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Administration Console オンライン ヘルプ

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[サーバ] --> [ログ] --> [サーバ]

タスク     関連トピック     属性

概要

[サーバ|ログ|サーバ] タブでは、サーバのローカル メッセージ ログをコンフィグレーションします。このタブを使用すると、ログ ファイル名およびログ ファイルのローテーション条件を指定できます。

また、サーバが標準出力に送信するメッセージのタイプも指定できます。

サーバ メッセージ ログには、HTTP リクエスト、JDBC メッセージ、および JTA トランザクション メッセージは含まれません。代わりに、これらのリクエストとメッセージ用のログ ファイルを別途コンフィグレーションできます。

ローカル メッセージ ログの保持に加え、各サーバは、重大度が ERROR 以上のすべてのメッセージをデフォルトでドメイン ログに転送します。

デバッグ メッセージ

WebLogic Server 上で動作するアプリケーションを作成する場合、重大度が DEBUG のメッセージを生成するようにアプリケーションをコンフィグレーションできます。このメッセージはドメイン ログには転送されません。アプリケーションまたはサーバの処理についての詳細情報が含まれることを目的としています。

タスク

サーバのログの表示

サーバ ログ ファイルの名前と場所の変更

サーバが標準出力に送信するメッセージの指定

ログ ファイルのローテーション

サーバがドメイン ログに転送するメッセージの指定

ドメイン ログの表示

関連トピック

WebLogic Server のログ メッセージとログ ファイル

デバッグ メッセージの書き込み

属性

表 308-1

属性の表示名

説明

値の制約

[サーバ ファイル名]

現在のログ メッセージを格納するファイルの名前。絶対パスでない場合は、サーバのルート ディレクトリからの相対パスとなる。詳細は、「サーバのルート ディレクトリ」を参照。

名前にパス要素が含まれていない場合、パス名は、./SERVER_NAME となる。

ファイル名もパス名も指定されていない場合は、./SERVER_NAME/SERVER_NAME.log となる。

ログ ファイルがローテーションされる際に、ファイル名に時刻または日付のスタンプを含めるには、java.text.SimpleDateFormat 変数を追加する。それぞれの変数をパーセント記号 (%) で囲む。

たとえば、次のようにする。
myserver_%yyyy%_%MM%_%dd%_%hh%_%mm%.log

時刻または日付のスタンプを含めない場合、ローテーションされたログ ファイルには filenamennnnn のように作成順に番号が付けられる。ここで filename はログ ファイルに対してコンフィグレーションされた名前。

MBean: weblogic.management.
configuration.LogMBean

属性 : FileName

デフォルト値 : weblogic.log

コンフィグレーション可能 : はい

[Stdout へログ出力]

サーバがログ ファイルに加えて標準出力にメッセージを送信できるようにする。StdoutDebugEnabled および StdoutSeverityLevel を使用すると、サーバが標準出力へ送るメッセージの種類を決定できる。

MBean: weblogic.management.
configuration.ServerMBean

属性 : StdoutEnabled

デフォルト値 : true

有効な値 :

  • true

  • false

動的 : はい

[Stdout へデバッグ情報出力]

サーバがログ ファイルに加えて、標準出力に重要度が DEBUG のメッセージを送信できるようにする。[Stdout へログ出力] を有効にする必要がある。

MBean: weblogic.management.
configuration.ServerMBean

属性 : StdoutDebugEnabled

デフォルト値 : false

有効な値 :

  • true

  • false

動的 : はい

[Stdout 重大度しきい値]

サーバが標準出力に送信するメッセージの重要度の下限。[Stdout へログ出力] を有効にする必要がある。

重要度は次の順に大きくなる。

  • INFO(64)。通常のオペレーションをレポートする。

  • WARNING(32)。問題のあるオペレーションまたはコンフィグレーションがあったが、通常のオペレーションに支障は生じない。

  • ERROR(16)。ユーザ エラーが発生したことを示す。システムまたはアプリケーションでは、割り込みやサービスの停止をせずにエラーに対処できる。

  • NOTICE(8)。サーバのモニタで特に重要な INFO または WARNING レベルのメッセージを示す。このタイプの重要度のメッセージを書き込みできるのは、WebLogic Server のサブシステムのみ。

  • CRITICAL(4)。システム エラーまたはサービス エラーが発生したことを示す。システムは回復できるが、サービスが一時的に停止するか、永続的に停止する恐れがある。

  • ALERT(2)。システムの特定のサービスだけが使用不能の状態にある。自動回復できないので、管理者が直ちに問題を解決する必要がある。

  • EMERGENCY(1)。サーバが使用不能な状態であることを示す。深刻なシステム障害または危機的状態を示す。

MBean: weblogic.management.
configuration.ServerMBean

属性 : StdoutSeverityLevel

デフォルト値 : WARNING

有効な値 :

  • INFO

  • WARNING

  • ERROR

  • NOTICE

  • CRITICAL

  • ALERT

  • EMERGENCY

動的 : はい

[ローテーション タイプ]

古いログ メッセージを別のログ ファイルに移すための条件。

  • なし。メッセージは 1 つのファイルに蓄積される。サイズが大きくなった場合、ファイルの内容を消去する必要がある。

  • [サイズ]。ログ ファイルが FileMinSize に指定したサイズに達すると、ファイル名が FileName.n に変更される。

  • [サイズ]TimeSpan に指定した間隔で、ファイル名が FileName.n に変更される。

ファイル名が変更されると、以後のメッセージは FileName に指定した名前の新しいファイルに蓄積される。

MBean: weblogic.management.
configuration.LogMBean

属性 : RotationType

デフォルト値 : [サイズ]。

動的 : はい

[最小ファイル サイズ]

サーバがログ メッセージを別個のファイルに移動するきっかけとなるサイズ (1 〜 65535 KB)。ログ ファイルが指定の最小サイズに到達すると、以後サーバは、ファイル サイズをチェックする際に、現在のログ ファイルの名前を FileName.n に変更し、それ以降のメッセージを保存するための新規ログ ファイルを作成する。(このフィールドは、[ローテーション タイプ] を [サイズ] に設定した場合のみ意味を持つ。)

MBean: weblogic.management.
configuration.LogMBean

属性 : FileMinSize

単位 : KB

最小値 : 1

最大値 : 65535

開発モードのデフォルト値 : 500

プロダクション モードのデフォルト値 : 5000

コンフィグレーション可能 : はい

動的 : はい

[ローテーション時間]

時間ベースのローテーションの開始時間 (時間および分) を指定する。

この値によって指定された間隔で、現在のログ ファイル名が FileName.n に変更される。以後、FileTimeSpan に指定した間隔でログ ファイル名が変更される。

次のフォーマットを使用する。hh:mm。ここで hh は 24 時間形式での時間、 mm は分を示す。

指定した時刻が既に過ぎている場合、サーバは即座にファイルのローテーションを開始する。

MBean: weblogic.management.
configuration.LogMBean

属性 : RotationTime

デフォルト値 : 00:00 (12:00 AM)

コンフィグレーション可能 : はい

動的 : はい

[ファイル ローテーション間隔]

古いログ メッセージが別のログ ファイルに移される間隔 (単位は時間)。この値は、時間ベースのローテーション間隔を使用する場合にのみ意味を持つ。

MBean: weblogic.management.
configuration.LogMBean

属性 : FileTimeSpan

単位 : 時間

最小値 : 1

デフォルト値 : 24

動的 : はい

[保存するログ ファイル数の制限]

古いメッセージを保存するために WebLogic Server が作成するファイルの数を制限するかどうかを指定する。この制限に達すると、最も古いファイルが上書きされる。

MBean: weblogic.management.
configuration.LogMBean

属性 : NumberOfFilesLimited

デフォルト値 : false

[保存するログ ファイル数]

WebLogic Server がログをローテーションする際に作成するログ ファイルの最大数。(このフィールドは、[保存するログ ファイル数の制限] ボックスをチェックした場合のみ意味を持つ。)

MBean: weblogic.management.
configuration.LogMBean

属性 : FileCount

デフォルト値 : 7

[スタックトレースのログ出力]

Weblogic 8.1 より前のリリースのクライアントと相互運用している場合に、例外を生成した RMI 呼び出しでサーバがスタック トレースを返すかどうかを指定する。

この属性が有効化されていると、クライアントがサーバのサブシステムまたはサーバ内で実行されているモジュールに対して RMI 呼び出しを発行し、そのサブシステムまたはモジュールがスタック トレースを含む例外を生じた場合に、サーバはスタック トレースと共に例外を返す。この属性が無効化されていると、サーバはスタック トレースの詳細なしで、例外を返す。

MBean: weblogic.management.
configuration.ServerMBean

属性 : InstrumentStackTraceEnabled

デフォルト値 : true

有効な値 :

  • true

  • false

動的 : はい

 

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