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ストア アンド フォワード (SAF) サービスでは、SAF エージェントを使用して、複数の WebLogic Server インスタンスに分散されているアプリケーション間でメッセージを確実に配信します。SAF エージェントは、受信機能のみ、送信機能のみ、または両方の機能を持つようにコンフィグレーションできます。JMS SAF では、JMS メッセージ送信側の送信エージェントのみが必要となります。一方、WSRM SAF では、送信エージェントと受信エージェントの両方が必要です。
クラスタ化されたサーバ環境では、SAF エージェントを移行可能な対象に対象指定できます。移行可能な対象とは、移行可能な JMS サービスのグループ (SAF エージェントなど) として機能できて、WebLogic クラスタ内のサーバ メンバー上でのみアクティブになる、特別な対象です。クラスタで推奨されるベスト プラクティスは、SAF エージェントを移行可能な対象に対象指定して、メンバー サーバがただ 1 つの障害部位とならないようにすることです。このようにすると、サーバがクラッシュした場合やサーバの定期的な保守を行う際に、問題のあるサーバから正常なサーバへ SAF エージェントを手動で移行できるようになります。
SAF エージェントをコンフィグレーションするには、次の手順を実行します。
注意: SAF エージェントの作成後に名前を変更することはできません。代わりに、その SAF エージェントを削除して、新しい名前で別の SAF エージェントを作成する必要があります。
注意: 移行可能な対象に対象指定する SAF エージェント (手順 4 を参照) ではデフォルト ストアを使用することができないため、カスタム ストアをコンフィグレーションして、この SAF エージェントと同じ移行可能な対象に対象指定する必要があります。
注意: JMS SAF ではコンフィグレーション済みの受信エージェントは必要ないので、JMS SAF のユーザは [送信専用] を選択してください。
移行可能な対象とは、JMS 関連サービスのグループ (SAF エージェントなど) として機能できて、WebLogic クラスタ内のサーバ メンバー上でのみアクティブになる、特別な対象です。クラスタで推奨されるベスト プラクティスは、SAF エージェントを移行可能な対象に対象指定して、メンバー サーバがただ 1 つの障害部位とならないようにすることです。JMS 関連サービスのための移行可能な対象のコンフィグレーションを参照してください。
注意: 移行可能な対象に対象指定されている SAF エージェントは、クラスタ全体を含め、その他の対象に対象指定することはできません。JMS 関連サービスのための移行可能な対象のコンフィグレーションを参照してください。
完了した後に
基本および詳細の全般的なプロパティ、しきい値と割り当て、ログ ファイル ローテーションのパラメータなど、新しい SAF エージェントのプロパティをさらにコンフィグレーションすることもできます。
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