weblogic.Admin コマンドラインリファレンス

WebLogic Server コマンドリファレンス

TEST_POOL

接続プールにある接続を予約し、解放します。また、接続の予約前または接続の解放後に接続を使用するテストクエリを実行して、データベースが使用可能であることの確認も行います。このコマンドでは、testConnsOnReserve または testConnsOnRelease を true に設定し、testTableName を設定する必要があります。

注意 : TEST_POOL コマンドは、接続プールの個々のインスタンスをテストします。接続プールのすべてのインスタンス (デプロイメント) をテストするには、コンフィグレーションにある各インスタンスに対してこのコマンドを繰り返します。

構文

java [ SSL の引数 ] weblogic.Admin 
     [-url URL]
     [ ユーザ資格の引数 ]
   TEST_POOL -poolName connection_pool_name

引数	定義
-url [`protocol://`]`listen-address:listen-port`	接続プールがデプロイされている WebLogic Server インスタンスのリスンアドレスとリスンポートを指定する。接続プールがデプロイされていないサーバの URL を指定すると、不正な結果が返される。プールが複数のサーバにデプロイされている場合は、このコマンドを複数回実行する (1 回の実行ごとに、接続プールがデプロイされているサーバインスタンスを 1 つずつ指定する)。1 つのサーバインスタンスだけでこのコマンドを実行しても、プール全体の集約されたステータスは取得されない。「注意」を参照。セキュアリスンポートを指定する場合は、セキュアプロトコルを指定する必要がある。値を指定しない場合、コマンドでは、`t3://localhost:7001` が想定される。詳細については、表 1-3 の -url エントリおよび「プロトコルのサポート」を参照。
`-poolName`	コンフィグレーションファイル (`config.xml`) に示されている接続プールの名前。

引数

定義

-url [protocol://]listen-address:listen-port

接続プールがデプロイされている WebLogic Server インスタンスのリスンアドレスとリスンポートを指定する。接続プールがデプロイされていないサーバの URL を指定すると、不正な結果が返される。

プールが複数のサーバにデプロイされている場合は、このコマンドを複数回実行する (1 回の実行ごとに、接続プールがデプロイされているサーバインスタンスを 1 つずつ指定する)。1 つのサーバインスタンスだけでこのコマンドを実行しても、プール全体の集約されたステータスは取得されない。「注意」を参照。

セキュアリスンポートを指定する場合は、セキュアプロトコルを指定する必要がある。

値を指定しない場合、コマンドでは、t3://localhost:7001 が想定される。

詳細については、表 1-3 の -url エントリおよび「プロトコルのサポート」を参照。

-poolName

コンフィグレーションファイル (config.xml) に示されている接続プールの名前。

例

次のコマンドでは、MedRecPool として登録され、ホスト ManagedHost のポート 8001 でリスンしているサーバにデプロイされている接続プールがテストされます。

java weblogic.Admin -url ManagedHost:8001 -username weblogic -password weblogic TEST_POOL -poolName MedRecPool

コマンドが成功すると、次のようなメッセージが返されます。

JDBC Connection Test Succeeded for connection pool "MedRecPool".