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コンフィグレーション リファレンス

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JDBCMultiPool

 


説明

この MBean は JDBC 接続プールのプールである、JDBC マルチプールを表します。

 


構文

<JDBCMultiPool
ACLName="String"
AlgorithmType=( "High-Availability" | "Load-Balancing" )
ConnectionPoolFailoverCallbackHandler="String"
DeploymentOrder="number"
FailoverRequestIfBusy=( "true" | "false" )
HealthCheckFrequencySeconds="number"
Name="String"
Notes="String"
PoolList="list of JDBCConnectionPool names"
Targets="list of Target names"
/>

 


親要素

 


属性

表 23-1 JDBCMultiPool の属性

属性

説明

指定できる値とデフォルト値

ACLName

非推奨。当該接続プールへのアクセスを制御するために使うアクセス制御リスト (ACL)。

必須 : いいえ

AlgorithmType

当該マルチプールのアルゴリズム タイプ。

High-Availability に設定した場合、接続プールは順序付きリストとして設定される。すなわち、アプリケーションがマルチプールに接続を要求するたびに、そのリストの先頭のプールから接続の取得を試みる。有効な接続を取得できない場合には、そのリストの次のプールを試す。有効な接続が取得されるか、あるいはリストの終わりに達するまで、この処理が繰り返される。リストの終わりに達した場合には、例外が送出される。

データベースが停止していたり、プールが使用できないといった問題が実際に発生する場合にのみ、マルチプールがリスト内の次のプールに変わる点に注意。すべての接続がビジー状態にある場合には、マルチプールは単一のプールとして動作し、例外が送出される。

Load-Balancing に設定した場合、マルチプールは接続要求をそのメンバー プールに均等に分散する。また、このアルゴリズムは高可用性アルゴリズムと同じフェイルオーバ機能を実行する。

この属性のデフォルト値は High-Availability である。

Administration Console のフィールド ラベル : [アルゴリズム タイプ]

必須 : いいえ

デフォルト値 : High-Availability

ConnectionPoolFailoverCallbackHandler

weblogic.jdbc.extensions.ConnectionPoolFailoverCallback インタフェースを実装するアプリケーション クラスの絶対名。

これを設定すると、マルチプールがリスト内の次の接続プールにフェイルオーバする前に、WebLogic Server が指定のコールバック アプリケーションを呼び出して戻り値を待機する。コールバック アプリケーションから返された値に応じて、マルチプールが同じ接続プールを試行するか、次の接続プールにフェイルオーバするか、失敗して例外を送出するかが決まる。

また、元の接続プールがフェイルバック可能な状態になったときも、マルチプールがコールバック アプリケーションを呼び出す。

必須 : いいえ

DeploymentOrder

デプロイの優先順位。サーバではこれを使って項目のデプロイ順を決定する。優先順位は、同じタイプの他のデプロイ可能な項目に対する相対的な順位。 たとえば、サーバはすべての EJB を優先順位に従ってデプロイしてから、起動クラスを優先順位に従ってデプロイする。

デプロイ順の値が小さい項目から順にデプロイされる。デプロイ順の値が等しい項目のデプロイメント順序は保証されていない。クラスタ間の順序付けは保証されていない。

デフォルト値 : 1000

最小値 : 0

最大値 : 231-1

FailoverRequestIfBusy

現在の接続プール内のすべての接続が使用中である場合に、マルチプールが次の接続プールにフェイルオーバするのを可能にする。

この属性を true に設定すると、現在の接続プールにあるすべての接続が使用中の場合に、マルチプール内の代替可能な接続プールにアプリケーションの接続リクエストがルーティングされる。

false に設定すると、接続リクエストはフェイルオーバしない。

この設定は、高可用性アルゴリズムで実行されている場合にのみ有効。

デフォルト値 : false

HealthCheckFrequencySeconds

これまで使用不能で無効と認識されていた接続プールの状態をマルチプールがチェックする頻度。

デフォルト値 : 300

最大値 : MAXINT

最小値 : 0

注意 : 値を 0 に設定すると、この属性は無効になる。

Name

このコンフィグレーションの名前。WebLogic Server では MBean を使用してコンフィグレーションを実装および保持する。

Administration Console のフィールド ラベル : [名前]

必須 : いいえ

Notes

このコンフィグレーションの説明として任意に入力できる情報。

Administration Console のフィールド ラベル : [メモ]

必須 : いいえ

PoolList

マルチ プール内の接続プールのリスト。

Administration Console のフィールド ラベル : [プール リスト]

Targets

現在のドメイン内で、この項目のデプロイ先となる対象。

Administration Console のフィールド ラベル : [対象]

必須 : いいえ

 

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