ナビゲーションをスキップ

コンフィグレーション リファレンス

  前 次 前/次ボタンと目次ボタンとの区切り線 目次  

JTA

 


説明

このインタフェースは、JTA コンフィグレーション属性へのアクセスを提供します。ここで定義されるメソッドは、ドメイン レベルの JTA コンフィグレーションに適用されます。

 


構文

<JTA
AbandonTimeoutSeconds="number"
BeforeCompletionIterationLimit="number"
CheckpointIntervalSeconds="number"
ForgetHeuristics=( "true" | "false" )
MaxTransactions="number"
MaxUniqueNameStatistics="number"
Name="String"
Notes="String"
TimeoutSeconds="number"
/>

 


親要素

 


属性

表 42-1 JTA の属性

属性

説明

指定できる値とデフォルト値

AbandonTimeoutSeconds

トランザクション破棄タイムアウトの秒数。2 フェーズ コミット プロセスにおける第 2 フェーズでは、トランザクション マネージャはすべてのリソース マネージャでトランザクションの終了が示されるまで、トランザクションを終了しようとし続ける。AbandonTimeoutSeconds 属性を使用すると、トランザクション マネージャがトランザクションの第 2 フェーズでトランザクションの終了を試み続ける最長時間を設定できる。この時間を過ぎると、それ以上トランザクションの解決は試行されない。破棄される前にトランザクションの準備が完了していた場合、トランザクション マネージャは破棄されるトランザクションに代わってトランザクションをロールバックしてロックを解放する。

Administration Console のフィールド ラベル : [トランザクションを保持する最長時間]

デフォルト値 : 86400

最小値 : 1

最大値 : 231-1

BeforeCompletionIterationLimit

トランザクション マネージャが beforeCompletion 同期化コールバックを実行するサイクルの最大数。同期化オブジェクトは beforeCompletion がすでに呼び出されたオブジェクトであっても、beforeCompletion で別のオブジェクトを登録できる。たとえば、EJB は、その ejbStore() メソッドで別の EJB を呼び出せる。これに対応するために、トランザクション マネージャはすべての同期化オブジェクトを呼び出し、新しいオブジェクトが登録されている場合、このサイクルを繰り返す。この値で、発生するサイクルの回数を制限する。

Administration Console のフィールド ラベル : [beforeCompletion の反復上限]

デフォルト値 : 10

最小値 : 1

最大値 : 231-1

CheckpointIntervalSeconds

トランザクション マネージャが、新しいトランザクション ログ ファイルを作成し、すべての古いトランザクション ログ ファイルをチェックしてそれらを削除できるかどうかを確認する間隔。デフォルトは 300 秒 (5 分)、最小値は 10 秒、最大値は 1800 秒 (30 分)。

Administration Console のフィールド ラベル : [チェックポイント間隔の秒数]

デフォルト値 : 300

最小値 : 10

最大値 : 1800

ForgetHeuristics

トランザクション マネージャがトランザクションのヒューリスティックな終了に対して自動的に XA Resource forget() 処理を実行するかどうか。デフォルトは true で、トランザクションがヒューリスティックな出力を認識するとすぐに forget が発行される。false に設定するのは、ヒューリスティックな終了でリソースに対して何をすべきかわかっている場合のみ。

Administration Console のフィールド ラベル : [ヒューリスティックを無視]

デフォルト値 : true

MaxTransactions

サーバで許可される同時進行トランザクションの最大数。

Administration Console のフィールド ラベル : [最大トランザクション数]

デフォルト値 : 10000

最小値 : 1

最大値 : 231-1

MaxUniqueNameStatistics

保持する統計の対象となるユニークなトランザクション名の最大数。トランザクション名は、通常、ビジネス トランザクションのカテゴリを表す (「送金」など)。

Administration Console のフィールド ラベル : [ユニーク名の最大数]

デフォルト値 : 1000

最小値 : 0

最大値 : 231-1

Name

このコンフィグレーションの名前。WebLogic Server では MBean を使用してコンフィグレーションを実装および保持する。

必須 : いいえ

Notes

このコンフィグレーションの説明として任意に入力できる情報。

必須 : いいえ

TimeoutSeconds

トランザクション タイムアウトの秒数。(begin() を起点に) この時間を過ぎても「アクティブ」な状態にあるトランザクションは、自動的にロールバックされる。ただし、トランザクションが準備状態に移ると、このタイムアウト パラメータは適用されず、すべてのリソースがコミットされるまでトランザクションは再試行される。

Administration Console のフィールド ラベル : [タイムアウト秒数]

デフォルト値 : 30

最小値 : 1

最大値 : 231-1

 

フッタのナビゲーションのスキップ  ページの先頭 前 次