スタンドアロン クライアント プログラマーズ ガイド

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Tuxedo ORB を使用する WebLogic C++ クライアントの開発

WebLogic C++ クライアントは、Tuxedo 8.1 以降の C++ クライアント ORB を使用して、WebLogic Server で実行している EJB に対して IIOP リクエストを生成します。このクライアントでは、Objects-by-Value および CORBA Interoperable Naming Service (INS) がサポートされます。以下の節では、Tuxedo ORB を使用する WebLogic C++ クライアントの開発について説明します。

 


WebLogic C++ クライアントの利点と制限事項

WebLogic C++ クライアントを使用する利点は以下のとおりです。

Tuxedo C++ クライアント ORB は Tuxedo 8.1 以降にパッケージ化されています。

WebLogic C++ クライアントには、次のような制限があります。

 


WebLogic C++ クライアントの動作について

WebLogic C++ クライアントでは、要求が次のように処理されます。

 


WebLogic C++ クライアントの開発

C++ クライアントを開発するには、次の手順に従います。

  1. C++ クライアントと相互運用する EJB を、ejbc コンパイラで -idl オプションを指定してコンパイルします。これにより、EJB の IDL スクリプトが生成されます。
  2. C++ IDL コンパイラを使用して IDL スクリプトをコンパイルし、CORBA クライアント スタブ、サーバ スケルトン、およびヘッダ ファイルを生成します。C++ IDL コンパイラの使用方法については、「OMG IDL 構文と C++ IDL コンパイラ」を参照してください。
  3. EJB でサーバサイド実装を表現したら、サーバ スケルトンを破棄します。
  4. EJB を CORBA オブジェクトとして実装する C++ クライアントを作成します。CORBA クライアント アプリケーションの作成方法の概要については、「CORBA クライアント・アプリケーションの開発方法」を参照してください。
  5. Tuxedo の buildobjclient コマンドを使用してクライアントをビルドします。


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