表 45-1 Log の属性
属性
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説明
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指定できる値とデフォルト値
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FileCount
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ログをローテーションする場合にサーバが作成するログ ファイルの最大数。isNumberOfFilesLimited が true で、setRotationType が [サイズ ] または [時間 ] の場合にのみ有効。
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Administration Console のフィールド ラベル : [保存するログ ファイル数]
デフォルト値 : 7
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FileMinSize
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サーバが独立したファイルにログ メッセージを移動するきっかけとなるサイズ (1 ~ 65535KB)。ログ ファイルが指定の最小サイズに達した後、次にファイル サイズがサーバによってチェックされるときに、現在のログ ファイルが FileName.n としてリネームされ、以降のメッセージを格納する新しいファイルが作成される。このフィールドは、RotationType が bySize に設定されている場合のみ問題となる。
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Administration Console のフィールド ラベル : [最小ファイル サイズ]
単位 : KB
デフォルト値 : 500
最小値 : 1
最大値 : 65535
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FileName
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現在のログ メッセージを格納するファイルの名前。通常、この MBean の親の名前に基づいて計算された値になる。たとえば、サーバ ログであれば serverName.log となる。
ただし、何らかの理由で親の名前を取得できない場合は、weblogic.log という名前になる。
相対パス名は、サーバのルート ディレクトリを基準とする相対パスである。
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Administration Console のフィールド ラベル : [サーバ ファイル名]
必須 : いいえ
デフォルト値 : weblogic.log
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FileTimeSpan
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古いログ メッセージが別のログ ファイルに移される間隔 (単位は時間)。この値は、時間ベースのローテーション間隔を使用する場合にのみ意味を持つ。
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Administration Console のフィールド ラベル : [ファイルローテーション間隔]
単位 : 時間
デフォルト値 : 24
最小値 : 1
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Name
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このコンフィグレーションの名前。WebLogic Server では MBean を使用してコンフィグレーションを実装および保持する。
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必須 : いいえ
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Notes
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このコンフィグレーションの説明として任意に入力できる情報。
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必須 : いいえ
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NumberOfFilesLimited
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古いメッセージを保存するためにサーバが作成するファイルの数を、FileCount で指定された数までに制限する。この制限に達すると、最も古いログ ファイルが削除され、最新のサフィックスの付いた新しいログ ファイルが作成される。
このオプションを無効にした場合、新しいファイルが無限に作成される。このため、必要に応じてこれらのファイルを削除する必要がある。
この値は、ファイルのローテーション タイプに [サイズ ] または [時間 ] を指定した場合にのみ意味を持つ。
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dministration Console のフィールド ラベル : [保存するログ ファイル数の制限]
デフォルト値 : false
セキュアな値 : false
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RotationTime
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時間ベースのローテーションの開始時間 (時間および分) を指定する。この値によって指定された間隔で、現在のログ ファイル名が変更される。以後、FileTimeSpan に指定した間隔でログ ファイル名が変更される。
k:mm の形式を使って指定する。
指定した時間がすでに過ぎている場合、サーバは直ちにファイルのローテーションを開始する。
デフォルトでは、ローテーション サイクルは直ちに開始される。
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Administration Console のフィールド ラベル : [ローテーション時間]
必須 : いいえ
デフォルト値 : 00:00
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RotationType
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古いログ メッセージを別のログ ファイルに移すための条件。
ファイル名が変更されると、以後のメッセージは FileName に指定した名前の新しいファイルに蓄積される。
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Administration Console のフィールド ラベル : [ローテーション タイプ]
必須 : いいえ
デフォルト値 : bySize
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