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コンフィグレーション リファレンス

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WTCRemoteTuxDom

 


説明

このインタフェースは、WTC リモート Tuxedo ドメイン コンフィグレーション属性へのアクセスを提供します。ここで定義されるメソッドは、WLS ドメイン レベルの WTC コンフィグレーションに適用されます。

 


構文

<WTCRemoteTuxDom
AccessPoint="String"
AccessPointId="String"
AclPolicy=( "GLOBAL" | "LOCAL" )
AllowAnonymous=( "true" | "false" )
AppKey=( "TpUsrFile" | "LDAP" | "Custom" )
CmpLimit="number"
ConnPrincipalName="String"
ConnectionPolicy=( "ON_DEMAND" | "ON_STARTUP" | "INCOMING_ONLY" | "LOCAL" )
CredentialPolicy=( "GLOBAL" | "LOCAL" )
CustomAppKeyClass="String"
CustomAppKeyClassParam="String"
DefaultAppKey="number"
FederationName="String"
FederationURL="String"
LocalAccessPoint="String"
MaxEncryptBits=( "0" | "40" | "56" | "128" )
MaxRetries="number"
MinEncryptBits=( "0" | "40" | "56" | "128" )
NWAddr="String"
Name="String"
Notes="String"
RetryInterval="number"
TpUsrFile="String"
TuxedoGidKw="String"
TuxedoUidKw="String"
/>

 


親要素

 


属性

表 80-1 WTCRemoteTuxDom の属性

属性

説明

指定できる値とデフォルト値

AccessPoint

WTC サービスでリモート Tuxedo アクセス ポイントを識別するための名前を定義する。この名前は、定義されているリモート Tuxedo アクセス ポイントの中でユニークでなければならない。これで、同じアクセス ポイント ID を持つユニークなコンフィグレーションを定義することができる。

Administration Console のフィールド ラベル : [アクセス ポイント]

AccessPointId

ローカル Tuxedo アクセス ポイントとのセッション接続を確立するときに、このリモート Tuxedo アクセス ポイントを識別するために使用する接続名を定義する。

WTCRemoteTuxDom MBean の AccessPointId は、Tuxedo DMCONFIG ファイルの *DM_LOCAL_DOMAINS セクションにある対応する DOMAINID と一致する必要がある。

Administration Console のフィールド ラベル : [アクセス ポイント ID]

AclPolicy

リモート Tuxedo アクセス ポイントからの着信アクセス制御リスト (ACL) ポリシーを定義する。


  • Interoperate を Yes に設定している場合、AclPolicy は無視される。

  • LOCAL : ローカル Tuxedo アクセス ポイントは、特定のリモート Tuxedo アクセス ポイントから受信したサービス要求の ID を、特定のリモート Tuxedo アクセス ポイントのローカル プリンシパル名で指定されたプリンシパル名に変更する。

  • GLOBAL : ローカル Tuxedo アクセス ポイントは ID を変更せずにサービス要求を渡す。

Administration Console のフィールド ラベル : [ACL ポリシー]

必須 : いいえ

デフォルト値 : LOCAL

セキュアな値 : 「GLOBAL」または「LOCAL」

AllowAnonymous

匿名ユーザが Tuxedo にアクセスできるかどうかを指定する。匿名ユーザが Tuxedo にアクセスできる場合は、TpUsrFile および LDAP AppKey プラグインでデフォルトの AppKey が使用される。Custom AppKey プラグインと対話できるかどうかは、Custom AppKey ジェネレータの設計によって異なる。

Administration Console のフィールド ラベル : [匿名を許可]

デフォルト値 : false

AppKey

使用される AppKey プラグインのタイプを指定する。以下から選択できる。

  • TpUsrFile

  • LDAP

  • Custom

TpUsrFile はデフォルトのプラグイン。インポートされた Tuxedo TPUSR ファイルを使用して、ユーザ セキュリティ情報が提供される。旧リリースの WebLogic Tuxedo Connector はこのオプションをサポートしている。

[LDAP] プラグインでは、組み込み LDAP サーバを利用してユーザ セキュリティ情報を提供する。ユーザ レコードでは、記述フィールドで Tuxedo の UID および GID 情報を定義する必要がある。この機能は、旧リリースの WebLogic Tuxedo Connector ではサポートされていない。

Custom プラグインでは、独自の AppKey ジェネレータ クラスを記述して Tuxedo が必要とするセキュリティ情報を提供できる。この機能は、旧リリースの WebLogic Tuxedo Connector ではサポートされていない。

Administration Console のフィールド ラベル : [AppKey ジェネレータ]

必須 : いいえ

デフォルト値 : TpUsrFile

CmpLimit

ローカル Tuxedo アクセス ポイントへのデータの送信に使用する圧縮しきい値を定義する。このサイズより大きいアプリケーション バッファは圧縮される。

Administration Console のフィールド ラベル : [Cmp 制限]

デフォルト値 : 231-1

最小値 : 0

最大値 : 231-1

ConnPrincipalName

ローカル Tuxedo アクセス ポイントとの接続を確立するときに、このリモート Tuxedo アクセス ポイントの ID を検証するために使用するプリンシパル名を定義する。


  • このパラメータは、BEA Tuxedo 7.1 以降のソフトウェアを実行しているタイプ TDOMAIN のドメインにのみ適用される。

  • 指定しない場合、接続プリンシパル名はこのアクセス ポイントの AccessPointID にデフォルト設定される。

注意 : ConnectionPrincipalName はこのリリースではサポートされていない。

Administration Console のフィールド ラベル : [接続プリンシパル名]

必須 : いいえ

ConnectionPolicy

リモート Tuxedo アクセス ポイントがローカル Tuxedo アクセス ポイントとの接続の確立を試行する場合の条件を定義する。


  • ON_DEMAND : リモート サービスへのクライアント要求または管理接続コマンドのいずれかによって要求されたときのみ、接続が試行される。

  • ON_STARTUP : ドメイン ゲートウェイは、ゲートウェイ サーバの初期化時にそのリモート Tuxedo アクセス ポイントで接続を確立する。リモート サービス (このローカル Tuxedo アクセス ポイントのドメイン ゲートウェイによって JNDI に通知されるサービス) は、接続がそのリモート Tuxedo アクセス ポイントに正常に確立されたときのみ通知される。リモート Tuxedo アクセス ポイントへのアクティブな接続がない場合、リモート サービスはサスペンドされる。デフォルトでは、この接続ポリシーは 60 秒ごとに失敗した接続を再試行する。アプリケーション固有の値を指定するには、MaxRetry および RetryInterval 属性を使用する。

  • INCOMING_ONLY : ドメイン ゲートウェイは、起動時にリモート Tuxedo アクセス ポイントへの初期接続を行わず、リモート サービスは最初にサスペンドされる。ドメイン ゲートウェイはリモート Tuxedo アクセス ポイントからの受信時接続に使用可能で、リモート サービスはこのローカル Tuxedo アクセス ポイントのドメイン ゲートウェイが受信時接続を受け付けたときに通知される。接続の再試行処理は実行できない。

Administration Console のフィールド ラベル : [接続ポリシー]

必須 : いいえ

デフォルト値 : ON_DEMAND

CredentialPolicy

リモート Tuxedo アクセス ポイントへの発信アクセス制御リスト (ACL) ポリシーを定義する。


  • Interoperate を Yes に設定している場合、CredentialPolicy は無視される。

  • LOCAL : リモート Tuxedo アクセス ポイントは、ローカル Tuxedo アクセス ポイントから受信したサービス要求の ID を、このリモート Tuxedo アクセス ポイントのローカル プリンシパル名で指定されたプリンシパル名と照合する。

  • GLOBAL : リモート Tuxedo アクセス ポイントは、変更せずにサービス要求を渡す。

Administration Console のフィールド ラベル : [資格ポリシー]

必須 : いいえ

デフォルト値 : LOCAL

CustomAppKeyClass

Custom AppKey ジェネレータ クラスの絶対パス名を定義する。このクラスは、Custom AppKey ジェネレータ プラグインが選択されている場合に実行時にロードされる。

Administration Console のフィールド ラベル : [カスタム AppKey クラス]

必須 : いいえ

CustomAppKeyClassParam

初期化時に Custom AppKey クラスで使用される省略可能なパラメータを定義する。

Administration Console のフィールド ラベル : [カスタム AppKey パラメータ]

必須 : いいえ

DefaultAppKey

AppKey プラグインがユーザ データベースで定義されていない匿名ユーザなどのユーザに Tuxedo へのアクセスを許可する場合に、それらのユーザで使用されるデフォルトの AppKey 値。TpUsrFile プラグインと LDAP プラグインは、AllowAnonymous が有効になっていない限り、ユーザ データベースで定義されていないユーザが Tuxedo にアクセスすることを許可しない。

Administration Console のフィールド ラベル : [デフォルト AppKey]

デフォルト値 : -1

FederationName

外部ネーム サービスと結合するコンテキストを定義する。省略すると、結合ポイントは tuxedo.domains になる。

Administration Console のフィールド ラベル : [フェデレーション名]

必須 : いいえ

FederationURL

JNDI に結合される外部ネーム サービスの URL を定義する。省略した場合は、以下のように扱われる。


  • WebLogic Tuxedo Connector は外部ドメインに CosNaming サーバがあると見なす。

  • WebLogic Tuxedo Connector は TGIOP を使用して CosNaming サーバに結合する。

WebLogic Tuxedo Connector は非 CORBA サービス プロバイダと結合することもできる。

Administration Console のフィールド ラベル : [フェデレーション URL]

必須 : いいえ

LocalAccessPoint

リモート Tuxedo アクセス ポイントがアクセスされるローカル Tuxedo アクセス ポイントの名前。

Administration Console のフィールド ラベル : [ローカル アクセス ポイント]

MaxEncryptBits

ローカル Tuxedo アクセス ポイントのセッション接続確立時に使用される、最大の暗号化キー長 (ビット単位) を定義する。


  • 値が 0 の場合、暗号化は使用されない。

  • MaxEncryptBits 属性の値は、MinEncryptBits 属性の値と同じかそれ以上でなければならない。

  • MaxEncryptBits の値 40 は、Tuxedo 7.1 以降が動作するドメインでのみ使用できる。

Administration Console のフィールド ラベル : [最大暗号化レベル]

必須 : いいえ

デフォルト値 : 128

MaxRetries

ドメイン ゲートウェイが、リモート Tuxedo アクセス ポイントへのセッション接続の確立を試行する回数を定義する。ConnectionPolicy が「ON_STARTUP」に設定されている場合にのみ使用する。


  • WTCLocalTuxDomMBean の MaxRetries 属性で定義される値にデフォルト設定するには、値 -1 を使用する。

  • 再試行メカニズムを無効にするには、0 を使用する。

  • 接続が確立されるまで試行するには、最大値を使用する。

Administration Console のフィールド ラベル : [最大再試行回数]

デフォルト値 : -1

最小値 : -1

最大値 : 263-1

MinEncryptBits

ローカル Tuxedo アクセス ポイントのセッション接続確立時に使用される最小の暗号化キー長 (ビット単位) を定義する。


  • 値が 0 の場合、暗号化は使用されない。

  • MinEncryptBits 属性の値は、MaxEncryptBits 属性の値と同じかそれ以下でなければならない。

  • MinEncrypBits の値 40 は、Tuxedo 7.1 以降が動作するドメインでのみ使用できる。

Administration Console のフィールド ラベル : [最小暗号化レベル]

必須 : いいえ

デフォルト値 : 0

セキュアな値 : "40"

NWAddr

このリモート Tuxedo アクセス ポイントのネットワーク アドレスとポート番号。次のフォーマットのうちの 1 つを使用して、TCP/IP アドレスを指定する。


  • //hostname:port_number

  • //#.#.#.#:port_number

hostname を使用する場合、アクセス ポイントはローカル名解決機能 (通常は DNS) を使用して hostname のアドレスを検索する。ドットで区切った数値のフォーマットを使用する場合、各 # は 0 ~ 255 までの数値にする。このドットで区切った数値は、ローカル マシンの IP アドレスを表す。port_number は、アクセス ポイントが受信する要求をリスンする TCP ポート番号。

Administration Console のフィールド ラベル : [ネットワーク アドレス]

必須 : いいえ

Name

このコンフィグレーションの名前。WebLogic Server では MBean を使用してコンフィグレーションを実装および保持する。

必須 : いいえ

Notes

このコンフィグレーションの説明として任意に入力できる情報。

必須 : いいえ

RetryInterval

リモート Tuxedo アクセス ポイントへのセッション接続を確立するために自動的に試行される接続の間隔の秒数を定義する。


  • ConnectionPolicy が「ON_STARTUP」に設定されている場合にのみ使用する。

  • WTCLocalTuxDomMBean の RetryInterval 属性で定義される値にデフォルト設定するには、値 -1 を使用する。

Administration Console のフィールド ラベル : [再試行間隔]

デフォルト値 : -1

最小値 : -1

最大値 : 231-1

TpUsrFile

UID/GID 情報の含まれるユーザ パスワード ファイルの絶対パス。このファイルは、リモート Tuxedo アクセス ポイントで指定されたリモート Tuxedo ドメインにある Tuxedo tpusradd ユーティリティによって生成される。WebLogic Tuxedo Connector 環境にこのファイルのコピーがないと、適切な認可、認証、および監査が提供されない。

Administration Console のフィールド ラベル : [TP ユーザ ファイル]

必須 : いいえ

TuxedoGidKw

Tuxedo 移行ユーティリティ tpmigldap を使用するときに WlsUser で使用する Tuxedo GID (グループ ID) のキーワードを定義する。このキーワードは、組み込み LDAP データベースのユーザ レコードで Tuxedo GID を検索するために使用する。

Administration Console のフィールド ラベル : [Tuxedo GID キーワード]

必須 : いいえ

デフォルト値 : TUXEDO_GID

TuxedoUidKw

Tuxedo 移行ユーティリティ tpmigldap を使用するときに WlsUser で使用する Tuxedo UID (ユーザ ID) のキーワードを定義する。このキーワードは、組み込み LDAP データベースのユーザ レコードで Tuxedo UID を検索するために使用する。

Administration Console のフィールド ラベル : [Tuxedo UID キーワード]

必須 : いいえ

デフォルト値 : TUXEDO_UID

 

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