表 80-1 WTCRemoteTuxDom の属性
属性
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説明
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指定できる値とデフォルト値
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AccessPoint
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WTC サービスでリモート Tuxedo アクセス ポイントを識別するための名前を定義する。この名前は、定義されているリモート Tuxedo アクセス ポイントの中でユニークでなければならない。これで、同じアクセス ポイント ID を持つユニークなコンフィグレーションを定義することができる。
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Administration Console のフィールド ラベル : [アクセス ポイント]
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AccessPointId
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ローカル Tuxedo アクセス ポイントとのセッション接続を確立するときに、このリモート Tuxedo アクセス ポイントを識別するために使用する接続名を定義する。
WTCRemoteTuxDom MBean の AccessPointId は、Tuxedo DMCONFIG ファイルの *DM_LOCAL_DOMAINS セクションにある対応する DOMAINID と一致する必要がある。
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Administration Console のフィールド ラベル : [アクセス ポイント ID]
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AclPolicy
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リモート Tuxedo アクセス ポイントからの着信アクセス制御リスト (ACL) ポリシーを定義する。
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Administration Console のフィールド ラベル : [ACL ポリシー]
必須 : いいえ
デフォルト値 : LOCAL
セキュアな値 : 「GLOBAL」または「LOCAL」
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AllowAnonymous
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匿名ユーザが Tuxedo にアクセスできるかどうかを指定する。匿名ユーザが Tuxedo にアクセスできる場合は、TpUsrFile および LDAP AppKey プラグインでデフォルトの AppKey が使用される。Custom AppKey プラグインと対話できるかどうかは、Custom AppKey ジェネレータの設計によって異なる。
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Administration Console のフィールド ラベル : [匿名を許可]
デフォルト値 : false
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AppKey
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使用される AppKey プラグインのタイプを指定する。以下から選択できる。
TpUsrFile はデフォルトのプラグイン。インポートされた Tuxedo TPUSR ファイルを使用して、ユーザ セキュリティ情報が提供される。旧リリースの WebLogic Tuxedo Connector はこのオプションをサポートしている。
[LDAP ] プラグインでは、組み込み LDAP サーバを利用してユーザ セキュリティ情報を提供する。ユーザ レコードでは、記述フィールドで Tuxedo の UID および GID 情報を定義する必要がある。この機能は、旧リリースの WebLogic Tuxedo Connector ではサポートされていない。
Custom プラグインでは、独自の AppKey ジェネレータ クラスを記述して Tuxedo が必要とするセキュリティ情報を提供できる。この機能は、旧リリースの WebLogic Tuxedo Connector ではサポートされていない。
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Administration Console のフィールド ラベル : [AppKey ジェネレータ]
必須 : いいえ
デフォルト値 : TpUsrFile
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CmpLimit
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ローカル Tuxedo アクセス ポイントへのデータの送信に使用する圧縮しきい値を定義する。このサイズより大きいアプリケーション バッファは圧縮される。
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Administration Console のフィールド ラベル : [Cmp 制限]
デフォルト値 : 231-1
最小値 : 0
最大値 : 231-1
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ConnPrincipalName
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ローカル Tuxedo アクセス ポイントとの接続を確立するときに、このリモート Tuxedo アクセス ポイントの ID を検証するために使用するプリンシパル名を定義する。
注意 : ConnectionPrincipalName はこのリリースではサポートされていない。
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Administration Console のフィールド ラベル : [接続プリンシパル名]
必須 : いいえ
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ConnectionPolicy
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リモート Tuxedo アクセス ポイントがローカル Tuxedo アクセス ポイントとの接続の確立を試行する場合の条件を定義する。
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Administration Console のフィールド ラベル : [接続ポリシー]
必須 : いいえ
デフォルト値 : ON_DEMAND
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CredentialPolicy
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リモート Tuxedo アクセス ポイントへの発信アクセス制御リスト (ACL) ポリシーを定義する。
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Administration Console のフィールド ラベル : [資格ポリシー]
必須 : いいえ
デフォルト値 : LOCAL
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CustomAppKeyClass
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Custom AppKey ジェネレータ クラスの絶対パス名を定義する。このクラスは、Custom AppKey ジェネレータ プラグインが選択されている場合に実行時にロードされる。
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Administration Console のフィールド ラベル : [カスタム AppKey クラス]
必須 : いいえ
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CustomAppKeyClassParam
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初期化時に Custom AppKey クラスで使用される省略可能なパラメータを定義する。
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Administration Console のフィールド ラベル : [カスタム AppKey パラメータ]
必須 : いいえ
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DefaultAppKey
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AppKey プラグインがユーザ データベースで定義されていない匿名ユーザなどのユーザに Tuxedo へのアクセスを許可する場合に、それらのユーザで使用されるデフォルトの AppKey 値。TpUsrFile プラグインと LDAP プラグインは、AllowAnonymous が有効になっていない限り、ユーザ データベースで定義されていないユーザが Tuxedo にアクセスすることを許可しない。
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Administration Console のフィールド ラベル : [デフォルト AppKey]
デフォルト値 : -1
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FederationName
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外部ネーム サービスと結合するコンテキストを定義する。省略すると、結合ポイントは tuxedo.domains になる。
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Administration Console のフィールド ラベル : [フェデレーション名]
必須 : いいえ
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FederationURL
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JNDI に結合される外部ネーム サービスの URL を定義する。省略した場合は、以下のように扱われる。
WebLogic Tuxedo Connector は非 CORBA サービス プロバイダと結合することもできる。
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Administration Console のフィールド ラベル : [フェデレーション URL]
必須 : いいえ
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LocalAccessPoint
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リモート Tuxedo アクセス ポイントがアクセスされるローカル Tuxedo アクセス ポイントの名前。
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Administration Console のフィールド ラベル : [ローカル アクセス ポイント]
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MaxEncryptBits
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ローカル Tuxedo アクセス ポイントのセッション接続確立時に使用される、最大の暗号化キー長 (ビット単位) を定義する。
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Administration Console のフィールド ラベル : [最大暗号化レベル]
必須 : いいえ
デフォルト値 : 128
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MaxRetries
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ドメイン ゲートウェイが、リモート Tuxedo アクセス ポイントへのセッション接続の確立を試行する回数を定義する。ConnectionPolicy が「ON_STARTUP」に設定されている場合にのみ使用する。
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Administration Console のフィールド ラベル : [最大再試行回数]
デフォルト値 : -1
最小値 : -1
最大値 : 263-1
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MinEncryptBits
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ローカル Tuxedo アクセス ポイントのセッション接続確立時に使用される最小の暗号化キー長 (ビット単位) を定義する。
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Administration Console のフィールド ラベル : [最小暗号化レベル]
必須 : いいえ
デフォルト値 : 0
セキュアな値 : "40"
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NWAddr
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このリモート Tuxedo アクセス ポイントのネットワーク アドレスとポート番号。次のフォーマットのうちの 1 つを使用して、TCP/IP アドレスを指定する。
hostname を使用する場合、アクセス ポイントはローカル名解決機能 (通常は DNS) を使用して hostname のアドレスを検索する。ドットで区切った数値のフォーマットを使用する場合、各 # は 0 ~ 255 までの数値にする。このドットで区切った数値は、ローカル マシンの IP アドレスを表す。port_number は、アクセス ポイントが受信する要求をリスンする TCP ポート番号。
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Administration Console のフィールド ラベル : [ネットワーク アドレス]
必須 : いいえ
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Name
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このコンフィグレーションの名前。WebLogic Server では MBean を使用してコンフィグレーションを実装および保持する。
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必須 : いいえ
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Notes
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このコンフィグレーションの説明として任意に入力できる情報。
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必須 : いいえ
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RetryInterval
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リモート Tuxedo アクセス ポイントへのセッション接続を確立するために自動的に試行される接続の間隔の秒数を定義する。
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Administration Console のフィールド ラベル : [再試行間隔]
デフォルト値 : -1
最小値 : -1
最大値 : 231-1
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TpUsrFile
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UID/GID 情報の含まれるユーザ パスワード ファイルの絶対パス。このファイルは、リモート Tuxedo アクセス ポイントで指定されたリモート Tuxedo ドメインにある Tuxedo tpusradd ユーティリティによって生成される。WebLogic Tuxedo Connector 環境にこのファイルのコピーがないと、適切な認可、認証、および監査が提供されない。
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Administration Console のフィールド ラベル : [TP ユーザ ファイル]
必須 : いいえ
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TuxedoGidKw
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Tuxedo 移行ユーティリティ tpmigldap を使用するときに WlsUser で使用する Tuxedo GID (グループ ID) のキーワードを定義する。このキーワードは、組み込み LDAP データベースのユーザ レコードで Tuxedo GID を検索するために使用する。
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Administration Console のフィールド ラベル : [Tuxedo GID キーワード]
必須 : いいえ
デフォルト値 : TUXEDO_GID
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TuxedoUidKw
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Tuxedo 移行ユーティリティ tpmigldap を使用するときに WlsUser で使用する Tuxedo UID (ユーザ ID) のキーワードを定義する。このキーワードは、組み込み LDAP データベースのユーザ レコードで Tuxedo UID を検索するために使用する。
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Administration Console のフィールド ラベル : [Tuxedo UID キーワード]
必須 : いいえ
デフォルト値 : TUXEDO_UID
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