リリース ノート

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BEA WebLogic Portal 9.2 リリース ノート

このドキュメントでは、以下のことについて説明します。

注意 : 最新のリリース ノートについては、BEA ドキュメントWeb サイトを参照してください。

 


BEA WebLogic Portal 9.2 の新機能

BEA Workshop for WebLogic Platform™ 9.2 および WebLogic Portal™ 9.2 には、エンタープライズ ポータル アプリケーションを構築するための次のような新しい機能および改良された機能があります。

 


サポート対象のプラットフォームについての参照情報

BEA のサポート対象のハードウェアとソフトウェアのコンフィグレーションについては、サポート対象のプラットフォームについてのドキュメントを参照してください。

 


サポート対象の標準

このリリースの WebLogic Portal では、次の標準をサポートします。

表 1 Java 標準
標準
バージョン
JSF - Sun Reference Implementation
1/2
Struts
1.1, 1.2
Beehive
1.0.1
JSR 170 および JSR 170 準拠のリポジトリ
1.0 Level 1 および Level 2 (1.0 Level 3 を除く)
JSP
2.0
JSTL
1.1

 


BEA WebLogic Portal 9.2 において確認済みの制限事項とその解決策

この節では、BEA WebLogic Portal 9.2 で確認されている問題について説明します。次の表に記載されている問題ごとに、CR 番号と呼ばれる問題 ID が指定されています。問題 ID は、解決策が開発されている間、BEA およびユーザが問題の状態を監視するために使用できます。

この節では、確認済みの制限事項を以下の製品の領域別に説明します。

WebLogic Portal と Workshop for WebLogic のアップグレード

表 2 では、WebLogic Portal と Workshop for WebLogic のアップグレードに関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 2 WebLogic Portal と Workshop for WebLogic のアップグレードに関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR127987
Decryptor と Encryptor でバージョン 9.2 に対するコンパイルが行われない
8.1.x ドメインで生成された公開鍵とプライベート キーのペアは、9.2 ドメインとの互換性がない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 次の手動による移行手順を行って、暗号化されたカスタム データを持つコマース アプリケーションを 8.1.x から 9.2 にアップグレードする必要がある。
  1. 8.1.x コマース アプリケーションで暗号化されたカスタム データは、アップグレードする前に、Decryptor EJB を使用して 8.1.x ドメインで手動で暗号化を解除する必要がある。
  2. ドメインおよびコマース アプリケーションを 9.2 にアップグレードしたら、KeyGeneratorServlet をデプロイして起動し、新しいキーのペアを生成する必要がある。
  3. 手順 1 で暗号化解除したカスタム データは、Encryptor EJB を使用して新しいキーのペアで暗号化し、8.1.x と同じデータ ストアに移行する必要がある。
CR216713
CM : node.getContentChildren() が返すノードのパスが正しくない
8.1 では、Node.getChildren() メソッドは、リポジトリ名が前に付加されていないパス値を持つノードを返していた。このノードのパスが /a/b/c であり、「beaRepo」に存在する場合は、node.getChildren() を呼び出すと、パスは /a/b/c になる。その他の検索メソッドでは、パスが正しく /beaRepo/a/b/c と設定される。9.2 では、このバグを修正し、パスがその中のリポジトリと共に正しく表示されるようになった。
プラットフォーム : すべて
解決策 : このバグの動作が影響する場合、ユーザは PathHelper.removeFirst(node.getPath()) を使用してパスの最初の要素を削除できる。これにより、リポジトリ名を含まないパスが返される。
CR239608
「ノード タイプ」の概念がこのリリースでは推奨されない
「ノード タイプ」の概念である Node.CONTENT、Node.HIERARCHY、および Node.NODE は、このリリースでは推奨されない。これは、新しい CM Federated API には引き継がれない。
CM Manager API (com.bea.content.manager) および Node.getNodeType() メソッドに書き込まれる既存のコードは、推奨されないノード タイプの概念を使用して引き続き利用可能であるが、新しいコードではこの概念または機能を利用できない。
推奨されない Node.getNodeType() メソッドは、CM Federated API を使用して作成されたノードで呼び出され、Node.CONTENT を返す。コンテンツ ノードには子ノードを含めることができる。つまり、機能は縮小されていない。
あるノードに子ノードが含まれているかどうかを確認する場合は、Node.hasChildren() を呼び出すことができる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 現在の動作は、アプリケーションの ObjectClass に「ノード タイプ」の boolean 型プロパティを組み込むことによってモデル化し、必要に応じて設定できる。
CR244401
ページ フローの開始アクションまたは更新アクションでリダイレクトが発生すると Netuix 警告が記録される
リモート ポートレット (WSRP プロデューサ) では、ページ フローの開始アクションまたは更新アクションからのリダイレクトはサポートされていない。この制限事項のため、WebLogic Portal では、ポートレット ページフローがこれらの 2 つのいずれかのアクションからのリダイレクトを試行すると、警告が記録される。ただし、ポートレットが WSRP プロデューサでない場合、これらのアクションからのリダイレクトは有効。その場合は、BEA が追加した、これらの警告メッセージを表示しないようにするためのユーティリティ メソッド (リダイレクトの前に呼び出すことが可能) を使用できる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : これらの警告を表示しないようにするために、次のパブリック クラスとメソッドが追加された。
  • クラス : com.bea.netuix.servlets.controls.content.PageflowLoggingHelper
  • メソッド : public static void dontLogRedirectWarning(HttpServletRequest req)
リダイレクトの前にページフローの開始アクションまたは更新アクションからこのメソッドを呼び出すと、Netuix リダイレクト警告は表示されない。
CR257301
WebLogic Portal 8.1 では、優先順位の問題のため、コンテンツ クエリ式が正しく生成されない
(a && (b || c) という式は、(a && b || c) として評価または実行される。コンテンツ クエリ式の実行時に優先順位は保持されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : この問題は 9.2 で修正済み。現在は、コンテンツ クエリ式の実行時に優先順位が保持される。また、この修正を無効にして、8.x WebLogic Portal の行と同様に式を評価するためのシステム プロパティ -Dwlp.disable.content.rule.fix=true が追加された。
CR275544
タイトルバーのボタンで画像の相対 URL が使用されている
以前のリリースでは、OOTB ルック アンド フィールでタイトルバーのボタンの画像の URL (絶対 URL。たとえば、http://host:port/app/framework/skins/images/titlebar-button-edit.gif) が生成されていた。この場合、ルック アンド フィールで生成された他のリソース パス (相対パス。たとえば、/app/framework/skins/css/window.css) との矛盾が生じた。
現在は、ルック アンド フィールで生成されたすべてのリソース パスは一貫している。デフォルトでは相対パス。または、オプションのルック アンド フィールの URL テンプレート (存在する場合) に基づいている。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 以前の動作を保持するには、適切なスケルトン ファイルを変更する。
CR275922
パブリック XmlDisassemblerContext メソッドが変更されている
com.bea.netuix.application.transform.disassembler.XmlDisassemblerContext クラスには、JDOM バージョン 0.9 のメソッドを使用する複数のメソッドがありました。このバージョンの JDOM は、新しいリリースの JDOM との互換性がないことがわかっている。JDOM バージョン 0.9は com.bea.p13n.org.jdom.* クラスに再パッケージ化され、それに伴って XmlDisassemblerContext のメソッドが更新された。このようなメソッドのユーザは、使用しているコードを変更する必要がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : org.jdom.* を使用する XmlDisassemblerContext のメソッドへのすべての参照を com.bea.p13n.org.jdom.* に置き換える。
CR277712
バージョン 9.2 への初期デプロイメント時に、アップグレードされたポータル アプリケーションに LDAP 関連の警告が表示される
アップグレードされたポータル クラスタ ドメインのサーバ ログに、LDAP サーバの更新ができないことを示すデバッグ ロギングが表示されることがある。この問題が発生するのは、アップグレードされたドメインがクラスタでコンフィグレーションされる場合、およびアップグレードされたアプリケーションが実行中のクラスタにデプロイされる場合だけである。デバッグ メッセージは、サーバの初回起動時にのみ表示される。以降の再起動時には表示されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : このメッセージは、アプリケーションのデプロイメントには影響しないため、無視してかまわない。
CR311498
WebLogic Portal 9.2 の起動時 Workshop for WebLogic Platform 9.2.1 はハングアップする。
Workshop for WebLogic Platform 9.2.1 を使用して WebLogic Portal 9.2 ワークスペースを開始する時 Workshop はハングアップする。 この問題は、9.2 から 9.2 MP1 へポータル プロジェクトとともにアプリケーションをアップグレードするときに発生する。
プラットフォーム : すべて
解決策 :次の手順を実行して、WebLogic Portal 9.2 から 9.2 MP1 へのアップグレードする。
  1. Workshop for WebLogic Platform 9.2.1 を使用して WebLogic Portal 9.2 MP1 の空白ワークスペースを作成する。
  2. WebLogic Portal 9.2 ワークスペースから .metadata ディレクトリ以外のすべての既存のポータル プロジェクトを WebLogic Portal 9.2 MP1 ワークスペースへインポートする。
  3. アプリケーションをデプロイする。
CR323915
EAR ポータル プロジェクト ファセットは更新されない。
WebLogic Portal EAR のインポート時 EAR ポータル プロジェクト ファセットは更新されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 :
  1. アップグレードする前に既存の controller.java と index.jsp ファイルのバックアップ コピーを作成する。
  2. アップグレードが完了したら、WebLogic Portal web アプリケーションに手動でポータル プロジェクト ファセットを追加する。ポータル プロジェクト ファセットをアプリケーションに追加すると、controller.java と index.jsp ファイルがデフォルトのファイルで置き換えられる。
  3. デフォルトの controller.java と index.jsp ファイルをバックアップした元のファイルで置き換える。

Workshop for WebLogic フレームワークと開発

表 3 では、Workshop for WebLogic フレームワークと開発に関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 3 Workshop for WebLogic フレームワークと開発に関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR268637
Linux で断続的にドラッグ アンド ドロップを行うと Eclipse がクラッシュする
Linux でポータルを作成し、ポートレットを選択してそのポータル上にドラッグ (場合によってはドロップ) すると、すべての Eclipse インスタンスがクラッシュする。
プラットフォーム : Linux
解決策 : .portal、.book、.page、.cam、.sel、.seg、.pla、およびプロパティ セットのタイプにはドラッグ アンド ドロップしない。エディタで右クリックを行うか、またはパレット ビュー メニューを使用して、編集対象のファイルに項目を挿入する。また、https://bugs.eclipse.org/bugs/show_bug.cgi?id=74095 によると、motif バージョンの Eclipse では、この問題は発生しない。
CR271514
asyncContent 属性の変更には新しいブラウザ セッションが必要である
開発時に、ポートレットの asyncContent 属性が変更される場合は、現在のセッションをフラッシュするために、そのポートレットのブラウザ ウィンドウを閉じて開き直す必要がある。この処理を行わないと、予期しない結果が発生することがある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : そのポートレットのブラウザ ウィンドウを閉じて開き直す。
CR273414
JSP タグ変数を Workshop for JSP で解決できない
Eclipse の問題のため、一部の JSP タグ (<auth:login> や <portlet:actionURL> など) および JSP タグから宣言された変数は、実際には正しい場合でも、エラーが含まれているものとしてマークされる。実際にエラーは存在しないが、Eclipse ではそのアプリケーションが公開 (デプロイ) されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : この場合は、公開前に JSP 検証を無効にする必要がある。これらのタグが原因の問題を除くすべての問題の修正が完了するまで、JSP 検証を有効にしておきます。デプロイ前に [ウィンドウ|プリファレンス] を選択し、ツリーで [妥当性検査] を選択し、[JSP 構文バリデーター] チェック ボックスのチェックを外す。
CR275545
WebLogic Server で推奨される JVM が JRockit JVM である
WebLogic Server での反復開発および反復再デプロイに推奨される JVM が JRockit JVM である。他の JVM を使用すると、WebLogic Server への数回のアプリケーションの再デプロイの後に重大なエラーが発生する可能性がある。
プラットフォーム : Windows および Linux
解決策 : WebLogic Server へのアプリケーションの再デプロイのデフォルト JVM として JRockit JVM を使用する。
CR279727
ルック アンド フィールのスタイル プロパティを編集しようとするとエラーが発生する
ポータルのルック アンド フィール エディタのアウトライン ビューまたはスタイル階層ビューでスタイルをダブルクリックすると、エラーが発生して CSS スタイル プロパティ ダイアログを開くことができない。既存のスタイル プロパティは、プロパティ ビューで変更できる。
プラットフォーム : Gnome Window Manager を使用する Linux
解決策 : KDE または別のウィンドウ マネージャに切り替えるか、.css ファイルで直接スタイルを変更する。
CR278318
WebLogic Portal Administration Console を開くとプロジェクトを公開できないことがある
サーバ インスタンスでポータル EAR プロジェクトの公開、割り当て解除、および再割り当てを行った場合は、WebLogic Portal Administration Console メニューを開くと、呼び出し時にアプリケーションを再公開できないことがある。これは、WebLogic Portal Administration Console へのアクセス時に 404 応答コードとして示される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : サーバ ビューで適切なサーバ エントリを右クリックして [公開] を選択することにより、ポータル EAR プロジェクトを手動で公開する。これで、WebLogic Portal Administration Console メニュー項目を問題なく開くことができるようになる。

WebLogic Portal フレームワークと開発

表 4 では、WebLogic Portal フレームワークと開発に関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 4 WebLogic Portal フレームワークと開発に関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR259272
結合されたポートレットでユーザ プロファイルの更新が確認できないことがある
管理者がユーザのプロファイルを更新した場合、ユーザは、ログアウトしてログインし直すまでその更新を確認できないことがある。これには、WSRP を使用してリモート プロデューサに送信されたプロパティが含まれる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 更新されたプロファイルをユーザが確認するには、ログアウトしてログインし直す必要がある。
CR259346
JSF ポートレットでポートレット イベントがサポートされない
バージョン 9.2 では、JSF ポートレットでポートレット イベントがサポートされない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ほとんどの JSF ポートレット イベント処理は、バッキング ファイルと JSF 管理対象 Bean を使用して行うことができる。ブレッドクラム スタイルのイベントの場合、JSF ポートレット 1 (バッキング ファイルを含む) には、一部のユーザ データが送信されるフォームがある。JSF ポートレット 1 のバッキング ファイルは、リクエストからデータを取得して、JSF 管理対象 Bean 内のリストを更新する。次に、JSF ポートレット 2 は、JSF 管理対象 Bean のリストにバインドされた HTML テーブル (JSF タグを使用) データを通じて、このデータのリストを表示する。
CR267771
9.2 のコンシューマから送信された添付ファイルを 8.1.x のプロデューサで処理できない
WebLogic Portal 8.1.x プロデューサにデプロイされたポートレットをコンシューマで使用している場合は、そのプロデューサでファイルのアップロード処理ができないことがある。この問題は、WebLogic Portal 8.1 SP4 および SP5 で発生する。
プラットフォーム : すべて
解決策 : CR268263 のパッチについて、サポートに確認する。
CR270564
KeyBootstrap クラスで鍵を生成できない
ドメイン スコープの複数の起動クラスを同時に使用することができないため、BEA コマース機能で構築されたコマース アプリケーションでは、アプリケーション スコープ JDBC プールの使用がサポートされない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR270742
ポートレットの非同期表示が有効な場合は、ポートレットで直接ウィンドウのモードまたは状態を変更できない
WebLogic Portal では、ポートレットの現在のウィンドウの状態とモードを、プログラムによって、または URL に追加されたパラメータを使用してポートレットから変更できる。非同期表示 (AJAX または iframe を使用) が有効な場合は、これらのメカニズムによって一貫性のあるビューがエンド ユーザに表示されない。特に、ポートレットの上に表示されるタイトルバーには、モードまたは状態の変更がすぐに反映されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR270744
JSF の Apache MyFaces 実装を使用する JSF ポートレットが WebLogic Portal でサポートされない
WebLogic Portal では、JSF アプリケーションをラップするポートレットをサポートする。このリリースの WebLogic Portal では、状態管理に関するいくつかの確認済みの問題のため、JSF の Apache MyFaces 実装がサポートされない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : Sun Microsystem の JSF RI を使用する。
CR270887
プロキシ ポートレットの状態管理 : 8.1.x のコンシューマで、プロデューサのセッション タイムアウトが正しく回復されない
コンシューマが 8.1.x を実行中の結合されたコンフィグレーションの場合、コンシューマがプロデューサのセッション タイムアウトから正しく回復しないことがある。
プラットフォーム : すべて
解決策 :
  1. コンシューマのセッション タイムアウトは、すべてのプロデューサのうち最も小さい正のセッション タイムアウトよりも厳密に少なくする必要がある。たとえば、3 つのリモート プロデューサ RP1、RP2、および RP3 に対応する 3 つのプロキシ ポートレット PP1、PP2、および PP3 がコンシューマ ポータルにあるとする。RP1 にはセッションがなく (セッション タイムアウト = 0)、RP2 には 5 分のセッション タイムアウトがあり、RP3 には 2 分のセッション タイムアウトがある。したがって、コンシューマのセッション タイムアウトは 2 分未満にする必要がある。
  2. すべてのプロキシ ポートレットを別の 1 つのグループに割り当てる。このオプションの欠点は、リモート ポートレットとの状態の共有ができないことである。
  3. 最後に、(1) と (2) が実行できない場合は、プロデューサのセッション タイムアウトについては、ユーザがブラウザを閉じてポータルを開き直す必要がある。
CR271035
オフサイト URL の生成時に非圧縮 URL テンプレートを使用する必要がある
圧縮が有効な Web アプリケーションで、GenericURL、そのサブタイプまたは対応する JSP タグを使用してオフサイト URL (URL を生成するコードの Web アプリケーションでホストされないリソースの URL) を生成する場合は、圧縮が無効な URL テンプレートを指定する必要がある。
次に例を示す。
GenericURL redirectURL = GenericURL.createGenericURL(request, response);
redirectURL.setDomain("www.yahoo.com");
redirectURL.setPort(80);
redirectURL.setPath("/compressedUrl/index.html");
redirectURL.setTemplate("no_compression_template");
ここで、「no_compression_template」は、{url:compression} 擬似トークンを除外する URL テンプレートの名前である。
プラットフォーム : すべて
解決策 : URL 圧縮を使用しない。また、GenericURL を使用してオフサイト リソースの URL を作成しない。
CR271244
IFRAME ベースのポートレット コンテンツの非同期表示を無効にできない
<render:context> タグまたは AsyncContentContext クラスを使用すると、特定の操作についてポートレット コンテンツの非同期表示を無効にできる。IFRAME ベースの非同期表示の使用時には、このようなメカニズムが正しく機能しない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 非同期表示を無効にするか、または AJAX ベースの非同期表示を使用する。
CR271436
元の LoginException の伝播
デフォルトでは、p13n 認証では、認証の失敗または成功のみがレポートされるが、その特定の理由はレポートされない。この機能を使用すると、開発者は、UserLoginControl を使用した認証の失敗時に、元の LoginException を取得できる。この機能を使用するには、システム プロパティ「wlp.propogate.login.exception.cause」を「true」に設定する。これにより、WebLogic Server のサーブレット認証サービスから送出された LoginException が表示される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR275621
実行中のサーバに対してサーバ ポートの変更を行うと、ポータル アプリケーションを再起動する必要がある
実行中のサーバに対してサーバ ポート (HTTP または HTTPS) の変更を行うと、その変更を反映するためには、影響を受けるすべてのポータル アプリケーションを再起動する必要がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : EAR を再デプロイする。
CR277815
AJAX ベースのコンテンツの非同期表示で Netui フォームの送信アンカを使用できない
AJAX ベースのコンテンツの非同期表示が有効なポートレットで使用される場合、「formSubmit=true」属性を持つ Netui アンカ タグではフォームが正しく送信されない。フォームを正しく送信するには、以下に示すいずれかの解決策を使用する。
プラットフォーム : すべて
解決策 :
  1. IFRAME ベースのコンテンツの非同期表示を使用する。
  2. Netui ボタン タグを使用してフォームを送信する。
  3. <render:context asyncContentDisabled="true"> を使用して Netui フォームまたは Netui アンカ タグをラップする。
CR278336
GroupSpace アプリケーションのデプロイメント時に URLTemplate エラーが記録される
GroupSpace アプリケーションのデプロイ時に、ドメイン ログとサーバ コンソールに次のエラー メッセージが記録される。
<Jun 23, 2006 11:27:00 AM MDT> <Error>
<org.apache.beehive.netui.core.urltemplates.URLTemplate> <000000> <Required
token, {url:queryString}, not found in template: {url:path}>
<Jun 23, 2006 11:27:00 AM MDT> <Error>
<org.apache.beehive.netui.core.urltemplates.URLTemplate> <000000> <Required
token, {url:path}, not found in template:
{url:scheme}://{url:domain}:{url:port}>
<Jun 23, 2006 11:27:00 AM MDT> <Error>
<org.apache.beehive.netui.core.urltemplates.URLTemplate> <000000> <Required
token, {url:queryString}, not found in template:
{url:scheme}://{url:domain}:{url:port}>
<Jun 23, 2006 11:27:00 AM MDT> <Error>
<org.apache.beehive.netui.core.urltemplates.URLTemplate> <000000> <Required
token, {url:queryString}, not found in template: {url:path}>
<Jun 23, 2006 11:27:00 AM MDT> <Error>
<org.apache.beehive.netui.core.urltemplates.URLTemplate> <000000> <Required
token, {url:path}, not found in template:
{url:scheme}://{url:domain}:{url:port}>
<Jun 23, 2006 11:27:00 AM MDT> <Error>
<org.apache.beehive.netui.core.urltemplates.URLTemplate> <000000> <Required
token, {url:queryString}, not found in template:
{url:scheme}://{url:domain}:{url:port}>
プラットフォーム : すべて
解決策 : このメッセージは、アプリケーションのデプロイメントには影響しないため、無視してかまわない。
CR278574
.portlet ファイルが関連付けられていない JSR168 準拠のポートレットのポートレット プリファレンスを管理できない
WebLogic Portal では、JSR168 準拠のポートレット Web アプリケーションを、WSRP プロデューサとして使用可能にすることができる。ただし、そのようなアプリケーションに含まれるポートレットのプリファレンスは、プリファレンス API (javax.portlet.PortletPreferences) または WebLogic Portal Administration Console を使用して直接変更することができない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : portlet.xml 内の各ポートレットについて、Workshop for WebLogic を使用して .portlet ファイルを明示的に作成する。
CR279084
フロート ポートレット内または非同期ポートレット内で使用される PostbackURL が原因で状態が失われる
フロート ポートレット内または非同期ポートレット内で PostbackURL (派生型ではない) を使用すると、ポートレットの状態のさまざまな要素 (表示キャッシュの結果など) が失われる。また、そのようなポートレットの複数のインスタンスでは、状態の共有が開始される。
プラットフォーム : すべて
解決策 :
  1. <render:jspContentUrl> や <netui:anchor> などの、ポートレット タイプにより適した他の URL 生成用メカニズムを使用する。
  2. PortletPresentationContext.getLabel() または PortletBackingContext.getLabel() から返された値を持つ PostbackURL に GenericURL.WINDOW_LABEL_PARAM を直接追加する。
CR279934
デスクトップ ウィザードで名前を使用してデスクトップ テンプレートを検索できない
デスクトップ ウィザードでは、名前を使用してデスクトップ テンプレートを検索できない。デスクトップ テンプレートをタイトルで検索しようとすると、ウィザードに例外が表示される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : [すべて表示] ボタンを使用して、すべてのデスクトップ テンプレートの一覧を表示する。
CR280076
ユーザのログインまたはログアウトの後に、ポータル アプリケーションでリダイレクトを使用する必要がある
ポータル リクエストの実行中にユーザ ID を変更すると、リモート ポートレットが一貫性のない動作をする場合がある。通常、この問題は、ポータルまたはデスクトップの一部としてユーザのログインとログアウトを行う 1 つのポートレットまたは複数の JSP およびクラスがあるときに発生する。ID を変更すると、ポータルによってロードされるユーザ固有のすべてのデータが無効になることがある (特に、データがログインとログアウトの前にロードされる場合)。リモート ポートレットの場合、そのようなデータにはリモート ポートレットの永続状態が含まれる。ユーザ ID を変更すると、コンシューマ (ポータル) は誤った永続状態をプロデューサに送信することがある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ログインとログアウトの直後に、必ずブラウザ リダイレクトを使用する必要がある。これにより、ポータルによってロードされるリクエストのデータが有効になる。
CR280098
WebLogic Portal では、カスタマイズされたポータル オブジェクトを使用した既存のポータル Web アプリケーションのコンテキスト ルートの変更がサポートされない。
.portal ファイルをカスタマイズ済みの場合や、デスクトップ用の資格を作成済みの場合は、そのカスタマイズおよび資格を削除しない限り、Web アプリケーションのコンテキスト ルートを変更できない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : コンテキスト ルート値を変更しない。
CR281036
訪問者ツール デスクトップ シェルがファイルベースのポータルでの表示時にサーブレット例外を送出する
訪問者ツール デスクトップ シェルを使用するファイルベースのポータルに認証済みユーザがアクセスすると、そのヘッダには「javax.servlet.ServletException : 訪問者ツール メニュー コンテキストの初期化に失敗しました。」と表示される。これは、ポータルおよびその中のポートレットの機能には影響しない。また、ストリーミング モードでポータルにアクセスするときには、この問題は発生しない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : Workshop for WebLogic では、ポータル パースペクティブに切り替えて、マージ済みプロジェクト ビューにフォーカスを移す。[ポータル Web プロジェクト|visitorTools|visitorMenu.jsp] に移動し、そこで右クリックしてプロジェクトにコピーを選択する。 次に、visitorMenu.jsp を開き、<tp:InitMenuContext id="menuContext"/> という行を探して、その行を <tp:IsStreamingDesktop> という行の下に移動する。
CR282065
ランタイムで Workshop IDE でルック アンド フィール クロモソームを選択できない
Workshop for WebLogic IDE でルック アンド フィール エディタを使用してルック アンド フィールのクロモソームを選択すると、.chromosome ファイル名の拡張子が .laf ファイルに正しく挿入されない。そのため、実行時にポータル フレームワークでクロモソームを検出できない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : .laf ファイルに .chromosome ファイル名の拡張子を含む skinChromosome 属性または skeletonChromosome 属性が格納されている場合は、ルック アンド フィール エディタを使用してその .laf ファイルを編集する。編集が完了したら、XML エディタで .laf ファイルを開き (パッケージ エクスプローラで .laf を右クリックし、[アプリケーションから開く|XML エディター] を選択)、skinChromosome 属性と skeletonChromosome 属性から .chromosome ファイル名の拡張子を削除し、保存して、ランタイム経由でアクセスする。その他の編集を行わない場合は、XML エディタで .chromosome ファイル名の拡張子を .laf の属性に戻す。
CR282105
クラスタ デプロイメントで WebLogic Portal Administration Console を使用してサービス管理の変更を保存するときに DeploymentException が発生する
サービス管理で初めて変更を行って保存するときに、stdout に DeploymentException が出力され、WebLogic Portal Administration Console に次のようなエラー メッセージが表示される。
サービスに対する変更を永続化しようとしているときに例外が送出されました : 行動追跡サービス。weblogic.management.DeploymentException: [Deployer:149233]An unexpected error was encountered during the deployment process.

注意 : この問題が発生するのは、クラスタ環境で WebLogic Portal Administration Console を実行するときだけである。

プラットフォーム : すべて
解決策 : 次の手順を実行して、plan.xml を管理サーバから管理対象サーバに手動でコピーする。
  1. サービス管理の最初の変更を保存すると、管理ユーザの接続先であった管理対象サーバおよび管理サーバに plan.xml が作成される。
  2. plan.xml を管理サーバから管理対象サーバにコピーする。たとえば、管理サーバの <domain_home>/servers/AdminServer/upload/<app_name>/plan.xml を管理対象サーバ 2 の <domain_home>/servers/managed2/stage/<app_name>/plan/plan.xml にコピーする。
CR283528
WebLogic Portal クラスタを操作するために WebLogic Administration Server を実行する必要がある
管理対象サーバが LDAP ロールまたはポリシーの変更を試行しているときに WebLogic Administration Server が停止した場合、WebLogic Server はローカル LDAP の変更を行うが、WebLogic Portal は管理サーバが停止したことを検出できないため、RDBMS ポリシー参照データを更新する。管理サーバは再びオンラインになったときにその変更を伝播しないため、クラスタのポリシーは同期されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : クラスタ化された環境で WebLogic Portal を使用しているときに WebLogic Administration Server が実行中であることを確認する。
CR298664
ResourceProxyServlet でヘッダがプロキシされない
ResourceProxySerlvet でヘッダがプロキシされるかどうか、およびどのヘッダがプロキシされるかは、静的に指定される。この動作は変更できない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : カスタム ResourceHeaderFilter を実装して ResourceProxyServlet によるヘッダのプロキシを制御する。
ResourceHeaderFilter のデフォルト実装は、ResourceProxyServlet でどのヘッダをリソース サーバにプロキシする必要があるかを示すために使用される。この実装は、get、post、host、cookie、および expect というヘッダをブロックする。ポートレット スコープ指定クッキーが送信される。
ResourceProxyServlet の動作をカスタマイズするには、ResourceHeaderFilter インタフェースを実装し、完全修飾クラス名を ResourceProxyServlet の初期パラメータ resourceHeaderFilter として追加し、カスタム フィルタ クラス名を参照するようにする。ResourceHeaderFilter のデフォルト実装は次のとおり。
package com.bea.wsrp.consumer.resource;
import com.bea.wsrp.util.debug.Debug;
import com.bea.wsrp.consumer.resource.ResourceHeaderFilter;
import com.bea.wsrp.consumer.resource.ResourceHeaders;
import javax.servlet.http.HttpServletRequest;
import javax.servlet.ServletContext;
import java.util.*;
/**
 *
 */
public class DefaultResourceHeaderFilter implements ResourceHeaderFilter
{
   // デバッグ
   private static final Debug debug =Debug.getInstance(DefaultResourceHeaderFilter.class);
   // デフォルトでは、private static final HashSet requestHeadersToSkip = new HashSet(); という要求ヘッダはプロキシされない
   static
   {
      requestHeadersToSkip.add("get");
      requestHeadersToSkip.add("post");
      requestHeadersToSkip.add("host");
      requestHeadersToSkip.add("cookie");
      requestHeadersToSkip.add("expect");
   }
 
   public ResourceHeaders getPassThroughHeaders(HttpServletRequest request, ServletContext context, String url)
   {
      ResourceHeaders passThroughHeaders = new ResourceHeaders(); List passThroughValues;
      // すべてのヘッダ
      Enumeration headerNames = request.getHeaderNames();
      while(headerNames.hasMoreElements())
      {
         String name = (String) headerNames.nextElement();
         if(requestHeadersToSkip.contains(name.toLowerCase()))
         {
            continue;
         }
         passThroughValues = new LinkedList();
         Enumeration values = request.getHeaders(name);
         while(values.hasMoreElements())
         {
            String value = (String) values.nextElement();
            debug.out("[Sending] " + name + ": " + value);
            passThroughValues.add(value);
         }
         if (passThroughValues.size() > 0)
         {
            passThroughHeaders.addHeader(name, passThroughValues);
         }
      }
      return passThroughHeaders;
   }
}
CR299690
ResourceProxyServlet が取得する静的リソースからブラウザに
ヘッダ Set-Cookie を返す
場合によっては、この Set-Cookie はコンシューマ セッションを示す Set-Cookie (ブラウザ内に存在) を上書きすることがある。そのような場合は、ブラウザから別の要求がコンシューマに送信されると、セッションは失われる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 通常、プロデューサとコンシューマで異なる CookiePath を設定すると、Set-Cookie が区別され、問題が解決する。この処理ができない場合は、次のシステム プロパティを設定する。
"wlp.resource.proxy.servlet.block.response.headers=true"
これにより、ResourceProxyServlet に対してすべての Set-Cookie 応答ヘッダがブラウザに返されるのをブロックするように指示される。
CR305411
プロキシ ポートレット属性にログインする時のデータベースに対する余分な呼出しによってパフォーマンスに関する問題が発生する場合がある。
WebLogic Portal 9.2 および 9.2.x には、データベース表示、PF_PROXY_PORTLET_INSTANCE_V, およびプロキシ ポートレット属性にログインする時のデータベースに対する余分な呼出しを解消するコードはありません。したがって、 8.x から 9.2 または 9.2.xへのアップグレード時ポートレットの表示とともに パフォーマンスのオーバーヘッド が発生される場合があります。
プラットフォーム : すべて
解決策: WebLogic Portal 8.1 では、Oracle のビューPF_PROXY_PORTLET_INSTANCE_V を使用している場合は、9.2 MP2 のパッチについて BEA カスタマ サポートへ連絡してください。

コンテンツ管理と検索

表 5 では、コンテンツ管理と検索に関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 5 コンテンツ管理と検索に関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR248155
動的なセキュリティ ロールと組み合わせた、複数のリクエスト間での CM IPagedList または ICMPagedResult の使用
複数のリクエスト間でコンテンツ管理コレクション (PagedList または PagedResult) を使用する場合、およびリクエスト属性に基づくセキュリティ ロールを使用してコレクションのコンテンツへのアクセスを制限する場合、そのコンテンツは現在のリクエスト単位のリクエスト属性に従ってフィルタ処理されない。その代わりに、最初のリクエスト属性に基づいてコンテンツがフィルタ処理される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : リクエストごとに新しいコンテンツ管理コレクションを作成する。
CR249703
削除されたノードをコンテンツ セレクタ クエリで取得しようとするとエラーが発生する
削除されたノードを含むクエリを、そのクエリの結果がキャッシュされた後にコンテンツ セレクタ クエリで実行しようとすると、「ノードが見つからない」というエラー メッセージがコンソールに表示されることがある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : この問題を修正する唯一の方法は、検索キャッシュをクリアすることである。
CR255895
コンテンツ管理の全文検索を使用したソート
Autonomy を使用するコンテンツ管理の検索の実装は、プロバイダ固有のソート ポリシーに従う。ノードのプロパティでソートを行う場合は、その指定されたフィールドの値で結果がソートされる。この指定されたフィールドが空のノードの場合は、結果が返されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : IDOL Server Suir バージョン 5.0.15 には、この動作を変更するために設定可能なコンフィグレーション パラメータが用意されている (WebLogic Portal 9.2 の場合は、Solaris を除くすべてのプラットフォームで 5.0.15 を使用している。これは、「content.exe -version」を実行することで確認可能)。このパラメータは、BEACMRepoFetch.cfg の [Server] セクションの下で SortReturnAllDocuments=TRUE に設定できる。
この設定がオプションでない場合、ユーザは独自の検索後のソートを実装したり、2 つの検索クエリ (たとえば、ソートを使用するクエリと、ソートを使用せず 2 つの結果を結合したものを使用するクエリ) を作成したりすることもできる。
CR259334
Autonomy データベースで <DREREFERENCE> エントリと <CM_NODEID> エントリが重複している
ユーザがリポジトリ コンフィグレーションを削除すると、そのリポジトリにデータが残る。これには、BEA リポジトリの使用時の Autonomy の検索インデックス データが含まれる。リポジトリ接続を再利用する場合や、バッキング データ ソースを変更した場合は、検索データベースのクリーンアップを行う必要がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 次のコマンドを発行して、Autonomy ホストとインデックス作成ポートがある場所に移動する。
http://<IDOL Server Host>:<IDOL Server Service Port>/DREDELDBASE?DREdbname=WLP_CM_REPO_<repositoryName>
ここで、<repositoryName> は、再接続されたリポジトリの名前に置き換える。
もう 1 つの方法は、リポジトリの再接続時に以前の検索およびデータベースのデータを再利用しない場合は、新しいデータ ソースと新しいリポジトリ名を使用して新しい検索インデックスを生成する。
CR261162
Oracle Thin ドライバで ZipInputStream のバイナリ値に問題が発生する
コンテンツ ノードまたはコンテンツ ObjectClass 用の新しい BinaryValue を作成する場合、ユーザは ZipFile から直接取得した InputStream を使用できる。Oracle の Thin ドライバを使用してこの値を保存すると、データの最後の文字が切り捨てられる可能性がある。
プラットフォーム : Oracle の Thin ドライバ (oracle.jdbc.OracleDriver)
解決策 : BufferedInputStream で、ZipFile.getInputStream(ZipEntry エントリ) が返した InputStream をラップする。この新しく作成された BufferedInputStream を BinaryValue に渡す。
CR262817
パスでフィルタ処理およびソートを行うには、ユーザがそのパスの内部ストレージの詳細を
把握しておく必要がある
BEA リポジトリのパスは、「/Repository」がない状態でデータベースに格納される。ネイティブのソートおよびフィルタ処理をパス値に対して行うには、Repository データのないパスを含むソートまたはフィルタ処理の条件をユーザが指定する必要がある。API を使用してデータベースから取得されるノードの一般的なパスの形式は、/BEA Repository/parent/child である。ここで、「child」は、ノードの名前であり、「BEA Repository」のノード「parent」の下位に存在する。一般には、ネイティブのソート、フィルタ処理、およびページングは、com.bea.content.paging package のパッケージ Javadoc に文書化される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ネイティブのソートまたはフィルタ処理の使用時に、リポジトリ固有のパス形式を指定する。
CR264147
コンテンツ管理 : ネストされたプロパティ タイプの個々の値またはプロパティを削除できない
WebLogic Portal 9.2 の新機能の 1 つとして、ネストされたプロパティ タイプ (別のユーザ定義タイプの構造を持つプロパティ) の作成がある。複数の値を許可するネストされたタイプのプロパティの場合は、個々の値を削除できない。また、ネストされたタイプのプロパティ値の個々のプロパティをクリアすることもできない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ネストされた多値プロパティの値を削除するには、すべての値を削除して、必要な値を再度作成する必要がある。ネストされたプロパティ タイプの個々のプロパティをクリアするには、そのプロパティを編集し、現在の値をクリアして、[保存] をクリックする。
CR266993
Autonomy を使用して適切にインデックス作成を行うには、バイナリ プロパティのファイル名に、ファイルシステムで有効な文字が必要である
BEA リポジトリの場合は、Autonomy を使用してバイナリ プロパティ データのインデックスを作成できる。この処理を正しく行うには、ポータル サーバのファイルシステムで有効なファイル名を使用する必要がある。Windows で無効な文字は以下のとおり。
\ / : * ? " < > |.
プラットフォーム : すべて
解決策 : ポータル サーバの OS で有効なバイナリ ファイル名を使用する。
CR270484
WebLogic Portal CM における Autonomy 検索での空の文字列による検索の動作
CM で文字列プロパティが "" (空の文字列) に設定されている場合、このプロパティはデータベースで null ではなく空の文字列として永続化される。コンテンツ管理 API を使用してデータベースから取得する場合、このプロパティは null 値オブジェクトを含むプロパティになる。
Autonomy では、null 値オブジェクトを含むプロパティ オブジェクトのインデックスは「_」として作成される (例 : <myProperty>_</myProperty>)。Autonomy では、空の文字列値オブジェクトを含むプロパティ オブジェクトのインデックスは、<myProperty/> のようになる。
myProperty に空の文字列値が含まれる場合は、Autonomy に対して notNull クエリを実行すると myProperty が返され、isNull クエリを実行すると myProperty が返されない。ただし、Autonomy に対して同等の "" クエリを実行すると、myProperty は返されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR271236
一部のデータベースのメタデータ検索で '' の不適切な結果または NULL クエリが
返される
Oracle では、空白文字は NULL と同じであると見なされる。つまり、Oracle を使用している顧客はその違いを区別できない。ただし、他のデータベースでは、その違いを正しく区別できる。8.1 では、すべてのデータベースについて、'' のすべてのインスタンスが null に変換されていた。BEA では、9.2 でこの動作を変更した。9.2 では、WebLogic Portal で変換が行われるが、変換を行うかどうかの判断はデータベースによって異なる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR271818
BEA コンテンツ リポジトリのバイナリ ノードのサイズは、システムで設定されたタイムアウトの長さによって異なる
BEA コンテンツ リポジトリにバイナリ ノードを追加する場合、サポートされている最大バイナリ サイズは、サーバで設定されたトランザクション タイムアウトによって異なる。デフォルトは 30 秒。ただし、 20MB を超えるバイナリ サイズ (このサイズはデータベース ベンダ、バイナリの種類、マシン速度等の要因により異なる) を使用する場合は、それより大きい値を設定する必要がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : システム タイムアウトを 30 秒より大きい値に設定する。
CR271869
content-config.xml の一部として作成されたコンテンツ リポジトリのコンフィグレーションを WebLogic Portal Administration Console で削除できない
コンテンツ リポジトリがデプロイ済みアプリケーション内の content-config.xml ファイル内でコンフィグレーションされている場合、そのリポジトリのコンフィグレーションは WebLogic Portal Administration Console を使用して削除できない。その代わりに、直接ファイルを編集して再デプロイすることで削除できる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ツールを使用してコンテンツ リポジトリをコンフィグレーションするか、またはデプロイ済みアプリケーションの content-config.xml ファイルを編集して再デプロイすることにより、デプロイ済みアプリケーションから既存のコンフィグレーションを削除する。
CR274902
特定のファイル形式の Shift JIS 文字のインデックスが Autonomy で作成できない
PDF ファイル (.pdf)、Word ファイル (.doc)、または Excel ファイル (.xls) で使用される Shift JIS 文字のインデックスが Autonomy で作成できない。つまり、Autonomy で提供される FileSystemFetch ユーティリティによるインデックス作成対象のディレクトリにこれらの形式のファイルがある場合は、ファイルに Shift JIS 文字が含まれていると、それらの文字のインデックスは作成されない。
これにより、エンタープライズ検索ポートレットによって実行されるすべての検索で、Shift JIS 文字を含むそれらのファイルを検出できない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 問題の形式 (.pdf、.doc、および .xls) のすべてのドキュメントを (インデックス作成が正しく行われる) .txt ファイルまたは .xml ファイルに変換する必要がある。
CR274902
ファイル名に Shift JIS 文字を含むファイルのインデックスが
Autonomy で作成できない
ファイル名に Shift JIS 文字が含まれていると、Autonomy ではそのファイルのインデックスが作成されない。つまり、ファイル名に Shift JIS 文字を含むファイルが FileSystemFetch ユーティリティによるインデックス作成対象のディレクトリに存在すると、Autonomy ではそのファイルのインデックスが作成されない。したがって、そのファイルは、エンタープライズ検索ポートレットが提供する検索結果内に返されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : Shift JIS 文字を含まないようにファイルの名前を変更する。
CR275869
リンク ライブラリの不足のため、Autonomy 検索エンジンおよびフェッチ プロセスが Unix プラットフォームで正しく起動しないことがある
Autonomy 実行ファイルおよび共有ライブラリを正しく起動するには、特定のシステム ライブラリをインストールし、ライブラリ パス経由でアクセスする必要がある。これらのライブラリが対象サーバにない場合は、AutonomyDiSH.exe、AutonomyIDOLServer.exe、content.exe、category.exe、community.exe、agenstore.exe、BEACMRepoFetch.exe、FileSystemFetch.exe、HTTPFetch.exe のうち、1 つまたは複数のプロセスが起動しないことがある。
プラットフォーム : すべての Unix プラットフォーム
解決策 : 起動できないプロセスについて、UNIX の「ldd」コマンドを使用してリンク ライブラリを確認する。問題が見つかったら、不足しているライブラリ ファイルを入手してインストールする。
CR278199
Autonomy の全文検索の #DREFIELD 名の制限
Autonomy では、DREFIELD 名にスペース、カンマ、および +、#、&、`、"、<、> の文字を使用できない。
したがって、コンテンツ管理プロパティの名前にこれらの文字が含まれている場合は、エスケープされる。無効な文字は、ダッシュ記号および ASCII 16 進変換の最後の 2 文字に置き換えられる。そのため、ワイルドカードおよび特定の文字を使用してプロパティ名 (userPropertyField) に対してクエリを実行すると、望ましくない結果が返されることがある。この特定の文字とは、7E、20、2C、2B、23、26、60、22、3C、3E のいずれか。たとえば、「*3*」のように、ワイルドカードを指定したプロパティ名を検索する場合、これらの名前は「-3C」または「-3E」ですでにエスケープされているため、名前に大なり記号または小なり記号を含むすべてのプロパティが返される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 特殊文字 (スペース、カンマ、および +、#、&、`、"、<、>) を含む、検索可能なプロパティ定義名を作成しない。
また、ワイルドカードを指定したプロパティ名を使用するクエリの実行時には注意する。
CR280196
Autonomy IDOL Server のエンコーディング プロパティが日本語 EUC 言語と日本語 JIS 言語について正しく設定されない
エンコーディング プロパティは、AutonomyIDOLServer.cfg ファイルの日本語 EUC 言語タイプと日本語 JIS 言語タイプについて正しく設定されない。これらのエンコーディングはそれぞれ EUC および JIS ではなく、UTF8 に設定される。このことは、Autonomy がこれらの言語エンコーディングを使用して作成されたコンテンツのインデックスを作成する機能に影響を与える可能性がある。
プラットフォーム : Windows および Linux (Solaris は正しくコンフィグレーションされる)
解決策 : 日本語 EUC または日本語 JIS のエンコーディングを使用して作成されたコンテンツのインデックスを作成する必要がある場合は、AutonomyIDOLServer.cfg ファイルと agentstore.cfg ファイルを次のように変更する。
[japaneseJIS]
LanguageCode=110
Language=JAPANESE
Encoding=JIS <-- change from UTF8
[japaneseEUC]
LanguageCode=111
Language=JAPANESE
Encoding=EUC <-- change from UTF8
CR282038
サーバ起動スクリプトで Autonomy が自動起動される場合、サーバの起動時に CommandFailed エラーが発生する可能性がある
サーバの起動時に、次のようなエラー メッセージが表示されることがある。
「FullTextSearch エンジン エラーにより、リポジトリ共有コンテンツ リポジトリに関連付けられている Content FullTextSearch データベースを作成できません。」
このようなメッセージは、Autonomy の一部の機能が実行されていない場合に、コンテンツ管理が Autonomy との通信を試行すると記録される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
通常、このエラーは害を及ぼさないので、無視できる。このエラーに意味があるかどうかの判断方法の詳細については、以下を参照。
このエラーでアプリケーションのデプロイメントが失敗することはない。
このエラーが発生するのは、Autonomy がサーバと同じホストで実行されている場合、およびドメイン起動スクリプトによって Autonomy が起動される場合のみ。Autonomy を手動で起動した場合、この問題は発生しない。プロダクション環境では、WebLogic Server を起動する前に Autonomy を起動する必要がある。そうすると、この問題は発生しない。
また、この動作が発生するのは、検索および検索インデックス作成のリポジトリのプロパティが true に設定されている少なくとも 1 つのリポジトリが存在する場合のみ (リポジトリの作成時には、どちらのプロパティのデフォルト値も true)。
この動作が発生する原因は、デフォルトのサーバ起動スクリプトにより Autonomy が非同期的に起動され、アプリケーションのデプロイメントの開始時に Autonomy の一部の機能がまだ実行されていない可能性があるため。
WebLogic Portal は、実行する Autonomy 用の各リポジトリにつき最大 3 分待機した後で、Autonomy を使用せずに起動 (およびアプリケーションのデプロイメント) を続行する。WebLogic Portal は、この期間に Autonomy との通信を繰り返し試行する。通信が成功しない場合は、エラーが約 5 秒おきに記録される。
CR282038
(続き)
これらのエラー メッセージの形式は次のとおり。
<Jun 13, 2006 7:02:56 PM IST> <Error> <Search> <BEA-415611> <FullTextSearch エンジン エラーにより、リポジトリ共有コンテンツ リポジトリに関連付けられている Content FullTextSearch データベースを作成できません。
com.bea.content.repo.internal.server.logic.search.CommandFailedException
at
...
Truncated. see log file for complete stacktrace
java.net.ConnectException: Tried all: '1' addresses, but could not connect over HTTP
to server: 'localhost', port: '9001'
at weblogic.net.http.HttpClient.openServer(HttpClient.java:320)
...
このメッセージが表示されたら、エラー メッセージのタイムスタンプを確認する。最初と最後のメッセージの時間差が 3 分未満の場合、このメッセージは害を及ぼさず、単に Autonomy の起動に多少の時間がかかることを示す (WebLogic Portal は Autonomy を待機した後で、処理を続行する)。
最初と最後のメッセージの時間差が約 3 分の場合、正常な起動に影響を及ぼす Autonomy の潜在的な問題が存在する可能性がある。詳細については、Autonomy のログ ファイルを確認する。

連合

表 6 では、連合に関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 6 連合に関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR174886
WSRP : ポートレット プリファレンスの説明がプロデューサ ポートレットからプロキシ ポートレットに渡されない
管理者がリモート ポートレットのポートレット プリファレンスを表示する場合、WebLogic Portal Administration Console ではプリファレンスの説明が示されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : プリファレンスにわかりやすい名前を付ける。
CR182278
プロキシ ポートレットでプリファレンスの伝達がサポートされない
ポータル管理者は、リモート ポートレットのポートレット プリファレンスを伝播できない。ローカル ポートレットの場合、管理者はオプションでユーザ プリファレンスをオーバーライドできる。この機能は、リモート ポートレットについてはサポートされていない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR252633
WSRP LocalProxy がプロデューサ (セッション) クッキーを送信するクライアントに依存する
LocalProxy が WSRP に対して有効な場合は、クライアントからクッキー (特にセッション クッキー) を送信する必要がある。
一般には、プロデューサのクッキーのパス パラメータが、コンシューマのクッキーのパス パラメータと同じでない場合、またはコンシューマのクッキーのパス パラメータのプレフィックスである場合以外は、この動作で問題ない。このような場合、クライアントは必ずしもプロデューサ クッキーを送信する必要はない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : プロデューサのクッキーのセッション パス パラメータが、コンシューマのクッキーのパス パラメータと同じであること、またはコンシューマのクッキーのパス パラメータのプレフィックスであることを確認する。
CR256024
ポートレットの依存関係表示機能で ID のプレフィックス指定と URL の書き換えがサポートされない
依存関係表示機能では、外部ファイルを使用してロードされた css および js の ID と URL の書き換えがサポートされない。これにより、依存関係の使用が限定される。主な制限事項の 1 つとして、ポートレットがその instanceLabel を認識する点が挙げられる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ポータルに対してローカルにデプロイされたポートレットは、外部の JS および CSS の依存関係について、明示的に ID のプレフィックスを指定し、相対 URL を使用する。WSRP プロデューサにデプロイされ、リモートで使用されるポートレットは、ID に「wsrp_rewrite_」というプレフィックスを付けて、実行時にコンシューマによるプレフィックスの指定を許可できる。
CR258618
結合された JSF ポートレットを Sun のブリッジで使用できない
Beehive JSF アプリケーション ファクトリが準備されている場合は、リクエストが予期されたタイプではないために、Beehive が例外を送出する。
プラットフォーム : すべて
解決策 : このポートレットを使用するには、最終段階の開発者が Sun JSF ブリッジをライブラリ モジュールとしてパッケージ化する必要がある。ライブラリ モジュールは、weblogic.xml でフレームワークのライブラリ モジュールの後に表示される必要がある。
ブリッジをライブラリ モジュールとしてパッケージ化する必要がある理由は、JSF が記述子およびプラグイン可能なファクトリを結合する方法のためである。記述子およびプラグイン可能なファクトリは、CLASSPATH の順序とは逆に処理される。Sun JSF ブリッジが WebLogic Portal JSF アダプタの前にある場合、Sun JSF ブリッジは WebLogic Portal JSF アダプタをシャドウするため、WebLogic Portal JSF アダプタが機能しなくなる。
CR259272
結合されたポートレットでユーザ プロファイルの更新が確認できないことがある
管理者がユーザのプロファイルを更新した場合、ユーザは、ログアウトしてログインし直すまでその更新を確認できないことがある。これには、WSRP を使用してリモート プロデューサに送信されたプロパティが含まれる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 更新されたプロファイルをユーザが確認するには、ログアウトしてログインし直す必要がある。
CR263920
登録プロパティにデフォルト値が格納されない
原因は、デフォルト値を返さない EntityPropertyManager.getProperties() を呼び出したためである。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 登録プロパティではデフォルト値を使用しない。コンシューマは、登録時にすべての値を送信する必要がある。
CR266570
リモート ポートレットの最小化されたタイトルが優先するタイトルではない
リモート ポートレットでプログラムによってタイトルを設定する場合、WebLogic Portal ではそのタイトルをタイトルバーに使用する。この機能は、リモート ポートレットを最小化しているときにはサポートされていない。リモート ポートレットが最小化されている場合、WebLogic Portal はプロデューサに接続してポートレットを表示しないため、動的に設定したタイトルが失われる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR268916
Workshop for WebLogic を使用したプロデューサへの登録後、データベースのクリーンアップにより、コンシューマからプロデューサにアクセスできなくなる
プロデューサを追加し、Workshop を使用してそのプロデューサへの登録を行い、コンシューマ Web アプリケーションをデプロイしたサーバを起動すると、コンシューマはプロデューサ情報をデータベースと同期する。その後、データベースをクリーンアップすると、コンシューマからのプロデューサへのアクセスおよび管理ができなくなる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : wsrp-producer-registry.xml ファイルから登録ハンドル要素を削除し、WebLogic Portal Administration Console を使用して各プロデューサを再登録する。
CR269002
WSRP セキュリティの署名と暗号化が機能しない
現時点では、暗号化 (機密性) および署名 (整合性) は、サポートされているポリシー要素ではなく、WSRP メッセージについてもサポートされていない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ポリシーの ID 要素だけを使用する。
CR272806
WSRP ローカル プロキシ モードでは、デフォルトのコンテキスト パスまたはスラッシュ (/) を含むコンテキスト パスがサポートされない
WSRP ローカル プロキシが有効で、コンシューマがデフォルトのコンテキスト パスまたはスラッシュ (/) を含むコンテキスト パスを使用してプロデューサにアクセスする場合は、コンシューマのリクエストが失敗する。
プラットフォーム : すべて
解決策 :
  1. ローカル プロキシを使用してアクセスするプロデューサを、デフォルトのコンテキスト パスまたはスラッシュ (/) を含むコンテキスト パスを持つようにコンフィグレーションしない。
  2. ローカル プロキシを使用してアクセス可能ないずれかのプロデューサがデフォルトのコンテキスト パスまたはスラッシュ (/) を含むコンテキスト パスを持つようにコンフィグレーションされている場合は、WSRP ローカル プロキシ モードを有効にしない。
CR273604
ユーザがリモート ポートレットの複数のビューを作成すると、ポートレット内のリンクに矛盾が生じる
ことがある
この問題が発生する最も一般的なケースは、リモート ポートレットがページ フローでポップアップ メカニズムを使用する場合や、ユーザがフロート ボタンを使用してリモート ポートレットをフロートする場合である。コンシューマが提供する URL テンプレートを使用するようにプロデューサが設定されている場合、WebLogic Portal プロデューサは、プロデューサで作成されたセッションでそれらのテンプレートをキャッシュする。ただし、ページ フローのポップアップ メカニズムまたはフロート ボタンを使用してポートレットの複数のビューが作成される場合は、キャッシュされたテンプレートが現在のビューで有効でない可能性がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : リモート ポートレットでは、「templatesStoredInSession」の値を false に変更してテンプレートのキャッシュを無効にする。または、コンシューマの書き換えを必要とするようにプロデューサを設定することもできる。
CR274234
wsrp-producer-config.xml の isStrict フラグを true に設定すると特定の場合にのみ登録に失敗する
isStrict フラグは一連の制限付きの値が定義された登録プロパティにのみ適用され、次の場合にのみ登録が失敗する。
  • コンシューマにより、一連の制限付きの値が定義された登録プロパティにプロパティ値が提供される。
  • 提供された値が一連の制限付きの値の範囲外である。
プラットフォーム : すべて
解決策 :
  1. 制限付きプロパティ値を持つ登録プロパティで使用するアプリケーション プロパティのセットを使用または作成しない。
  2. 制限された値のプロパティ セットが登録で使用された場合、コンシューマにより登録時にそのプロパティの値が提供されないときは登録の失敗は予期されない。
CR276384
Axis および Wsdl4j でサーバの WSDL を処理できない
WSDL-URI がプロデューサの WSDL (http://localhost:7001/producer/producer?WSDL) である場合、Axis の WSDL2Java が失敗する。サーバの WSDL の処理時は Wsdl4j も失敗する。
プラットフォーム : すべて
解決策 :
  1. <WL_HOME>/common/deployable-libraries/wlp-wsrp-producer-web-lib.war から .wsdl および .xsd ファイルを展開する。これらのファイルを使用して java ファイルを作成する。
  2. マークアップ転送を添付ファイルとし、accepts-mime を true に設定する。wsrp-producer-config.xml を編集する。
<markup> 要素を以下のように編集する
<markup secure="false" rewrite-urls="true" *transport="attachment" accepts-mime="true"*/>
CR277590
サンプル ドメインおよびコピーされたドメインで WSRP 要求を送信できない場合がある
WebLogic Portal ドメインが作成されたことのないコンピュータ上でサンプル ドメイン (または別のコンピュータからコピーしたドメイン) を使用する場合、WSRP 要求が次のエラーで失敗する場合がある。
「Unable to add security token for Identity」
このエラーは、ユーザがコンシューマにログインし、結合された (リモート) ポートレットを表示しようとすると常に発生する。このエラーは、WebLogic Portal Administration Console または訪問者ツールを使用したリモート プロデューサまたはポートレットの管理でも発生する場合がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : config.cmd/.sh を使用してサンプル ドメインまたはコピーされたドメインと同じコンピュータ上に WebLogic Portal ドメイン (使用するドメインである必要はない) を作成する。
CR277976
プロデューサ ポートレットで、グリッド コントロールの状態を操作時に設定する必要がある
プロデューサ ポートレットでのグリッド コントロールの使用時、要求パラメータ値に依存するグリッドの状態 (ページャ モデル、ソート モデル、フィルタ モデルなど) を操作時に設定する必要がある。通常プロデューサ ポートレットでは、要求パラメータ値はブロッキングの対話からマークアップ操作に伝播されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 操作時にページャ状態を設定するには、<netui-data:configurePager/> 要素を使用する。
操作時にソートおよびフィルタ状態を設定するには、<netui-data:headerCell/> 要素の sortAction および filterAction 属性を使用する。
詳細については、Beehive ドキュメントを参照。
CR278622
一部のスタンドアロン リモート ポートレットの使用例で URL パラメータがダブルエンコードされる
一部のスタンドアロン リモート ポートレットの使用例で URL パラメータがダブルエンコードされる。これはフォームでメソッド GET を使用する際の既知の問題である。
プラットフォーム : すべて
解決策 : フォームではメソッド POST を使用する。

コラボレーション

表 7 では、コラボレーションに関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 7 コラボレーションに関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR254490
GroupSpace では「/」をコンテキスト ルートとして使用できない
GroupSpace は Web アプリケーション名をコンテキスト ルートとして使用することに依存する。そうでないと、コンテンツ リポジトリを初期化および作成できない。Web アプリケーションで GroupSpace を使用するには、<context-root> 要素に「/」を使用できない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : Web アプリケーションの web.xml でコンテキスト ルートに「/」以外を指定する。
CR258675
GroupSpace の削除
GroupSpace を削除してもコンテンツ管理のコンテンツが削除されない
プラットフォーム : すべて
解決策 : GroupSpace の削除時は、その GroupSpace に関連付けられた CM コンテンツを削除する必要がある。これを行うには、WebLogic Portal Administration Console にアクセスし、[コンテンツ | コンテンツ管理]を参照する。次に、仮想コンテンツ リポジトリで Community_Repository/GroupSpace/<portalAppName>/
<portalWebAppName>/<cmmunityName>
を参照する。
削除された GroupSpace に指定されたコンテンツ ノードを削除する。
CR267353
コラボレーション ポートレットでのエラーの発生後、[ポートレットに戻る] リンクでポートレットの表示が復元されない
コラボレーション ポートレットでのエラーの発生後、[ポートレットに戻る] リンクを使用できる。特定のエラー状況下では、ポートレットの表示が復元されず、ポートレット エラー ページに戻る。これらのエラー状況は、ポートレット復元の試行中に同じロジックの再実行を続けるポートレットに関連する。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR268142
GroupSpace Issue、GroupSpace GroupNote、および GroupSpace Doc ポートレット内で、アポストロフィ (') を含む任意のフォルダまたは項目が、詳細ページの [削除] ボタンをクリックしても削除されない
GS Issue、GS GroupNote、および GS Doc ポートレット内で、フォルダまたは項目の名前にアポストロフィ (') が含まれる場合、詳細ページの [削除] ボタンをクリックしても、JavaScript エラーが送出され、項目は削除されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ActiveMenu メニューの削除オプションを使用してフォルダまたは項目を削除する。
CR270549
WebLogic Portal 訪問者ツールの使用時にサーバ コンソールに警告メッセージが表示される
<警告> ポートレット [/visitorTools/communities/view/viewCommunities.portlet] のプライマリ インスタンスが見つかりません。ポートレットはファイル モードで提供されます。
訪問者ツールは、データベースに保持されるデスクトップで操作するよう設計されたファイル ベースのポータル リソースである。2 種類のリソースが混在すると、ポータル フレームワークでこの警告が記録される。このエラーによる実行中のデスクトップへの影響はなく、単なる警告メッセージで無視することができる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR270791
管理者ユーザでヘッダ検索が失敗する
ディスカッション フォーラム コンテンツが返される場合に、管理者ユーザによるヘッダ検索 ([コミュニティ|カスタマイズ] の右側) が失敗する
プラットフォーム : すべて
解決策 : 管理者ユーザは代わりに検索ポートレットを使用できる
CR273554
[スクリプトの実行] が p13nDataSource に対してのみ実行された場合、Configuration Wizard によって作成された PointBase ドメインのサーバが、ユーザ「WEBLOGIC_GROUPSPACE」が見つからず起動に失敗する
[以下の BEA 製品をサポートするために、自動的にコンフィグレーションされたドメインを生成する] で WebLogic Portal と WebLogic Portal GroupSpace Framework が選択され、[データベース スクリプトの実行] ウィンドウで [スクリプトの実行] ボタンが p13nDataSource に対してのみ選択されている場合、Configuration Wizard によって新しいドメインが作成されると、結果のドメインの WebLogic Server でユーザ「WEBLOGIC_GROUPSPACE」が見つからず起動に失敗する可能性がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ユーザ「WEBLOGIC_GROUPSPACE」が見つからず起動に失敗したサーバのドメイン ホーム ディレクトリから以下を実行する : create_db.cmd -database.properties=groupspace_database.properties または Linux/Unix の場合 ./create_db.sh
-database.properties=groupspace_database.properties
CR277228
デフォルト アカウントの更新時に送信メール サーバ設定が検証されない
ユーザが既存のメール アカウントを変更した場合、送信メール ホスト設定の検証がシステムによって試行されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR277596
GroupSpace で、通知センタの項目をクリックするとポータル ウィンドウで例外が発生する
通知センタの項目 (タスク、カレンダー イベント、メール メッセージなど) をクリックすると、ポータルはその項目を表示する適切なコラボレーション ポートレットを起動しようとする。クリックする前に通知センタのその項目が削除されていた場合、項目が見つからないためポータル ウィンドウでエラーが表示される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR277863
ディスカッション フォーラム ポートレットのキーワード検索で、複数の検索キーワードが正しく処理されない
ディスカッション フォーラム ポートレットでフォーラムおよびトピックの検索時にキーワード検索フィールドに複数の語を入力すると、単一の検索語として使用される。予期される動作では、単一の検索キーワードとしてではなく、複数のキーワードとしてフォーラムおよびトピックのキーワード フィールドとの一致または不一致を解析する。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR277955
管理者ユーザの検索結果で他のユーザの個人データおよびプライベート データが返される
管理者ユーザでのログイン時に GroupSpace コミュニティで検索を実行すると、他のユーザの個人データおよびプライベート データが検索結果に含まれることがある。他のユーザの個人データは結果に表示されるが、クリックして完全な詳細を表示することはできない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。GroupSpace へは管理者ユーザ以外でログインすることを推奨する。管理者でのログイン時は予期しないユーザ環境が発生する場合がある。
CR279106
個人の RSS 記事のリンクが正常に動作しない
個人の RSS 記事 (たとえば、関連コンテンツ リンクや最近の項目ポートレット リンクなど) がリンクとして表示されている場合、これをクリックするとエラーが発生し、記事が正常に表示されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR280523
[関連項目の追加] ダイアログ ボックスを表示し、[保存された検索結果の管理] を押すと、「javax.servlet.ServletException: No community context」で始まるスタック トレースが表示される
[関連項目の追加] ダイアログ ボックスを表示し、[保存された検索結果の管理] ボタンをクリックすると、「javax.servlet.ServletException: No community context」で始まるスタック トレースがダイアログに表示され、保存された検索結果は表示されず管理できない。このダイアログを閉じるか、または [完了] ボタンをクリックして通常のダイアログに戻る。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 保存された検索結果を管理するには、[検索] ポートレットまたは各ポートレットの [検索] タブを使用する。
CR281045
メール取得タイマーをロードできない場合に WL Console で「リソース キーが見つからない」のエラーが表示される
メール取得タイマーのロード中にエラーが発生すると、エラーが WebLogic Runtime Console (および WL NonCatalogLogger) に送信される。エラーでは、実際のエラーではなく、「リソース キーが見つからない」と示される。メール取得タイマーの設定を確認する。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR282338
GroupNote が [表示モード] になると GroupNote 内の関連する GroupNote へのリンクが使用できない
通常 GroupNote では GroupNote 本体の関連する GroupNote へのリンクを含む機能がサポートされる。ただし、GroupNote ポートレットが [表示モード] に変わると、関連する GroupNote へのこれらのリンクは動作しなくなる。関連する GroupNote に移動できなくなる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : [表示モード] にする予定の GroupNote では、関連する GroupNote へのリンクを本体に含めない。または、GroupNote ポートレットの状態を表示モードから通常モードに変更すると、リンクは予想どおりに動作する。
CR282352
ディスカッション フォーラム トピックの本体を空欄にすると例外が発生する
ディスカッション フォーラム ポートレットのトピックの追加または編集時に本体プロパティを空欄にすると、トピックの表示を試行したときに例外が送出される。このとき、送出される例外はなく、トピックは表示または編集できず、ログアウトしてからポータルにログインし直し、例外をクリアすることになる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ログアウトしてからログインし直す。
CR282545
パッチのインストールを行わない限り、メール ポートレットを削除する必要がある
無効なメール メッセージによりコンテンツ リポジトリに複数のエントリが作成され、Autonomy データベースを使い果たす可能性がある
プラットフォーム : すべて
解決策 : パッチなし : ポータル管理ツールで [コミュニティ テンプレート] ノードに移動し、GroupSpace インスタンスの作成に使用するテンプレートに移動する。これは groupspace.ctmeta から自身が作成したテンプレートまたは GroupSpaceCommunityTemplate である。[Main Outer Book | Communicate | Communicate Book | Mail node] に移動する。 [コンテンツの編集] ページにタブ移動し、[メール] ページを削除する。[連絡先] ページでも同様に行う。ただし、パッチをインストールして指定どおりに使用することが推奨される。
CR283043
コラボレーション ポートレットの文字列プロパティの最大値は 254 文字である
コラボレーション ポートレット (ディスカッション、メール、アドレス帳、タスク、カレンダー) では、ユーザが任意のテキスト フィールドに 254 文字を超える値を入力すると、回復できない SQL 例外が発生する。
コラボレーション項目の「本体」は異なる他の文字列値から使用されるため、これによる影響はない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR284139
管理者とユーザが GroupSpace のリッチ テキスト コンテンツに注意する必要がある
GroupSpace のリッチ テキスト コンテンツは実際は HTML であるため、ユーザのブラウザへのリダイレクトなどの操作を実行する悪意のあるコードがユーザにより追加されることが考えられる。GroupSpace のリッチ テキスト コンテンツの例には、GroupNote の本体フィールドや Issue のメモ フィールドなどがあります。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 他のユーザによる編集が可能なサイト コンテンツと同様に注意が必要。ハイパーリンクの URL とブラウザのアドレス バーの URL が最初に訪れたアドレスと同一であることを確認する。疑わしいコンテンツはシステム管理者に報告する。

プロダクション業務

表 8 では、プロダクション業務に関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 8 プロダクション業務に関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR217697
管理レベルのスコープでは、ポートレット インスタンスのローカライゼーションに関するエクスポート/インポート ユーティリティのサポートが限定的である
新しいロケールを持つブックまたはページのスコープをライブラリ レベルに設定することは可能。.pinc を新しいロケールでエクスポートまたはインポートすると、WebLogic Portal Administration Console では新しいタイトルの新しいロケールが選択され、データベース内のローカライゼーション テーブルが更新される。しかし、これはスコープが管理レベルに設定されたポートレット インスタンスのローカライズに関しては機能しない。インポートされたロケールは、WebLogic Portal Administration Console 内でポートレットに関しては反映されない。ただし、ローカライゼーション データベース テーブルは更新される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ポートレット インスタンスをローカライズする場合は、管理レベルのスコープ設定を使用しない。
CR217712
エクスポート/インポート ユーティリティでは、ロケール リソースの記述は .pinc ファイルに伝播されない
ブックまたはページのロケールの記述は、.pinc ファイルには出力されない。したがって、管理者がローカライズできるのはアーティファクトのタイトルだけで、記述をローカライズすることはできない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ブックまたはページをエクスポート/インポートした後で、ロケールの記述を手動で追加する。
CR217766
エクスポート/インポート ユーティリティでは、初めて別のロケールでインポートを行うときに、新しいリソースが正しくインポートされない
たとえば、一部のリソースが特定のロケール (ここでは「es」) にローカライズされていない場合は、ロケール「es」でデスクトップをエクスポートすると、「es」のリソース (タイトル) がないリソースについては、最適なロケールを決定するアルゴリズムが使用される。この最適なロケールにより、たとえば「en」 (英語) のタイトルになる。
これを送り先にインポートし直すときは、XIP ユーティリティに対して、すべてが「es」であると指定するため、誤って「en」のタイトルが「es」で追加される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : すべてのリソースが、エクスポートするロケールにローカライズされていることを確認する。たとえば、まず、変更した .portal ファイルをデフォルトの en (英語) ロケールで再インポートし、その後、変更した .portal ファイルを es (スペイン語) ロケールで再びインポートする。
CR221434
エクスポート/インポート ユーティリティでは、英語以外のロケールでインポートしたアーティファクトの追加のロケールが作成される
この問題は、ユーザがライブラリ内のブックを en_US 以外のロケールにローカライズし、そのブックを .pinc としてエクスポートしてから、その .pinc を en_US 以外のロケールで送り先にインポートした場合に発生する。リソースをインポートする場合に、ライブラリ レベルにスコープが設定されていると、エクスポート/インポート ユーティリティでは、ライブラリの一部のアーティファクトがローカライズされていなくても、メイン ブック内だけでなくライブラリ内のすべてのページとブックに対応するエントリが L10N_LOCALE テーブルに作成される。
プラットフォーム : すべて
解決策 : .pinc リソースを en_US 以外のロケールでインポートするときは、ライブラリ スコープを使用しない。
CR222321
プレースホルダのロックは、レイアウトの現在の「ページ ビュー」についてのみ伝播される
Propagation Utility では、「ページ ビュー」から追跡できるのは現在選択されているレイアウトのプレースホルダのみである。そのため、現在選択されているレイアウト内のプレースホルダに対するロック (資格を使用して設定) のみが伝播される。他のレイアウトに対するロックの伝播は不可。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 伝播の結果を確認し、必要に応じて手動でプレースホルダのロックを更新する。
CR222457
Propagation Utility でページ定義ラベルを変更するとインポート時にエラーが発生することがある
Propagation Utility では、ソース システムと送り先システム間の差分を識別するために定義ラベルとインスタンス ラベルを使用する。ページ インスタンスの定義ラベルをデスクトップで変更した場合は、変更された定義ラベルを含むインポートを初めて行ったときにエラーが発生する可能性がある。しかし、その後のインポートでは、定義ラベルが変更されたアーティファクトを問題なく更新できるように見える。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。Propagation Utility を使用して環境間で変更を伝播した後は、これらのリソース名を変更しないことが非常に重要である。
CR224333
Propagation Utility で、訪問者ロールの更新時に実害のないエラーが発生する
ユーザがユーザ ロールとポリシーを作成し、伝播してから、そのロールとポリシーを更新する場合は、伝播時にエラーが発生するが、伝播は正常に完了する。エラー メッセージの先頭部分は次のとおり。
<Apr 27, 2005 12:21:08 PM MDT> <Error> <Entitlements> <BEA-402722> <ポリシー操作を実行しようとしましたが、認識できないエラーのために失敗しました。関連するポリシー "role_name" を持つ "type=<wlp>, EntApp=ent_app_name, Webapp=portal_app_name, Resource=, Capability=" にあるリソースが、操作できませんでした。weblogic.entitlement.data.EnFinderException: Attempt to modify unknown role
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。
CR224526
Propagation Utility およびエクスポート/インポート ユーティリティでは、送り先に存在しないマークアップを参照しているデスクトップをインポートするとエラーが発生する
インポートするデスクトップに含まれるリソース (ポートレットなど) が、ソースには存在するが送り先には存在しないマークアップ リソースを参照していると、サーバが ObjectNotFoundException を送出する。
次に例を示す。
  1. ソース システムで、アラート テーマを使用するポートレットを含むデスクトップを作成する。
  2. 送り先で、アラート テーマを含まないサーバに EAR をデプロイする。
  3. 送り先で、ソース システムで作成されたコンフィグレーションをインポートする。
サーバ コンソールに例外が送出される。送り先サーバではポータル ノードだけが正しく作成され、デスクトップは作成されない。
この問題は、テーマだけではなく、メニュー、シェル、ルック アンド フィール、レイアウトなどのマークアップ リソースが送り先に存在しないすべての場合に当てはまる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : インポートの前に、すべてのマークアップ リソースが送り先サーバに存在することを確認する。
CR306895
伝播時に RepositoryException が発生する。
伝播ツールを使用して、多数の子ノードを持つ親コンテンツ ノードをエクスポートする場合は、RepositoryExceptionが発生する。
プラットフォーム : すべて
解決策: 修飾子 [cm_loadChildrenSize] を使用して、一度に取得されるコンテンツ項目の数を指定する。 これにより、この例外の発生の可能性を低める。

WebLogic Portal Administration Console

表 9 では、WebLogic Portal Administration Console に関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 9 WebLogic Portal Administration Console に関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR248238
WebLogic Portal Administration Console UI で、バイナリ プロパティにデフォルトのプロパティ値を定義できない
プラットフォーム : すべて
解決策 : バイナリ プロパティ タイプを作成する場合、現在は作成時にデフォルトのファイルをアップロードすることはできない。ノードを作成してから、そのノードのプロパティ ページを開いて、ファイルをアップロードする必要がある。
CR252244
コンテンツ項目の [バージョン履歴] ページで、コンテンツ項目を含まないフォルダに対して RepositoryRuntimeException が送出される
ネストされたコンテンツ項目を含まないフォルダ項目で [バージョン履歴] ページにアクセスすると、RepositoryRuntimeException が送出される。フォルダは、バージョン履歴を持たない特殊なコンテンツ項目である。以前のリリースの WebLogic Portal Administration Console では、「この項目にバージョンはありません。」というメッセージが表示されていた。
プラットフォーム : すべて
解決策 : なし。この例外によって問題が発生することはなく、ユーザは WebLogic Portal Administration Console の別の領域に移動して作業を続行できる。
CR261581
訪問者ツールのユーザ プロファイルに対する変更がユーザ管理ツールに反映されない
WebLogic Portal Administration Portal 以外で訪問者ツールのユーザ プロファイルに加えた変更は、更新後も WebLogic Portal Administration Console の [ユーザ管理|ユーザ プロファイル] には表示されない。変更を表示するには、ログアウトしてからログインし直す必要がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 更新後のユーザ プロファイルを表示するには、WebLogic Portal Administration Portal からログアウトし、ログインし直す必要がある。
CR270554
デフォルトの wls エンコーディングを設定する必要がある
WebLogic Portal Administration Console では、weblogic-application.xml に以下のコンフィグレーションの設定を行う必要がある。この設定を行わないと、マルチバイトの不正な文字が表示されることがある。
<application-param>
<param-name>webapp.encoding.default</param-name>
<param-value>UTF-8</param-value>
</application-param>
プラットフォーム : すべて
解決策 : 不正な文字の問題に関しては、確認済みの解決策は存在しない。
CR272483
コンテンツ管理 : すでにインスタンス化されているタイプにプロパティ定義を追加すると、そのタイプのコンツンツを編集するときに問題が発生することがある
コンテンツ タイプは、そのタイプを使用してコンテンツをインスタンス化した後でも、追加のプロパティ定義によって変更できる。しかし、コンテンツ項目が作成された後でそのタイプに追加したプロパティについては、コンテンツ項目にプロパティ値を割り当てることはできない。追加したプロパティを編集しようとすると、例外が発生する。また、プロパティ定義を必須とマークしてタイプに追加すると、その後で既存のコンテンツを保存するときに例外が発生する。そのため、インスタンス化したタイプにプロパティ定義を追加することは推奨されない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 新しい (必須でない) プロパティ定義を使用してタイプに変更を加えたコンテンツを編集するときに、管理者はコンテンツの作成後に追加されたプロパティの編集を避けることで、既存のプロパティを正常に更新することができる。
CR277953
WebLogic Portal Administration Console で複製によって作成された JSR168 ポートレットを使用すると、MissingResourceException が発生する
WebLogic Portal Administration Console で作成した JSR168 ポートレットをストリーミング ポータルで使用すると、MissingResourceException が発生する。この JSR168 ポートレットは、WebLogic Portal Administration Console のライブラリ内で、ファイルシステムからサーバによって WebLogic Portal データベースにインポートされた .portlet ファイルから作成された JSR168 ポートレットを複製したものである。この例外は、新しいポートレットが (複製によって) 作成されるときに新しいユニークな定義ラベルが割り当てられるにもかかわらず、portlet.xml ファイルに、その新しい定義ラベルに対応する <portlet-name> という記述子エントリが作成されないために発生する。
プラットフォーム : すべて
解決策 : 管理ツールで作成された各 JSR168 ポートレットに対して、アプリケーションの portlet.xml ファイルにエントリを作成する。そのためには、管理ツールによるコピーの作成元のポートレットのエントリをコピーし、対応するコピー先のポートレットの定義ラベルに合わせて <portlet-name> 値を変更する。コピーしたすべてのポートレットに関してこの処理を行ってから、アプリケーションを再デプロイする。
CR278953
アップロードされたコンテンツ項目の名前にスペースが含まれていると、ダウンロード時またはプレビュー時に名前が途中で
切り捨てられる
WebLogic Portal Administration Console を使用してコンテンツ項目をリポジトリにアップロードした場合、ファイル名にスペースが含まれていると (「My Content Item.jpg」など)、その項目のプレビューおよびダウンロード機能では、最初のスペース文字から後ろが切り捨てられる (この場合は「My」)。
プラットフォーム : すべて
解決策 : バイナリ表現は影響を受けず、たとえば JPEG ファイルは問題なくブラウザで表示できる。ユーザはダウンロード時に、ファイル名を手動で変更して、スペースと拡張子を挿入することができる。また、この問題を全面的に避けるには、WebLogic Portal Administration Console を通じてファイルをコンテンツ管理システムにアップロードする前に、ファイル名からすべてのスペースを削除することもできる。
CR280121
ブラウザの使用可能なロケールに en_US が含まれていない場合、WebLogic Portal Administration Console ツールの状況依存のヘルプは使用できない
PAT オンライン ヘルプ システム : 管理ツールの状況依存のヘルプは、ブラウザのロケールが「English [en]」の場合は使用できない。
状況依存のヘルプへのリンクをヘルプのドロップダウンに表示するには、ロケールを「English (United States) [en-US]」に設定する必要がある。このロケールを設定していない場合は、[ヘルプのロケール ディレクトリがコンフィグレーションされていません] オプションだけが使用できる。
プラットフォーム : すべて
解決策 : WebLogic Portal Administration Console のすべてのユーザについて、ブラウザのロケールとして en_US が設定されていることを確認する。
CR280846
WebLogic Portal Administration Console では、ページを非表示とマークすることができない
WebLogic Portal Administration Portal 8.1 では、管理者はページを非表示にすることができた。この機能を使用すると、ページがデスクトップに表示されることを回避できた。WebLogic Portal 9.2 では、現時点ではこの機能が使用できない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : Workshop for WebLogic を使用して、この値を設定する。
CR281387
一部のキャッシュは、WebLogic Portal Administration Console のサービス管理を使用して
WebLogic Portal Administration Console
WebLogic Portal Administration Console のサービス管理セクションでは、WebLogic Portal ランタイムが使用するキャッシュ コンフィグレーションを管理 (およびフラッシュ) することができる。しかし、一部のキャッシュは、このツールによって管理またはフラッシュする前に、コンフィグレーションに追加する必要がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : サービス管理を使用してキャッシュを手動で追加するには、このツールを選択し、ツリー内の [キャッシュ マネージャ] エントリをクリックする。表示されたページで、[キャッシュの追加] ボタンをクリックする。管理可能にするキャッシュの名前を入力する。入力するキャッシュの名前は、そのキャッシュの機能の関連ドキュメントで指定されている名前と完全に一致している必要がある (たとえば、対話管理のドキュメントでは、adServiceCache キャッシュについて説明している。このキャッシュを管理可能にするには、adServiceCache をこのとおりの名前で追加する)。
CR283086
WebLogic Portal Administration Console を使用して作成されたコンテンツ リポジトリを削除できないことがあり、コンソールに例外が送出される
WebLogic Portal Administration Console で新しいコンテンツ リポジトリを追加し、後からそれを削除しても、実際は削除されていない可能性がある。
プラットフォーム : すべて
解決策 : WebLogic Portal Administration Console からログアウトし、ログインし直した後で、リポジトリが存在しないことを確認する。
CR352644
IM エディタでユーザ、要求、セッション プロパティを参照するコンテンツ クエリがサポートされない
IM エディタでユーザ、要求、セッション プロパティを参照するコンテンツ クエリがサポートされない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : IDE を使用してユーザ、要求、セッション プロパティを参照するコンテンツ クエリを編集する。

セキュリティ

表 10 では、WebLogic Portal のセキュリティに関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 10 セキュリティに関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR280487
CR280636
コンテンツの委託管理者には、ネストされたコンテンツ タイプとワークフローに対する明示的なアクセス権が必要である
コンテンツ タイプの特定の部分に対する委託管理権限を与えたユーザには、そのコンテンツに関連するすべてのネストしたタイプまたはワークフローへの権限も明示的に与える必要がある。この権限を与えない場合は、ユーザがコンテンツ タイプに変更を加えようとしても、「ユーザにはこのタイプまたはプロパティを表示するための表示特権がありません」というエラー メッセージが表示され、実行できない。ワークフローの場合は、コンテンツ項目のバージョン履歴に対する検索を実行できない。
プラットフォーム : すべて
解決策 : ユーザが管理するコンテンツ項目に関連付けられたすべてのワークフローおよびネストされた型プロパティについて、委託管理アクセス権を与える。

サードパーティのツール

表 11 では、WebLogic Portal に関連するサードパーティのツールに関する確認済みの制限事項とその解決策について説明します。

表 11 サードパーティのツールに関する確認済みの制限事項とその解決策
問題 ID
説明
CR283856
Internet Explorer で、[マイ コミュニティを表示] および Community Wizard 内のリンクが正しく機能しないことがある
Internet Explorer を使用している場合、[マイ コミュニティを表示] ダイアログおよび Community Wizard 内にあるコミュニティへのハイパーリンクが正しく機能しないことがある。その場合、リンクをクリックしても何も起きない。
プラットフォーム : Internet Explorer 6.0 (Windows)
解決策 : エンド ユーザは、Internet Explorer 以外のブラウザを使用すると、これらのダイアログから各自のコミュニティにアクセスできる。また、http://{domain}/{webapp}/groupspace.jsp にアクセスすると、使用可能な GroupSpace のリストを入手できる。それ以外の場合は、コミュニティの URL を、対応する招待から記録しておく。管理者は、WebLogic Portal Administration Console を使用して URL を参照し、コミュニティにリンクすることができる。
CR311383
Weblogic Portal 9.2 と 9.2.x のAutonomy ODBC Fetch ライセンスが期限切れになっている。
WebLogic Portal 9.2 と 9.2.x に付属していた Autonomy ODBC Fetch ライセンスが期限切れになっているため、起動時エラーが返される。
プラットフォーム : すべて
解決策: ODBC Fetch を使用している場合は、Autonomy から無期限のライセンスをインストールする必要がある。
無期限のライセンスをインストールするには、

  1. <bea-home>\weblogic92\portal\thirdparty\autonomy-wlp92\win32\ODBCFetchにある ODBCFetch.cfg ファイル を開始する。
  2. 既存の ライセンス 情報 を次のテキストに置き換える
    [License]
    Holder=BEA-Autonomy_OEM_EndUser_License
    Key=029459394F99676442O41264D16831
    LicenseInfo=184|p35DoayrFU8BJS0ketYUFDOFxCz4HeJgL0fFW0jm3i9e8xQs7+LIZuRsPJkXgRw2knq2pqdX3BsS6iHTxNp9RSm48Fuj2R8T/iqwSytHbdH0MKMtrmBwW3mbIpqf/GiDUe41n5S12I/wL+8gKNSoebbjfFmNPuB4kVnT8Oz3JjJK1jeDgNFoClQb14BIajxlcI0Vu/+GUwH4NcUgNyiJblrJGDBd1btZ2d7NU4JcXU7Eg2byd12eCw==

 


BEA WebLogic Portal 9.2 MP3 で修正された制限事項

この節では、BEA WebLogic Portal 9.2 MP3 で修正された制限事項について説明します。 以下のトピックでは、解決すみの制限事項がグループ化されます。

WebLogic Portal Administration Tool についての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR309395
コンテンツ ノードのプロパティを編集し、Portal Administration Console を更新したときに、NullPointerException が返された。
この問題は解決済み。
CR311785
コンテンツ プレゼンタ ポートレットをリモート ポートレットとして使用しようとしたときに、「イベント レベルが無効です」というエラーが返され、IDE のエラーが発生していた。
この問題は解決済み。
CR312767
明示的なプロパティ値が CM_PROPERTY テーブルのみで更新され、CM_NODE テーブルでは更新されなかった。また、Portal Administration Tools の [値のクリア] オプションで CM_PROPERTY テーブルのプロパティ値がクリアされた。しかし、CM_NODE テーブルのプロパティ値はクリアされなかった。
この問題は解決済み。
CR315598
相対パスを持つイメージ ファイルがコンテンツ管理で正しく作成およびアップロードされていた。しかし、HTML ビューでイメージ ファイルを編集および保存したときに、イメージ URL のパスに "http://" が先頭に追加された。
この問題は解決済み。
CR318226
ページまたはブックの追加時、[インスタンスの作成/削除] 機能を持つリソースが Portal Administration Tools に表示されなかった。
この問題は解決済み。
CR318480
以下のセキュリティ勧告を参照。 http://dev2dev.bea.com/pub/advisory/264
CR319539
Portal Administration Tools でコンテンツ管理項目を参照する場合、[ページあたりの項目数] の設定を何度も変更すると、コンテンツ項目がまったく表示されなくなるか、正しくない数の項目が表示されていた。
この問題は解決済み。
CR320581
カスタム表示機能が実装されていなかった。 ユーザは、カスタム レイアウトを使用したり、訪問者ツールおよび管理ツールで変更を表示したりすることができなかった。
この問題は解決済み。
CR323304
既存のバイナリ コンテンツのプロパティを編集したときに、システムによって NullPointerException が返されていた。
この問題は解決済み。
CR325539
特殊文字を使用するユーザまたはグループを委託管理ロールに追加または削除したときに、Portal Administration Tool の表示が失敗していた。
この問題は解決済み。
CR327145
HTML エディタを使用してドキュメントのコンテンツを作成したときに、新しいドキュメントの名前を指定するオプションが存在しなかった。すべてのドキュメントには file.HTML という名前が自動的に付けられ、ファイル名を変更するオプションはなかった。
この問題は解決済み。
CR329023
インスタンス化された型にプロパティ定義を追加したときに、その型のコンテンツの編集で問題が発生していた。
この問題は解決済み。
CR332049
Portal Administration Tool で多値を持つ空のポートレット プリファレンスを作成しようとすると NullPointerException が返されていた。
この問題は解決済み。
CR332216
競合状態が原因で WebLogic Portal サーバ インスタンスが時々再起動に失敗した。
この問題は解決済み。
CR333186
LANG 属性が struts-adapter.jar の struts-adapter-html.tld ファイルで宣言されていなかった。
この問題は解決済み。
CR336364
訪問者ツールのポータル説明に単一引用符が含まれている場合に、JavaScript エラーが発生していた。
この問題は解決済み。
CR339497
コンテンツ管理の [リポジトリの検索] ページからの検索でマルチバイト文字の結果が返されていなかった。
この問題は解決済み。
CR339550
ポータル アプリケーションが繰り返しデプロイされていた場合、java.lang.OutOfMemoryError: PermGen space 例外が返されていた。この問題は、メモリ リークによって発生していた。
この問題は解決済み。
CR342029
ユーザ 'weblogic' 以外のすべての管理ユーザおよびその他のユーザで getLayoutDefinitionId API が失敗していた。
この問題は解決済み。
CR342342
Portal Administration Tool を使用して Microsoft Word、Excel または JPEG イメージ ファイルを表示またはダウンロードしたときに、元のファイルが破損していた。
この問題は解決済み。
CR342760
訪問者ツールでポートレットを削除しようとしたときに、多数の不要なトランザクションによってパフォーマンスの問題が引き起こされていた。
この問題は解決済み。
CR345412
削除するキャッシュ エントリがキャッシュに見つからなかった場合、サーバが応答を停止していた。
この問題は解決済み。
CR350610
BulkLoader がクラスタ バイナリ コンテンツ キャッシュを正しくスキャンしていなかった。BulkLoader を介してロードされたコンテンツは、すべての管理対象サーバには反映されていなかった。
この問題は解決済み。
CR354034
WSRP の実行中に DomUtils.getChildElements から特殊なケースで NullPointerException が返されていた。
この問題は解決済み。

Weblogic Portal フレームワークと開発についての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR302362
Solaris で WebLogic Portal ドメインを作成しようとしたときに、システムで java.io.FileNotFoundException が返された。
この問題は解決済み。
CR318099
ポートレットとしてデプロイされた Struts アプリケーションをスタンドアロン Struts アプリケーションとして起動すると、WebLogic Portal で NullPointerException が返されていた。
この問題は解決済み。
CR320828
訪問者ツールでのページの作成、名前変更、削除の後に、ページの定義とインスタンスがデータベース テーブルから削除されなかった (PF_PAGE_DEFINITION、PF_PAGE_INSTANCE)。また、L10N_RESOURCE テーブルのエントリも削除されなかった。
この問題は解決済み。
CR323708
パフォーマンスとトランザクションのタイムアウトの問題が PortalCustomizationManager.getDesktopView() および EjbAdvisor.getAdvice() で発生していた。
この問題は解決済み。
CR325839
WebLogic Portal 伝達設定の [コンフィグレーション設定|サービス管理|ポータル リソース|ポータル リソースの更新伝達コンフィグレーション] の下の [非同期] または [オフ] が動作していなかった。
この問題は解決済み。
CR326088
評価ライセンスを公式ライセンスに置き換えた後で、WebLogic Integration ワークリスト ユーザ ポータルがデプロイできなかった。
この問題は解決済み。
CR331117
Struts web アプリケーションをプロデューサとしてデプロイ、および WSRP を使用してアクセスした場合、エラーが返された。これは生成されたアクション URL に正しくないモジュール パスがあったため発生した。
この問題は解決済み。
CR331585
ポートレットが負荷の下にマルチスレッド化 (フォーク可能) 環境で使用された場合に、java.util.ConcurrentModificationException が返されていた。
この問題は解決済み。
CR333751
ページのヘッダに含まれているページフローが 2 回表示されていた。
この問題は解決済み。
CR334237
初期 WSRP カスタム データ転送要求が WebLogic Portal コンシューマと WebLogic Server プロデューサの間で機能していなかった。たとえば、コンシューマ ポータルを起動してアプリケーションにログインした後で、ローカル ポートレットからリモートに転送したユーザ ID が表示されなかった。ログアウトやログインなど後続の要求のみが機能していた。
この問題は解決済み。
CR340111
ページからすべての項目を削除した後で、そのページにブックを追加し直そうとしたときに、要求したブックのプレースホルダが使用されなかった。
この問題は解決済み。
CR343901
ポータルの表示に必要なレイアウトが、キャッシュを使用せず毎回データベースから取得されていた。
この問題は解決済み。
レイアウトの取得に関連するデータベース呼び出しを削減するために、キャッシュ portalLayoutDefinitionCache が追加された。
CR345582
ツリーの最適化が有効な場合に、認証を要求したブックマークされているページの表示が開始されなかった。
この問題は解決済み。
CR347209
オプション [ライブラリ内の既存のポータル リソースを残す] または [マークアップをテンプレート バージョンで置換する] を使用してライブラリを更新したときに、エラー メッセージが表示された。この問題は、訪問者ツールを使用してページ名の変更によって変更された更新済みのページで新しいデスクトップが作成され、Workshop を使用して名前変更されたページにブックが追加されることにより、ライブラリが更新された場合に発生した。
この問題は解決済み。
CR349328
[ポータル リソースの更新伝達コンフィグレーション] 設定の [オフ] モードが削除操作で動作していなかった。ポータル管理者がデスクトップのポートレットを削除した場合、そのデスクトップにあるユーザのカスタマイズ済みインスタンスも削除された。
この問題は解決済み。
ポータル管理者によって親ポートレットが削除された場合でも、カスタマイズ済みのポートレットは削除されない。
CR350736
アプリケーションへの新しいクラスのデプロイ時、管理対象サーバが応答を停止していた。
この問題は解決済み。

プロダクション業務についての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR327643
単一ノードでのネストされた型の複数のバイナリをコミットしようとすると、コミットが失敗し、ストリーム クローズ エラーが返されていた。
この問題は解決済み。
単一ノードでのネストされた型の複数のバイナリは伝播される。

コラボレーションについての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR314675
Portal Administration Tools のコンテンツ管理のオンライン エディタを使用して作成した HTML ドキュメントで特殊記号が正しく表示されなかった。ブラウザで表示したときに、著作権記号などの特殊記号の横に無効な文字が表示された。
この問題は解決済み。
CR323457
所有者ロールのユーザにのみ管理操作が許可される必要があるのに対し、GroupSpace の管理が作成者ロールのユーザに許可されていた。
この問題は解決済み。
CR327049
ストリーミング デスクトップ ポートレット プリファレンスの編集後、プリファレンスが [ライブラリ|ページ] のポートレット セクションから削除された。
この問題は解決済み。
CR327181
GroupSpace が有効にされているドメインから SQLAuthenticator を削除した場合、コミュニティが ExceptionInInitializerError で失敗していた。
この問題は解決済み。
CR345894
インターネット エクスプローラの使用時、[マイ コミュニティを表示] ダイアログまたはコミュニティ ウィザードでリンクをクリックしたときに、コミュニティを表示する新しいブラウザ ウィンドウが開かれなかった。この操作は、Mozilla Firefox 2.0.0.7 および Netscape 7.2 でのみ動作した。
この問題は解決済み。

コンテンツ管理についての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR325483
コンテンツ管理を使用して型を持つコンテンツ ノードを表示したときに、オブジェクト クラス パスにアクセスするたびにリポジトリ名が前に追加された。この結果、メモリが消費され、パフォーマンスが低下した。
この問題は解決済み。
CR346920
ルックアップでリポジトリ名がキーの一部として含まれなかったため、nodePathCache へのアクセスが行われなかった。
この問題は解決済み。
CR353558
<cm:getProperty> タグを使用してベンダのコンテンツ管理リポジトリ (BEA 以外) でプロパティが変更されたとき、プロパティ値がキャッシュされなかった。プロパティ値がリポジトリで変更されると、値が直ちに更新された。
この問題は解決済み。
パフォーマンスの向上のために、<cm:getProperty> タグにキャッシュが追加された。

コンテンツ管理および検索についての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR268102
CR318615
ネストされたタイプで WebDAV を使用して保存しても、ファイルの MIME タイプが保存されない。
この問題は解決済み。
CR307126
[リンクのプロパティ] ウィンドウ内のイメージの相対リンク URL の前に WYSIWYG エディタの URL が追加され、絶対 URL として書き直された。
この問題は解決済み。
CR329547
NewSearchSQLGenerator の使用時、一部の式 (x == abc || x == def など) で、パフォーマンスの問題の原因となる UNION 句が生成された。
この問題は解決済み。
CR345911
論理 OR を使用する句が含まれている複数の句を使用する論理 AND の検索条件などの、複雑なクエリによるコンテンツの検索で、SQLException が返された。
この問題は解決済み。
複雑な検索条件は正しく評価され、SQLException は返されない。

データベースについての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR319901
ノード パスにアポストロフィが含まれている場合、SQLException が返されていた。
この問題は解決済み。

セキュリティについての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR323788
ユーザが管理者ロールでログインした場合、デフォルト ページが表示される。しかし、ページが更新されるまでポートレットが表示されていなかった。この問題はポータル アプリケーションが ALES に保護されたドメイン内にデプロイされた場合に発生していた。
この問題は解決済み。
CR356130
以下のセキュリティ勧告を参照。 http://dev2dev.bea.com/pub/advisory/232

 


BEA WebLogic Portal 9.2 MP2 で修正された制限事項

この節では、BEA WebLogic Portal 9.2 MP2 で修正された制限事項について説明します。以下のトピックでは、解決すみの制限事項がグループ化されます。

WebLogic Portal Administration Tool についての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR290040
委託管理者がグループ マネージャ内で選択したグループに対しユーザを作成すると、WebLogic Portal Administration Console でDelegationSystemException が常に発生していた。委託管理者が [すべてのユーザ] ノードの子グループからユーザを削除することもできなかった。
この問題は解決済み。
CR304757
WebLogic Portal Administration Console を使用してポートレット カテゴリにポートレットを追加または削除した後、ポートレット リストがすぐに更新されなかった。 また、ポートレット カテゴリからポートレットを削除すると NullPointerException が発生していた。
この問題は解決済み。
CR307926
ユーザへ移動する、LDAP サーバ上のユーザ最大数が 500 以下に設定されている場合、ユーザに移動すると WebLogic Portal Administration Console で LDAPException が発生していた。
この問題は解決済み。
CR308019
ユーザ名に特殊文字があるユーザはグローバル ロールに追加したら、以前の特殊文字があるユーザエントリが破損される。この問題は、外部 LDAP 内のユーザに関してのみ発生していた。
この問題は解決済み。
CR308102
一部の基本パッチ ライブラリ モジュール XML ファイルのヘッダの先頭に余分な空白があるために、WebLogic Portal 9.2 MP1 をデプロイすると、WebLogic Portal Administration Console で致命的なエラーが発生していた。
この問題は解決済み。
CR308652
基本コンテンツ タイプに 2 つ以上の継承コンテンツ タイプがある場合、基本コンテンツ タイプに新しいプロパティを追加すると、WebLogic Portal Administration Console で BatchUpdateException が発生していた。
この問題は解決済み。
CR310486
LDAP で null 値のユーザ ID が設定されたユーザにアクセスすると、 WebLogic Portal Administration Console で NullPointerException が発生していた。
この問題は解決済み。
LDAP で null 値のユーザ ID が設定されても、NullPointerException は発生しなくなった。
CR314435
デスクトップ、ブック、ページ、またはポートレットが複数のローカライズされたタイトルを持つ場合、WebLogic Portal Administration Console で IndexOutOfBoundsException が発生していた。
この問題は解決済み。
CR317000
デスクトップからポートレットを削除する場合、ユーザが管理者権限を保持していると、そのポートレットは WebLogic Portal Administration Console 上のデフォルト デスクトップからすべてのユーザについて削除されていた。
この問題は解決済み。
ポータル管理者は 1 人のユーザのためにポートレットを削除できます。

Weblogic Portal フレームワークと開発についての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR286036
訪問者ツールでポートレットの名前を変更すると、ポートレットについての既存の行が更新される代わりに、新しい行が L10N_RESOURCE に追加されていた。
この問題は解決済み。
CR299108
WebLogic Portal 9.2 で、カスタマイズしたデスクトップの初期化のテーマを取得する際、データベースのクエリが多過ぎるためパフォーマンスの問題が発生していた。
この問題は解決済み。
CR300178
エクスポート後のインベントリから送り先サーバに変更をコミットする際、さまざまな検証手順のため、OnlineCommitTask の完了に時間がかかっていた。
この問題は解決済み。
検証手順をバイパスするには OnlineCommitTask に新しい修飾子 computeDependencies を追加する。これにより、伝播の速度が上がる。
CR304156
伝播時に、データベースと LDAP に格納されている資格が同期されなかった。
この問題は解決済み。
onlineDownload および onlineCommit 処理の開始前に、伝播ツールによりデータベースと LDAP か同期されているかどうかの検証が行なわれる。このツールを使用して同期問題が検出された場合、伝播セッションが中止される。ただし、ant タスクで continueOnValidationError 修飾子を使用してセッションを再起動することができる。
CR304545
[検索] タブでクエリを実行した後に [参照] タブに戻る場合、訪問者ツールの [参照] タブに間違ったポートレット リストが表示されていた。
この問題は解決済み。
CR304551
フィルタを使用してポートレットの表示をソートした場合、訪問者ツールの [参照] タブにすべてのポートレットを表示するためのオプションが提供されなかった。
この問題は解決済み。
ポートレットの全体のリストを表示するには、参照 タブですべて をクリックする。
CR304555
ページに追加されたポートレットのリストから不要なポートレットを削除することができなかった。不要なポートレットを 削除する場合には、ポートレットの追加タスクをキャンセルする必要があった。
この問題は解決済み。
CR305595
デスクトップにスタンドアロン ポートレットがあり、デスクトップ名に特殊文字が含まれている場合、404 エラーが発生していた。
この問題は解決済み。
CR305937
ポートレットの設定を編集して複数値を追加するようにした場合、複数値が Internet Explorer で「未定義」として表示されていた。
この問題は解決済み。
CR306173
[取り消し] をクリックしても、選択したポートレットが訪問者ツールのページに追加される。
この問題は解決済み。
CR310279
ロールまたは資格を p13nDataSource に追加すると、WebLogic Server が起動しなかった。
この問題は解決済み。
CR311035
WebLogic Portal 9.2 でカスタム ロケール プロバイダを使用した場合、スキンがカスタム ロケール プロバイダから提供されたスキン ファイルで更新されなかった。
この問題は解決済み。
CR313280
WebLogic Portal で、XIP ツールを使用してデスクトップ上にある複製されたポートレット設定を 新しいポータルにエクスポートできなかった。
この問題は解決済み。
XIP ツールを使用して複製されたポートレット プリファレンスをエクスポートできます。
CR315856
XIP ツールを使用した伝播セッション後、デスクトップおよびライブラリ インスタンスのポートレット タイトルが変わっていた。
この問題は解決済み。
CR319369
クエリから結果が返されなかった場合、値が proxyPortletCache にキャッシュされなかった。そのため、クエリが毎回実行されていた。
この問題は解決済み。

コラボレーションについての修正された制限事項

問題 ID
説明
CR305089
GroupSpace アプリケーションの OOTB リンク ポートレット上で、以下のようなエラーが発生する。
  • Internet Explorer および Firefox Web ブラウザで、デフォルトの GroupSpace コミュニティ テンプレートを使用して GS コミュニティを作成した後に OOTB リンク ポートレット内で[検索] タブを開くと、missing; before statement netui_tagIdNameMap.0: というエラーが表示されていた。
  • Object Expected:Internet Explorer では、OOTB リンク ポートレットに新しいリンクを追加するまたは既存のリンクを編集する場合は、このエラーが表示されます。
この問題は解決済み。
CR315392
WYSIWYG エディタ を使用して GroupNote を追加すると、globalRootPath エラーが発生し、
追加処理が失敗していた。
この問題は解決済み。

コンテンツ管理についての修正された制限事項

問題 ID
++説明
CR309787
指定した blockSize が小さく、かつ GetPropertyTag でファイルが読み込まれると、全角文字で構成されるコンテンツ ファイルが破損していた。
この問題は解決済み。
CR311115
ネスト化されたバイナリ プロパティを含むノードの名前が変更された場合、CM_PROPERTY.BLOB_VALUE 内のバイナリ プロパティが null に設定されていた。
この問題は解決済み。
CR312604
コンテンツ項目がネスト型のプロパティを含む場合、そのネスト型がすべてのコンテンツ項目について更新されなかった。
この問題は解決済み。
CR313777
WebLogic Portal 9.2 MP1で、文字エンコードの誤りのため、伝播後、デスクトップまたはページの韓国語のタイトルが正しく表示されなかった。
この問題は解決済み。
CR316674
コンテンツ タイプに空のマルチ文字列プロパティを追加すると、既存のコンテンツ タイプのバイナリ プロパティが失われていた。
この問題は解決済み。
CR321394
RepositoryManager.connect() への過度の呼出しのため、スレッドがハングアップしていた。
この問題は解決済み。

プロダクション業務についての修正された制限事項

問題 ID
++説明
CR307856
XIP または WebLogic Portal Propagation Utility を使用してデスクトップをインポートする場合、すべての単一ポートレット設定のプロパティが間違って複数値に設定されていた。
この問題は解決済み。
CR310705
ライブラリ サービスが有効化された場合、OnlineDownloadTask がコンテンツ項目の最新のバージョンでなく最初のバージョンをダウンロードしていた。
この問題は解決済み。
CR311319
伝播ツールを使用してポータル アプリケーションを 1 つのサーバ環境から別のサーバ環境へ移動すると、ポートレット カテゴリの名前の後に .category という接尾辞が付加されていた。たとえば、Cat1 という名前のポートレット カテゴリは伝播後 Cat1.category になる。
この問題は解決済み。
CR314260
カスタム ポリシー ファイルを使用してインベントリを元ドメインから先ドメインへ伝播する際、combineWithPolicy 伝播 Ant タスクが適切に動作しなかった。カスタム ポリシーは統合プロセス中に失敗する。
この問題は解決済み。
CR314521
ポートレット プリファレンスには空の文字列が含まれている場合、そのポートレット プリファレンスは送り先へ正しく伝播されない。
この問題は解決済み。
CR317299
Web ページにポートレットおよびページを表示するデフォルトの順番を変更した後にデスクトップを新しい環境にインポートすると、変更後の順番が伝播時に維持されなかった。変更後のポートレットおよびページの順番が維持される代わりに、.portal ファイル内にあるデフォルトの順番に戻っていた。
この問題は解決済み。
CR318293
combineWithPolicy 伝播 Ant タスクを実行した際、削除ポリシーが適用されなかった。
この問題は解決済み。
CR318573
PrintWriter をインスタンス化し、.printStackTrace() に対して使用した後に閉じると、他のすべてのログ取得に使用されるファイル ストリームも終了していた。
この問題は解決済み。
例外メセッジを表示して、伝播ロギングは続く。
CR312584
アプリケーションを元ドメインから先ドメインへ伝播する際、combineWithPolicy 伝播 Ant タスクが policy_updates=N 更新ポリシーをオーバーライドしていた。
この問題は解決済み。
CR321924
伝播または XIP ツールを使用してデスクトップをインポートする場合、インポート対象のデスクトップにコピー作成された同一のポートレットが含まれていると、SAXParseException が発生していた。この問題は、そのポートレットがポータル リソース ライブラリからコピーされ、同じデスクトップ内の別のページに追加された場合にのみ発生する。
この問題は解決済み。

 


BEA WebLogic Portal 9.2 MP1 で修正された制限事項

この節では、BEA WebLogic Portal 9.2 MP1 で修正された制限事項について説明します。以下のトピックでは、解決すみの制限事項がグループ化されます。

WebLogic Portal Administration Tool についての修正された制限事項

問題 ID
++説明
CR285513
WebLogic Portal Administration Console では、ポートレット プリファレンスがプライマリ インスタンス レベル (ライブラリ内の「すべてのポートレット」) で追加または変更されると、その変更内容が自動的にデスクトップのポートレットのすべてのインスタンスに伝播される。
この問題は解決済み。ライブラリ内の「すべてのポートレット」でポートレット プリファレンスが編集されると、その変更内容はプライマリ インスタンスにのみ適用される。管理者ユーザが (変更内容を伝播するために) 明示的にボタンをクリックした場合にのみ、変更内容がデスクトップのすべてのインスタンスに伝播される。
CR285635
[非表示] というチェック ボックスがライブラリ レベルで追加される。これを使用すると、ページを表示するか非表示にするかを指定できる。
ページの表示と非表示を指定するオプションは、非表示にするすべてのページに対して設定する必要がある。
CR286384
[訪問者の資格] ページの Web アプリケーション スコープに対するロールのスコープの設定に一貫性がなかった。
この問題は解決済み。現在、[訪問者の資格] ページでは、Web アプリケーションのロールのスコープが正しく表示される。
CR288822
[コンテンツ プレビュー] で、すべてのバージョンのファイル プレビューについて、最後にチェックアウトまたは公開したバージョンが表示されていた。
この問題は解決済み。
CR291689
Portal Administration Console では、ロール式を編集すると、ログインした管理者ユーザのプロパティ値が自動的に作成されていた。UUP を使用する場合に管理者ユーザが UUP リポジトリに存在しないと、この動作によって問題が発生していた。
この問題は解決済み。現在では、ロール式を編集すると、プロパティだけが表示され、値は自動的に作成されない。
CR293511
管理サーバを使用できない場合に、管理対象サーバの LDAP でロールとポリシーを更新すると、管理対象サーバ間の同期の問題が発生していた。このような更新は他の管理対象サーバに配布されていなかった。
この問題は解決済み。現在では、管理サーバを使用できない場合は、管理対象サーバでのロールとポリシーの更新が許可されない。
CR293800
PortalSystemDelegator ロールを持つユーザは、ブックやポータルなどのオブジェクトを作成できたが、それらを Portal Administration Tool で表示できなかった。
この問題は解決済み。現在では、PortalSystemDelegator ユーザには、WebLogic Portal 資産を管理する (作成や表示を含む) ためのパーミッションがある。
CR294456
CR294732
WebLogic Portal Application Tool では、制限のない複数のプロパティの値を先に指定しておかないと、そのプロパティのロードが失敗していた。
この問題は解決済み。
CR294610
WebLogic Portal Administration Console を使用して委託管理者ロールをコンテンツ項目に配置した場合に、式を含むロールが正しく評価されていなかった。
この問題は解決済み。現在では、コンテンツ管理項目のロール式を評価すると、ユーザまたはグループ メンバシップに基づいてロールが正しく評価され、存在する可能性のあるすべてのロール式も正しく計算される。
CR296054
WebLogic Portal Administration Tool では、名前にスペースが含まれているグループを、委託管理者ロールに対して作成または追加できなかった。
この問題は解決済み。
CR296875
名前にスペースを含むグループの作成が許可されていなかった。
この問題は解決済み。

WebLogic Portal フレームワークについての修正された制限事項

問題 ID
++説明
CR285404
Internet Explorer 6 で特殊 (フランス語の) 文字を解析できず、引用符が削除されていたため、WYSIWYG エディタで作成したファイルを使用できなかった。
この問題は解決済み。
CR285406
WYSIWYG エディタでは、多値のネストされたバイナリ コンテンツ項目が正しく検索されなかった。
この問題は解決済み。
CR285411
ネストされた多値のコンテンツではコピー/貼り付け機能が使用できない。
この問題は解決済み。必須のバイナリ プロパティを含むネストされた多値型の作成時のノード検証では、ネストされた多値型のバイナリ型が検出され、ネストされたプロパティ型の親を使用して、許可される子ノードの数が指定される。
CR286518
ページフローの開始アクションまたはリダイレクト アクション内でのリダイレクト時に、ポートレットが WebLogic Server のリモート ポートレット プロデューサになる場合にこれらのアクションでのリダイレクトがサポートされていないため、WebLogic Server Console に警告メッセージが表示されていた。ただし、上記のいずれかのアクションの各リダイレクトにつき 2 つの警告メッセージが存在する。
この問題は解決済み。現在、ページフローの開始アクションまたはリダイレクト アクション内でのリダイレクト時に表示される警告メッセージは 1 つだけである。重複するエラー メッセージは削除済み。この警告メッセージを完全に削除するには、com.bea.netuix.servlets.controls.content.PageflowLoggingHelper を参照。
CR287316
pageAction の URL の生成時に、actionOverride パラメータが URL に 2 回追加される。
この問題は解決済み。現在では、pageAction を選択すると、URL が正しく生成される。
CR287784
プロデューサがインターネットにアクセスできず、ローカルの独立した LAN に接続されていて、xml.xsd ファイルに www.w3.org への参照が含まれていた場合は、「Failed to read wsdl file from url due to -- java.net.UnknownHostException: www.w3.org;」というエラーが発生していた。
この問題は解決済み。現在では、インターネットにアクセスできないプロデューサからローカル バージョンのスキーマを参照可能。
CR289709
AIX では、CmMailSession クラスが原因で「クラスが見つからない」例外が発生していた。
この問題は解決済み。
CR290187
パーソナライゼーション (P13N) CacheFactory で無限ループに入ったり、デッドロックが発生する可能性があった。
この問題は解決済み。
CR290195
cookie-name の不一致のため、WebLogic Portal のアプリケーションで SAML が正しく機能しなかった。
この問題は解決済み。現在は適切なクッキー名が使用されているため、SAML は WebLogic Portal のアプリケーションで正しく機能する。
CR290579
テンプレート内のある文によって config.xml のキー ストア要素が生成されていたため、WebLogic Server のリモート ポートレットが IBM AIX にデプロイされたときにエラーが発生していた。
この問題は解決済み。この文はテンプレートから削除された。
CR291380
バルク ローダを使用してコンテンツを直接 [公開済み] ステータスにアップロードしようとすると、エラーが発生していた。
この問題は解決済み。
CR291745
ライブラリ サービスが有効になる前にコンテンツ (バイナリ) が作成され、そのコンテンツをチェックアウトしてからチェックインし直した場合に、NullPointerException が発生していた。
この問題は解決済み。
CR292749
同じ名前を持つネストされた複数のプロパティ (PersonalHomeAddr、PersonalBusinessAddr など) がノードに含まれる場合、ネストの最初のプロパティの値が削除されていた。
この問題は解決済み。
CR294846
ポータル資産を含む拡張機能を使用すると、ページフロー アクションを呼び出しても、ページやブックが正しく表示されなかった。
この問題は解決済み。表示されるブックまたはページは 1 つのみ。
CR295183
LDAP データの問題が発生しないようにするために、ポリシー参照移行コードを削除する必要があった。
この問題は解決済み。このコードは削除された。
CR295450
ストリーミング モードのデスクトップでインデックスを付けた名前を使用する場合に、GetProperty タグが原因でエラーが発生していた。
この問題は解決済み。
CR296303
Web アプリケーション コンテキスト ルートが「/」に設定されているときに、<dt:displaycmtemplate> タグが原因で例外が発生していた。
この問題は解決済み。
CR298666
ポートレット定義 (.portlet) ファイルが存在しない場合に、そのポートレットでプリファレンスを設定できなかった。
この問題は解決済み。
CR298669
request.getQueryString() メソッドの使用時にクエリ文字列が存在しない場合は、JSR168 ポートレットが原因で NullPointerException が発生していた。
この問題は解決済み。
CR298671
actionResponse.sendRedirect()) によってリダイレクトが呼び出される場合に、Java ポートレット (JSR-168) がポータルのコントロール ツリー ライフサイクルを中止しない。
この問題は解決済み。現在では、リダイレクトの呼び出し時にライフサイクルが中止される。
CR299490
ロード バランサを含むクラスタ化された環境では、フェイルオーバ時に WebLogic Server のリモート ポートレット検証が失敗する。
この問題は解決済み。
CR300645
ページ間でポートレットを移動すると、データベースが破損していた。管理レベルまたはデスクトップ レベルで変更を行い、その変更をユーザのデスクトップ (つまり、デスクトップをカスタマイズしたユーザ) に伝播すると、ユーザのデスクトップにポートレットの間違ったインスタンスが配置されていた。この問題は、WebLogic Portal Administration Tool の使用時には発生しなかったが、伝播ツールまたは XIP ツールを使用して管理レベルの変更を伝播するときに発生することがあった。また、ポータルの永続性 API を使用してポートレットを移動するカスタム コードの使用時にも発生することがあった。
この問題は解決済み。
CR300695
WebLogic Portal Administration Console でのポートレットの複製が原因で、伝播ツールのインポートが失敗していた (エクスポートは正常に実行可能)。
この問題は解決済み。

データベースについての修正された制限事項

問題 ID
++説明
CR241463
4000 バイトを超えるマークアップ ファイル (ポートレット) が保存されなかった。
この問題は解決済み。現在では、4000 バイトを超えるマークアップ ファイルを保存可能。

サードパーティのツールについての修正された制限事項

問題 ID
++説明
CR285499
web.xml から Autonomy の属性が読み込まれなかった。
この問題は解決済み。

コンテンツ管理についての修正された制限事項

問題 ID
++説明
CR284908
ファイル名にスペースが含まれるファイルを管理ツールのコンテンツ管理部分を使用してダウンロードした場合、不正なファイル名が表示されていた。
この問題は解決済み。正しいファイル名が表示される。
CR290049
Portal Administration Tools のコンテンツ管理フォルダの名前を変更しようとすると、NoSuchObjectClassException が発生し、リポジトリ タイプに関わりなくフォルダ名の変更が行われなかった。
この問題は解決済み。コンテンツ管理フォルダの名前を変更しても例外は発生しない。
CR290497
同一ディレクトリ内のファイル システム リポジトリに同じタイプのノードを複数作成した場合、バイナリ プロパティが強制的に property-name.ext となる。このため、1 つのディレクトリ内で同じタイプのノードを複数利用することができなかった。
この問題は解決済み。
CR291011
WebLogic Portal Administration Tools のコンテンツ管理のページ割付で、間違ったページ割付結果が表示されていた。
この問題は解決済み。正しいページ割付結果が表示され、最後のページに合計項目カウントが表示される。
CR291222
コンテンツ リポジトリにノードを追加してからライブラリ サービスを有効化した場合、そのノードを仮想コンテンツ管理テーブルに作成する前に検索を実行すると、ノートが検出できなかった。
この問題は解決済み。ノードが仮想コンテンツ管理テーブルで見つからない場合は、コンテンツ管理テーブルでノードの検索が行われる。
CR292018
リンクを使用する際、リンク先 (コンテンツ ノード) が削除済みであった場合は NullPointerException が発生していた。
この問題は解決済み。
CR292860
バルク ローダを使用してファイル システム リポジトリにコンテンツをアップロードする際、ファイル システム内にすでに適切なフォルダが作成されていないとアップロードが失敗していた。
この問題は解決済み。
CR293892
複数のネストまたは異なるコンテナ タイプが含まれる場合、コンテナ プロパティが上書きされていた。
この問題は解決済み。


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