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コンフィグレーション リファレンス

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WTCtBridgeGlobal

 


説明

このインタフェースは、WTC tBridge グローバル コンフィグレーション属性へのアクセスを提供します。ここで定義されるメソッドは、WLS ドメイン レベルの tBridge コンフィグレーションに適用されます。

 


構文

<WTCtBridgeGlobal
AllowNonStandardTypes="String"
DefaultReplyDeliveryMode=( "PERSIST" | "NONPERSIST" | "DEFAULT" )
DeliveryModeOverride=( "PERSIST" | "NONPERSIST" )
JmsFactory="String"
JmsToTuxPriorityMap="String"
JndiFactory="String"
Name="String"
Notes="String"
Retries="number"
RetryDelay="number"
Timeout="number"
Transactional="String"
TuxErrorQueue="String"
TuxFactory="String"
TuxToJmsPriorityMap="String"
UserId="String"
WlsErrorDestination="String"
/>

 


親要素

 


属性

表 83-1 WTCtBridgeGlobal の属性

属性

説明

指定できる値とデフォルト値

AllowNonStandardTypes

非標準データ型が tBridge の通過を許可されているかどうかを指定するためのフラグを定義する。標準型は、ASCII テキスト (TextMessage、STRING) または BLOB (BytesMessage、CARRAY)。


  • NO : 非標準型は拒否され、指定したエラー位置に配置される。

  • YES : 非標準型は、元の型を示すタグと共に、BLOB としてターゲット位置に配置される。

Administration Console のフィールド ラベル : [非標準型を許可]

必須 : いいえ

デフォルト値 : NO

DefaultReplyDeliveryMode

ターゲット位置にメッセージを配置するときに、メッセージに関連付ける応答配信モードを定義する。

  • メッセージが JMS から Tuxedo/Q にリダイレクトされるときに、JMS_BEA_TuxGtway_Tuxedo_ReplyDeliveryMode プロパティがメッセージに設定されていない場合に使用する。

  • defaultReplyDeliveryMode および JMS_BEA_TuxGtway_Tuxedo_ReplyDeliveryMode が設定されていない場合、Tuxedo/Q サブシステムは Tuxedo に定義されるデフォルト セマンティクスを使用する。

Administration Console のフィールド ラベル : [デフォルト応答配信モード]

必須 : いいえ

DeliveryModeOverride

ターゲット位置にメッセージを配置するときに使用される配信モードを定義する。


  • メッセージと関連付けられている配信モードをオーバーライドする。

  • 指定しない場合、メッセージはソース位置から指定された配信モードと同じモードを使用して、ターゲット位置に配置される。

Administration Console のフィールド ラベル : [配信モードのオーバーライド]

必須 : いいえ

JmsFactory

JMS 接続ファクトリの名前を定義する。 例 : weblogic.jms.ConnectionFactory

Administration Console のフィールド ラベル : [JMS ファクトリ]

JmsToTuxPriorityMap

JMS から Tuxedo への優先度のマッピングを定義する。10 の JMS 優先度 (0 => 9) を指定できるが、これらは 100 の Tuxedo 優先度 (1 => 100) と組み合わせることができる。マッピングは、値と範囲のペアを「|」で区切ったリスト (jmsvalue:tuxrange) で構成される。ペアは「:」で区切られ、範囲は「-」で区切られる。

例 :

0:1 | 1:12 | 2:23 | 3:34 | 4:45 | 5:56 | 6:67 | 7:78 | 8:89 | 9:100

または

0:1-10|1:11-20|2:21-30|3:31-40|4:41-50|5:51-60|6:61-70|7:71-80|8:81-90|9:91-100

Administration Console のフィールド ラベル : [JMS から Tux の優先度マップ]

必須 : いいえ

JndiFactory

JNDI ルックアップ ファクトリの名前を定義する。 例 : weblogic.jndi.WLInitialContextFactory

Administration Console のフィールド ラベル : [JNDI ファクトリ]

Name

このコンフィグレーションの名前。WebLogic Server では MBean を使用してコンフィグレーションを実装および保持する。

Administration Console のフィールド ラベル : [名前]

必須 : いいえ

Notes

このコンフィグレーションの説明として任意に入力できる情報。

必須 : いいえ

Retries

指定したエラー位置にメッセージを配置し、エラーをロギングするまでに、メッセージのリダイレクトを試行する回数を定義する。

Administration Console のフィールド ラベル : [再試行回数]

デフォルト値 : 0

最小値 : 0

最大値 : 231-1

RetryDelay

エラー発生後にメッセージをリダイレクトするまでに待機する最小時間 (ミリ秒単位) を定義する。この期間中、このスレッドから他のメッセージはリダイレクトされない。他のスレッドはメッセージのリダイレクトを継続できる。

Administration Console のフィールド ラベル : [再試行の遅延]

デフォルト値 : 10

最小値 : 0

最大値 : 231-1

Timeout

ターゲット位置にメッセージを配置する場合の、リダイレクト全体に対して効果的なタイムアウトの長さ (秒単位) を定義する。0 は無限に待機することを示す。

Administration Console のフィールド ラベル : [タイムアウト]

デフォルト値 : 60

セキュアな値 : 60

最小値 : 0

最大値 : 231-1

Transactional

ソース位置からメッセージを検索するとき、およびターゲット位置へメッセージを配置するときの、トランザクションの使用を指定するフラグを定義する。


  • YES の場合、両方の操作でトランザクションが使用される。

  • NO の場合、いずれの操作でもトランザクションは使用されない。

注意 : Transactional はこのリリースではサポートされていない。

Administration Console のフィールド ラベル : [トランザクション]

必須 : いいえ

デフォルト値 : NO

TuxErrorQueue

Tuxedo/Q ソース キューにリダイレクトできないメッセージを格納するために使用する Tuxedo キューの名前を定義する。このキューは、ソース キューと同じキュー スペースにある。


  • 指定しない場合、リダイレクトされないすべてのメッセージは失われる。

  • TuxErrorQueue にメッセージを配置できない場合、エラー ログが記録され、メッセージは失われる。

Administration Console のフィールド ラベル : [Tuxedo エラー キュー]

必須 : いいえ

TuxFactory

Tuxedo 接続ファクトリの名前を定義する。例 : tuxedo.services.TuxedoConnection

Administration Console のフィールド ラベル : [Tuxedo ファクトリ]

TuxToJmsPriorityMap

Tuxedo から JMS への優先度のマッピングを定義する。100 の Tuxedo 優先度 (1 => 100) を指定できるが、これらは 10 の JMS 優先度 (0 => 9) と組み合わせることができる。マッピングは、値と範囲のペアを「|」で区切ったリスト (tuxvalue:jmsrange) で構成される。ペアは「:」で区切られ、範囲は「-」で区切られる。

例 :

1:0 | 12:1 | 23:2 | 34:3 | 45:4 | 56:5 | 67:6 | 78:7 | 89:8 | 100:9

または

20:0-1 | 40:2-3 | 60:4-5 | 80:6-7 | 100:8-9

Administration Console のフィールド ラベル : [Tux から JMS の優先度マップ]

必須 : いいえ

UserId

セキュリティがコンフィグレーションされる場合、ACL チェックのために tBridge によって処理されるすべてのメッセージのユーザ ID を定義する。


  • セキュリティ/認証コンテキストがサブシステム間で渡されるまで、すべてのメッセージはこの ID を想定する。セキュリティ コンテキストが渡されるまでは、ソース位置から受信したメッセージの生成者を識別する安全な方法はない。

  • 引数のユーザは、ユーザ名またはユーザ ID 番号 (uid) のいずれかで指定できる。

Administration Console のフィールド ラベル : [ユーザ ID]

必須 : いいえ

WlsErrorDestination

メッセージをリダイレクトできない場合、WebLogic Server JMS メッセージを格納するために使用される場所の名前を定義する。


  • 指定しない場合、リダイレクトされないすべてのメッセージは失われる。

  • 何らかの理由により WlsErrorDestination にメッセージを配置できない場合、エラー ログが記録され、メッセージは失われる。

Administration Console のフィールド ラベル : [WLS エラー送り先]

必須 : いいえ

 

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