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WebLogic Tuxedo Connector 管理ガイド

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WebLogic Tuxedo Connector MBean 属性

MBean を使用して、WebLogic Tuxedo Connector 内のドメインをコンフィグレーションするための情報を提供します。コンフィグレーション属性は、Tuxedo ドメインで使用される DM_MIB 属性とクラスに類似しています。以下の節には、WebLogic Tuxedo Connector のコンフィグレーションに使用される MBean のリファレンス情報があります。

 


WTCServerMBean

WebLogic Server と Tuxedo との接続に必要な相互運用属性を含む WebLogic Tuxedo Connector の親 MBean です。

属性

説明

DeploymentOrder

デプロイメント順を指定する。順序付けは、EJB のクラスや Web アプリケーション クラスなど、同一クラス内のデプロイ可能なユニットと比較される。DeploymentOrder の最も低いものが、一番先にデプロイされる。

Exports

WTCExportMBean を使用して、ローカル ドメインによってエクスポートされるサービスに関する情報を提供する。

Imports

WTCImportMbean を使用して、ローカル ドメインによってインポートされるリモート サービスに関する情報を提供する。

LocalTuxDoms

WTCLocalTuxDomMBean を使用して、リモート ドメインで認識されるローカル ドメインの情報を提供する。

Name

WTCServer MBean の名前。

Passwords

WTCPasswordMbean を使用して、相互ドメイン認証に関するコンフィグレーション情報を提供する。

RemoteTuxDoms

WTCRemoteTuxDomMBean を使用して、ローカル ドメインで認識されるリモート ドメインの情報を提供する。

Resource

WTCResourcesMBean を使用して、ドメインのグローバル フィールド テーブル クラス、ビュー テーブル クラス、アプリケーション パスワードに関する情報を提供する。

Targets

WTCServer MBean がデプロイされる選択した対象サーバの名前。

Type

WebLogic Server の MBean のタイプ : WTCServer

tBridgeGlobal

WTCtBridgeGlobalMBean を使用して、WebLogic Server と Tuxedo の間のメッセージ転送に関するグローバル コンフィグレーション情報を指定する。

tBridgeRedirects

WTCtBridgeRedirectMBean を使用して、WebLogic Server と Tuxedo の間のメッセージのソース、ターゲット、方向および転送を指定する。


 

 


WTCLocalTuxDomMBean

WTCLocalTuxDom MBean は、他のドメインで認識されるローカル ドメインのビューを提供します。以下の属性で、MBean タイプ WTCLocalTuxDom を記述します。

属性

説明

AccessPoint

必須。WTCServer MBean でドメインを識別するために使用する名前。この名前は WTCServer MBean における WTCLocalTuxDom および WTCRemoteTuxDom の AccessPoint 名のスコープ内でユニークでなければならない。

例 : TDOM2

AccessPointId

必須。別のドメインへの接続を確立するときに、ドメインを識別するための接続プリンシパル名を指定する。

WTCLocalTuxDom MBean の AccessPointId は、Tuxedo DMCONFIG ファイルの *DM_REMOTE_DOMAINS セクションにある対応する DOMAINID と一致する必要がある。

例 : TDOM2

BlockTime

省略可能。ブロッキング呼び出しに許可される最大待機時間 (単位 : 秒) を指定する。

  • 最小値 : 0

  • 最大値 : 2147483647

  • デフォルト値 : 60

CmpLimit

省略可能。リモート ドメインへのデータ送信時に使用する圧縮しきい値を指定する。このサイズより大きいアプリケーション バッファは圧縮される。

  • 最小値 : 0

  • 最大値 : 2147483647

  • デフォルト値 : 2,147,483,647 バイト

ConnPrincipalName

注意: ConnPrincipalName は、このリリースの WebLogic Server ではサポートされていない。

省略可能。接続プリンシパル名の識別子を指定する。これは、別のドメインへの接続を確立するときに、ドメインを識別するためのプリンシパル名。

  • このパラメータは、BEA Tuxedo 7.1 以降のソフトウェアを実行しているタイプ TDOMAIN のドメインにのみ適用される。

  • この要素を指定しない場合、接続プリンシパル名はこのドメインの AccessPointID 要素にデフォルト設定される。

ConnectionPolicy

省略可能。ローカル ドメインがリモート ドメインとの接続の確立を試行する場合の条件を指定する。

ローカル ドメインに対する有効値は、ON_DEMAND、ON_STARTUP、または INCOMING_ONLY。

  • デフォルト設定は ON_DEMAND。

  • ON_DEMAND : リモート サービスへのクライアント リクエストまたは管理接続コマンドのいずれかによってリクエストされたときのみ、接続が試行される。

  • ON_STARTUP : ドメイン ゲートウェイは、ゲートウェイ サーバの初期化時にそのリモート ドメイン アクセス ポイントで接続を確立する。リモート サービス (このローカル アクセス ポイントのドメイン ゲートウェイによって JNDI に通知されるサービス) は、接続がそのリモート ドメイン アクセス ポイントに正常に確立されたときのみ通知される。リモート ドメイン アクセス ポイントへのアクティブな接続がない場合、リモート サービスはサスペンドされる。デフォルトでは、この接続ポリシーは 60 秒ごとに失敗した接続を再試行する。アプリケーション固有の値を指定するには、MaxRetry および RetryInterval 要素を使用する。

  • INCOMING_ONLY : ドメイン ゲートウェイは、起動時にリモート ドメイン アクセス ポイントへの初期接続を行わず、リモート サービスは最初にサスペンドされる。ドメイン ゲートウェイはリモート ドメイン アクセス ポイントからの受信時接続に使用可能で、リモート サービスはこのローカル ドメイン アクセス ポイントのドメイン ゲートウェイが受信時接続を受け付けたときに通知される。接続の再試行処理は実行できない。

Interoperate

注意: Tuxedo 6.5 は、セキュリティ マッピングをサポートするために必要なセキュリティ インフラストラクチャを持っていない。セキュリティ機能が必要で、かつ WebLogic Tuxedo Connector を使用する場合は、Tuxedo 7.1 以上にアップグレードする必要がある。

省略可能。ローカル ドメインが、Tuxedo リリース 6.5 に基づいたリモート ドメインと相互運用するかどうかを指定する。このパラメータの有効な値は、Yes または No。

  • Yes : Tuxedo 6.5 と相互運用する。

  • No : Tuxedo 7.1 以降のドメインで機能する。

  • デフォルト値 : No

MaxEncryptBits

注意: MaxEncryptBits 値 40 は、BEA Tuxedo 7.1 以降のソフトウェアを実行しているドメインにのみ適用される。

省略可能。このドメインのネットワーク リンクの確立時に使用する最大レベルの暗号キー長 (単位 : ビット) を指定する。このパラメータの有効な値は、0、40、56、および 128。

  • デフォルト値 : 128 ビット

  • 値 0 : 暗号化なし

MaxRetries

省略可能。ドメイン ゲートウェイが、リモート ドメイン アクセス ポイントへの接続の確立を試行する回数。ConnectionPolicy が ON_STARTUP に設定されているときだけ使用する。

  • 最小値 : 0

  • 最大値 : 2147483647

  • デフォルト値 : 2147483647

  • MaxEncryptBits 属性の値は、MinEncryptBits 属性の値と同じかそれ以上でなければならない。

最大値は、接続が確立されるまで処理を再試行する場合に使用する。最小値は、自動再試行メカニズムを無効にする場合に使用する。

MinEncryptBits

注意: MinEncryptBits 値 40 は、BEA Tuxedo 7.1 以降のソフトウェアを実行しているドメインにのみ適用される。

省略可能。このドメインのネットワーク リンクの確立時に使用する最小レベルの暗号キー長 (単位 : ビット) を指定する。このパラメータの有効な値は、0、40、56、および 128。

  • デフォルト値 : 0 ビット

  • 値 0 : 暗号化なし

  • MinEncryptBits 属性の値は、MaxEncryptBits 属性の値と同じかそれ以下でなければならない。

  • この暗号の最小レベルが一致しない場合、ネットワーク リンクは失敗する。

NWAddr

必須。ローカル ドメイン ゲートウェイのネットワーク アドレス。次のフォーマットのうちの 1 つを使用して、TCP/IP アドレスを指定する。

  • //hostname:port_number

  • //#.#.#.#:port_number

hostname を使用する場合、ドメインはローカル名解決機能 (通常 DNS) を使用して、ホスト名のアドレスを検索する。ドットで区切った数値のフォーマットを使用する場合、各 # は 0〜255 までの数値にする。このドットで区切った数値は、ローカル マシンの IP アドレスを表す。port_number は、ドメイン プロセスが受信するリクエストをリスンする TCP ポート番号。

注意: T_DM_LOCAL_DOMAIN の NWAddr をコンフィグレーションする場合、使用するポート番号は、他の WebLogic Server プロセスに割り当てられたポート番号とは異なる必要がある。例 : WebLogic Server のリスン ポートが //mymachine:7001 に割り当てられている場合、NWAddr を //mymachine:7001 に設定すると無効になる。

Name

WTCLocalTuxDom MBean の名前。

RetryInterval

省略可能。リモート ドメイン アクセス ポイントへの接続を確立するために自動的に行われる接続の時間間隔 (単位 : 秒)。ConnectionPolicy が ON_STARTUP に設定されているときだけ使用する。

  • 最小値 : 0

  • 最大値 : 2147483647

  • デフォルト設定 : 60

Security

注意: Tuxedo 6.5 ユーザはセキュリティ パラメータを NONE に設定する必要がある。

省略可能。実行するアプリケーション セキュリティのタイプを指定する。このパラメータの有効な値は、NONE、APP_PW、または DM_PW。NONE がデフォルト値。

  • NONE : セキュリティは使用されない。

  • APP_PW : リモート ドメインからの接続が確立されたときに、パスワード セキュリティが強化される。WTCResources MBean にアプリケーション パスワードが定義される。

  • DM_PW : リモート ドメインからの接続が確立されたときに、ドメイン パスワード セキュリティが強化される。WTCPassword MBean にドメイン パスワードが定義される。

Type

WebLogic Server の MBean のタイプ : WTCLocalTuxDom


 

 


WTCRemoteTuxDomMBean

WTCRemoteTuxDom MBean は、ローカル ドメインで認識されるリモート ドメインのビューを提供します。以下の属性で、MBean タイプ WTCRemoteTuxDom を記述します。

属性

説明

AccessPoint

必須。WTCServer MBean でドメインを識別するために使用する名前。この名前は WTCServer MBean における WTCLocalTuxDom および WTCRemoteTuxDom の AccessPoint 名のスコープ内でユニークでなければならない。

例 : TDOM2

AccessPointId

必須。別のドメインへの接続を確立するときに、ドメインを識別するための接続プリンシパル名を指定する。

WTCRemoteTuxDom MBean の AccessPointId は、Tuxedo DMCONFIG ファイルの *DM_LOCAL_DOMAINS セクションにある対応する DOMAINID と一致する必要がある。

例 : TDOM2

AclPolicy

注意: Interoperate パラメータが Yes に設定されている場合、AclPolicy は無視される。詳細については、WTCRemoteTuxDomMBeanを参照。

省略可能。リモート ドメインからのリクエストに対して、着信アクセス制御リスト (ACL) ポリシーを指定する。このパラメータの有効な値は、LOCAL または GLOBAL。

  • LOCAL : ローカル ドメインは、指定のリモート ドメインから受信したサービス リクエストの ID を、指定のリモート ドメインのローカル プリンシパル名で指定されたプリンシパル名に変更する。

  • GLOBAL : ローカル ドメインは、ID を変更せずにサービス リクエストを渡す。

  • デフォルト値 : LOCAL

CmpLimit

省略可能。リモート ドメインへのデータ送信時に使用する圧縮しきい値を指定する。このサイズより大きいアプリケーション バッファは圧縮される。

  • 最小値 : 0

  • 最大値 : 2147483647

  • デフォルト値 : 2,147,483,647 バイト

ConnPrincipalName

注意: ConnPrincipalName は、このリリースの WebLogic Server ではサポートされていない。

省略可能。接続プリンシパル名の識別子を指定する。これは、別のドメインへの接続を確立するときに、ドメインを識別するためのプリンシパル名。

  • このパラメータは、BEA Tuxedo 7.1 以降のソフトウェアを実行しているタイプ TDOMAIN のドメインにのみ適用される。

  • この要素を指定しない場合、接続プリンシパル名はこのドメインの AccessPoint 要素にデフォルト設定される。

ConnectionPolicy

省略可能。ローカル ドメインがリモート ドメインとの接続の確立を試行する場合の条件を指定する。

ローカル ドメインに対する有効値は、ON_DEMAND、ON_STARTUP、または INCOMING_ONLY。

  • デフォルト設定は ON_DEMAND。

  • ON_DEMAND : リモート サービスへのクライアント リクエストまたは管理接続コマンドのいずれかによってリクエストされたときのみ、接続が試行される。

  • ON_STARTUP : ドメイン ゲートウェイは、ゲートウェイ サーバの初期化時にそのリモート ドメイン アクセス ポイントで接続を確立する。リモート サービス (このローカル アクセス ポイントのドメイン ゲートウェイによって JNDI に通知されるサービス) は、接続がそのリモート ドメイン アクセス ポイントに正常に確立されたときのみ通知される。リモート ドメイン アクセス ポイントへのアクティブな接続がない場合、リモート サービスはサスペンドされる。デフォルトでは、この接続ポリシーは 60 秒ごとに失敗した接続を再試行する。アプリケーション固有の値を指定するには、MaxRetry および RetryInterval 要素を使用する。

  • INCOMING_ONLY : ドメイン ゲートウェイは、起動時にリモート ドメイン アクセス ポイントへの初期接続を行わず、リモート サービスは最初にサスペンドされる。ドメイン ゲートウェイはリモート ドメイン アクセス ポイントからの受信時接続に使用可能で、リモート サービスはこのローカル ドメイン アクセス ポイントのドメイン ゲートウェイが受信時接続を受け付けたときに通知される。接続の再試行処理は実行できない。

CredentialPolicy

注意: Interoperate パラメータが Yes に設定されている場合、CredentialPolicy は無視される。詳細については、WTCRemoteTuxDomMBeanを参照。

省略可能。リモート ドメインへのリクエストに対して、発信アクセス制御リスト (ACL) ポリシーを指定する。このパラメータの有効な値は、LOCAL または GLOBAL。

  • LOCAL : リモート ドメインは、ローカル ドメインから受信したサービス リクエストの ID を、このリモート ドメインのローカル プリンシパル名で指定されたプリンシパル名に設定する。

  • GLOBAL : リモート ドメインは、変更せずにサービス リクエストを渡す。

  • デフォルト値 : LOCAL

FederationName

外部ネーム サービスと結合するコンテキスト。省略すると、結合ポイントは tuxedo.domains になる。

FederationURL

JNDI に結合される外部ネーム サービスの URL。

  • 省略すると、WebLogic Tuxedo Connector は外部ドメインに CosNaming サーバがあると見なす。WebLogic Tuxedo Connector は、TGIOP を使用して CosNaming サーバと結合する。CORBA 以外のサービス プロバイダとの結合が可能。

LocalAccessPoint

必須。リモート ドメインがアクセスするローカル ドメイン名。

例 : TDOM2

MaxEncryptBits

注意: MaxEncryptBits 値 40 は、BEA Tuxedo 7.1 以降のソフトウェアを実行しているドメインにのみ適用される。

省略可能。このドメインのネットワーク リンクの確立時に使用する最大レベルの暗号キー長 (単位 : ビット) を指定する。このパラメータの有効な値は、0、40、56、および 128。

  • デフォルト値 : 128 ビット

  • 値 0 : 暗号化なし

  • MaxEncryptBits 属性の値は、MinEncryptBits 属性の値と同じかそれ以上でなければならない。

MaxRetries

省略可能。ドメイン ゲートウェイが、リモート ドメイン アクセス ポイントへの接続の確立を試行する回数。ConnectionPolicy が ON_STARTUP に設定されているときだけ使用する。

  • 最小値 : 0

  • 最大値 : 2147483647

  • デフォルト値 : 2147483647

  • ローカル WLS Domain のドメイン値に対するデフォルトとして 1 を使用。

最大値は、接続が確立されるまで処理を再試行する場合に使用する。最小値は、自動再試行メカニズムを無効にする場合に使用する。

MinEncryptBits

注意: MinEncryptBits 値 40 は、BEA Tuxedo 7.1 以降のソフトウェアを実行しているドメインにのみ適用される。

省略可能。このドメインのネットワーク リンクの確立時に使用する最小レベルの暗号キー長 (単位 : ビット) を指定する。このパラメータの有効な値は、0、40、56、および 128。

  • デフォルト値 : 0 ビット

  • 値 0 : 暗号化なし

  • MinEncryptBits 属性の値は、MaxEncryptBits 属性の値と同じかそれ以下でなければならない。

  • この暗号の最小レベルが一致しない場合、ネットワーク リンクは失敗する。

NWAddr

必須。ローカル ドメイン ゲートウェイのネットワーク アドレス。次のフォーマットのうちの 1 つを使用して、TCP/IP アドレスを指定する。

  • //hostname:port_number

  • //#.#.#.#:port_number

hostname を使用する場合、ドメインはローカル名解決機能 (通常 DNS) を使用して、ホスト名のアドレスを検索する。ドットで区切った数値のフォーマットを使用する場合、各 # は 0〜255 までの数値にする。このドットで区切った数値は、ローカル マシンの IP アドレスを表す。port_number は、ドメイン プロセスが受信するリクエストをリスンする TCP ポート番号。

Name

WTCRemoteTuxDom MBean の名前。

RetryInterval

省略可能。リモート ドメイン アクセス ポイントへの接続を確立するために自動的に行われる接続の時間間隔 (単位 : 秒)。ConnectionPolicy が ON_STARTUP に設定されているときだけ使用する。

  • 最小値 : 0

  • 最大値 : 2147483647

  • デフォルト設定 : 60

  • ローカル WLS Domain のドメイン値に対するデフォルトとして 1 を使用。

TpUsrFile

省略可能。uid/gid 情報を含むユーザ パスワード ファイルへの絶対パス。これは、リモート ドメインで Tuxedo tpusradd ユーティリティによって生成されるファイルと同じ。正しい認可、認証、および監査を行うために、このファイルにはユーザ名、uid および gid 情報が含まれ、有効になっている必要がある。

Type

WebLogic Server の MBean のタイプ : WTCRemoteTuxDom


 

 


WTCExportMBean

WTCExportMBean は、ローカル ドメインによってエクスポートされるサービスに関する情報を提供します。

 


WTCImportMbean

WTCImportMBean は、インポートされたサービスおよびリモート ドメインで使用可能なサービスに関する情報を提供します。

属性

説明

LocalAccessPoint

サービスが提供されるローカル アクセス ポイントを指定する。例 : TDOM2

Name

WTCImport MBean の名前。

RemoteAccessPointList

リソースがインポートされるリモート ドメイン アクセス ポイントを示す、カンマで区切られたフェイルオーバ リスト。

例 : TDOM3,TDOM4,TDOM5

RemoteName

このリソースの RemoteName。RemoteName とは、サービスのリモート名。指定しない場合、ResourceName 属性がデフォルトとなる。

ResourceName

ResourceName 属性は、インポートされたサービス エントリを記述する。

ResourceName、LocalAccessPoint、および RemoteAccessPointList 属性の組み合わせは、このタイプのすべてのオブジェクト間でユニークでなければならない。

例 : //simpapp

Type

WebLogic Server の MBean のタイプ : WTCImport


 

 


WTCPasswordMbean

WTCPasswordMBean は、タイプ TDOMAIN のアクセス ポイントの相互ドメイン認証に関する情報を提供します。

属性

説明

LocalAccessPoint

パスワードが適用されるローカル ドメイン アクセス ポイントの名前。

例 : TDOM2

LocalPassword

genpasswd ユーティリティから返される暗号化されたローカル パスワード。このパスワードは、LocalAccessPoint によって識別されるローカル ドメイン アクセス ポイントと、RemoteAccessPoint によって識別されるリモート ドメイン アクセス ポイント間の接続を認証するために使用する。

LocalPasswordIV

ローカル パスワードを暗号化するために使用する初期化ベクトル。

Name

WTCPassword MBean の名前。

RemoteAccessPoint

パスワードが適用されるリモート ドメイン アクセス ポイントの名前。

例 : TDOM3

RemotePassword

genpasswd ユーティリティから返される暗号化されたリモート パスワード。このパスワードは、LocalAccessPoint によって識別されるローカル ドメイン アクセス ポイントと、RemoteAccessPoint によって識別されるリモート ドメイン アクセス ポイント間の接続を認証するために使用する。

RemotePasswordIV

リモート パスワードを暗号化するために使用する初期化ベクトル。

Type

WebLogic Server の MBean のタイプ : WTCPasswords


 

 


WTCResourcesMBean

ドメインのグローバル フィールド テーブル クラス、ビュー テーブル クラスおよびアプリケーション パスワードを指定するために使用します。

属性

説明

AppPassword

このリソースのアプリケーション パスワード。genpasswd ユーティリティから返されたままのアプリケーション パスワード。この Tuxedo アプリケーション パスワードは、暗号化されたパスワードで、接続の認証に使われる。

AppPassword IV

グローバル パスワードを暗号化するために使用する初期化ベクトル。AppPassword を使って genpasswd ユーティリティから返されたもの。

FldTbl classes

クラス ローダーによってロードされ、FldTbl 配列に追加される FldTbl16 クラスの名前。使用されるクラス名は、必要なクラスの完全修飾名。複数のクラスを入力する場合は、カンマ区切りのリストを使用する。

FldTbl32 classes

クラス ローダーによってロードされ、FldTbl 配列に追加される FldTbl32 クラスの名前。使用されるクラス名は、必要なクラスの完全修飾名。複数のクラスを入力する場合は、カンマ区切りのリストを使用する。

Name

WTCResources MBean の名前。

Type

WebLogic Server の MBean のタイプ : WTCResources

ViewTbl classes

クラス ローダーによってロードされ、ViewTbl 配列に追加される ViewTbl クラスの名前。使用されるクラス名は、必要なクラスの完全修飾名。複数のクラスを入力する場合は、カンマ区切りのリストを使用する。

ViewTbl32 classes

クラス ローダーによってロードされ、ViewTbl32 配列に追加される ViewTbl32 クラスの名前。使用されるクラス名は、必要なクラスの完全修飾名。複数のクラスを入力する場合は、カンマ区切りのリストを使用する。


 

 


WTCtBridgeGlobalMBean

注意: tBridge は、定義された各リダイレクションの新しいスレッドを起動することによって、1 つまたは複数のリダイレクションを処理します。最低でも 1 つのリダイレクションを指定しないと、tBridge は失敗し、エラー ログが記録されます。

WTCtBridgeMBean は、WebLogic Server と Tuxedo の間のメッセージ転送に関するグローバル コンフィグレーション情報を提供します。

属性

説明

allowNonStandardTypes

省略可能。非標準データ型が tBridge の通過を許可されている場合に指定する。このパラメータの有効な値は、NO または YES。

  • NO : 非標準データ型は拒否され、指定したエラー位置に配置される。

  • YES : 非標準データ型は、元のタイプを示すタグと共に、BLOB としてターゲット位置に配置される。

標準データ型は次のとおり。

  • ASCII テキスト (TextMessage、STRING)

  • BLOB (BytesMessage、CARRAY)

defaultReplyDeliveryMode

注意: defaultReplyDeliveryMode が指定されていない場合、または JMS_BEA_TuxGtway_Tuxedo_ReplyDeliveryMode が設定されていない場合、Tuxedo/Q サブシステムは Tuxedo に定義されるデフォルト セマンティクスを使用する。

省略可能。ターゲット位置にメッセージを配置するときに、メッセージに関連付けられている応答配信モードを指定する。JMS_BEA_TuxGtway_Tuxedo_ReplyDeliveryMode がメッセージに設定されていない場合、JMS から Tuxedo/Q にリダイレクトされるメッセージに対して、この要素を使用する。このパラメータの有効な値は、PERSIST、NONPERSIST、または DEFAULT。

deliveryModeOverride

注意: deliveryModeOverride を指定しない場合、メッセージはソース位置から指定された配信モードと同じモードを使用して、ターゲット位置に配置される。

省略可能。ターゲット位置にメッセージを配置するときに使用する配信モードを指定する。deliveryModeOverride 値は、メッセージに関連付けらている任意の配信モードをオーバーライドする。このパラメータの有効な値は、PERSIST または NONPERSIST。

jmsFactory

必須。JMS 接続ファクトリの名前。

例 : weblogic.jms.ConnectionFactory

JmstoTuxPriorityMap

必須。JMS から Tuxedo /Q メッセージ優先度への優先度マッピング方向を指定するのに使用する。

JndiFactory

必須。JNDI ルックアップ ファクトリの名前。

例 : weblogic.jndi.WLInitialContextFactory

Name

WTCtBridgeGlobal MBean の名前。

retries

省略可能。指定したエラー位置にメッセージを配置し、エラーをロギングするまでに、メッセージのリダイレクトを試行する回数を指定する。

デフォルト値は 0。

値は 0 または正の整数でなければならない。

retryDelay

retryDelay 中、メッセージを処理するスレッドは他のメッセージをリダイレクトできない。

省略可能。メッセージをリダイレクトするまでに待機する最小時間 (単位 : 秒) を指定する。

デフォルト値は 10。

値は正の整数でなければならない。

timeout

ソース位置からメッセージを検索するのに使用するトランザクションのタイムアウトは、タイムアウトよりも長くなる。このパラメータは、タイムアウトの効果的な長さをリダイレクション全体に反映する。

省略可能。ターゲット位置にメッセージを配置するために使用するトランザクション タイムアウト値 (単位 : 秒) を指定する。transactional パラメータが YES に設定された場合は必須。

デフォルト値は 60。

値は 0 または正の整数でなければならない。

0 は無限に待機することを示す。

transactional

注意: この要素は、現在サポートされていない。

省略可能。ソース位置からのメッセージの検索時およびターゲット位置へのメッセージの配置時に、トランザクションの使用を指定する。有効なパラメータ値は、YES または NO。

YES : トランザクションは、両方の処理で使用される。

NO : トランザクションは、いずれの処理でも使用されない。

tuxErrorQueue

省略可能。Tuxedo/Q ソース キューにリダイレクトできないメッセージを格納するために使用する Tuxedo キューの名前。このキューは、ソース キューと同じキュー スペースにある。

tuxErrorDestination を指定しない場合、リダイレクトできないメッセージはすべて失われる。

何らかの理由により tuxErrorQueue にメッセージを配置できない場合、エラー ログが記録され、メッセージは失われる。

tuxFactory

必須。Tuxedo 接続ファクトリの名前。

例 : tuxedo.services.TuxedoConnection

TuxtoJmsPriorityMap

必須。Tuxedo /Q から JMS メッセージ優先度への優先度マッピング方向を指定するのに使用する。

Type

WebLogic Server の MBean のタイプ : WTCtBridgeGlobal

userID

省略可能。セキュリティ オプションがコンフィグレーションされている場合、ACL チェックのために tBridge によって処理されるすべてのメッセージのユーザ ID を指定する。

セキュリティ/認証コンテキストがサブシステム間で渡されるまで、すべてのメッセージはこの ID を想定する。セキュリティ コンテキストが渡されるまでは、ソース位置から受信したメッセージの生成者を識別する安全な方法はない。

引数のユーザは、ユーザ名またはユーザ ID 番号 (uid) のいずれかで指定できる。

wlsErrorDestination

省略可能。メッセージがリダイレクトできない場合、WebLogic Server JMS メッセージを格納するために使用する場所の名前。

wlsErrorDestination を指定しない場合、リダイレクトできないメッセージはすべて失われる。

何らかの理由により wlsErrorDestination にメッセージを配置できない場合、エラー ログが記録され、メッセージは失われる。


 

 


WTCtBridgeRedirectMBean

ソース、ターゲット、方向、およびメッセージの転送を指定するために使用されます。

属性

説明

direction

必須。データ フローの方向を指定する。有効なパラメータ値は、JmsQ2TuxQ、TuxQ2JmsQ、JmsQ2TuxS。

  • JmsQ2TuxQ : JMS から TUXEDO /Q

  • TuxQ2JmsQ : TUXEDO /Q から JMS

  • JmsQ2TuxS : JMS から JMS への Tuxedo サービス応答

metadataFile

注意: この要素は、現在サポートされていない。

省略可能。メタデータ ファイルの URL。

Name

WTCtBridgeRedirect MBean の名前。

ReplyQ

省略可能。特に Tuxedo サービスへの同期呼び出しを行う JMS キューの名前。応答は JMS ReplyQ に返される。

SourceAccessPoint

ドメイン コンフィグレーションのローカルまたはリモートのエントリ名の範囲内でユニークな識別子。そこにソースが置かれる。

SourceName

必須。JMS キュー名、Tuxedo キュー名、または Tuxedo サービス名の名前。

SourceQspace

省略可能。ソース位置の Qspace の名前。

TargetAccessPoint

ドメイン コンフィグレーションのローカルまたはリモートのエントリ名の範囲内でユニークな識別子。そこにターゲットが置かれる。

TargetName

必須。JMS キュー名、Tuxedo キュー名、または Tuxedo サービス名の名前。

TargetQspace

省略可能。ターゲット位置の Qspace の名前。

translateFML

注意: WLXT パラメータ値は、現在サポートされていない。

必須。XML/FML 変換のタイプを指定する。有効なパラメータ値は、NONE、FLAT、または WLXT。

  • NO : データ変換は実行されない。転送の方向に応じて、TextMessage は STRING に (またはその逆に) マップされる。BytesMessage は、CARRAY に (またはその逆に) マップされる。他のすべてのデータ型の場合、リダイレクションは失敗する。

  • FLAT : メッセージ ペイロードは、WebLogic Tuxedo Connector の組み込みトランスレータを使用して変換される。

  • WLXT : 変換は、XML-to-nonXML WL XML Translator (WLXT) によって実行される。指定された metadataFile URL は、変換を実行する WLXT 外部メソッドを呼び出すために渡される。

  • デフォルト値 : NO

Type

WebLogic Server の MBean のタイプ : WTCtBridgeRedirect


 

 

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