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EJB
エンタープライズ JavaBeans(EJB)は、ビジネス ロジックを実装する再利用可能な Java コンポーネントです。EJB を使用すると、コンポーネントベースの分散ビジネス アプリケーションを開発できます。EJB は、永続性、セキュリティ、トランザクション、同時実行性などの標準的なサービスを提供する EJB コンテナに格納されます。エンタープライズ JavaBeans は、サーバサイドのコンポーネントを定義するための標準です。WebLogic Server では、Sun Microsystems の EJB 仕様に準拠してエンタープライズ JavaBeans コンポーネント アーキテクチャを実装しています。
EJB 仕様では、次の 4 種類のエンタープライズ JavaBean が定義されています。
ステートレス セッション。 この非永続 EJB は、メソッド間の相互作用または対話を保存しないでサービスを提供します。
ステートフル セッション。 この非永続 EJB は、メソッドおよびトランザクションにまたがって状態を保持します。各インスタンスは、特定のクライアントに関連付けられます。
エンティティ。 この永続 EJB は、データのオブジェクト ビュー(通常はデータベース内の行)を表します。エンティティ Bean は、ユニークな識別子として主キーを持ちます。
メッセージ駆動型。 この EJB は Java Message Service(JMS)と統合されるため、標準の JMS メッセージ コンシューマとして機能したり、サーバと JMS メッセージ プロデューサ間の非同期処理を実行したりできます。WebLogic Server コンテナは、Bean インスタンスを作成し、必要に応じて JMS メッセージをインスタンスに渡すことで、メッセージ駆動型 Bean と直接対話します。
Administration Console の [デプロイメント] ノードの [EJB] 下位ノードでは、WebLogic Server にデプロイされている EJB を更新またはコンフィグレーションしたり、各 EJB のパフォーマンスをモニタしたりすることができます。
タスク
EJB のコンフィグレーション
WebLogic Server にデプロイするための EJB を、Administration Console を使用してコンフィグレーションするには、次の手順に従います。
WebLogic Server Administration Console を起動します。
作業対象のドメインを選択します。
Administration Console の左ペインで、[デプロイメント] をクリックします。
Administration Console の左ペインで、[EJB] をクリックします。デプロイ済みの EJB の一覧表が、Administration Console の右ペインに表示されます。
[新しい EJB のコンフィグレーション] オプションを選択します。
コンフィグレーションする EAR、WAR、または JAR ファイルの場所を指定します。展開されたアプリケーションまたはコンポーネント ディレクトリをコンフィグレーションすることもできます。WebLogic Server では、指定されたディレクトリ以下の階層にあるすべてのコンポーネントがデプロイされます。
ディレクトリまたはファイルの左側にある [select] をクリックして選択し、次のステップに進みます。
[Available Servers] から対象サーバを選択します。
指定のフィールドに EJB またはアプリケーションの名前を入力します。
[コンフィグレーションとデプロイ] をクリックします。Administration Console に [デプロイ] パネルが表示され、EJB のデプロイメントのステータスとアクティビティが示されます。
使用可能なタブで、以下の情報を入力します。
[コンフィグレーション]-ステージング モードを編集し、デプロイ順を入力します。
[対象]-[選択可] リストから [選択済み] リストにサーバを移動して、コンフィグレーションされた EJB またはアプリケーションの対象サーバを指定します。
[デプロイ]-EJB またはアプリケーションを、すべてまたは特定の対象にデプロイしたり、すべてまたは特定の対象からアンデプロイしたりします。
[モニタ]-EJB またはアプリケーションのセッション モニタを有効にします。
[メモ]-EJB またはアプリケーションに関するメモを記入します。
新しい EJB のインストール
WebLogic Server Administration Console を起動します。
作業対象のドメインを選択します。
Administration Console の左ペインで、[デプロイメント] をクリックします。
Administration Console の左ペインで、[EJB] をクリックします。デプロイ済みの EJB の一覧表が、Administration Console の右ペインに表示されます。
[新しい EJB のコンフィグレーション] オプションを選択します。
コンフィグレーションする EAR、WAR、または JAR ファイルの場所を指定します。展開されたアプリケーションまたはコンポーネント ディレクトリをコンフィグレーションすることもできます。WebLogic Server では、指定されたディレクトリ以下の階層にあるすべてのコンポーネントがデプロイされます。
目的のディレクトリまたはファイルの左側にある [select] をクリックして選択し、次のステップに進みます。
[Available Servers] から対象サーバを選択します。
指定のフィールドに EJB またはアプリケーションの名前を入力します。
[コンフィグレーションとデプロイ] をクリックして、EJB またはアプリケーションをインストールします。Administration Console に [デプロイ] パネルが表示され、EJB のデプロイメントのステータスとアクティビティが示されます。
使用可能なタブで、以下の情報を入力します。
[コンフィグレーション]-ステージング モードを編集し、デプロイ順を入力します。
[対象]-[選択可] リストから [選択済み] リストにサーバを移動して、コンフィグレーションされた EJB またはアプリケーションの対象サーバを指定します。
[デプロイ]-EJB またはアプリケーションを、すべてまたは特定の対象にデプロイしたり、すべてまたは特定の対象からアンデプロイしたりします。
[モニタ]-EJB またはアプリケーションのセッション モニタを有効にします。
[メモ]-EJB またはアプリケーションに関するメモを記入します。
EJB の [一般] タブのコンフィグレーション
左ペインの [デプロイメント] ノードに続いて、[EJB] 下位ノードをクリックします。ドメインにデプロイされている EJB のリストが右ペインの [EJB] の下に表示されます。
右ペインの [新しい EJB のコンフィグレーション] オプションをクリックするか、リストから既存の EJB を選択してコンフィグレーションを変更します。[EJB デプロイメント] ページが右ペインに表示されます。
[コンフィグレーション] タブを選択します。
[一般] タブを選択します。
EJB の名前を入力します。
このコンポーネントに使用するパスを入力します。
このコンポーネントのデプロイメント名を入力します。
コンポーネントを対象のドメインにデプロイするかどうかを示すボックスをチェックします。
[作成] をクリックして [一般] オプションをコンフィグレーションするか、[適用] をクリックして既存の EJB コンポーネントに対して指定されているオプションを変更します。
[EJBC オプション] のコンフィグレーション
左ペインの [デプロイメント] ノードに続いて、[EJB] 下位ノードをクリックします。ドメインにデプロイされている EJB のリストが右ペインの [EJB] の下に表示されます。
右ペインの [新しい EJB のコンフィグレーション] オプションをクリックするか、リストから既存の EJB を選択してコンフィグレーションを変更します。[EJB デプロイメント] ページが右ペインに表示されます。
[コンフィグレーション] タブを選択します。
[EJBC オプション] タブを選択します。
このコンポーネントに使用する Java コンパイラ名を入力します。
このコンポーネントに使用するパスを入力します。
必要に応じて RMIC オプションを入力します。
生成されたソース ファイルを保存する機能を有効/無効にするボックスをチェックします。
[作成] をクリックして [EJBC オプション] をコンフィグレーションするか、[適用] をクリックして既存の EJB コンポーネントに対して指定されているオプションを変更します。
EJB の対象サーバの設定
左ペインの [デプロイメント] ノードに続いて、[EJB] 下位ノードをクリックします。ドメインにデプロイされている EJB のリストが右ペインの [EJB] の下に表示されます。
右ペインの [新しい EJB のコンフィグレーション] オプションをクリックするか、リストから既存の EJB を選択してコンフィグレーションを変更します。[EJB デプロイメント] ページが右ペインに表示されます。
対象サーバを設定する前に、「EJB のコンフィグレーション 」の手順に従って新しい EJB をコンフィグレーションします。
右ペインで [対象] タブをクリックします。
[サーバ] タブをクリックします。
矢印をクリックして、[選択可] ボックスから [選択済み] ボックスに対象サーバ名を移動します。
[適用] をクリックします。
EJB の対象クラスタの設定
左ペインの [デプロイメント] ノードに続いて、[EJB] 下位ノードをクリックします。ドメインにデプロイされている EJB のリストが右ペインの [EJB] の下に表示されます。
右ペインの [新しい EJB のコンフィグレーション] オプションをクリックするか、リストから既存の EJB を選択してコンフィグレーションを変更します。[EJB デプロイメント] ページが右ペインに表示されます。
対象クラスタを設定する前に、「EJB のコンフィグレーション 」の手順に従って新しい EJB をコンフィグレーションします。
右ペインで [対象] タブをクリックします。
[クラスタ] タブをクリックします。
矢印をクリックして、[選択可] ボックスから [選択済み] ボックスに対象クラスタを移動します。
[適用] をクリックします。
ステートレス セッション EJB のモニタ
ステートレス セッション EJB を含むアプリケーションをモニタするには、次の手順に従います。
左ペインの [デプロイメント] ノードに続いて、[EJB] 下位ノードをクリックします。ドメインにデプロイされている EJB のリストが右ペインの [EJB] の下に表示されます。
モニタするデプロイ済みの EJB またはアプリケーションの名前をクリックします。[EJB デプロイメント] ページが右ペインに表示されます。
[モニタ] タブをクリックします。
モニタするアプリケーションに対して [Monitoring All Stateless EJBRuntimes] をクリックします。アプリケーションに含まれるすべてのステートレス セッション EJB の一覧表が右ペインに表示されます。
各ステートレス セッション EJB の統計情報を参照します。
ステートフル セッション EJB のモニタ
ステートフル セッション EJB を含むアプリケーションをモニタするには、次の手順に従います。
左ペインの [デプロイメント] ノードに続いて、[EJB] 下位ノードをクリックします。ドメインにデプロイされている EJB のリストが右ペインの [EJB] の下に表示されます。
モニタするデプロイ済みの EJB またはアプリケーションの名前をクリックします。[EJB デプロイメント] ページが右ペインに表示されます。
[モニタ] タブをクリックします。
モニタするアプリケーションに対して [Monitoring All Stateful EJBRuntimes] をクリックします。アプリケーションに含まれるすべてのステートフル セッション EJB の一覧表が右ペインに表示されます。
各ステートフル セッション EJB の統計情報を参照します。
エンティティ EJB のモニタ
エンティティ EJB を含むアプリケーションをモニタするには、次の手順に従います。
左ペインの [デプロイメント] ノードに続いて、[EJB] 下位ノードをクリックします。ドメインにデプロイされている EJB のリストが右ペインの [EJB] の下に表示されます。
モニタするデプロイ済みの EJB またはアプリケーションの名前をクリックします。[EJB デプロイメント] ページが右ペインに表示されます。
[モニタ] タブをクリックします。
モニタするアプリケーションに対して [Monitoring All Entity EJBRuntimes] をクリックします。アプリケーションに含まれるすべてのエンティティ EJB の一覧表が右ペインに表示されます。
各エンティティ EJB の統計情報を参照します。
メッセージ駆動型 EJB のモニタ
メッセージ駆動型 EJB を含むアプリケーションをモニタするには、次の手順に従います。
左ペインの [デプロイメント] ノードに続いて、[EJB] 下位ノードをクリックします。ドメインにデプロイされている EJB のリストが右ペインの [EJB] の下に表示されます。
モニタするデプロイ済みの EJB またはアプリケーションの名前をクリックします。[EJB デプロイメント] ページが右ペインに表示されます。
[モニタ] タブをクリックします。
モニタするアプリケーションに対して [Monitoring All Message Driven EJBRuntimes] をクリックします。アプリケーションに含まれるすべてのメッセージ駆動型 EJB の一覧表が右ペインに表示されます。
各メッセージ駆動型 EJB の統計情報を参照します。
EJB のデプロイ
左ペインの [デプロイメント] ノードを展開します。
[EJB] ノードを右クリックします。
[新しい EJB のコンフィグレーション] を選択します。
コンフィグレーションする .war ファイルの場所を指定します。展開されたアプリケーションまたはコンポーネント ディレクトリをコンフィグレーションすることもできます。ディレクトリまたはファイルの左側にある [select] をクリックして選択し、次のステップに進みます。
[Available Servers] から対象サーバを選択します。
指定のフィールドに EJB またはアプリケーションの名前を入力します。
[コンフィグレーションとデプロイ] をクリックします。Administration Console に [デプロイ] パネルが表示され、EJB またはアプリケーションのデプロイメントのステータスとアクティビティが示されます。
[デプロイ] ボタンを使用すると、アプリケーションを、すべてまたは特定の対象にデプロイしたり、すべてまたは特定の対象からアンデプロイしたりできます。
対象サーバへの EJB のデプロイ
左ペインの [サーバ] ノードをクリックします。
EJB のデプロイ先のサーバ インスタンスをクリックします。選択したサーバ インスタンスの [サーバ] ページが右ペインに表示されます。
[デプロイメント] タブをクリックします。
[EJB] タブをクリックします。
デプロイメント ユニットを [選択可] ボックスから [選択済み] ボックスに移動することで、サーバ インスタンスの EJB を選択します。
[適用] をクリックします。
EJB のアンデプロイ
左ペインの EJB のリストで、アンデプロイする EJB またはアプリケーションの名前をクリックします。
右ペインで [対象] タブをクリックします。
[サーバ] タブをクリックします。
矢印をクリックして、[選択済み] ボックスから [選択可] ボックスに対象サーバを移動します。
[適用] をクリックして、EJB またはアプリケーションをアンデプロイします。
EJB デプロイメントのメモの追加または編集
左ペインの [デプロイメント] ノードに続いて、[EJB] 下位ノードをクリックします。ドメインにデプロイされている EJB のリストが右ペインの [EJB] の下に表示されます。
メモを追加するデプロイ済みの EJB またはアプリケーションの名前をクリックします。[EJB デプロイメント] ページが右ペインに表示されます。
[メモ] タブをクリックします。
[メモ] スクロール ボックスで情報を追加または編集します。
[作成] ボタンをクリックして任意の情報を入力するか、[適用] ボタンをクリックして情報を更新します。