表46-1 NetworkChannel の属性
属性
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説明
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指定できる値とデフォルト値
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AcceptBacklog
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リスン ポート上の接続リクエストの受け入れられるバックログ。個々のサーバでこの値をオーバーライドするには、NetworkAccessPointMBean を使用する。バックログを 0 に設定すると、一部の OS 上で着信接続の受け付けを防ぐことができる。
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Administration Console のフィールド表示 : [バックログを受け入れ]
必須 : いいえ
デフォルト値 : 50
最小値 : 0
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COMEnabled
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プレーンテキスト (非 SSL) の COM トラフィックを有効化するかどうかを示す。
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Administration Console のフィールド表示 : [COM を有効化]
必須 : いいえ
デフォルト値 : false
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ChannelWeight
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サーバ間接続を作成するときにこのチャネルに割り当てる重み。
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Administration Console のフィールド表示 : [チャネルの重み]
必須 : いいえ
デフォルト値 : 50
最小値 : 1
最大値 : 100
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ClusterAddress
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このチャネルのクラスタ アドレス。これを設定しない場合は、代わりにクラスタのコンフィグレーションで指定したクラスタ アドレスが使用される。
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Administration Console のフィールド表示 : [クラスタ アドレス]
必須 : いいえ
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CompleteCOMMessageTimeout
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完全な COM メッセージの受信を待機する期間の最大秒数。この属性は、サービス拒否攻撃に対する防御として有用である。サービス拒否攻撃では、いつまでも送信が終了しない一定のサイズのメッセージを、呼び出し側が送信することが示される。個々のサーバでこの値をオーバーライドするには、NetworkAccessPointMBean を使用する。
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Administration Console のフィールド表示 : [COM メッセージのタイムアウトまでの時間]
必須 : いいえ
単位 : 秒
デフォルト値 : 60
セキュアな値 : 60
最小値 : 0
最大値 : 480
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CompleteHTTPMessageTimeout
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完全な HTTP メッセージの受信を待機する期間の最大秒数。この属性は、サービス拒否攻撃に対する防御として有用である。サービス拒否攻撃では、いつまでも送信が終了しない一定のサイズのメッセージを、呼び出し側が送信することが示される。個々のサーバでこの値をオーバーライドするには、NetworkAccessPointMBean を使用する。
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Administration Console のフィールド表示 : [HTTP メッセージのタイムアウトまでの時間]
必須 : いいえ
単位 : 秒
デフォルト値 : 60
セキュアな値 : 60
最小値 : 0
最大値 : 480
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CompleteT3MessageTimeout
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完全な T3 メッセージの受信を待機する期間の最大秒数。この属性は、サービス拒否攻撃に対する防御として有用である。サービス拒否攻撃では、いつまでも送信が終了しない一定のサイズのメッセージを、呼び出し側が送信することが示される。個々のサーバでこの値をオーバーライドするには、NetworkAccessPointMBean を使用する。
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Administration Console のフィールド表示 : [T3 メッセージのタイムアウトまでの時間]
必須 : いいえ
単位 : 秒
デフォルト値 : 60
セキュアな値 : 60
最小値 : 0
最大値 : 480
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DeploymentOrder
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デプロイの優先順位。サーバではこれを使って項目のデプロイ順を決定する。優先順位は、同じタイプの他のデプロイ可能な項目に対する相対的な順位。 たとえば、サーバはすべての EJB を優先順位に従ってデプロイしてから、起動クラスを優先順位に従ってデプロイする。
デプロイ順の値が小さい項目から順にデプロイされる。デプロイ順の値が等しい項目のデプロイメント順序は保証されていない。クラスタ間の順序付けは保証されていない。
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必須 : いいえ
デフォルト値 : 1000
最小値 : 0
最大値 : 231-1
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Description
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コンソールで表示するための、このチャネルの短い任意の説明。長文の説明には、Notes フィールドを使用する。
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Administration Console のフィールド表示 : [記述]
必須 : いいえ
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HTTPEnabled
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プレーンテキスト (非 SSL) の HTTP トラフィックを有効化するかどうか。
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Administration Console のフィールド表示 : [HTTP を有効化]
必須 : いいえ
デフォルト値 : false
セキュアな値 : false
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HTTPSEnabled
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セキュア (SSL) HTTP トラフィックを有効化するかどうか。
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Administration Console のフィールド表示 : [HTTPS を有効化]
必須 : いいえ
デフォルト値 : false
セキュアな値 : true
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ListenPort
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チャネルのプレーンテキスト (非 SSL) のリスン ポート。個々のサーバでこの値をオーバーライドできるが、ここで無効化した場合にはポートを有効化できない。また、ここで有効化した場合は、ポートを無効化できない。個々のサーバでこの値をオーバーライドするには、NetworkAccessPointMBean を使用する。
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Administration Console のフィールド表示 : [リスン ポート]
必須 : いいえ
デフォルト値 : 8001
最小値 : 1
最大値 : 65534
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ListenPortEnabled
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プレーンテキストのポートをチャネル用に有効化するかどうか。
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Administration Console のフィールド表示 : [リスン ポートを有効化]
必須 : いいえ
デフォルト値 : false
セキュアな値 : false
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LoginTimeoutMillis
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サーバのログイン タイムアウト (単位 : ミリ秒)。この値は 0 以上とする必要がある。個々のサーバでこの値をオーバーライドするには、NetworkAccessPointMBean を使用する。
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Administration Console のフィールド表示 : [ログイン タイムアウト]
必須 : いいえ
単位 : ミリ秒
デフォルト値 : 5000
セキュアな値 : 5000
最小値 : 0
最大値 : 100000
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LoginTimeoutMillisSSL
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SSL ログイン シーケンスで許容される持続時間。 この期間を超えると、ログインはタイムアウトとなる。 0 を指定すると無効になる。個々のサーバでこの値をオーバーライドするには、NetworkAccessPointMBean を使用する。
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Administration Console のフィールド表示 : [SSL ログイン タイムアウト]
必須 : いいえ
単位 : ミリ秒
デフォルト値 : 25000
セキュアな値 : 25000
最小値 : 0
最大値 : 231-1
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MaxCOMMessageSize
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メッセージ ヘッダで許容される最大の COM メッセージ サイズ。この属性で、サービス拒否攻撃の回避を試みる。サービス拒否攻撃とは、呼び出し側が使用できる以上のメモリを割り当てるようサーバに強制して、他のリクエストへの迅速な応答を妨げようとする攻撃である。個々のサーバでこの値をオーバーライドするには、NetworkAccessPointMBean を使用する。
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Administration Console のフィールド表示 : [最大 COM メッセージ サイズ]
必須 : いいえ
単位 : バイト
デフォルト値 : 10000000
セキュアな値 : 10000000
最小値 : 4096
最大値 : 2000000000
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MaxHTTPMessageSize
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メッセージ ヘッダで許容される最大の HTTP メッセージ サイズ。この属性で、サービス拒否攻撃の回避を試みる。サービス拒否攻撃とは、呼び出し側が使用できる以上のメモリを割り当てるようサーバに強制して、他のリクエストへの迅速な応答を妨げようとする攻撃である。個々のサーバでこの値をオーバーライドするには、NetworkAccessPointMBean を使用する。
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Administration Console のフィールド表示 : [最大 HTTP メッセージ サイズ]
必須 : いいえ
単位 : バイト
デフォルト値 : 10000000
セキュアな値 : 10000000
最小値 : 4096
最大値 : 2000000000
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MaxT3MessageSize
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メッセージ ヘッダで許容される最大の T3 メッセージ サイズ。この属性で、サービス拒否攻撃の回避を試みる。サービス拒否攻撃とは、呼び出し側が使用できる以上のメモリを割り当てるようサーバに強制して、他のリクエストへの迅速な応答を妨げようとする攻撃である。個々のサーバでこの値をオーバーライドするには、NetworkAccessPointMBean を使用する。
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Administration Console のフィールド表示 : [最大 T3 メッセージ サイズ]
必須 : いいえ
単位 : バイト
デフォルト値 : 10000000
セキュアな値 : 10000000
最小値 : 4096
最大値 : 2000000000
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Name
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チャネルの名前。この名前は「.WL」で開始してはならない。
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Administration Consoleのフィールド表示 : [名前]
必須 : いいえ
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Notes
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このコンフィグレーションの説明として任意に入力できる情報。
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Administration Console のフィールド表示 : [メモ]
必須 : いいえ
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OutgoingEnabled
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新規のサーバ間接続で、初期化時にこのチャネルを考慮するかどうか。
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Administration Console のフィールド表示 : [送信を有効化]
必須 : いいえ
デフォルト値 : true
セキュアな値 : true
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SSLListenPort
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チャネルの SSL リスン ポート。個々のサーバでこの値をオーバーライドできるが、ここで無効化した場合にはポートを有効化できない。また、ここで有効化した場合は、ポートを無効化できない。SSL をコンフィグレーションしなければ、このポートは機能しない。個々のサーバでこの値をオーバーライドするには、NetworkAccessPointMBean を使用する。
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Administration Console のフィールド表示 : [SSL リスン ポート]
必須 : いいえ
デフォルト値 : 8002
最小値 : 1
最大値 : 65534
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SSLListenPortEnabled
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SSL ポートをチャネル用に有効化するかどうか。この設定に加えて SSL のコンフィグレーションと有効化を行わなければ、SSL ポートは機能しない。
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Administration Console のフィールド表示 : [SSL リスン ポートを有効化]
必須 : いいえ
デフォルト値 : false
セキュアな値 : true
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T3Enabled
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プレーンテキスト (非 SSL) の T3 トラフィックを有効化するかどうか。デフォルトのチャネルでは T3 トラフィックを無効化できない。
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Administration Console のフィールド表示 : [T3 を有効化]
必須 : いいえ
デフォルト値 : false
セキュアな値 : false
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T3SEnabled
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セキュア T3 トラフィックを有効化するかどうか。デフォルトのチャネルでは T3 トラフィックを無効化できない。
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Administration Console のフィールド表示 : [T3S を有効化]
必須 : いいえ
デフォルト値 : false
セキュアな値 : false
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Targets
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現在のドメイン内で、この項目のデプロイ先となる対象。
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必須 : いいえ
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TunnelingClientPingSecs
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HTTP トンネリング クライアントがまだ有効かどうかを確認するために ping を実行する間隔 (単位 : 秒)。個々のサーバでこの値をオーバーライドするには、NetworkAccessPointMBean を使用する。
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Administration Console のフィールド表示 : [トンネリング クライアント Ping]
必須 : いいえ
単位 : 秒
デフォルト値 : 45
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TunnelingClientTimeoutSecs
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見つからない HTTP トンネリング クライアントを応答なしとみなすまでの期間 (単位 : 秒)。個々のサーバでこの値をオーバーライドするには、NetworkAccessPointMBean を使用する。
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Administration Console のフィールド表示 : [トンネリング クライアント タイムアウト]
必須 : いいえ
単位 : 秒
デフォルト値 : 40
セキュアな値 : 40
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TunnelingEnabled
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HTTP によるトンネリングを有効化する。
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Administration Console のフィールド表示 : [トンネリングを有効化]
必須 : いいえ
デフォルト値 : false
セキュアな値 : false
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