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この付録では、8.1 SP4、SP5、または SP6 からのアップグレードに WebLogic アップグレード ウィザードを使用しない場合に、各種データベース アップグレード タスクを手動で実行する方法について説明します。
データベースのアップグレードに関連するファイルは、次のディレクトリにあります。
WL_HOME\portal\upgrade\
db
WL_HOME\common\p13n\upgrade\
db
PointBase では、データはすべて .dbn
ファイルに、ログ情報はすべて .wal
ファイルに格納されます。データベースのプロパティは、PointBase.ini
ファイルに格納されます。WebLogic Portal のデータ ファイルは weblogic_eval.dbn
、ログ ファイルは weblogic_eval$1.wal
という名前になります。以前の名前はそれぞれ workshop.dbn
と workshop$1.wal
でした。
WebLogic アップグレード ウィザードを使用してメインの WebLogic Portal データベースをアップグレードしなかった場合は、以下の手順に従って手動でアップグレードできます。
\portal\upgrade\
db\upgrade_db.properties
ファイルを編集します。@DB_USER@
、@DB_PASSWORD@
、@DB_HOST@
、@DB_PORT@
、および @DB_NAME@
の @ 記号および @ 記号で囲まれた部分を正しい値に置き換えます。注意 : | PointBase の場合は、「PointBase データベースのアップグレード」の指示に従ってください。 |
files=
を、次のように設定します (これはデフォルトです)。files=${env.WL_HOME}/common/p13n/db/${database}/jdbc_index/UPGRADE/jdbc.index,${env.WL_HOME}/portal/db/${database}/jdbc_index/UPGRADE/jdbc
.index
注意 : | SQL Server を使用していて、CR244320 のパッチを SQL Server データベースに適用した場合は、上記の files= 設定を使用しないでください。代わりに次のように files= を設定します。 |
files=${env.WL_HOME}/common/p13n/db/${database}/jdbc_index/UPGRADE/
unicode/jdbc.index,${env.WL_HOME}/portal/db/${database}/jdbc_index/
UPGRADE/unicode/jdbc.index
upgrade_db_data.cmd/.sh
を実行し、データベース データをアップグレードします。ヒント : | ユーザ ストアをアップグレードするには、「WebLogic Server SQL 認証プロバイダへのアップグレード」の指示に従ってください。 |
http://edocs.beasys.co.jp/e-docs/wlp/docs81/relnotes/relnotes.html#1117746
) に次のように記載されています。
CR237251 : マークアップが 4000 バイトを超える場合、データベースに保存しようとするとエラーが発生する。データベースにデータが挿入された PF_MARKUP_XML テーブルがなく (Select count(*) from PF_MARKUP_XML が 0 行を返す)、PF_MARKUP_DEFINITION テーブルに BEGIN_XML 列と END_XML 列が含まれない場合、このパッチは適用されませんでした。
WL_HOME\portal\db\dbms_name\pf9_drop_columns.sql
PointBase データベースを手動でアップグレードするには、以下の手順を実行します。
workshop.dbn
ファイルと workshop$#.wal
ファイルを 8.1 ドメイン ディレクトリからアップグレード ディレクトリにコピーします。 workshop.dbn
ファイルの名前を weblogic_eval.dbn
に変更します。workshop$#.wal
ファイルの名前を weblogic_eval$#.wal
に変更します。 upgrade_db.cmd/.sh
を実行し、PointBase に必要な WebLogic Portal データベースの更新を行います。upgrade_db_data.cmd/.sh
を実行し、データベース データをアップグレードします。weblogic_eval.dbn
ファイルと weblogic_eval$#.wal
ファイルをコピーしてドメイン ディレクトリに戻します。アップグレード ウィザードにより URL が更新され、データベース名の変更が反映され、WebLogic Portal 9.2 で使用する 5.1 バージョンの PointBase 用の pointbase.ini
ファイルが変更されます。
ドメインのアップグレード プロセス中に WebLogic アップグレード ウィザードを使用してユーザ ストアをアップグレードしなかった場合、後で手動でアップグレードできます。WebLogic Portal 固有の RDBMS 認証プロバイダから WebLogic SQL 認証プロバイダにアップグレードするためのスクリプトは、次のとおりです。
WL_HOME\common\p13n\db\
dbms_name\upgrade_fromdbmsauth_tosqlauth.sql
個別の行動追跡データベースをバージョン 8.1 で作成した場合は、次のようにデータベースをアップグレードします。
upgrade_db.properties
の設定を編集します。@DB_USER@
、@DB_PASSWORD@
、@DB_HOST@
、@DB_PORT@
、および @DB_NAME@
の @ 記号および @ 記号で囲まれた部分を正しい値に置き換えます。upgrade_db.properties
ファイルの files=
の設定を次のように変更します。files=${env.WL_HOME}/portal/db/${SQL_DIR}/jdbc_index/UPGRADE/BT/jdbc
.index
デフォルトのコンテンツ管理データベースは自動的にアップグレードされます。追加のコンテンツ管理データベースをバージョン 8.1 で作成した場合は、次のようにデータベースをアップグレードします。
upgrade_db.properties
の設定を編集します。@DB_USER@
、@DB_PASSWORD@
、@DB_HOST@
、@DB_PORT@
、および @DB_NAME@
の @ 記号および @ 記号で囲まれた部分を正しい値に置き換えます。upgrade_db.properties
ファイルの files=
の設定を次のように変更します。files=${env.WL_HOME}/portal/db/${SQL_DIR}/jdbc_index/UPGRADE/CM/jdbc
.index
注意 : | SQL Server を使用していて、CR244320 のパッチを SQL Server データベースに適用済みの場合は、代わりに upgrade_db.properties ファイルの files= の設定を次のように変更します。 |
files=${env.WL_HOME}/portal/db/${SQL_DIR}/jdbc_index/UPGRADE/CM/unicode/jdbc.index
WebLogic Server SQL 認証プロバイダにアップグレードしたら、次のスクリプトを使用して WebLogic Portal RDBMS 認証プロバイダに関連付けられたテーブルを削除できます。
WL_HOME\common\p13n\db\
dbms_name\dep9_drop_tables.sql
バージョン 9.2 にアップグレードしたら、次のスクリプトを使用して Compoze/コラボレーションに関連付けられたテーブルを削除できます。
WL_HOME\portal\db\
dbms_name\dep9_drop_tables.sql
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