic Portal 8.1 SP6 において新たに確認された制限事項とその解決策について説明します。

表 1 WebLogic Workshop Portal Extensions に関する確認済みの制限事項 

問題 ID

説明

CR269682

デプロイ実行者がポータル管理グループのメンバでない場合、ポータル アプリケーションをデプロイできない。

デプロイ実行者が PortalSystemAdministrator グループのメンバでない場合、ポータル アプリケーションをデプロイできない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : MailService EJB を使用していない場合、wps.jar を展開する。ejb-jar.xml で、次のスタンザを削除する。

<security-identity>

<run-as>

<role-name>PortalSystemAdministrator</role-name>

</run-as>

</security-identity>

MailService EJB を使用している場合、サポートに解決策をお問い合わせください。

CR282195

同じ HTTP サーバに複数のプロデューサがデプロイされている場合、クッキーが衝突する可能性がある。

同じ http サーバに複数のプロデューサがデプロイされ、各アプリケーションがクッキーにデフォルトを使用している場合、画像や静的ファイルなどのリソースを指定するとクッキーが衝突する。このツールでインポートされた JSR-168.war ではデフォルト設定が変更されないので、この方法でデプロイされた場合はこの問題が影響することがある。

プラットフォーム : すべて

解決策 : EAR を展開し、WEB-INF/weblogic.xml ファイルをデフォルト以外のユニークなセッション記述子要素で変更する。次に、EAR として再パッケージ化し、再デプロイする。

CR187662

グループ名にスペースを使用できない。

Admin Portal では、グループ名にスペースを含むグループは作成できない。

プラットフォーム : すべて

解決策 :

    1. portalAdmin.war を展開する。

    2. wlp-admin.jar を展開する。

    3. ファイル PortalToolsValidators.properties. を開く。以下を含む行に移動する。

specialCharsRegEx=[, '\\"<>#|&~?(){}%*]

リストからスペースを削除する。この行は次のようになる。

specialCharsRegEx=[,'\\"<>#|&~?(){}%*]

    4. wlp-admin.jar を再作成する。

    5. portalAdmin.war を再作成する。

CR262544

ポートレットの状態に関係なく必ずページフローの開始アクションが呼び出される。

ページフロー ポートレットの使用時に、ポートレットの状態に関係なく必ず開始アクションが呼び出される。たとえば、ポートレットの [Default to minimize] 属性が「true」に設定されている場合に、ページフローの開始アクションが呼び出される。最小化されたポートレットはコンテンツを表示する必要がないので、開始アクションの実行は不要。

プラットフォーム : すべて

解決策 : skipPreRenderIfNotDisplayed という新しいプロパティがページフロー ポートレットに追加されている。このプロパティは、ポートレット コンテンツが表示されていない (最小化されている、またはページ上の別のポートレットが最大化されているなど) 場合に、フレームワークに preRender メソッドをスキップするように指示する。skipPreRenderIfNotDisplayed を設定すると、ポートレット コンテンツが表示されていない場合は preRender メソッドが呼び出されない。この結果、ページフロー アクションが呼び出されなくなる。

CR255957

Admin Portal で、多数の委託管理ロールを含む「委託管理」ツリー内を移動するときにパフォーマンスが低下する。

委託管理ロール ノードを構築するときに、ロールのすべてのコンポーネント (グループおよびユーザ コンフィグレーションを含む) を検証するための呼び出しが行われる。多数の委託管理ロールがある場合、グループとユーザを検証するためにセキュリティ レルムに対して多数の呼び出しが行われ、これによって累積的なパフォーマンスの低下が発生することがある。ツリーを構築する際にこれらの呼び出しが行われる目的は、ロールにコンフィグレーションされた特定のユーザまたはグループがレルムから削除されている場合にロールの名前の横に赤いフラグを表示することだけである。

プラットフォーム : すべて

解決策 : 委託管理ロールにフラグを付ける機能を無効にするスイッチが追加されている。機能を無効にするには、次のシステム プロパティを追加する。

-Dwlp.da.optimizeTree=true

CR258654

認証が失敗したときに、より詳細なエラー メッセージが必要。

ユーザを認証するために com.bea.p13n.controls.login.UserLoginControl を使用すると、無効なログイン試行で P13nControlException が発生する。より詳細なメッセージを表示する方法はない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : SP 6 では、「wlp.propogate.login.exception.cause」という新しいシステム プロパティ フラグを導入している。「true」に設定すると、WLS サーブレット認証サービスから送出された LoginException (javax.security.auth.login.LoginException) が p13n システムを通じて LoginControl に通知される。LoginException のサブクラスは AccountExpiredException、CredentialExpiredException、FailedLoginException。

CR216595

数百万のユーザで Admin Portal のパフォーマンスが低下することがある。

RDBMSAuthenticator を使用している場合、Admin Portal で数百万のユーザを表示または管理するとパフォーマンスが低下することがある。

プラットフォーム : すべて

解決策 : SP6 では、新しいシステム プロパティ フラグを導入している。これを true に設定して、グループとユーザの要求の処理を高速化する。

-Drdbms.authenticator.optimization = true

CR265449

<generate-xml-amp-entity> を true に設定した後、PageURL を使用して JPF アクションから新しいページに転送できない。

url-template-config.xml ファイルで <generate-xml-amp-entity> を true に設定した後、PageURL を使用して JPF アクションから新しいページに転送できない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : 新しいパブリック API と新しい JSP タグ オプションを使用する。

パブリック API :

次の新しいパブリック メソッドは、url-template-config.xml の <generate-xml-entity> をオーバーライドできる。

GenericURL.setForcedAmpForm(boolean)

この新しいメソッドは、URL に使用するクエリ区切り文字の形式を強制する。これにより、ドキュメント タイプとコンフィグレーション、またはそのいずれかに基づいてアンパサンド エンティティまたは文字の使用を自動的に決定するメカニズムがオーバーライドされる。

setForcedAmpForm に渡されるパラメータ :

  • URL にアンパサンド エンティティ (&amp;) を使用する場合は true

  • URL にアンパサンド文字 (&) を使用する場合は false

<generate-xml-entity> が true の場合の動作を示すコード スニペット

  • PageURL postUrl = PageURL.createPageURL(getRequest(), getResponse());

  • postUrl.setPageLabel("Test_page_6");

  • postUrl.setForcedAmpForm(false); // これにより、区切り文字として「&」が使用される。

  • postUrl.addParameter("test","test",true);

JSP タグ オプション :

次の JSP タグには「forcedAmpForm」という新しいタグ オプションがある。

    1. windowUrl

    2. standalonePortletUrl

    3. pageUrl

    4. postbackUrl

    5. resourceUrl

    6. toggleButtonUrl

    7. jspContentUrl

TLD より :

<attribute>

<name>forcedAmpForm</name>

<required>false</required>

<rtexprvalue>true</rtexprvalue>

<description>

Forces the form of query separators used for this URL.This overrides the natural mechanisms for determining ampersand entity or character usage based on document type and/or configuration.If the value 'true' is used, then "&" will be the separator.If 'false' is used, then "&" will be the separator.

</description>

</attribute>

CR242608

Admin Portal でユーザまたはグループを削除してもユーザ/グループ プロファイル データが削除されない。

Portal Administration Console でユーザまたはグループを削除しても、データベースからそのユーザまたはグループ プロファイルが削除されない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : ユーザまたはグループの削除時に、対応するユーザ/グループ プロファイルが削除されるようにするには、システム プロパティを設定する。

weblogic.portal.ugmDeleteProfileWithUser=true

デフォルト値は false。

注意 : ユーザ名/グループ名が同じで認証プロバイダが異なるユーザ/グループが 2 つ存在する可能性がある。この場合、プロファイルは、ユーザ/グループがすべての認証プロバイダから削除された場合にのみ削除される。

CR223854

絶対 URL へのリダイレクト時に警告が発生する。

リモート ポートレット (WSRP プロデューサ) の、ページフローの開始または更新アクションからのリダイレクトはサポートされていない。この制限のため、任意のポートレット ページフローがこれら 2 つのいずれかのアクションからリダイレクトしようとすると、WLP により警告メッセージがログに書き込まれる。ポートレットが WSRP プロデューサでない場合は、これらのアクションからのリダイレクトは有効であるが、ポートレットが WSRP プロデューサでない場合も警告がログに記録される。

プラットフォーム : すべて

解決策 : 次のパブリック クラスおよびメソッドが追加され、これらの警告が発生しないように指定できるようになった。

クラス : com.bea.netuix.servlets.controls.content.PageflowLoggingHelper

メソッド : public static void dontLogRedirectWarning(HttpServletRequest req)

リダイレクトの前にページフローの開始または更新アクションからこのメソッドを呼び出すと、ポータル フレームワークのリダイレクト警告が発生しない。


 

WebLogic Workshop Portal Extensions

表 2 では、BEA WebLogic Workshop Platform Edition におけるポータル拡張機能に関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 2 WebLogic Workshop Portal Extensions に関する確認済みの制限事項 

問題 ID

説明

CR099156

BEA WebLogic Workshop Platform Edition と Administration Portal でデータ型を表す用語が異なる。

BEA WebLogic Workshop Platform Edition と Administration Portal の仮想コンテンツ リポジトリでデータ型の名前が異なる。

プラットフォーム : すべて

解決策 : 以下の比較表を参考にしてください。


 


CR103681

アプリケーション名を変更した場合に、Administration Portal の URL が自動的に更新されない。

デフォルトでは、標準のポータル Web モジュール adminPortal.warwps-toolSupport.war (アプリケーションにコマースがインストールされている場合は toolSupport.war)、および datasync.war のコンテキスト パスには、アプリケーション名に基づく命名規約が使用される。

たとえば、myApp というアプリケーションの場合、adminPortal.warmyAppAdmin に、wps-toolSupport.warmyAppTool に、datasync.warmyAppDatasync にある。WebLogic Workshop の外部からアプリケーションをデプロイする際にアプリケーション名を変更した場合、これらのコンテキスト パスが、新しいアプリケーション名に合わせて自動的に更新されない。アプリケーションが .ear として構築され、プロダクション マシンにデプロイされた場合に、この問題が発生することがある。

プラットフォーム : すべて

解決策 : adminPortal.warwps-toolSupport.war (コマースがインストールされている場合は toolSupport.war)、および datasync.war のコンテキスト パスを更新する。

    1. WebLogic Workshop で、モジュールを右クリックする。

    2. [コンテキスト パスを編集] を選択する。

または

WebLogic Workshop の外部から、アプリケーションの META-INF/application.xml を編集する。

CR106758

ユーザ セグメントおよびコンテンツ セレクタの複製中に、サーバ コンソールで解析例外が発生することがある。

.seg または .sel ファイルの複製中に、WebLogic Workshop でこれらのファイルを開いていない場合は、サーバ ウィンドウに次のメッセージが表示されることがある。

<May 20, 2003 6:10:38 PM MDT> <Error> <Rules> <BEA-401004> <An error occurred par sing the rule set XML document with URI /segments/GlobalClassifications.rls. Refer to the root cause below. com.bea.p13n.expression.internal.parser.ParseException: The parsing engine has encountered a fatal error condition; see embedded exception for details.(a duplicated .sel will say 'URI /contentselectors/GlobalContentSelectors.rls').

WebLogic Workshop でセグメントまたはセレクタを開くと、複製ファイル内のデータが更新され、解析例外が再発生することも、他の問題が発生することもない。この問題は、ファイルの複製中に、ファイル内の <cr:name> 属性が複製ファイルのファイル名に合わせて更新されないことが原因で発生する。

プラットフォーム : すべて

解決策 : 内部データが更新されるように、必ず WebLogic Workshop で複製ファイルを開く。

CR110749

ページ フロー ウィザードを使用して作成されたページ フローを含むポートレットがあり、そのポートレットが表示されるページを選択すると、ポータルのルック アンド フィールに影響が生じることがある。

ページ フロー ウィザードを使用して生成されたページ フローによって、スタイル シートの設定の衝突が発生する。これらのスタイル シートは、ページ フローに関連して生成された JSP ファイルの <netui:template> タグによってロードされる。これらの衝突が原因となって、ポータルが予期しない形式で表示されることがある。

プラットフォーム : すべて

解決策 : ページ フロー ウィザードを使用して生成された JSP ファイルの

<netui-template:template templatePage="/resources/jsp/template.jsp">

<netui-template:setAttribute value="Index" name="title"/> <netui-template:section name="bodySection">

という行を、次の行で置き換える。

<netui:html>

CR121314

WebLogic Workshop から稼動中のサーバにポータル アプリケーションを構築またはデプロイする際の断続的なデプロイメント エラー。

WebLogic Workshop を使用して、サーバが稼動中の状態でポータル アプリケーションを構築またはデプロイすると、デプロイメント エラーが断続的に発生することがある。症状としては、「WebLogic Server との通信中にエラーが発生しました」というダイアログが 1 回以上表示される。通常、このメッセージは害を及ぼさないので、デプロイメントは正常に完了する。場合によっては、ClassCastException がサーバの Administration Console ログにダンプされ、デプロイメントに失敗することもある。WebLogic Server Administration Console では、アプリケーションの状態は [非アクティブ] と表示され、アプリケーションのデプロイメントまたは削除タスクは、WebLogic Workshop のステータス バーに表示されているように [実行中] の状態で停止していることがある。

プラットフォーム : すべて

解決策 : サーバの Administration Console に例外が記録されていない場合は問題ない。デプロイメントは正常に完了しているので、エラー ダイアログは無視することができる。ClassCastException がサーバ コンソールに記録されている場合は、サーバを再起動しなければならないことがある。場合によっては WebLogic Workshop も再起動しなければならない。

CR188234

ページ フロー ポートレットの更新アクションからイベントを開始できない。

更新アクションが定義されているページ フロー ポートレットがあり、その更新アクションでイベントを開始しようとした場合、更新アクションが呼び出されたときにイベントは開始されない。たとえば、更新アクションで次のようなコードを使用して、

PortletBackingContext ctx =
PortletBackingContext.getPortletBackingContext(getRequest());
if (ctx != null)
ctx.setupStateChangeEvent(WindowCapabilities.NORMAL.getName());

ページ フロー ポートレットを標準の状態に戻すように設定した場合、更新アクションが呼び出されたときにイベントは開始されず、ポートレットは標準の状態に戻らない。

これは更新アクションの制限事項であり、解決できない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : この問題を回避する 1 つの方法として、バッキング ファイルからイベントを開始する。そのためには、ページ フロー ポートレットの <netuix:portlet> コントロールでバッキング ファイルを読み込み、そこからイベントを開始する。


 

Administration Portal

表 3 では、Administration Portal に関する問題に起因する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 3 WebLogic Administration Portal に関する確認済みの制限事項 

問題 ID

説明

CR109982

アプリケーションがエンタープライズ アーカイブ (.ear) としてデプロイされている場合、コンテンツ リポジトリを変更できない。

アプリケーションが .ear としてデプロイされている場合は、ユーザは WebLogic Administration Portal を使用してコンテンツ リポジトリを追加、編集、または削除することはできない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : アプリケーションを EAR ファイルにパッケージ化する前に、WebLogic Administration Portal を使用して、アプリケーションで使用するコンテンツ管理リポジトリを作成する。つまり、ルート リポジトリのみを作成し、コンテンツ ノードとコンテンツ項目は作成しない。リポジトリを作成したら、application-config.xml デプロイメント記述子に登録する。アプリケーション EAR を作成すると、application-config.xml は読み込み専用となり、EAR 内での変更ができない。つまり、アプリケーションが EAR ファイル内にある場合、WebLogic Administration Portal でリポジトリを追加または削除することができない。

代わりに、ディレクトリ ベースの URI を使用して、展開形式でアプリケーションをデプロイするか、サーバを停止して手動で ear 内の application-config.xml ファイルを編集できる。

リポジトリの作成の詳細については、WebLogic Administration Portal ヘルプの「新しいリポジトリ接続を追加する」を参照してください (http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wlp/docs81/adminportal/help/CM_CreateNewRepository.html)。

CR123835

.ear としてデプロイされている Administration Portal で、プレースホルダのプレビューで正しいツール Web アプリケーション名が使用されず、そのために画像が正しく表示されない。

Administration Portal の対話管理におけるプレースホルダのプレビューでは、画像のプレビューに正しい Web アプリケーション名が使用されない。デプロイされたアプリケーション名に「Tools」を加えた名前が使用されているようである。

展開されたアプリケーションを実行している場合は正常に動作するが、アプリケーションが .ear として元の名前以外のアプリケーション名でデプロイされている場合は、画像プレビューのリンクで誤ったアプリケーション名が使用され、画像が見つからない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : 実行中のサーバで .ear を削除すると、.ear ファイルとは異なるアプリケーション名が生成される。

この問題は、次の手順を実行することによって解決できる。

    1. WebLogic Server Console を起動する。

    2. 直前に生成され、デプロイされたアプリケーション (「_appsdir_earFileName_ear」のような名前になっている) を削除する。

    3. [新しいアプリケーションのデプロイ] で目的の .ear ファイルを選択し、アプリケーションに .ear ファイルと同じ名前を付ける。

これで、アプリケーションの名前はツールのアプリケーションと同じになり、プレビューが正常に動作するようになる。

CR128661

HP-UX 11i で実行するポータル コンテンツ管理用の Administration Portal には HP JVM 1.4.1.06 以上が必要である。

ポータル コンテンツ管理用の Administration Portal で使用される文字セットは、HP の以前のバージョンの JVM では使用できなかった。

プラットフォーム : JVM 1.4.1.06 を使用している HP-UX11i

解決策 : HP JVM 1.4.1.06 を使用する。

CR132734

Administration Portal で更新するとポートレットのインスタンス ラベルが変更され、「リスン先」が無効になる。

ある状況下においては、2 つのページ フロー ポートレット間の通信が途切れることがある。ポータル内のページ フロー ポートレットは、ポートレット定義で定義されている listenTo プロパティを使用して通信する。この listenTo プロパティには、リスン対象のポートレットのインスタンス ラベルが指定されている。

このインスタンス ラベルは、ページへのポートレット配置時に、開発者が WebLogic Workshop で定義する。しかし、ページへのポートレット配置に Administration Portal または訪問者ツールを使用した場合、インスタンス ラベルはフレームワークによって生成される (フレームワークではシーケンサをベースにして作成された別のインスタンス ID が使用される)。

ページ上の 2 つのポートレットを WebLogic Workshop で配置した場合は、開発者が定義したインスタンス ラベルを介してポートレット間の通信が正常に行われる。この問題が発生するのは、特定のページでリスン対象のポートレットを削除および追加する際に Administration Portal を使用する場合である。

ポートレットをページから削除するとインスタンスも削除されるため、ページにポートレットを追加すると自動生成されたインスタンス ラベルを持つ新しいインスタンスが作成されることに問題の原因がある。そのため、元のポートレットが自動生成された新しいインスタンス ラベルではなく、古いインスタンス ラベルをリスンするという現象が起こる。

プラットフォーム : すべて

解決策 : SP4 で新しく追加された IPC モデルを使用してポートレット間通信 (IPC) を実装することを推奨する。詳細については、『ポートレット間通信の確立』 (http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wlp/docs81/ipcguide/index.html) を参照。

CR135018

新しい BEA コンテンツ リポジトリを作成した後で、前のコンテンツ リポジトリを削除すると問題が発生することがある。

前のコンテンツ リポジトリと同じ接続クラスを使用して Administration Portal で新しい BEA コンテンツ リポジトリを作成した場合、前の BEA コンテンツ リポジトリを削除しようとすると、「-Error removing the Repository」というエラーが表示される。

古いリポジトリにアクセスしようとすると、Null Pointer 例外が発生する。前のリポジトリが削除されておらず同一のリポジトリが 2 つ存在するため、コンテンツ管理のクエリを実行すると、同じ内容の結果が 2 回返される。

プラットフォーム : すべて

解決策 : サーバを再起動する。

CR181374

デフォルト以外の XML パーサを使用していると Administration Portal を使用できない。

サーバ起動コマンドラインに -Djava.endorsed.dirs プロパティを設定することによって、サーバが別の XML パーサを使用するようにコンフィグレーションされている場合は、Administration Portal を使用できない。たとえば、オープンな SAML ベースの Identity Asserter がコンフィグレーションされていて、その Asserter が -Djava.endorsed.dirs を必要とする場合、Administration Portal でログイン後に次の例外が発生し、

com.bea.p13n.delegation.management.DelegationHierarchyPersistenceException

ポータル管理の機能は使用できない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : デフォルトのサーバ起動コマンドラインを変更せずに、管理サーバからのみ Administration Portal を使用する。-Djava.endorsed.dirs の設定は管理対象サーバに対してのみ指定する。

CR185013

認証階層サービスで [Update & Build Tree] を選択したときに、ツリーのキャッシュが直ちにフラッシュされず、ツリーが直ちに再構築されない。

認証階層サービスのコンフィグレーション設定を更新した後、ツリーが有効期限切れになるまで待たずに、すぐにツリーを更新したい場合がある。

プラットフォーム : すべて

解決策 : グループ ツリーを直ちに再構築するには、認証階層サービスの [ビルドする認証プロバイダ] リストから認証プロバイダを削除し、[Update & Build Tree] を選択する。その後、認証プロバイダを元どおり追加し、[Update & Build Tree] を選択する。

CR201669

コンテンツ管理ツールを使用すると、ライブラリ サービスが有効になっているリポジトリで使用中のコンテンツ タイプを削除できる。

ライブラリ サービスが有効になっている BEA コンテンツ リポジトリでの作業時、コンテンツ タイプおよびコンテンツ タイプ プロパティ定義を削除できる (ただし、下書き状態のコンテンツ ノードだけに関連付けられている場合)。コンテンツ タイプに公開済みのコンテンツ ノードが存在する場合は、コンテンツ タイプを削除できない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : 下書き状態のコンテンツ ノードが関連付けられたコンテンツ タイプを削除した場合は、システムを安定状態に戻すために、関連付けられたコンテンツ ノードを削除する必要がある。

ノードに関連付けられている管理対象リポジトリ内のタイプを削除したり、そのプロパティ定義を変更したりしないこと。ただし、必要に応じて新しいプロパティ定義をタイプに追加することは可能。

CR205262

管理サーバが実行中でない場合の、静的ロールの作成と訪問者資格に関する問題。

Administration Portal で資格を操作する場合、ページを最初にロードしたときに、複数の訪問者ロールが作成または初期設定される。この処理が発生する時点でクラスタの管理サーバが実行中でない場合、処理は失敗し、コンソールに例外が出力される。ただし、これは 1 回だけの処理であるため、いったんロールが作成され、資格のページを使用する時点でロールが存在していれば、ユーザにこの例外が表示されることはない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : Portal のエンタープライズ アプリケーションで資格のページを初めて表示するとき、クラスタの管理サーバが実行中であることを確認する。

CR205284

更新したコンテンツ管理リポジトリに、以前のリポジトリ情報が残っていることがある。

コンテンツ管理リポジトリを変更または新しいリポジトリを追加したときに、以前のリポジトリ情報が完全に消去されず、リポジトリが不安定な状態になることがある。

プラットフォーム : すべて

解決策 : コンテンツ管理リポジトリを変更または新しいリポジトリを追加した後、Administration Portal をログアウトしてから、再度ログインする。これにより、以前のリポジトリ情報がすべて消去され、新しいリポジトリまたは更新されたリポジトリに対して適切な設定が行われる。

CR208553

パスワード設定を Administration Portal でコンフィグレーションし、application-config.xml ファイルに永続化すると、デプロイメント時に埋め込み例外が発生する。

Administration Portal を使用してパスワードを設定すると、そのパスワードはアプリケーションの META-INF/application-config.xml ファイルに永続化される。開発ドメインのポータル .ear ファイルを構築し、同じマシンまたは別のマシン上の新しいドメインにデプロイすると、デプロイ中に埋め込み例外が発生する。デプロイ時に表示される例外は次のとおり。

<Dec 20, 2004 8:59:45 AM EST> <Error> <WSRP-Consumer> <BEA-420731> <Exception [weblogic.security.internal.encryption.EncryptionServiceException - with nested exception:
[com.rsa.jsafe.JSAFE_PaddingException: Could not perform unpadding: invalid pad byte.]] thrown while trying to do task [handleTimerNotification] in class [com.bea.wsrp.consumer.management.portlet.ProxyPortletRemoveListener].
com.rsa.jsafe.JSAFE_PaddingException: Could not perform unpadding: invalid pad byte.

このような例外は、間違って config.xml ファイル内のパスワードを参照している可能性がある。

プラットフォーム : すべて

解決策 : 次のリンクで説明されている、管理者のログイン情報の安全確保についての手順を実行する。

http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wlp/docs81/wsrp/security.html#1003625

CR218852

Administration Portal でプロキシ コンテンツ エラー ページを追加できない。

WebLogic Administration Portal には、WSRP ポートレット用のプロキシ コンテンツ エラー URI を追加する機能は用意されていない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : Service Pack 5 には、プロキシ ポートレット用のスケルトン共通のデフォルト エラー ページが /skeletons/default/proxyportleterror.jsp に用意されている。このエラー ページは、フレームワークによって、プロキシ ポートレットのエラーを表示するためのデフォルト ページとして使用される。ただし、ポートレットごとにエラー ページをオーバーライドすることができる。エラー ページが見つからない場合、フレームワークはスケルトン共通のページを表示しようとし、そのページが存在しない場合はサーブレットの応答に直接表示される。

CR239352

Microsoft Active Directory サーバを使用する Administration Portal でパスワードを変更することができない。 

Microsoft Active Directory Server を使用している場合、Administration Portal でパスワードを変更しようとすると「This operation is not currently supported....」というエラーが発生する。

プラットフォーム : すべて

解決策 : WebLogic Console を使用してパスワードを変更する。


 

ポータル フレームワーク

表 4 では、ポータル フレームワークに関する問題に起因する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 4 WebLogic Portal フレームワークに関する確認済みの制限事項 

問題 ID

説明

CR125007

CredentialMBean に編集ツールがない。CredentialMBeanapplication-config.xml に追加され、プレーンテキストのパスワードを必要とするサービスでパスワードを非暗号化形式でファイル システムに格納する必要がなくなった。

CredentialMBean は、暗号化された「Credential」属性を持つ。この属性は、ApplicationConfigurationMBean (親 MBean) が永続化されるか、または読み込まれると、自動的に暗号化または解読される。

プラットフォーム : すべて

解決策 : 現時点で、CredentialMBean では次の解決策を使用する必要がある。

    1. application-config.xml を手動で編集して資格を追加する。

    2. Administration Portal を使用してその他の MBean を変更する。これにより、ApplicationConfigurationMBean.persist() が呼び出される。

    3. 手順 2 で変更した値を元に戻す。

persist() メソッドが呼び出されたため、プレーンテキストの資格は暗号化されている。

この MBean は、次のようになっている。

<Credential Name="LdapPropertyManager"
Credential="password"

Username="uid=SomeUserWithReadPermission,ou=people,dc=beasys,dc=com"/>

CR177926

ポータルのタイトルに使用した「<」および「>」が正しく表示されない。

「<」と「>」は、ページやポートレットなどのポータル オブジェクトのタイトルに使用すると、ブラウザで正しく表示されない。これは「<」と「>」が、文字どおり表示されるのではなく、解釈されて処理される特殊文字であるためである。その結果、これらの記号を使用したタイトルはブラウザに表示されない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : これらの記号は、エスケープすれば使用できる。つまり、< は "<" と入力し、> は ">" と入力する。このように入力すると、タイトルはツール内では "<Title>" のように表示されるが、ブラウザでは <Title> と表示される。

CR178588

IDE で作成した WSRP プロデューサを削除すると、.portlet ファイルが使用できなくなる。

IDE でプロデューサを追加すると、プロキシ ポートレットに対して .portlet ファイルが生成される。後からプロデューサを削除した場合、プロキシ ポートレットはポータル管理の選択可能ポートレットのリストに表示されなくなるが、.portlet ファイルはまだ存在している。その結果、プロデューサが削除されたために使用できない .portlet ファイルが残る。このファイルは、.portal 内で表示した場合は無効な登録ハンドルを示し、デスクトップに追加した場合は表示されない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : 手動でファイルを削除する。

CR179773

SP2 アップグレード/CM - アップグレードされたアプリケーションで BEA リポジトリに対してライブラリ サービスを有効にすると、エラー メッセージが表示される。

この制限は SP3 で修正されたが、SP2 にはまだ適用される。

8.1 SP2 から 8.1 SP4 または SP2 から SP3 にアップグレードし、リポジトリを管理対象リポジトリにアップグレードしようとすると、「キャッシュ nodePathCache.BEA Repository の取得中にエラーが発生しました」というエラーが発生する。

プラットフォーム : すべて

解決策 : エラー メッセージは表示されるが、Portal では内部的に nodePathCache が作成される。ただ 1 つ、キャッシュの設定 (ttl、サイズなど) だけが変更できない。キャッシュの設定の変更を行う場合は、app-config.xml に正しいエントリを追加し、アプリケーションを再デプロイする。

次のようなエントリを追加する。

<Cache MaxEntries="50" Name="nodePathCache.<repositoryName>" TimeToLive="6000"/>

CR180105

起動時に java.io.FileNotFoundException: wsrpKeystore.jks を受け取る。

WebLogic Portal の WSRP 機能を利用するには、wsrpKeystore.jks ファイルが必要である。

Configuration Wizard では、このファイルが管理サーバのドメイン ディレクトリ (サーバのルート ディレクトリの 1 階層上) に配置される。

WebLogic Portal の WSRP 機能を利用するには、これ以外の場所 (サーバのルート ディレクトリの 1 階層上) にファイルを配置することはできない。したがって、Configuration Wizard によって生成される管理サーバのドメインでは、正常に機能する。ただし、NodeManager を使用する場合など、その他の一部のクラスタ コンフィグレーションでは、サーバ ルート ディレクトリが上書きされたとき、または Configuration Wizard を使用することなくドメインが作成されたときには、このファイルがこの場所に存在しないことがある。この場合、サーバの起動時に警告と例外が表示される。

サーバ起動時にエラーの症状を示す、以下の形式のメッセージが表示される。

<Apr 26, 2004 3:10:26 PM MDT> <Warning> <WSRP-Security> <BEA-420802> <There was a problem initializing the identity assertion token provider.>

<Apr 26, 2004 3:10:34 PM MDT> <Info> <Security> <BEA-090093> <No pre-WLS 8.1
Keystore providers are configured for server mC for security realm myrealm.>

また、java.io.FileNotFoundException: wsrpKeystore.jks (システムが指定のファイルを見つけられない) が表示される。

プラットフォーム : すべて

解決策 : サーバのドメインのディレクトリに wsrpKeystore.jks ファイルをコピーする。Configuration Wizard で作成されたドメインからファイルをコピーする。

CR180784

対象を再選択した後のデプロイ中の Null Pointer 例外。

コンテナ アプリケーションの対象サーバまたはクラスタを変更した後、コンテナ アプリケーションをデプロイしようとすると、サーバ コンソールおよび WSRP コンシューマ Web アプリケーションのログに Null Pointer 例外が出力される。この例外による機能への影響はないので、この例外は無視してかまわない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : なし。

CR181801

サーブレットの応答ラッパーでカスタムの outputstream や writer が使用されていると、ポータルまたはデスクトップを表示できない。

ポータルまたはデスクトップのフィルタ処理に応答ラッパーを持つサーブレット フィルタを使用している場合、その応答ラッパーが getOutputStream() メソッドと getWriter() メソッドをオーバーライドしてカスタムの javax.servlet.ServletOutputStreamjava.io.PrintWriter objects を返すと、java.lang.IllegalStateException が表示されることがある。

プラットフォーム : すべて

解決策 : フィルタ処理が必要なコンテンツを IFRAME または別個のブラウザ ウィンドウに表示する。

CR183399

pageCheckSeconds が設定されている場合、アーカイブ Web アプリケーションに対してポータルのファイル キャッシング ロジックが機能しない。

WebLogic Portal には、.portal ファイルの内部表現をキャッシュする機能があり、この機能によってポータル リクエストの処理を高速化している。ただし、Web アプリケーションがアーカイブとしてデプロイされており、かつ、weblogic.xml 内で pageCheckSeconds が正の値に設定されている場合、このロジックは機能しない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : weblogic.xml 内の pageCheckSeconds の値を -1 に設定する。これにより、古い JSP ページのチェックが行われないようになるため、プロダクション モードのデプロイメントではあらゆる場合に有効な設定となる。

CR192513

credentialMBeanName がコメント解除されている場合、LdapPropertyManager の ConfigurableEntitySystemException が送出される。

LDAP の統合ユーザ プロファイルをコンフィグレーションするときに、LdapPropertyManager で以下の例外が送出される。

com.bea.p13n.property.ConfigurableEntitySystemException: Error reading ldap configuration

プラットフォーム : すべて

解決策 : p13n_ejb.jar ejb-jar.xml ファイル内の LdapPropertyManager のコンフィグレーションが拡張され、LDAP 接続パスワードの暗号化が可能になった。credentialMBeanName 環境エントリは、デフォルトではコメント解除されている。暗号化されたパスワードが必要でない場合は、このセクションをコメントにする。

コメントにしたセクションは、たとえば次のようになる。

<!-- env-entry >
<description>The name of the Credential MBean in application-config.xml that will be used to store the principal's
username and principal's password.
The password will be stored in an encrypted form. This is the
principal/credential used to bind to the LDAP server. The password
will be decrypted before it is used to bind to the LDAP server.
Using this entry will override anything set for the config/principal and config/principalCredential. If this entry and config/principal
and config/principalCredential are not specified then anonymous
bind will be used.

(このエントリは省略可能)</description>
<env-entry-name>config/credentialMBeanName</env-entry-name>
<env-entry-type>java.lang.String</env-entry-type>
<env-entry-value>LdapPropertyManager</env-entry-value>
< /env-entry
-->

暗号化されたパスワードが必要な場合は、セクションをコメント解除した状態のままとし、META-INF/application-config.xml ファイルに追加の LdapPropertyManager 資格セクションを指定する。

<Credential 
Name="LdapPropertyManager"
Credential="password"
Username="uid=ldapadministrator,ou=people,dc=beasys,dc=com"/>

CR196690

ポートレット ウィザードおよび [ポートレットの生成] で、Web アプリケーションに対して有効でないポートレット タイプが選択できる。

ポータル ライブラリ全体ではなく WSRP プロデューサだけがインストールされた Web アプリケーションもある。このような Web アプリケーションでは、[ファイル|新規作成|ポートレット] メニュー項目または右クリック メニューの [ポートレットの生成] のいずれかを使用して、新しい .portlet ファイルを作成できる。両方のアクションでポートレット ウィザード ウィンドウが開く。そのウィンドウには使用可能なポートレット タイプ (JSP/HTML、ページ フロー、Java、Struts、およびリモート) が表示され、その中から選択できる。ただし、WSRP プロデューサのみの Web アプリケーションで動作するのは、ページ フロー ポートレットと Struts ポートレットだけである。

プラットフォーム : すべて

解決策 : WSRP プロデューサのみの Web アプリケーションでは JSP/HTML ポートレット、Java ポートレット、またはリモート ポートレットを選択しない。

CR197762

別の Web アプリケーションから JSP を組み込むフォーク表示ポートレットが、一貫性のない動作をする場合がある。

ルートの ServletRequest のコンテキスト クラスローダに関するスレッド セーフティの問題により、ポートレットとは別の Web アプリケーションにあるフォーク表示ポートレット内から組み込まれた JSP では、指定されているコンテキスト クラスローダが正しくないため、実行に問題が発生することがある。

プラットフォーム : すべて

解決策 : フォーク表示ポートレットとは異なる Web アプリケーションから JSP を組み込まないようにするか、別の Web アプリケーションから JSP を組み込むポートレットには forkRender を使用しない。

CR198438

ルック アンド フィールのファイルを使用するとき、[ドキュメント構造] タブが正常に動作しない。

ルック アンド フィールを処理するとき、[ドキュメント構造] タブが正常に動作しないことがある。その結果、CSS のクラス名および属性値がドキュメント構造ツリーに表示されなくなる。この問題が発生するのはごくまれであるが、発生した場合は [ドキュメント構造] タブが使用できなくなる。

プラットフォーム : すべて

解決策 : ルック アンド フィール ファイル (*.laf) を閉じてから再度開くと、[ドキュメント構造] タブは正常に戻る。

CR198827

デスクトップの一部であるポートレットにフロート ボタンがある場合、例外または警告が送出される。

ユーザがデスクトップの一部であるポートレット上のフロート ボタンをクリックすると、次のエラー メッセージが記録される。

<BEA-423162> <One or more validation error(s) occurred during parsing /test.portlet. The error(s) were error: The document is not a root@http://www.bea.com/servers/netuix/xsd/portal/support/1.0.0: document element namespace mismatch expected

"http://www.bea.com/servers/netuix/xsd/portal/support/1.0.0";; got "http://www.bea.com/servers/netuix/xsd/jsp/support/1.0.0";;.>

プラットフォーム : すべて

解決策 : なし。このメッセージは無視してかまわない。

CR199861

render:standalonePortletUrl タグで不正なリンクが作成される (このリンクを使用するポートレットがリモート ポータルによって使用される場合)。

render:standalonePortletUrl タグは、クリックしたときに新しいブラウザ ウィンドウにポートレットを表示するリンクの作成に使用する。ただし、このタグを使用してポートレットをプロデューサにホストした後、リモート ポータルでこのポートレットを使用すると、このリンクでポートレット専用のブラウザ ウィンドウは開かない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : 解決策として、コンシューマ サイドに作成されるリモート ポートレットのバッキング ファイルを作成し、ポートレット JSP 内にカスタム コードを作成する。手順は次のとおり。

a. プロキシ ポートレットのバッキング ファイルを作成する。

b. バッキング ファイルの preRender() に次のコードを追加する。

StandalonePortletURL url =
StandalonePortletURL.createStandalonePortletURL(request, response);
SimpleStateHolder state = new SimpleStateHolder();
state.addParameter("my_url", url.toString());
request.setAttribute(MarkupRequestState.KEY, state);

c. プロデューサ サイドの JSP で、ポートレットをフロート状態にするリンクを生成するために、

render:standalonePortletUrl タグではなく、次のコードを使用する。

<%
SimpleStateHolder state = (SimpleStateHolder)
request.getAttribute(MarkupRequestState.KEY);
String url = (String) state.getParameter("my_url");
%>
<a href="<%=my_url%>">Click</a>

CR203087

プロデューサの環境が別の場所に変更された場合、プロデューサのデータとリモート ポートレットが使用できなくなることがある。

プロデューサを追加してリモート ポートレットを作成すると、プロデューサのレジストリ (WEB-INF/wsrp-producer-registry.xml) とポータル フレームワークのデータベース テーブルに、格納されたプロデューサのアドレス (プロデューサの WSDL アドレスと、プロデューサの WSDL に記述されているさまざまなポートのアドレス) が保存される。プロデューサを別の環境に移動すると、保存されたこのデータが無効になる場合がある。その場合は、元の場所でプロデューサと通信できないため、ポートレットを使用できないことがある。

プラットフォーム : すべて

解決策 : com.bea.wsrp.consumer.management.producer.ProducerManager を使用してデータベースのエントリを更新できる。この API は、プロデューサ情報を取得して更新するためのメソッドを提供する。

CR203935

WSRP プロデューサのみの Web アプリケーションでポータルのアップグレードが機能しない。

Service Pack 3 からアップグレードする場合、WSRP プロデューサを持つ Web アプリケーションのライブラリは、自動的には Service Pack 4 に更新されない。そのため、ポートレット ウィザードやその他のサービスから Web アプリケーションと通信しようとしたときに、問題が起きることがある。

アプリケーションのレベルで [インストール|Portal ライブラリの更新] を使用する通常のポータル アップグレード方法では、WSRP プロデューサがインストールされた非ポータル Web アプリケーションを正しく検出できない。さらに、WSRP プロデューサを Web アプリケーションに再インストールしても、ライブラリ ファイルは更新されない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : 次のファイルを Web アプリケーションの WEB-INF/lib ディレクトリにコピーする。

<beahome>/weblogic81/portal/lib/netuix/web/netui-adapter.jar

<beahome>/weblogic81/portal/lib/netuix/system/ext/web/struts-ad apter.jar

<beahome>/weblogic81/portal/lib/netuix/system/ext/web/struts-ad apter-html.tld

<beahome>/weblogic81/portal/lib/netuix/system/ext/web/struts-ad apter-naming.tld

<beahome>/weblogic81/portal/lib/netuix/system/ext/web/struts-ad apter-nested.tld

<beahome>/weblogic81/portal/lib/netuix/system/ext/web/struts-ad apter-tiles.tld

<beahome>/weblogic81/portal/lib/wsrp/wsrp-producer.jar

<beahome>/weblogic81/portal/lib/wsrp/adapters/wsrp-jpf-adapter. jar

<beahome>/weblogic81/portal/lib/wsrp/adapters/wsrp-struts-adapt er.jar

サーバが実行中である場合は、WSRP プロデューサである Web アプリケーションを再デプロイする。

アプリケーションのその他の部分は通常の方法でアップグレードする必要がある。

CR204478

ポータル ツリーの最適化がオンになっていると、非表示ポートレットの onDeactivation ポートレット イベントが動作しないことがある。

.portal ファイル内の「ツリー最適化」フラグがオンになっている場合、指定されたリクエストで一部の非表示ポートレットが処理されないことがある (非表示ポートレットとは、指定されたリクエストに対して表示されないページ上に存在するポートレットである)。これは、ポートレットの非アクティブ化イベント (onDeactivation) を捕捉しようとした場合に問題になることがある。ポートレットは非アクティブ化されると非表示になるので、システムがポートレットの非アクティブ化イベントを開始するためにポートレットを処理することはない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : 最も安全な代替策は、問題のポータルに対してツリー最適化を false に設定することである。ただし、ツリーを最適化する必要がある場合は、次の解決策を実施できる。非アクティブ化イベントを捕捉したい各ポートレットについて、ダミーのイベント ハンドラを定義する (たとえば、event = "[任意の文字列]" を指定してカスタム イベント ハンドラを作成し、"Only If Displayed" プロパティを false に設定する)。これによって、ポートレットは非表示かどうかにかかわらず、システムで処理される。

CR206920

.portlet ファイルからポートレット プリファレンスがデフォルトで再ロードされない。

Service Pack 4 より前は、サーバがバウンスまたは再デプロイされた場合は常に、.portlet ファイル内のプリファレンスがデータベース内のプリファレンスをオーバーライドし、管理者によるポートレット プリファレンスの追加および変更はサーバ再起動時に失われていた。

新しいオプションを使用すると、サーバ再起動時にポートレット プリファレンスを再ロードする方法を制御できる。このコントロールは、WEB-INF/netuix-config.xml ファイルで「propagate-preferences-on-deploy」要素の「master」属性を使用して実装する。

master 属性に指定できる値は次のとおり。

file

以前のバージョンと同じ動作を指定する。ファイル システム内のプリファレンスが常に優先される。既存の動作を保持するには、この値を選択する。

database

再起動時には、データベース内の値が常に優先される。初回起動時には、.portlet ファイルからデータベースに値が読み込まれる。

both

属性が指定されていない場合のデフォルトの動作。.portlet のプリファレンスがデータベースのプリファレンスとマージされる。このとき、データベースの値が .portlet ファイルの値よりも優先される。

次の例は、属性の値を both に指定した要素を示している。

<customization>

<enable>true</enable>

<propagate-preferences-on-deploy propagate-to-instances="true"
master="
both"/> <reload-database-on-redeploy reload="false"/>
</customization>

CR218066

WebLogic Portal 8.1 (Service Pack 4) で、ツリー最適化がオンになっていると、ブックの [デフォルト ページに戻る] 属性が正常に動作しない。

移動先 URL の対象であるブックの [デフォルト ページに戻る] 属性が true に設定されている場合は、そのブックのデフォルト ページが表示されるはずだが、表示されない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : この CR は、ブックがネストされていて、メイン ブックの直接の子がブックである場合のみを対象とし、[デフォルト ページに戻る] は、ブック間の移動にのみ適用され、ブック内の移動には適用されない。次に、各ページにブック 2 への URL が設定されたポートレットを含む単純なポータルの階層を示す。

     メイン ブック - ブック 2 がデフォルト ブック

          ブック 2 - デフォルト ページに戻る = true、デフォルト ページ = ページ 2

               ページ 2

               ページ 3

          ブック 3

               ページ 4

               ページ 5

このポータルを表示すると、ブック 2 とページ 2 が表示される。

1. ユーザがページ 3 をクリックする (デフォルト ページから移動)。

2. ユーザがブック 3 をクリックする (ページ 4 が表示され、別のブックに移動)。

3. ユーザがブック 2 の URL をクリックすると、ページ 2 が表示される。

ページ 2 がブック 2 のデフォルトであるため、これは想定されたとおりの動作であり、ブック 2 の最後のアクティブなページはページ 3 である。

このポータルを表示すると、ブック 2 とページ 2 が表示される。

1. ユーザがページ 3 をクリックする (デフォルト ページから移動)。

2. ユーザがブック 2 の URL をクリックすると、ページ 3 が表示される。

これは、ページ 3 が同じブック内にあり、デフォルトに戻る設定が適用されないために発生する。

CR218066 (続き)

次のようにメイン ブックの子がページである階層では、デフォルトに戻る設定は適用されない。

     メイン ブック - ページ 1 がデフォルト ページ

          ページ 1

               ブック 2 - デフォルト ページに戻る = true、デフォルト ページ = ページ 2

                    ページ 2

                    ページ 3

                    ページ 6

              ブック 3

                    ページ 4

                    ページ 5

この階層では、ユーザはブック 2 の最後のアクティブなページに戻る。

CR223724

キャンペーン - キャンペーン スキーマ (目標) にエラーが存在する場合に例外がコンソールに表示されるようにする。

目標のあるキャンペーンの作成時に、xsd が必要とする完全な XML が生成されない。以下の行を手動で追加する必要がある。

<ca:ad-id xmlns:ca="http://www.bea.com/servers/campaign/xsd/campaign/1.1.1";>

</ca:ad-id>

ユーザがこの行を手動で追加しなかった場合、例外が送出されるが、コンソール上には表示されない。目標は有効にならないため、非常に紛らわしい動作である。

プラットフォーム : すべて

解決策 : なし。

CR225885

RDBMS 認証プロバイダで、XA ドライバ、マルチプールおよびドライバ レベルのロード バランシングがサポートされない。

XA ドライバを使用すると、サーバが起動しない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : ロード バランシングはサポートされていないため、RDBMS 認証プロバイダに非 XA ドライバを使用する。

CR226791

CM タグにデフォルトのコンテンツ リポジトリ選択肢が提供される。

WebLogic Portal 7.0 には、コンテンツ管理タグで使用可能な「contentHome」パラメータがある。このパラメータで、どのコンテンツ リポジトリをクエリで使用するかを指定できる。WebLogic Portal 8.1 では、このパラメータは Java API (たとえば、ContentHelper の homeName パラメータ) で使用できるが、非推奨であり、JSP タグでは無視される。

また、リポジトリ パラメータが指定されていない場合、タグではコンテンツ リポジトリを指定できない。デフォルトの動作では、すべてのリポジトリが集約される。

プラットフォーム : すべて

解決策 : Portal 8.1 Service Pack 5 では、「searchPaths」というオプションのパラメータが <pz:contentQuery> および <cm:search> タグに追加された。このパラメータを使用して、コンテンツ クエリに使用する特定のリポジトリを指定できる。Service Pack 5 では、「-Dcm.default.search.path=」システム パラメータを使用してカンマ区切りのデフォルト検索パス リストを設定する機能も追加されている。デフォルト検索パス リストを指定を設定する場合、<pz:contentQuery> および <cm:search> タグで、「searchPaths」パラメータが指定されていない場合にこのパラメータを使用する。

CR227092

コマース コンポーネント Price Engine によりデータベースが圧迫される。

割引が使用されると、その使用カウントがデータベース内でインクリメントされる。割引の使用が無制限の場合、ユーザは使用回数を追跡しない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : システム プロパティ track.unlimited.discount.usage=false を設定し、使用制限が「UNLIMITED」になっている割引の使用カウントの追跡を無効にする。

CR228941

最初にアプリケーションがアクセスしたときに、追加の Datasync リポジトリが作成される。

ルール リポジトリは、最初にルールがアクセスされるまで初期化されない。この初期化プロセスには時間がかかり、この間アプリケーションは使用できない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : RulesetPersistenceManager EJB の記述子の次の行を変更する。

<initial-beans-in-free-pool>0</initial-beans-in-free-pool>

これを次のように変更する。

<initial-beans-in-free-pool>1</initial-beans-in-free-pool>

これにより、ルール リポジトリはサーバの起動時に初期化される。

CR230071

必須ページが、ユーザによって削除される可能性がある。

WebLogic Portal 7.0 では、ポータル管理者は、必須ページのページ属性を設定し、ユーザのカスタマイズによって特定のページが削除されることのないように指定できる。WebLogic Portal 8.1 では、ユーザが訪問者ツールを利用して、アクセス権限のあるページすべてを削除できるようになったため、この機能を直接使用することはできない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : WebLogic Portal 7.0 と同様の機能を実行するには、PortalCustomizationManager インタフェースの removePlaceable() メソッドを使用する。これにより、ユーザが必須ページを削除できないようにすることができる。必須ページにこの実装を適用する場合は、次の点に留意する必要がある。

各ページに、少なくとも 1 つの資格を設定する必要がある。ページの作成時は資格が存在せず、デフォルトでそのページのすべての特権が付与される。removePlaceable() メソッドは、削除されるブックまたはポートレットを含むページの更新資格をチェックする。

SP5 の訪問者ツールのコードは PortalEntitlementHelper クラスを呼び出すため、ページの資格を取得する手段としてこのクラスを使用することが推奨される。

boolean isAllowed = PortalEntitlementHelper.checkPageDelete(new

CustomizationContext(request.getLocale(), request), <page_definition_id>)

この場合、呼び出しを行ってから、その結果に基づいて分岐するように訪問者ツールのコード内にチェックを追加する必要がある。

将来のリリースで、このタスクの実行手段をより堅牢なものにする。

PortalCustomizationManager インタフェースの詳細については、http://e-docs.bea.com/wlp/docs81/javadoc/index.html の WebLogic Portal Javadoc を参照。

CR235701

PortalContextAdapter の記述が threadSafe 属性を無視する。

threadSafe 属性をポートレット内で false に設定していても、リモート ポートレットでは常に true として扱わる。

プラットフォーム : すべて

解決策 : なし。

CR235832

Propagation ツールを使用すると、「Verbose log could not be set, parent folder does not exist」というエラーが発生する。

propagation.war の web.xml 内の oamDataFilesystemPath 要素はデフォルトで d:/propagation/81xDomain/inventories に設定されている。D ドライブが存在しない場合、次のような例外が送出される。

<Error> <InventoryServices> <machinename> <portalServerFrom> <ExecuteThread: '13' for queue: 'default'> <weblogic> <> <000000> <Verbose log could not be set, parent folder does not exist. logFile: d:\propagation\81xDomain\inventories\view_verbose_D13_H9_M42_S34.log>

次のような場合に、このような例外が送出される。

  • アプリケーション インベントリのエクスポートで、[アプリケーション インベントリのエクスポート] 画面の [Zip ファイル名 (絶対パス)] オプションを使用した場合

  • アプリケーション インベントリのインポートで、[インベントリのインポート元の選択] 画面の [ファイルの選択] オプションを使用した場合

プラットフォーム : すべて

解決策 : propagation.war の web.xml ファイルの oamDataFilesystemPath 設定を既存のドライブに変更する。

Windows システムでの変更例 :

<context-param>

<param-name>oamDataFilesystemPath</param-name>

<param-value>c:/propagation/81xDomain/inventories</param-value>

<description>Base folder path for runtime data, such as inventory exports.</description>

</context-param>

UNIX システムでの変更例 :

<context-param>

<param-name>oamDataFilesystemPath</param-name>

<param-value>/opt/propagation/81xDomain/inventories</param-value>

<description>Base folder path for runtime data, such as inventory exports.</description>

</context-param>

CR236023

ポータル アプリケーションのコマース サービスを有効にした後、<cat:catalogSelector> タグが機能しない。

既存のポータル アプリケーションに対してコマース サービスを有効にした場合、<cat:catalogSelector> タグを使用するために必要なファイルの一部がこのインストールに含まれていない。このコードは、<application>/META-INF/data/catalogselectors/GlobalCatalogSelectors にある GlobalCatalogSelectors.rls ファイルを見つけることを想定している。また、8.x 製品ラインには、GlobalCatalogSelectors.rls ファイルを作成するためのツールは用意されていない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : 参照用に、作業中の GlobalCatalogSelectors.rls ファイルの例を次に示す。

<?xml version="1.0" ?>

<cr:rule is-complete="true"

xmlns="http://www.bea.com/servers/p13n/xsd/expression/expressions/2.1.1"

xmlns:collection="http://www.bea.com/servers/p13n/xsd/expression/collection/1.0.1"

xmlns:cq="http://www.bea.com/servers/p13n/xsd/content/query/1.1.1"

xmlns:cr="http://www.bea.com/servers/p13n/xsd/rules/core/2.1.1"

xmlns:math="http://www.bea.com/servers/p13n/xsd/expression/math/1.0.1"

xmlns:ss="http://www.bea.com/servers/p13n/xsd/expression/schema-support/2.1.1"

xmlns:string="http://www.bea.com/servers/p13n/xsd/expression/string/1.0.1"

xmlns:lit="http://www.bea.com/servers/p13n/xsd/expression/literal/1.0.1"

xmlns:wlcs="http://www.bea.com/servers/p13n/xsd/rules/extensions/2.1.1"

xmlns:xsi="http://www.w3.org/2001/XMLSchema-instance" xsi:schemaLocation="http://www.bea.com/servers/p13n/xsd/rules/core/2.1.1 rules-core-2_1_1.xsd http://www.bea.com/servers/p13n/xsd/rules/extensions/2.1.1 rules-extensions-2_1_1.xsd">


<cr:name>test</cr:name>

<cr:description />

CR236023 (続き)

<cr:conditions>

<multi-and>

<greater-than>

<wlcs:literal>

<wlcs:now />

</wlcs:literal>

<wlcs:literal>

<wlcs:time-instant>1970-01-01T00:00:00-07:00</wlcs:time-instant>

</wlcs:literal>

</greater-than>


</multi-and>

</cr:conditions>


<cr:actions>

<wlcs:add-catalog-query-object>

<wlcs:expression>price > 50</wlcs:expression>

<wlcs:max-results>100</wlcs:max-results>

<wlcs:catalog-manager-name>portalApp.BEA_commerce.CatalogManager</wlcs:catalog-manager-name>

</wlcs:add-catalog-query-object>

</cr:actions>

</cr:rule>

CR239172

ページフロー ポートレットで preRender フォーク表示を有効にすると、コンテンツの表示エラーが発生する。

8.1 SP5 の新機能により、ポートレットの preRender ライフサイクル フェーズを個別のスレッドで実行できる。これは、preRender フォーク表示とも呼ばれる (詳細については、e-docs を参照)。Service Pack 5 リリースの時点では、この機能はページフロー ポートレットに対して正常に動作しない。ページフロー ポートレットの preRender フォーク表示を有効にすると、ポートレットのコンテンツの表示が失敗する。つまり、ポートレット フレームとタイトル バー (存在する場合) は表示されるが、コンテンツは表示されない。現在この問題に取り組み中であり、パッチが完成したらすぐにこの CR に記載される。

プラットフォーム : すべて

解決策 : ページフロー ポートレットでは preRender フォーク表示を使用しない。

CR225408

8.1 SP6 で、優先順序の問題によりコンテンツ クエリ式が誤って生成される。

式 (a && (b || c) が、(a && b || c) として評価/実行される。コンテンツ クエリ式の実行時に優先順序が維持されない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : この問題は、8.1 SP6 で修正され、コンテンツ クエリ式の実行時に優先順序が維持されるようになった。8.1 Service Pack 5 以前と同様に式が評価されるように、この修正を無効にするシステム プロパティが追加された。

-Denable.content.rule.fix=true

CR254373

WSRP 要求から次の WSRP 要求に、要求パラメータが暗黙的に伝播されなくなった。

この問題が影響するのは、CR 254373 のパッチを適用したユーザのみ。

CR254373 の修正を適用する前は、ポータル フレームワークにより、すべての要求パラメータが WSRP navigationState URL に自動的に追加される。これは、WSRP 仕様違反であり、URL が長くなりすぎるため問題が発生した。CR254373 によってこのバグは修正されたが、修正が適用された後、一部のユーザによるページフローの一般的な使用例が失敗するようになった。この使用例では、ページフロー アクションへのフォームの送信、result.jsp へのアクション転送を行い、そこで要求からフォーム コンテンツを取り出して表示する。これは、標準のページフローでは機能するが、フォームの送信とその後の結果の表示にはコンシューマからプロデューサへの 2 つの要求が必要 (ただし、ユーザがコンシューマと対話するときは 1 つの要求に見える) なので、WSRP コンシューマ ポートレットを介してページフローにアクセスすると失敗する。コンシューマからプロデューサへのフォームの送信は performBlockingInteraction() 呼び出しで処理される。この呼び出しが完了すると、続いてコンシューマが getMarkup() 要求をプロデューサに送り、プロデューサは result.jsp ページのマークアップを返す。ただし、要求から次の要求へ要求パラメータが暗黙的に伝播されなくなったので、getMarkup() 要求の処理時にはフォーム パラメータは存在しない。上記のページフローは、この問題を表す一例だが、performBlockingInteraction() 呼び出しが行われるすべてのケースに当てはまる。

プラットフォーム : すべて

解決策 : これは解決策とはいえないが、この機能を実装するための適切な方法である。必要なのは、要求に保持するパラメータを実装者が明示的に伝播することだけである。上記のページフローの例では、実装を修正できる簡単な解決策が 2 つある。1 つ目の解決策は、送信されたフォームを受信したページフロー アクションが返す Forward オブジェクトにフォームを明示的に含めることで渡すことができる。これは、netui ActionForm オブジェクトを使用して指定できる。または、Forward オブジェクトに pageInput として個々のパラメータ名と値のペアを含めることができる。これで、results.jsp は、使用されるメソッドに適した方法で項目を取得する。もうひとつの解決策は、ページフローの状態の一部として目的のパラメータを保持すること。つまり、フォームを受信したアクションが、ページフローで ActionForm または要求から目的のパラメータを取得し、値をインスタンス変数に割り当て、ゲッターを使用してそれらの値にアクセスできるようにする。これで、result.jsp は、それらのゲッターを使用して必要な値にアクセスできる。


 

検索

表 5 では、ポータル検索エンジンに関する問題に起因する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 5 WebLogic Portal 検索エンジンに関する確認済みの制限事項 

問題 ID

説明

CR135840

Windows サービスとして Autonomy 検索エンジンを起動する方法。

WebLogic ポータル ドメインの作成時には、ドメインの Configuration Wizard によって起動スクリプトと、ポータル サーバを Windows サービスとして実行するためのインストール スクリプトが提供されるが、Autonomy ポータル エンジンは起動スクリプトからしか起動されない。

プラットフォーム : Windows

解決策 : Windows リソース キット ツールの instsrv.exe ユーティリティ (Microsoft の Web サイトから無償でダウンロード可能) を使用して、Autonomy の実行ファイルを Windows サービスとしてインストールする。

インストール手順 :

    1. PATH 環境に instsrv.exe が存在することを確認する。

    2. コマンド シェルを開き、次のコマンドを入力する。

instsrv.exe "PortalSearchDiSH"

<WLINSTALL_HOME>\portal\thirdparty\search\windows\DiSH\PortalSearchDiSH.exe
instsrv.exe "PortalSearchDRE"

<WLINSTALL_HOME>\portal\thirdparty\search\windows\DRE\PortalSearchDRE.exe
instsrv.exe "PortalSearchAutoIndexer"

<WLINSTALL_HOME>\portal\thirdparty\search\windows\AutoIndexer\PortalSearchAutoIndexer.exe
instsrv.exe "PortalSearchHTTPFetch"

<WLINSTALL_HOME>\portal\thirdparty\search\windows\HTTPFetch\PortalSearchHTTPFetch.exe

注意 : 上記のサービス名をそのまま使用することが推奨されている。そうでないと、Administration Portal で稼動中の Autonomy 検索サービスが認識されない場合がある。

アンインストール手順 :

    1. [コントロール パネル] で Windows 用の Administration Portal またはコマンドラインの net stop service_name コマンドを使用して Autonomy 検索サービスを停止する。

    2. PATH 環境に instsrv.exe が存在することを確認する。

    3. コマンド シェルを開き、次のコマンドを入力する。

instsrv.exe PortalSearchDiSH REMOVE

instsrv.exe PortalSearchDRE REMOVE

instsrv.exe PortalSearchAutoIndexer REMOVE

instsrv.exe PortalSearchHTTPFetch REMOVE


 

サードパーティのツール

表 6 では、サードパーティのツールに関する問題に起因する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 6 WebLogic Portal でのサードパーティのツールに関する確認済みの制限事項 

問題 ID

説明

CR128531

CSS ファイルの最大数についての IE6 の制限事項。

Internet Explorer 6 Service Pack 1 には、1 つのポータルで使用可能な CSS ファイルの数に制限がある。1 つのポータルで使用可能な CSS ファイルの最大数は 35 である。CSS ファイル数が 35 を超えると、IE ではポータルが正しく表示されなくなる。CSS ファイルは、ポータルのさまざまなスキンの開発に使用される。

プラットフォーム : すべて

解決策 : CSS ファイルが 35 個を超える場合は、すべての CSS ファイルのコンテンツを整理して、ファイル数が 35 を超えないようにする必要がある。

複数のファイルのコンテンツをマージする場合は、IE の要件として、CSS クラス名を Web アプリケーション内の全 CSS ファイルの中で固有のものにする必要がある。

2 つの .css ファイルの中に同じ名前を持つ CSS クラスが 2 つあり、その両方を 1 つのポータルで使用した場合は、(IE に) 最初にロードされた .css ファイルの CSS クラスが使用される。

CR130020

メール ポートレットで英語以外の文字セットを使用した場合に問題が発生する。

英語以外の文字セットを使用したメール ポートレットの場合、一部の電子メール メッセージの件名と本文のテキストが正しく表示されない。また、電子メールの日付と添付ファイルが正しく表示されない場合もある。

プラットフォーム : すべて

解決策 : なし。この問題のアップデートについては、サポートにお問い合わせください。

CR135360

AutoIndexer によって、ファイル システムから削除されたドキュメントのエントリが DRE から削除されない。

AutoIndexer によって、インデックスが作成されているファイル システム ディレクトリで削除されたドキュメントまたはファイルのエントリが DRE から削除されるようにするには、AutoIndexer ジョブのコンフィグレーションで POLLINGACTION 属性を 7 または 8 に設定する必要がある (Autonomy AutoIndexer ドキュメントを参照)。

ただし、DirectoryPathCSVs 属性で完全修飾ディレクトリではなく相対パスを使用している場合は、POLLINGACTION を 7 に設定していても、DRE からエントリが削除されない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : DirectoryPathCSVs を更新して、相対パスではなく完全修飾ディレクトリ パスを指定する。

CR176498

Mozilla ベースのブラウザで、レイアウトが正しく表示されないことがある。

Mozilla ベースのブラウザ (Netscape、Mozilla、Firebird など) で使用されているコードのバグが原因で、さまざまなレイアウト要素の幅が正しく表示されないことがある。たとえば、2 つの列があるテーブルで、列 1 が全体の 30%、列 2 が全体の 70% の幅の場合、最初の列が画面全体の幅を使用してしまうことがある。このため、2 番目の列が画面の右端に移動し、ユーザはスクロールして表示させる必要がある。この問題は断続的に発生し、発生時期を予測できない。

ページが正しく表示されている場合は、表示された最初の列が画面全体の幅を使用するが、2 番目の列が表示されると最初の列は正しいサイズまで縮小する。問題が発生した場合は、2 番目の列が表示されても、最初の列が正しいサイズまで縮小しないことがある。このバグに関する情報は、以下に記録されている (他にもいくつか存在する)。http://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=217476

http://bugzilla.mozilla.org/show_bug.cgi?id=225307

プラットフォーム : すべて

解決策 : この問題を回避するには、最初に幅を設定する 2 つの空のセルを表示し、それに続けて実際の内容が入力されたセルを表示する。たとえば、次のようになる。

<tr>

<td width=30%> </td>

<td width=70%> </td>

</tr>

<tr>

<td><!-- 実際のコンテンツ --></td>

<td><!-- 実際のコンテンツ --></td>

</tr>.



 

データベース

表 7 では、WebLogic Portal とデータベースとの対話に関する問題に起因する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 7 WebLogic Portal とデータベースとの対話に関する確認済みの制限事項 

問題 ID

説明

CR106235

「cajun」または「null」の JMS プレフィックスによって、JMSState および JMSStore テーブルが生成されない。

データベース ユーザが「SELECT ANY TABLE」パーミッションを所有している場合、サーバの起動時に JMS JDBC ストアに関する ORA-00942 エラーが発生することがある。顧客がポータルに備わっている create_user.sql スクリプトを使用して、旧リリース (4.0 または 7.0) のポータルからデータベース ユーザを作成した場合に、データベース ユーザにこのパーミッションが付与されていることがある。

エラー テキストの例 :

<May 14, 2003 5:00:13 PM MDT> <Alert> <JMS> <BEA-040052> <JMSServer "cgJMSServer" store failed to open java .IOException: JMS JDBC store, connection pool = <portalPoolOra>, prefix = <cajun>: change state java.sql.SQLException: ORA-00942: table or view does not exist

プラットフォーム : すべて

解決策 : データベース ユーザの「SELECT ANY TABLE」パーミッションを取り消す。DBA 特権があるユーザとして SQLPlus にログインし、データベース ユーザのこのパーミッションを取り消す。たとえば、次のようになる。

SQL> revoke SELECT ANY TABLE from WEBLOGIC 2

CR107746

コンテンツ管理ノードを追加する際に、整合性の制約に関するエラーが発生することがある。

適切なパッチ レベルでない Oracle 8.1.7 データベースにコンテンツ管理ノードを追加する際に、「java.sql.SQLException: ORA-02291: 整合性制約 (DB.FK1_CM_NODE) に違反しました - 親キーがありません」というエラーが発生することがある。

プラットフォーム : Oracle 8.1.7 データベースを使用するすべてのプラットフォーム

解決策 : Oracle データベース インスタンスのバージョン番号を確認する。データベースのバージョンが 8.1.7.4 より前の場合、Oracle から 8.1.7.4 パッチ セットを入手して、データベースをこのパッチ セットにアップグレードする必要がある。SP2 と Oracle 9i を使用している場合、Oracle を 9.2.0.4 にアップグレードする必要がある。

Windows 環境で Oracle データベースを使用する場合は、Oracle バージョン 8.1.7.4.9 以上を推奨する。

CR108193

データベース テーブルの作成時に ORA-22866 が発生することがある。

互換性パラメータが 8.1.0 より前に設定されている Oracle 8.1.7 UTF データベース インスタンスにデータベース テーブルを作成すると、「ORA-22866: デフォルトのキャラクタ・セットの幅が固定されていません。」というエラーが発生する。詳細については「Oracle Doc ID: Note:112531.1」を参照。

プラットフォーム : Oracle 8.1.7 を使用するすべてのプラットフォーム

解決策 : データベースの互換性パラメータを 8.0.5 以下に設定する。8.1.0 以上の互換性パラメータを使用して init.ora パラメータ ファイルを編集する。

CR124126

Sybase でキャンペーンの電子メールを送信するにはコンフィグレーションが必要である。

MailService でバッチ作成の電子メール送信に使用される標準 SQL は、Sybase ではサポートされていない。

プラットフォーム : Sybase

解決策 : mailmanager.bat を使用して電子メールを送信する、または MailService.sendBatch()MailService.getMessagesInBatch() を Sybase で使用する (あるいはその両方を使用する) には、MailServiceMBeanEnableOrderByWorkaroundForClobstrue に設定する必要がある。

これには、(アプリケーションがデプロイされていない、またはサーバが起動していないときに) META-INF/application-config.xml を編集する。以下に例を示す。

<MailService Name="MailService" SMTPHost="SMTPHost" EnableOrderByWorkaroundForClobs="true"/>

Sybase 以外のデータベースでは、このフラグを削除するか、false に設定する。これがデフォルトの設定である。

CR125832

ノードへのバイナリ プロパティの追加、またはノード タイプでのバイナリ プロパティの選択により、エラーが発生する場合がある。

ノードにバイナリ プロパティを追加するか、適切なドライバを使用せずに Oracle データベースを使用してノード タイプを選択すると、エラーが発生する場合がある。

プラットフォーム : Oracle データベースと認定済みでない BEA WebLogic Portal ドライバを使用するすべてのプラットフォーム

解決策 : Oracle Thin ドライバをインストールする。

CR136171

コラボレーション (Compoze) データベース テーブルが SP2 から SP3 で変更された。

collaboration_create_tables.sql ファイルは、複数のテーブルの主キーのカラムに主キー制約および NOT NULL 制約を追加するため、SP3 で変更された。ただし、データベースのアップグレード時では、スクリプトによって変更が適用されない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : 追加された NOT NULL カラム制約および主キー制約を利用してデータを保持するには、既存の Compoze テーブルの名前を <WL_HOME>/portal/db/<DBMS>/<VERSION>/collaboration_create_tables.sql で定義された新しい Compoze テーブル名に置き換える。次に、前のテーブルからデータを選択して新しく作成されたテーブルに配置する。影響を受けるテーブルは次のとおり。

ToDoAclTable
ToDoAclOwnerTable
AppointmentAclTable
AppointmentAclOwnerTable
UniqueIDGeneratorEJBTable
ForumAclTable
ForumAclOwnerTable
TopicSubTable
MessageFileTable
TopicFileTable
DiscussionUserTable
ContactAclTable
ContactAclOwnerTable
Pop3Folders
Pop3Messages
Pop3Attachments
Pop3MessageHeaders
Pop3Preferences

注意 : これらの変更は、コードの制約によってすでに 'NOT NULL' および 'UNIQUE' と定義されたカラムに対して適用された。また、主キー制約への変更の削除は、collaboration_drop_constraints.sql に追加された。

CR203632

RDBMSAuthenticator が XA ドライバで機能しない。

ポータルの RDBMSAuthenticator が XA ドライバで機能しない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : XA 以外のドライバを使用して RDBMSAuthenticator を構成する。RDBMSAuthenticator はデータ ソースを使用しないため、グローバル トランザクションに参加できない。XA ではデータ ソースの使用が必要。

CR235573

Oracle RAC を使用したフェイルオーバにかかる時間が、RDBMSAuthenticator で [テスト間隔] に指定した時間より長い。

Oracle RAC を使用してコンフィグレーションされたドメインで、セカンダリ RAC ノードへのフェイルオーバの完了に必要な時間が、RDBMSAuthenticator ウィンドウで [テスト間隔] パラメータに指定した時間より長い。

プラットフォーム : すべて

解決策 : RDBMSAuthenticator は、ユーザ認証の試行または RDBMSAuthenticator 接続テストの失敗によるデータベース接続エラーを検出した場合のみ、セカンダリ RAC ノードへのフェイルオーバを実行する。RDBMSAuthenticator を作成するときに指定した [テスト間隔] パラメータに応じて、テストに失敗した接続は閉じられ、再度開かれて有効な物理データベース接続が再確立される。

[テスト間隔] は、システムの可用性の要件と、データベースのパフォーマンスへの影響のバランスを考慮して設定する必要がある。低い値を設定すると、RAC の障害を検出する時間が短くなり、ユーザ認証の失敗の可能性が減少するが、データベースの負荷が大きくなる。デフォルトの設定は 120 秒。RAC の障害によるユーザ認証の失敗を少なくするには、[テスト間隔] パラメータを最小値の 5 秒に設定する。

管理サーバの実行中に、ドメインの Administration Console にログインし、[セキュリティレルムmyrealmプロバイダ認証RDBMSauthenticator] に移動する。[詳細] タブを選択し、[テスト間隔] に移動する。[テスト間隔] パラメータは、接続を閉じて再確立するための時間を設定する。

CR237251

マークアップが 4000 バイトを超える場合、データベースに保存しようとするとエラーが発生する。

マークアップが 4000 バイトを超える場合、データベースに保存しようとすると、PF_MARKUP_DEFINITION テーブルの end_xml フィールドがオーバーフローする。次のようなエラーが発生する。

<21 juil.2005 10 h 59 CEST> <Error> <netuix> <BEA-423334> <The end markup of size [ 2000 ] in file [ /PageStructureController.portlet ] was larger than the maximum, [ 2000 ].Truncating the markup.>

プラットフォーム : すべて

解決策 : この問題を修正するデータベース スクリプトを入手するには、BEA テクニカル サポートに連絡し、パッチ番号 CR244936 を要求する。このパッチに含まれるデータベース スクリプトは、新しいテーブルを作成し、PF_MARKUP_DEFINITION テーブルのコンテンツを移動する。これらのスクリプトの実行手順については、パッチに付属の readme ファイルを参照。


 

互換性モード

表 8 では、互換性モードに関する問題に起因する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。互換性モードのサポートが存在するのは WebLogic Portal の SP2 リリースのみです。この制限事項に関する説明は、参照の目的で記載されています。

表 8 WebLogic Portal 互換性モードに関する確認済みの制限事項 

問題 ID

説明

CR127580

互換性モードの Administration Portal でオプションが表示されない。

互換性モードで実行中のドメインの Administration Portal に初めてアクセスすると、Administration のオプションが一部しか表示されない。オプションとして、[ユーザ管理] のみが表示される。[ポータル管理] などのその他のオプションは表示されない。

プラットフォーム : すべて

解決策 : ブラウザの更新ボタンを押して画面を更新すると、すべてのオプションが画面に表示される。または、[ユーザ管理] オプションを選択し、[ホーム] ボタンをクリックして Administration Portal のメイン ページに戻る。すべてのオプションが画面に表示される。

 


WebLogic Portal 8.1 (Service Pack 6) で修正された制限事項

この節では、WebLogic Portal 8.1 Service Pack 6 で修正された制限事項について説明します。詳細については、以下の節を参照してください。

CR 番号

説明

CR224987

WSRP で、リモート ポートレットに不正なポート番号がエンコードされる。

問題 1 : WebLogic Portal でプロキシ サーバを使用し、url-templates-config.xml でポート番号が指定されていない場合、不正なポート番号の URL が生成される。

問題 2 : WSRP プロデューサでプロキシ サーバを使用すると、要求パス /producer/WSDL で生成された動的な WSDL に無効なポート番号が含まれる。

CR254122

WLP 8.1 SP5 の JAR ファイル マニフェストに SP4 と間違って記載されている。

WebLogic Portal 8.1 SP5 の .jar ファイルに含まれる Manifest.mf ファイルに BEA WebLogic Portal 8.1 SP4 と間違って記載されている。

プラットフォーム : すべて

解決策 : このマニフェスト ファイルのバージョン番号は無視する。BEA サポートに連絡する場合、そのマニフェストを使用しているかどうか BEA サポートではわからないので、SP 5 を使用していることを明確にする。サーバ起動メッセージのバージョン文字列で、SP5 を使用していることを確認できる。


 

 


WebLogic Portal 8.1 (Service Pack 5) で修正された制限事項

この節では、WebLogic Portal 8.1 Service Pack 5 で修正された制限事項について説明します。詳細については、以下の節を参照してください。

Portal Extensions についての修正された制限事項

CR 番号

説明

116909

ポートレットに一定の数を超えるポートレット プリファレンスを追加すると、xml 切り捨てエラー (java.sql.SQLException: Data exception - string data right truncation) が発生する。

詳細については、「確認済みの制限事項」の項の CR237251 を参照。

174636

ページ フロー ポートレットの更新アクションが、ネストされたページ フローで呼び出されない。

187596

Webflow ポートレットの更新イベントが、preRender Administration Portal で処理されない。


 

ポータル フレームワークについての修正された制限事項

CR 番号

説明

205233

用意されているサンプル - 用意されているアプリケーションでポートレットを使用しようとすると、「missing the file /framework/skins/avitek/skin.properties」というエラーが発生する。


 

データベースについての修正された制限事項

CR 番号

説明

174613

WebLogic Portal 8.1 : データベース内のブック、ポートレット、ページの各ラベルの文字列の長さが一致しない。


 

 


WebLogic Portal 8.1 (Service Pack 4) で修正された制限事項

この節では、WebLogic Portal 8.1 Service Pack 4 で修正された制限事項について説明します。詳細については、以下の節を参照してください。

WebLogic Workshop Portal Extensions についての修正された制限事項

CR 番号

説明

110697

p13n_controls を使用する非ポータル Web アプリケーションの config.xml ファイルで、多数の生成済み EJB が確認される。

112171

アプリケーションまたはプロジェクトのインポート時に、アプリケーション コンフィグレーション ファイルまたはデプロイメント記述子がマージされない。

120301

ユーザ プロファイルのプロパティで CONTAINS 演算子を使用すると資格を作成できない。

124038

WebLogic Workshop の Portal Builder にカスタム レイアウトの一部が正しく表示されない場合がある。

129070

ドメイン管理ポートが有効化されたクラスタでは、ポータルが起動しない。

181148

WebLogic Workshop IDE では、適正な Struts アクションの下に緑色の波線が表示される。

この制限事項は解決されていないが、現在は WebLogic Workshop リリース ノートに記載されている。

183554

非ポータル プロジェクトを WSRP プロデューサにするにはコンフィグレーションが必要である。

183650

非ポータル Web アプリケーションにおいて WSRP プロデューサのポートレットを使用している。


 

Administration Portal についての修正された制限事項

CR 番号

説明

110422

[次の中からユーザ グループをブラウズ] ツリーの上位の [everyone (All Users)] ノードに新しいユーザを作成した場合、その結果生成される、新しいユーザを編集するためのリンクが機能しない。

111461

Administration Portal から、Document Manager Service または Document Connection Pool Service を追加できない。

120390

サンプルの Avitek ポータルにログインできない。

173371

逆アセンブルされたポータル ノードを表示すると、Administration Portal の [ポータル管理] ページで SocketException が発生する。

180492

オンライン ツールではユーザまたはグループのプロパティ値で単一引用符がサポートされていない。

181726

新しく作成した委託管理ロールが Administration Portal に表示されない。

187817

Administration Portal で、ポートレット タイトルが読み込み専用として表示されない。


 

ポータル フレームワークについての修正された制限事項

CR 番号

説明

126625

資格、ユーザ プロファイル、認証プロバイダ間の大文字/小文字の区別の違い。

127941

LDAP UUP では、LDAP-S を許可しない。

175321

Web アプリケーション コンテキストの名前を変更すると ServletException が発生する。

175730

クラスタ内で JdbcSequencer ロック競合が発生するためトランザクションがロールバックされる。

177374

管理対象ノードの起動スクリプトで SERVER_NAME を指定すると、エラーが発生する。

179773

SP3 アップグレード/CM - アップグレードされたアプリケーションで BEA リポジトリに対してライブラリ サービスを有効にすると、エラー メッセージが表示される。

この問題は SP3 以降で解決されているが、SP2 では解決されていない。詳細については、「BEA WebLogic Portal 8.1 (Service Pack 6) において確認済みの制限事項とその解決策」を参照。

182459

ugm:createUser タグでの未使用の属性。

186863

<APPLICATION>/META-INF/ application-config.xml 内で unifiedProfileTypeCache の名前を変更する必要がある。


 

検索についての修正された制限事項

CR 番号

説明

107379

存在しないディレクトリ名を指定すると、AutoIndexer が終了する。

107382

プロセスが開始されなくても、ポータル検索エンジンの管理ツールでエラーが表示されない。

108840

ポータル検索エンジンで、検索が削除されてもそのデータが削除されない。

187006

一部のオペレーティング システムでポータル検索エンジンを実行できない。


 

データベースについての修正された制限事項

CR 番号

説明

182875

バックグラウンドでのプロキシ ポートレットのクリーンアップ タスクの処理中に、データベースのデッドロックが発生する場合がある。


 

 


WebLogic Portal 8.1 (Service Pack 3) で修正された制限事項

この節では、WebLogic Portal 8.1 Service Pack 3 で修正された制限事項について説明します。詳細については、以下の節を参照してください。

WebLogic Workshop Portal Extensions についての修正された制限事項

CR 番号

説明

112717

ページ フロー ポートレットの動作が変更されたため、ページの更新時にデフォルトのアクション (begin) が呼び出されない。

112841

UserInfoQuery ポータル コントロールに「分類」パラメータが不要になった。

122325

ページフロー ポートレットの URL 書き換えが変更されたため、portletInstanceLabel_actionOverride=action から portletInstanceLabel_actionOverride=/modulePath/action になった。

124687

スタンドアロンのページ フローで url-template-config.xml 内の {url:securePort} トークンが受け付けられない。

126885

Microsoft SQL Server 2000 の大文字/小文字の区別の設定により、コンテンツ管理のクエリが影響を受ける場合がある。

127365

mailmanager スクリプトのユーザ名とパスワードが間違っている。

129432

CLASSPATH 環境変数が長すぎる場合、load_cm_data.cmd に NoClassDefFoundError が表示される。

129434

デフォルトの認証プロバイダを使用したクラスタで、ユーザまたはグループの作成が失敗したかのようになる。


 

Administration Portal についての修正された制限事項

CR 番号

説明

101788

大規模なツリーにおけるツリー フレームワーク エラー。

109665

存在しないユーザのコンテンツ プレビューに伴う例外。


 

ポータル フレームワークについての修正された制限事項

CR 番号

説明

107125

HTML エンティティ参照がサポートされない。

108453

WebLogic サーバの起動時の「Input Line Too Long」エラー。

109791

Internet Explorer を使用して、WebLogic Administration Portal のコンテンツ管理システムにゼロ バイトのファイルをアップロードする際に、ページが期限切れであるという警告メッセージが表示される。

110846

P13N 要求ラッパーで getRemoteAddr() および getRemoteHost() が実装される。

112873

LDAPPropertyManager コンフィグレーションのプリンシパルのパスワードを暗号化する必要がある。

123269

WebLogic Portal 用 NT サービス スクリプトのサンプル。

124296

Netscape 7.0 で、ポータル ページのカラムの幅が極端に大きく表示される。

126027

ODBCFetch ファイルで DRE ポート番号が誤って指定されている。

126180

ポータル Web アプリケーションに weblogic-portal が存在する場合に、Java ポートレット コンテナが NullPointerException を送出する。

126841

編集可能なブックの visible プロパティが正確な値を反映しない場合がある。


 

検索についての修正された制限事項

CR 番号

説明

099268

ポータル検索エンジンでインデックスが作成されない言語がある。


 

サードパーティのツールについての修正された制限事項

CR 番号

説明

109446

ユーザがログイン中であると、言語の変更が検出されない。


 

データベースについての修正された制限事項

CR 番号

説明

120519

データベースのページ サイズを 8K にする必要がある。


 

 


WebLogic Portal 8.1 (Service Pack 2) で修正された制限事項

この節では、WebLogic Portal 8.1 Service Pack 2 で修正された制限事項について説明します。詳細については、以下の節を参照してください。

WebLogic Workshop Portal Extensions についての修正された制限事項

CR 番号

説明

106765

[My Content] サンプル ポートレットのディレクトリ制限機能を使用すると、コンテンツ ノードが表示されない。

109773

ポータルのドラッグ アンド ドロップ : サポートされていないドロップ操作によって、ポータルのデザイン ビューにポートレットやブックが表示されなくなる。

110356

匿名ユーザの追跡機能を使用する場合、<um:createUser> JSP タグおよび createUserControl で、属性 "doPostProcess" を「true」に設定する必要がある。

110740

WebLogic Workshop の Portal Designer 内のページやポートレットなどのポータル リソースで設定されたテーマを、[プロパティ エディタ] ウィンドウで削除できない。

110743

参照を使用して、選択済み画像、ロールオーバ画像、および未選択画像のプロパティに値を設定すると、URI が正確でなくなることがある。

110746

サーバの実行中に WebLogic Workshop から [インストール|Portal] オプションを使用すると、WebLogic Workshop が動作不能になり、WebLogic Server エラーが発生する。

110753

キャンペーン、プロパティ セット、プレースホルダ、セグメント、割引、およびコンテンツ セレクタ エディタでカレンダ ピッカからドラッグすると、[予期しないエラー] ダイアログが表示される。

110830

ブックに [ナビゲーション] プロパティおよび [編集可能] プロパティを設定すると、WebLogic Workshop Portal Designer でエラーが発生する。

111043

Portal Designer で、ページまたはブックの選択済み画像と未選択画像が「反転表示」される。

111419

ロールオーバ画像のプロパティを空白にすると、ブラウザの表示に予期しない動作が生じる。


 

Administration Portal についての修正された制限事項

CR 番号

説明

108228

ユーザまたはユーザ グループを削除しても、ロール定義が更新されない。

108918

ページを持たないブックを含むポータル テンプレート (.portal ファイル) からデスクトップを作成できない。

109457

ユーザ グループと資格や委託管理ロールとの関連付けを削除した後、再生できない。

110201

グループのプロパティの更新中に、UserManagementException が送出される。

110399

エンタープライズ アーカイブ (.ear) 形式でデプロイされたアプリケーションで WebLogic Administration Portal を使用してキャンペーンを変更する際に、コンソール エラーが発生する。

110572

タイトルにアポストロフィが使用されている資格ロールを関連付けることができない。

110716

「日時」データ型のユーザ プロパティ セットのプロパティに委託管理ロールおよび資格ロールを指定できない。

111091

制限付きの日時プロパティに基づく「訪問者の特性」に基づいて句を更新できない。

111092

ライブラリでブック内のページまたはブックの順序を変更する際の偶発的な問題。

111766

すでに変更されているブック インスタンスのテーマをデスクトップで変更する際のエラー。


 

ポータル フレームワークについての修正された制限事項

CR 番号

説明

108063

コンテキスト ルートを変更すると、サーブレットのデプロイメント エラーが発生することがある。

108349

名前にスペースを含むディレクトリにインストールした際の起動に関する問題。

109937

サーバがすでに稼動している場合、新しいポータル アプリケーションのデプロイメントに失敗することがある。

110091

ブック、ページ、またはポートレットの配置を変更しても、反映されないことがある。

110476

チュートリアル ポータル : [ポートレット プリファレンス] ページの編集に関する問題。

111175

Netscape および Mozilla ブラウザでは、カスケーディング スタイル シートに適切な MIME タイプが必要である。

111362

ポータルの互換性モードで、「javax.servlet.jsp.JspException: An error occurred in EntitlementHelper.」という資格例外が発生する。


 

サードパーティのツールについての修正された制限事項

CR 番号

説明

103202

Yahoo の統合 : Yahoo! コンテンツを表示するために必要な JavaScript 関数。

111161

WebLogic Workshop 内のコラボレーション ポートレットの設定手順が不完全である。


 


 

 

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