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WebLogic Portal での WSRP の使用

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リモート ポートレットのパフォーマンスのモニタと記録

WebLogic Workshop とともにインストールされるメッセージ モニタ サーブレットを使用することにより、プロデューサとコンシューマの間のアクティビティをモニタすることができます。また、カスタム ログを作成して、WSRP セッションに関する特定の情報を表示することもできます。

この節では、以下のトピックについて説明します。

 


プロデューサおよびコンシューマのメッセージ ログのモニタ

デフォルトでは、メッセージ モニタは、コード リスト 8-1 のように、web.xml ファイルで有効にします。

.


 

コード リスト 8-1 web.xml でメッセージ モニタを有効にする

<!-- WSRP Message Monitor Servlet -->
<servlet>
<servlet-name>com.bea.wsrp.logging.MessageMonitor</servlet-name>
<servlet-class>com.bea.wsrp.logging.MessageMonitor</servlet-class>
<init-param>
<param-name>enableSoapMessageLogging</param-name>
<param-value>true</param-value>
</init-param>
<load-on-startup>1</load-on-startup>
</servlet>

このサーブレットの出力を確認することにより、簡単にプロデューサとコンシューマの対話に関するメッセージをモニタできます。これには、以下の手順を実行します。

  1. WSRP セッションが実行中である (コンシューマ ポートレットがプロデューサのデータを提供している) ことを確認します。
  2. 新規にブラウザを開きます。
  3. この新規のブラウザのアドレスバーで、以下を入力します。
  4. <host_name>:<port_number>/<webProject_name>/monitor

    各指定の内容は、以下のとおりです。

    例 :

    localhost:7001/wsrpMonitorTest/monitor 

    図 8-1 のように、ブラウザにモニタが表示されます。

    図 8-1 ブラウザに表示されたモニタ


     

リモート ポートレットがプロデューサと対話するたびに、要求と応答のメッセージ ヘッダがモニタ画面に表示されます (図 8-2)。

図 8-2 モニタのメッセージ


 


 

 


カスタム ログの作成

WebLogic Server の loggerhandler を使用して、WSRP セッションに関する特定の情報を表示するカスタム ログを作成できます。これらのオブジェクトを使用すると、独自のメッセージ ハンドラを作成し、WebLogic Server の Logger オブジェクトにサブスクライブできます。たとえば、リモート ポートレットでプロデューサが生成するメッセージをリスンする場合には、handler を作成してそのプロデューサの Logger オブジェクトにサブスクライブすることができます。

loggerhandler は、WebLogic Server のオブジェクトです。これらを使用して WSPR コンシューマおよびプロデューサ用のカスタム ログを作成する手順については、WebLogic Server ドキュメント サイトを参照してください。

 

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