ユーザ管理ガイド
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ここでは、WebLogic Portal における訪問者の資格の概要について説明します。訪問者の資格をコンフィグレーションするには、WebLogic Administration Portal を使用します。
訪問者の資格を使用すると、ポータル アプリケーション内のリソースにどのユーザがアクセスできるか、それらのリソースに対してユーザが何をできるかを定義できます。このアクセスはポータルの訪問者に割り当てられているロールに基づいており、これによって柔軟なリソース管理が可能になります。たとえば、「従業員レビュー」というポートレットがある場合、「マネージャ」という訪問者の資格ロールを作成してポートレットに割り当てると、ログインしたユーザのうち、そのロールに属するユーザのみがポートレットを表示できます。
アプリケーションを訪問するユーザには、ユーザ名、ユーザが属するグループ、日時、またはユーザのプロファイルの特徴などを含む条件式に基づいて、ロールが割り当てられます。たとえば、マイレージ サービスの参加者で前年に 50,000 マイル以上搭乗したユーザに「ゴールド メンバー」ロールを割り当てることなどができます。このロールは、ユーザがサイトにログインしたときに動的に割り当てられます。
リソースに対して訪問者の資格機能を設定するには、1 つまたは複数のロールを追加し、これらのロールの機能を設定します。ポータル アプリケーションで資格を付与できるリソースは、デスクトップ、ブック、ページ、ルック アンド フィール、ポートレット、およびポートレット カテゴリです。これらの各リソースには、表 5-1 に示すように、リソースのタイプに基づいて異なる機能があります。
表示 - 「表示」機能は、ユーザがリソースを表示できるかどうかを決定します。
最小化/最大化 - 「最小化」機能および「最大化」機能は、ユーザがポートレットまたはブックを最小化または最大化できるかどうかを決定します。これは、プライマリ ブックにではなく、ページ内のブックに適用されます。
編集 - 「編集」機能は、ユーザがリソースのプロパティを編集できるかどうかを決定します。
削除 - 「削除」機能は、ユーザがページからポートレットを削除できるかどうかを決定します。
訪問者資格の設定の詳細については、WebLogic Administration Portal オンライン ヘルプ (http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wlp/docs81/adminportal/index.html) を参照してください。
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