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WebLogic Server コマンド リファレンス

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Encrypt

weblogic.security.Encrypt ユーティリティは、クリアテキストの文字列を WebLogic Server 用に暗号化します。このユーティリティでは、カレント ディレクトリまたは指定した WebLogic Server ドメインのルート ディレクトリの暗号化サービスが使用されます。

注意 : 文字列は、暗号化した文字列が使用される WebLogic Server ドメインの暗号化サービスを使って暗号化しなければなりません。そうしないと、サーバはその文字列を復号化できません。

WebLogic Server ドメインに少なくとも 1 つのサーバ インスタンスがあるマシン上でのみ、weblogic.security.Encrypt ユーティリティを実行できます。クライアントからは実行できません。

注意 : このユーティリティは、管理サーバのドメイン ディレクトリで実行するか、または管理サーバをホストするマシン上で実行し、ドメイン ルート ディレクトリを指定することをお勧めします。

構文

java 	[ -Dweblogic.RootDirectory=dirname ] 
[ -Dweblogic.management.allowPasswordEcho=true ]
weblogic.security.Encrypt [ password ]

引数

定義

weblogic.RootDirectory

省略可能。暗号化した文字列が使用される WebLogic Server ドメイン ディレクトリ。指定しない場合、デフォルトのドメイン ルート ディレクトリはカレント ディレクトリ (ユーティリティを実行するディレクトリ) になる。

weblogic.management.allowPasswordEcho

省略可能。コマンドラインで入力した文字が表示されるようにする。weblogic.security.Encrypt では表示されないことを想定しているため、表示する場合は、このプロパティを true に設定する。

password

省略可能。暗号化するクリアテキストの文字列。コマンドラインで省略した場合は、パスワードの入力を求められる。


 

ユーティリティは、カレント ディレクトリにある暗号化サービスを使用して暗号化した文字列を返します。

java weblogic.security.Encrypt xxxxxx
{3DES}Rd39isn4LLuF884Ns

ユーティリティは、指定されたドメインの場所にある暗号化サービスを使用して暗号化した文字列を返します。

java -Dweblogic.RootDirectory=./mydomain weblogic.security.Encrypt xxxxxx
{3DES}hsikci118SKFnnw

ユーティリティは、カレント ディレクトリで暗号化した文字列を返します。このときにパスワードは表示されません。

java weblogic.security.Encrypt
Password:
{3DES}12hsIIn56KKKs3

 

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