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コンフィグレーション リファレンス

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WTCLocalTuxDom

 


説明

このインタフェースは、WTC ローカル Tuxedo ドメイン コンフィグレーション属性へのアクセスを提供します。ここで定義されるメソッドは、WLS ドメイン レベルの WTC コンフィグレーションに適用されます。

 


構文

<WTCLocalTuxDom
AccessPoint="String"
AccessPointId="String"
BlockTime="number"
CmpLimit="number"
ConnPrincipalName="String"
ConnectionPolicy=( "ON_DEMAND" | "ON_STARTUP" | "INCOMING_ONLY" )
Interoperate="String"
MaxEncryptBits=( "0" | "40" | "56" | "128" )
MaxRetries="number"
MinEncryptBits=( "0" | "40" | "56" | "128" )
NWAddr="String"
Name="String"
Notes="String"
RetryInterval="number"
Security=( "NONE" | "APP_PW" | "DM_PW" )
/>

 


親要素

 


属性

表 78-1 WTCLocalTuxDom の属性

属性

説明

指定できる値とデフォルト値

AccessPoint

WTC サービスでローカル Tuxedo アクセス ポイントを識別するための名前を定義する。この名前は、定義されているローカル Tuxedo アクセス ポイントの中でユニークでなければならない。これで、同じアクセス ポイント ID を持つユニークなコンフィグレーションを定義することができる。

Administration Console のフィールド ラベル : [アクセス ポイント]

AccessPointId

リモート Tuxedo アクセス ポイントとのセッション接続を確立するときに、このローカル Tuxedo アクセス ポイントを識別するために使用する接続名を定義する。

WTCLocalTuxDom MBean の AccessPointId は、Tuxedo DMCONFIG ファイルの *DM_REMOTE_DOMAINS セクションにある対応する DOMAINID と一致する必要がある。

Administration Console のフィールド ラベル : [アクセス ポイント ID]

BlockTime

ブロッキング呼び出しで許可される最大待機時間 (秒) を定義する。

Administration Console のフィールド ラベル : [ブロッキング タイム アウト]

デフォルト値 : 60

最小値 : 0

最大値 : 231-1

CmpLimit

リモート Tuxedo アクセス ポイントへのデータの送信に使用する圧縮しきい値を定義する。このサイズより大きいアプリケーション バッファは圧縮される。

Administration Console のフィールド ラベル : [圧縮制限]

デフォルト値 : 231-1

最小値 : 0

最大値 : 231-1

ConnPrincipalName

別のドメインへの接続を確立するときに、このドメインの識別子を検証するために使用されるプリンシパル名を指定する。


  • このパラメータは、BEA Tuxedo 7.1 以降のソフトウェアを実行しているタイプ TDOMAIN のドメインにのみ適用される。

  • 指定しない場合、接続プリンシパル名はこのドメインの AccessPointID にデフォルト設定される。

注意 : ConnectionPrincipalName はこのリリースではサポートされていない。

Administration Console のフィールド ラベル : [接続プリンシパル名]

必須 : いいえ

ConnectionPolicy

ローカル Tuxedo アクセス ポイントがリモート Tuxedo アクセス ポイントとの接続の確立を試行する場合の条件を定義する。


  • ON_DEMAND : リモート サービスへのクライアント要求または管理接続コマンドのいずれかによって要求されたときのみ、接続が試行される。

  • ON_STARTUP : ドメイン ゲートウェイは、ゲートウェイ サーバの初期化時にそのリモート Tuxedo アクセス ポイントで接続を確立する。リモート サービス (このローカル アクセス ポイントのドメイン ゲートウェイによって JNDI に通知されるサービス) は、接続がそのリモート Tuxedo アクセス ポイントに正常に確立されたときのみ通知される。リモート Tuxedo アクセス ポイントへのアクティブな接続がない場合、リモート サービスはサスペンドされる。デフォルトでは、この接続ポリシーは 60 秒ごとに失敗した接続を再試行する。アプリケーション固有の値を指定するには、MaxRetry および RetryInterval 属性を使用する。

  • INCOMING_ONLY : ドメイン ゲートウェイは、起動時にリモート Tuxedo アクセス ポイントへの初期接続を行わず、リモート サービスは最初にサスペンドされる。ドメイン ゲートウェイはリモート Tuxedo アクセス ポイントからの受信時接続に使用可能で、リモート サービスはこのローカル Tuxedo アクセス ポイントのドメイン ゲートウェイが受信時接続を受け付けたときに通知される。接続の再試行処理は実行できない。

Administration Console のフィールド ラベル : [接続ポリシー]

必須 : いいえ

デフォルト値 : ON_DEMAND

Interoperate

ローカル ドメインが、Tuxedo リリース 6.5 に基づいたリモート Tuxedo アクセス ポイントと相互運用するかどうかを指定する。Yes の場合、ローカル Tuxedo アクセス ポイントは Tuxedo 6.5 ドメインと相互運用する。

Administration Console のフィールド ラベル : [相互運用]

必須 : いいえ

デフォルト値 : No

MaxEncryptBits

ローカル Tuxedo アクセス ポイントのネットワーク接続確立時に使用される最大の暗号化キー長 (ビット単位) を定義する。


  • 値が 0 の場合、暗号化は使用されない。

  • MaxEncryptBits 属性の値は、MinEncryptBits 属性の値と同じかそれ以上でなければならない。

  • MaxEncryptBits の値 40 は、Tuxedo 7.1 以降が動作するドメインでのみ使用できる。

Administration Console のフィールド ラベル : [最大暗号化レベル]

必須 : いいえ

デフォルト値 : 128

セキュアな値 : "128"

MaxRetries

ドメイン ゲートウェイが、リモート Tuxedo アクセス ポイントへの接続の確立を試行する回数を定義する。ConnectionPolicy が「ON_STARTUP」に設定されている場合にのみ使用する。


  • 再試行メカニズムを無効にするには、最小値を使用する。

  • 接続が確立されるまで試行するには、最大値を使用する。

Administration Console のフィールド ラベル : [最大再試行回数]

デフォルト値 : 263-1

最小値 : 0

最大値 : 263-1

MinEncryptBits

ローカル Tuxedo アクセス ポイントのネットワーク接続確立時に使用される最小の暗号化キー長 (ビット単位) を定義する。


  • 値が 0 の場合、暗号化は使用されない。

  • MinEncryptBits 属性の値は、MaxEncryptBits 属性の値と同じかそれ以下でなければならない。

  • MinEncrypBits の値 40 は、Tuxedo 7.1 以降が動作するドメインでのみ使用できる。

Administration Console のフィールド ラベル : [最小暗号化レベル]

必須 : いいえ

デフォルト値 : 0

セキュアな値 : "40"

NWAddr

ローカル Tuxedo アクセス ポイントのネットワーク アドレスを定義する。次のフォーマットのうちの 1 つを使用して、TCP/IP アドレスを指定する。


  • //hostname:port_number

  • //#.#.#.#:port_number

hostname を使用する場合、アクセス ポイントはローカル名解決機能 (通常は DNS) を使用して hostname のアドレスを検索する。ドットで区切った数値のフォーマットを使用する場合、各 # は 0 ~ 255 までの数値にする。このドットで区切った数値は、ローカル マシンの IP アドレスを表す。port_number は、アクセス ポイントが受信する要求をリスンする TCP ポート番号。

Administration Console のフィールド ラベル : [ネットワーク アドレス]

必須 : いいえ

Name

このコンフィグレーションの名前。WebLogic Server では MBean を使用してコンフィグレーションを実装および保持する。

必須 : いいえ

Notes

このコンフィグレーションの説明として任意に入力できる情報。

必須 : いいえ

RetryInterval

リモート Tuxedo アクセス ポイントへの接続を確立するために自動的に試行される接続の間隔の秒数を定義する。ConnectionPolicy が「ON_STARTUP」に設定されている場合にのみ使用する。

Administration Console のフィールド ラベル : [再試行間隔]

デフォルト値 : 60

最小値 : 0

最大値 : 231-1

Security

セキュリティを実施するアプリケーションのタイプを定義する。


  • NONE : セキュリティは使用されない。

  • APP_PW : リモート ドメインからの接続が確立されたときに、パスワード セキュリティが強化される。アプリケーション パスワードは WTCResourcesMBean で定義される。

  • DM_PW : リモート ドメインからの接続が確立されたときに、ドメイン パスワード セキュリティが強化される。ドメイン パスワードは WTCPasswordsMBean で定義される。

Administration Console のフィールド ラベル : [セキュリティ]

必須 : いいえ

デフォルト値 : NONE

セキュアな値 : "DM_PW"

 

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