ポータル管理入門
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このガイドのポータル管理の説明を予備知識として、WebLogic Administration Portal の使用を開始することができます。このガイドでは、WebLogic Administration Portal ツールを起動してログインする手順について詳しく説明します。また、ポータルおよびポータル管理についても触れており、専門的な理解を深めることができます。
ポータルの管理を開始する前に、ポータルが企業を全面的にサポートできるように事前に計画を立てておく必要があります。以下の一覧は、ポータルの管理を開始する前に、考慮すべき作業について挙げたものです。この一覧は、新規ポータルの計画をすべて含むガイドではありません。しかし、入門の手引きとしては十分な内容が提供されています。
WebLogic Administration Portal ツールを使用する前に、サーバを起動する必要があります。
注意 : この手順は、BEA WebLogic 8.1 が正常にインストールされていることを前提としています。
[スタート|プログラム|WebLogic Platform 8.1|Examples|WebLogic Portal|Launch Examples Portal] を開きます。
いずれの起動方法でもコマンド ウィンドウが開かれ、サーバを起動するプロセスが自動的に開始されます。コマンド ウィンドウに RUNNING モードのメッセージが表示されたら、サーバは正常に起動しています。
注意 : このプロセスは、お使いのシステムの速度によっては数分かかることがあります。
ドメインに WebLogic Portal Administration Tools を起動するには
[スタート|プログラム|WebLogic 8.1|Examples|WebLogic Portal|WebLogic Administration Portal] を開きます。
これによりブラウザ ウィンドウが開かれ、Administration Portal がポイントされます。
ブラウザを開いて、次の URL を入力することもできます。http://<hostname>:<port>/<nterprise_app_folder_name>。ここで、<enterprise_app_folder_name> は、ドメインの beaApps フォルダ内にあります。
たとえば、デフォルトの URL は次のようになります。http://localhost:7001/portalAppAdmin。
WebLogic Administration Portal では、WebLogic Server のシステム管理者または WebLogic Portal のシステム管理者のユーザ名とパスワードが必要です。WebLogic Server のシステム管理者はドメイン全体の完全なセキュリティ権限を持っており、WebLogic Server Console ツールにログインして使用することができます。WebLogic Portal のシステム管理者はエンタープライズ アプリケーションの完全なセキュリティ権限を持っています。エンタープライズ アプリケーションには複数のポータルを含めることができます。
表 4 には、デフォルトのシステム管理者のユーザ名とパスワードが示されています。
ポータル管理には、多くの従来型システム管理アクティビティに加えて、ポータルの動作、コンテンツ、および外観を制御するタスクが必要です。ポータル管理者は通常、ポータル Web サイトで必要とされるリソースを開発することはありませんが、このようなリソースを使用してポータルの構築、保守、および変更を行います。
WebLogic Administration Portal では、BEA WebLogic Platform で構築したポータル Web サイトを管理する次のようなツールが用意されています。
管理者は、Administration Portal を使用して他のユーザ、グループ、およびロールを管理し、ポータル サーバ上で使用可能なアプリケーションおよび資産へのアクセスを制御できます。
付与された権限のタイプに応じて、管理者は管理タスク (新しいポータルの作成、訪問者の権限の変更、他の管理者の権限の変更、ポータルで表示される多くの属性の変更など) を実行できます。管理者は、ロールを作成することでユーザ アクセスをより細かく制御し、システムを使用する際にユーザ (他の管理者またはポータルへの訪問者) が実行するアクティビティのタイプに適合させることができます。
ポータル ライブラリのポータル資産の管理者は、ポータル アプリケーションやポータル コンポーネントを使用して、ポータルの管理者とユーザが使用可能なポートレットを作成できます。
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