WebLogic 診断フレームワーク コンソール拡張の使い方

ビューの操作

ビューとは、診断タイプが類似したデータのグラフィカルな情報を表すチャートやグラフの名前付き集合です。以下の節では、ビューを操作する方法について説明します。

[Views] タブと [View] パネル

ページの左側にある [Tabs] パネルの [Views] タブには、ドメインで実行中のすべてのサーバに関するビューのリストがあります。ここでは、ビューの作成、選択、変更、および削除も行えます。左パネルの [Views] タブでビューの名前を選択 (クリック) すると、右側の [View] パネルにビューが表示されます (図 5-1 を参照)。ビューは、[Tabs] パネルで別のタブを選択しても引き続き [View] パネルに表示されます。

[Views] タブには、組み込み型のビューとカスタム ビューの両方が一覧表示されます。

ビュー内のチャートとグラフには、ドメインで実行中のどのサーバの診断データも表示できます。

組み込み型ビューとカスタム ビューは、図 5-2 に示すように別々のツリーとして [Views] タブに表示されます。

表 5-1 で、[Views] タブでのビューの識別に役立つグラフィック記号について説明します。

既存のビューの表示と変更

既存のビューを表示および変更するには、次の手順に従います。

カスタム ビューの作成

新しいカスタム ビューを作成して表示するには、次の手順に従います。

既存のビューを基にしたビューの作成 (クローンの作成)

既存のビューを基にビューを作成して表示するには、次の手順に従います。

ビュー名の変更

カスタム ビューであれば名前の変更が可能です。ビュー名を変更するには、次の手順に従います。

カスタム ビューの保存

現在のセッションに限ればどのビューも変更できますが、保存できるのはカスタム ビューだけです。カスタム ビューを保存するには、次の手順に従います。

または、ツールバーの ([Save All Modified Views]) ボタンをクリックします。

ビューの削除

カスタム ビューに限り、削除することができます。カスタム ビューを削除するには、次の手順に従います。

ビューの起動と停止

ビューを起動すると、そのビューのチャート用にポーリングが開始されます。つまり、クライアントでサーバのデータがポーリングされ始め、それによって 1 つまたは複数のグラフにデータを表示できるようになります。あるビューのためのポーリングは、そのビューを停止したときに終了します。

ビューを起動するには、次の手順に従います。

ビューを停止するには、次の手順に従います。

すべてのビューを停止するには、ツールバーの ([Stop All Active Views]) ボタンをクリックして、すべてのアクティブなビューを停止します。