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コンフィグレーション リファレンス

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JDBCDataSource

 


説明

この MBean はトランザクション非対応の JDBC データソースを定義します。

 


構文

<JDBCDataSource
ConnectionWaitPeriod="number of seconds"
DeploymentOrder="number"
JNDIName="String"
Name="String"
Notes="String"
PoolName="String"
RowPrefetchEnabled=( "true" | "false" )
RowPrefetchSize="number"
StreamChunkSize="number of bytes"
Targets="list of Target names"
WaitForConnectionEnabled=( "true" | "false" )
/>

 


親要素

 


属性

表 21-1 JDBCDataSource の属性

属性

説明

指定できる値とデフォルト値

ConnectionWaitPeriod

非推奨。プールにフリーなエントリがないときに要求を受信した場合に、フリーな接続プール エントリが使用できるようになるまでシステムが待機する時間 (秒単位)。この値は、setWaitForConnectionEnabled (true) が以前に呼び出された場合にのみ使用される。フリーな接続を待機している間は WLS サーバ スレッドが 1 つ占有されるので、結果としてシステムのスループットが低下する場合がある。接続プールのエントリ不足に対処するには、プールのサイズを大きくすることをお勧めする。プロダクション環境ではこの方法を使用しないほうがよい。

単位 : 秒

デフォルト値 : 1

最小値 : 1

最大値 : 60

DeploymentOrder

デプロイの優先順位。サーバではこれを使って項目のデプロイ順を決定する。優先順位は、同じタイプの他のデプロイ可能な項目に対する相対的な順位。たとえば、サーバはすべての EJB を優先順位に従ってデプロイしてから、起動クラスを優先順位に従ってデプロイする。

デプロイ順の値が小さい項目から順にデプロイされる。デプロイ順の値が等しい項目のデプロイメント順序は保証されていない。クラスタ間の順序付けは保証されていない。

デフォルト値 : 1000

最小値 : 0

最大値 : 231-1

JNDIName

y当該データ ソースのバインド先の JNDI パス。

JNDI パスをルックアップするアプリケーションは、このデータ ソースに対応する javax.sql.DataSource インスタンスを取得する。

Administration Console のフィールド ラベル : [JNDI 名]

Name

このコンフィグレーションの名前。WebLogic Server では MBean を使用してコンフィグレーションを実装および保持する。

Administration Console のフィールド ラベル : [名前]

必須 : いいえ

Notes

このコンフィグレーションの説明として任意に入力できる情報。

Administration Console のフィールド ラベル : [メモ]

必須 : いいえ

PoolName

当該データ ソースに関連付けられる接続プールの名前。

このデータ ソースでアプリケーションから getConnection() を呼び出すと、関連付けられた接続プールから接続が返る。

Administration Console のフィールド ラベル : [プール名]

必須 : いいえ

RowPrefetchEnabled

各 ResultSet について、クライアントと WebLogic Server の間での行のプリフェッチを制御する。外部クライアントが JDBC を使用して WebLogic Server 経由でデータベースにアクセスするとき、行のプリフェッチは、1 回のサーバ アクセスでサーバからクライアントに複数の行を取り出すのでパフォーマンスが向上する。クライアントと WebLogic Server が同一の JVM 内にある場合は、WebLogic Server はこの設定を無視し、行のプリフェッチを使用しない。

yAdministration Console のフィールド ラベル : [行のプリフェッチを有効化]

デフォルト値 : false

RowPrefetchSize

クライアント用にプリフェッチする結果セットの行数。最適値はクエリの詳細によって異なる。一般に、この数を増やすと、特定の値に達するまでパフォーマンスが向上する。その値に達すると、それ以上数を増やしてもパフォーマンスはそれほど向上しない。100 行以上でパフォーマンスが向上することはめったにない。ほとんどの状況では、デフォルト値で十分なはずである。

Administration Console のフィールド ラベル : [プリフェッチする行サイズ]

デフォルト値 : 48

最小値 : 2

最大値 : 65536

StreamChunkSize

ストリーム データ型のデータ チャンク サイズ。getBinaryStream() への呼び出し結果などのストリーミング データ型は、必要に応じて WebLogic Server からクライアントに StreamChunkSize サイズのチャンクでプルされる。

Administration Console のフィールド ラベル : [ストリーム チャンク サイズ]

単位 : バイト

デフォルト値 : 256

最小値 : 1

最大値 : 65536

Targets

現在のドメイン内で、この項目のデプロイ先となる対象。

Administration Console のフィールド ラベル : [対象]

必須 : いいえ

WaitForConnectionEnabled

非推奨。プールの全エントリの使用中に要求が行われたときに、フリーな接続プール エントリが使用できるようになるまでシステムが待機する場合に true を返す。サーバ スレッドの拘束とパフォーマンスの低下を避けるには、この方法を使用しないほうがよい。

デフォルト値 : false

 

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