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WebLogic Server アプリケーションのデプロイメント

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デプロイメントのクイックスタート ガイド

以下の節では、BEA WebLogic ServerTM ドメインにアプリケーションまたはスタンドアロン モジュールを簡単にデプロイする方法について説明します。

 


手順 1 : アーカイブ ファイルを復元する (必要な場合)

プロダクション環境によっては、アーカイブ ファイル (.ear.war.jar、または .rar) をそのままデプロイします。デプロイする前にアーカイブ ファイルを復元する必要があるかどうかを判断するには、「展開されたアーカイブ ディレクトリ」を参照してください。

展開されたアーカイブ ディレクトリからデプロイする必要がある場合は、jar ユーティリティを使用してアーカイブ ファイルを復元します。最初に、復元したファイルを格納するための空のディレクトリを作成し、作成した新しいディレクトリに移動します。デプロイするアプリケーションまたはスタンドアロン モジュールの名前に基づいたディレクトリ名を付けます。次に例を示します。

mkdir mywebapp
cd mywebapp

jar ユーティリティを使用してアーカイブを復元します。

jar xvf c:\production\mywebapp.war

.EAR アーカイブを復元する場合、アーカイブの中に別のアーカイブ ファイル (拡張子 .jar および .war) が含まれていることがあります。その場合は、展開されたディレクトリに組み込まれたアーカイブも復元します。モジュールのサブディレクトリとアーカイブ ファイルが同じ名前であることを確認します。そうでない場合は、アプリケーションの別の場所にあるこれらのモジュールへの参照を更新することが必要になります。「展開されたアーカイブ ディレクトリ」を参照してください。

 


手順 2 : デプロイメント アシスタントを起動する

ドメインの Administration Console にアクセスします。そのためには、ブラウザで URL (たとえば http://myhost:7001/console) を指定し、管理者のユーザ名とパスワードを入力します。

コンソールの左ペインで [デプロイメント] ノードを展開し、デプロイするデプロイメント ユニットのタイプを選択します。使用できるデプロイメント ユニットは次のとおりです。

Administration Console の右ペインには、選択したタイプの現在のデプロイメントが表示されます。右ペインの [新しい deployment unit のデプロイ] リンクをクリックして、関連のデプロイメント アシスタントを起動します。

 


手順 3 : デプロイメント ファイルをアップロードする (必要な場合)

Administration Console を使用してデプロイする場合、使用可能なデプロイメント ファイルが管理サーバ マシン上になければなりません。まだ使用可能になっていない場合は、デプロイメント アシスタントの最初のページにある「ファイルをアップロードする」リンクを使用してローカル マシン上のディレクトリを検索し、アップロードするアーカイブ ファイルを見つけます。アップロード ボタンをクリックしてアーカイブ ファイルをディレクトリ名のアップロードで指定された場所に管理サーバ マシンにアップロードします。

 


手順 4 : デプロイメント ファイルを選択する

デプロイメント アシスタントの最初のページで、[場所] フィールドのリンクを使用して管理サーバ マシン上のディレクトリを検索し、デプロイメント ファイルを見つけます (前の手順でデプロイメント ファイルをアップロードした場合は、管理サーバのアップロード ディレクトリが自動的に選択されるので、アップロードしたファイルを選択できます)。

現在のディレクトリで有効なアーカイブ ファイルまたは展開されたアーカイブ ディレクトリが検出されると、アーカイブまたはディレクトリの名前が、[場所] フィールドの下に選択肢として表示されます。デプロイするアーカイブまたはディレクトリの名前を選択します。

エンタープライズ アプリケーションをデプロイする場合、ドメインに複数の WebLogic Server インスタンスが存在するときは、アプリケーションに含まれるすべてのモジュールを単一のサーバにデプロイするか、またはアプリケーションのモジュールを個別に、別々のサーバ インスタンスを対象としてデプロイすることができます。前者の場合は [アプリケーションの割り当て] ボタンを、後者の場合は [各モジュールの割り当て] ボタンをクリックします。スタンドアロン モジュールついては、[続行] をクリックして対象サーバを選択します。

 


手順 5 : 対象サーバを選択する

デプロイメント アシスタントの 2 ページで、チェック ボックスをチェックして、アプリケーションまたはスタンドアロン モジュールをデプロイする対象サーバを選択します。個別のサーバにデプロイするには、[独立したサーバ] リストから 1 つまたは複数のサーバ インスタンスを選択し、[続行] をクリックします。

サーバのクラスタにデプロイするには、[クラスタ] リストからクラスタ名を選択します。デフォルトでは、クラスタ内のすべてのサーバ インスタンスにデプロイされます ([クラスタ内の全サーバ] オプション)。クラスタ内のサーバのサブセットのみにデプロイする場合は、[クラスタの一部] を選択し、アプリケーションまたはモジュールをデプロイする個別のサーバ インスタンスを選択します。通常は、クラスタのすべてのメンバーにアプリケーションをデプロイするようにしてください。『WebLogic Server クラスタ ユーザーズ ガイド』の「均一なデプロイメントによってクラスタレベルの JNDI の衝突を回避する」を参照してください。

エンタープライズ アプリケーションの個別のモジュールを割り当てる場合、選択した内容は、コンソール ページのヘッダに表示されているモジュール名にのみ適用されます (たとえば、[ステップ 2 - モジュール module_name" の対象を選択])。デプロイする追加モジュールがアプリケーションにある場合は、[続行] をクリックした後、コンソールに [対象を選択] ページが再表示され、次のモジュールを異なるサーバ インスタンスに割り当てることができます。

デプロイメントの対象サーバの選択が完了したら、[続行] をクリックします。

 


手順 6 : ファイルをデプロイする

デプロイメント アシスタントの最終ページで、選択した対象サーバを確認し、デプロイメントのステージング モードを選択して、デプロイメント名を指定します。[デプロイメント対象] という見出しの下のエントリを確認します。対象を変更する必要がある場合は、ブラウザの [戻る] ボタンをクリックします。

[ソースのアクセス可能性] ヘッダに、選択されたデプロイメント ソース ファイルのステージング モードが表示されます。

[ID] という見出しの [名前] フィールドに、Administration Console でこのデプロイメントを参照するユニークな名前を指定します。デフォルト名をそのまま使用するか、デプロイメント ユニットを表す新しい名前を入力します。

[デプロイ] をクリックすると、このページの値をそのまま使用して、リストされたサーバ インスタンスがデプロイされます。

 

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