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WebLogic Server FAQ 集

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FAQ: XML

Q. WebLogic Server 7.0 にはどの XML パーサが付属していますか。

A. WebLogic Server 7.0 には下記の 2 つのパーサが付属しています。

Q. WebLogic Server で XSLT プロセッサは用意されているのですか。

A. はい。WebLogic Server 7.0 には、Apache の Xalan 2.2 プロセッサをベースとした XSLT プロセッサが含まれています。

Q. WebLogic Server 7.0 に実装されている JAXP API 仕様のバージョンは何ですか。

A. バージョン 1.1 です。このバージョンには、プラグイン可能な XML 変換とプラグイン可能な XML 解析が組み込まれています。

Q. XML ドキュメントの解析に、バージョン 2.3 の Java Servlet API の getAttribute() メソッドと setAttribute() メソッドを使用できますか。

A. はい。SAX モード解析には setAttribute() メソッドを使用し、DOM モード解析には getAttribute() メソッドを使用します。ただし、サーブレットでこれらのメソッドを使用するのは、WebLogic 固有の機能です。つまり、そのサーブレットは他のサーブレット エンジンには移植できません。したがって、この機能は慎重に使用してください。

Q. WebLogic Server 7.0 の組み込みパーサ (Xerces 1.4.4) とは異なる Apache の Xerces XML パーサのバージョンをプラグインできますか。

A. はい。プラグインできる Xerces のバージョンは、インストールしている WebLogic Server 7.0 のサービス パックによって異なります。

WebLogic Server 7.0.0.1 以前のバージョンをコンピュータにインストールしている場合は、下記の手順に従います。

Xerces の次のバージョンをプラグインできます。

警告: バージョン 2.0.0 以降の Xerces をプラグインする場合には、Xalan 互換クラスを使用できません。

複数の異なるバージョンの Apache Xerces パーサをプラグインするには、下記の手順に従います。

  1. WebLogic Server の CLASSPATH 変数の最後に xerces.jar ファイルを追加します。この変数は、デフォルトでは、WebLogic Server のインスタンスを起動するのに使われる WL_HOME/server/bin/startWLS.cmd スクリプト内に設定されています。ここで、WL_HOME とは、WebLogic Platform の最上位ディレクトリを指します。

    アプリケーションの WAR ファイルの WEB-INF/lib ディレクトリに xerces.jar ファイルを置くこともできます。この場合には、Web アプリケーションの PreferWebInfClasses フラグを有効にしないように注意してください。

  2. DocumentBuilderFactory または SAXParserFactory ファクトリに対して org.apache.xerces.jaxp を使用するために、XML レジストリをコンフィグレーションします。詳細については、「WebLogic Server XML の管理」を参照してください。

WebLogic Server 7.0 サービス パック 1 をコンピュータにインストールしている場合は、下記の手順に従います。

Xerces XML パーサのすべてのバージョンをプラグインできます。

複数の異なるバージョンの Xerces パーサをプラグインするには、下記の手順に従います。

  1. アプリケーションの WEB-INF/lib ディレクトリに xerces.jar ファイルを置きます。Web アプリケーションの PreferWebInfClasses フラグを必ず有効にします。

  2. WEB-INF/lib 内のいずれかのアーカイブの META-INF/services ディレクトリにあるファイルを使用してパーサ ファクトリとビルダ ファクトリをコンフィグレーションします (それらが、まだ xerces.jar ファイル内にない場合)。

警告: この手順を使用して Xerces の新しいバージョンをプラグインする場合は、Administratin Console を使用して XML レジストリをコンフィグレーションし、パーサやエンティティの解決を設定することはできません。XML レジストリをコンフィグレーションする必要がある場合は、この節で既に説明した、7.0.0.1 以前のバージョンに新しいパーサをプラグインする手順を使用します。

Q. Apache Web サイトから Apache Xalan のバージョンをダウンロードしてプラグインしましたが、ドキュメントを変換しようとするとエラーが発生します。何が問題なのでしょうか。

A. Apache Web サイトからダウンロードしてきた Apache Xalan のバージョンは WebLogic Server で使おうとしている Apache Xerces のバージョンとの互換性を確保する必要があります。このバージョンは、1.4.4 の組み込みバージョンまたは Xerces の独自バージョンをプラグインできるかどうかという先の質問に対する答えでリストしたバージョンのうちのいずれかです。

Q. XML ドキュメントの文書型を識別するにはどのようにすればよいですか。

A. XML ドキュメントにパブリック ID が割り当てられている場合、これがその文書型です。たとえば、XML ドキュメントに次の DOCTYPE 宣言が記述されているとします。

<!DOCTYPE mydoc PUBLIC "My public ID String" 
"http://foo.com/url/to/my/dtd">

この場合、その文書型は My public ID String です。

DOCTYPE 宣言にパブリック ID が設定されていないが、システム ID が指定されている場合、文書型はそのシステム ID です。たとえば、次の DOCTYPE 宣言があるとします。

<!DOCTYPE mydoc SYSTEM "http://foo.com/url/to/my/dtd">

この場合、文書型は http://foo.com/url/to/my/dtd です。

注意: システム ID は DTD のものであり、XML ドキュメント自体のものではありません。しかし、これは XML ドキュメントの識別手段として使用されます。

XML ドキュメントが DOCTYPE 宣言を指定しない場合、文書型はルート要素名またはネームスペース URL (XML ドキュメントにそれが設定されている場合) のいずれかです。

 

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