Administration Console オンライン ヘルプ
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このページでは、メッセージ配信の失敗に関するパラメータを定義します。 再配信の制限の指定、メッセージ有効期限ポリシーの選択、配信できない メッセージや期限切れのメッセージのエラー送り先の指定などがあります。
エラー送り先は、あらかじめコンフィグレーションされ、そのエラー送り先が 定義された送り先の対象となっている同じ JMS サーバに対象指定されて いる必要があります。エラー送り先がコンフィグレーションされていない場合は、 配信できないメッセージは削除されます。
キューを明示的にコンフィグレーションするか、同様の属性設定を持つ複数の キューを定義および管理するための JMS テンプレートをコンフィグレーションします。
名前 | 説明 |
---|---|
再配信遅延のオーバーライド |
コンシューマや接続ファクトリによって指定された再配信遅延に関わりなく、ロール バックまたは回復されたメッセージが再配信されるまでの遅延 (ミリ秒単位)。再配信されたキュー メッセージは元の送り先に返され、再配信されたトピック メッセージは元のサブスクリプションに返されます。 値 この属性は動的にコンフィグレーションできますが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しません。 注意 : 再配信遅のオーバーライドの変更は、将来のロールバックおよび回復にのみ影響し、すでに発生したロールバックおよび回復には影響しません。 MBean 属性
(アプリケーション モジュールには適用しない): 最小値: 最大値: |
再配信の制限 |
メッセージがエラー送り先に移動する前に再配信を試行できる回数。この設定は、メッセージの送信側で設定された再配信の上限をオーバーライドします。再配信の上限がコンフィグレーションされているものの、エラー送り先がコンフィグレーションされていない場合、永続および非永続メッセージは、再配信の上限に達すると、単純にドロップ (削除) されます。 値 この属性は動的にコンフィグレーション可能ですが、変更内容は、これから受信するメッセージにのみ影響し、すでに送信されているメッセージは、元の再配信の上限を引き続き使用します。 注意 : メッセージが再配信された回数は永続化されません。つまり、再起動後は各メッセージの配信試行回数が 0 にリセットされます。 MBean 属性
(アプリケーション モジュールには適用しない): 最小値: 最大値: |
有効期限ポリシー |
送り先で期限切れメッセージに遭遇したときに使用するメッセージの有効期限ポリシー。有効な有効期限ポリシーは以下のとおりです。 [なし] - [破棄] ポリシーと同じ。期限切れのメッセージは単に送り先から削除されます。 [破棄] - メッセージング システムから期限切れのメッセージを削除します。削除はログに記録されず、メッセージは別の場所にリダイレクトされません。指定の送り先に値を定義しない場合 (つまり、[なし])、期限切れのメッセージは破棄されます。 [ログ] - 期限切れのメッセージをシステムから削除し、メッセージがシステムから削除されたことを示すエントリをサーバ ログ ファイルに書き込みます。ログに書き込まれる実際の情報は、[有効期限ログ ポリシー] で定義します。 [リダイレクト] - 期限切れのメッセージを現在の位置から、送り先に定義されているエラー送り先へ移動します。メッセージの本体とすべてのプロパティは保持されます。また、メッセージのヘッダ フィールドもすべて保持されますが、次の例外が送出されます。
送り先に有効なエラー送り先が定義されていない場合、[リダイレクト] ポリシーは使用できません。また、[リダイレクト] ポリシーを使用している送り先に対して、エラー送り先を削除することはできません。 注意 :最大メッセージ割り当ては、新しいメッセージが送信される場合にのみ強制されます。[リダイレクト] ポリシーによりメッセージが移動される場合、これは無視されます。 MBean 属性
(アプリケーション モジュールには適用しない): |
有効期限ロギング フォーマット |
[有効期限ポリシー] が [ログ] に設定されている場合に、メッセージに関するどのような情報を記録するかを定義するポリシー。有効なログ ポリシーの値は以下のとおりです。
複数の値を指定する場合は、値をカンマ区切りのリストとして入力します。
注意 : MBean 属性
(アプリケーション モジュールには適用しない): |
エラー送り先 |
再配信の制限に達したメッセージの対象エラー送り先の名前。エラー送り先がコンフィグレーションされていない場合、メッセージはそのまま破棄されます。メッセージが期限切れになっていて [有効期限ポリシー] が [リダイレクト] に設定されている場合、メッセージは指定された [エラー送り先] に移動します。 エラー送り先は、ローカル JMS サーバ上にコンフィグレーションされた送り先でなければなりません。 この属性は動的にコンフィグレーションできますが、新しく配信されるメッセージにのみ適用され、すでに保存されているメッセージには影響しません。 MBean 属性
(アプリケーション モジュールには適用しない): |
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