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ドメイン : セキュリティ : 組み込み LDAP

コンフィグレーション オプション     関連タスク     関連トピック

このページでは、この WebLogic Server ドメインの組み込み LDAP サーバを コンフィグレーションします。

組み込み LDAP サーバには、ユーザ、グループ、グループ メンバシップ、 セキュリティ ロール、セキュリティ ポリシー、および資格マップの情報が格納 されます。デフォルトでは、各 WebLogic Server ドメインに、各属性が デフォルト値に設定された 1 つの組み込み LDAP サーバがコンフィグレーション されています。WebLogic の認証、認可、資格マッピング、ロール マッピング の各プロバイダは、組み込み LDAP サーバをデータベースとして使用します。 新しいセキュリティ レルムでこれらのいずれかのプロバイダを使用する場合、 組み込み LDAP サーバのデフォルト値を変更して、各自の環境に合わせて 最適化することもできます。

コンフィグレーション オプション

名前 説明
資格

組み込み LDAP サーバに接続するための資格 (通常は パスワード)。

このパスワードを設定しない場合、ドメイン作成時に WebLogic Server によってパスワードが生成され、属性は初期化されて、 コンフィグレーションは config.xml ファイルに保存されます。 外部 LDAP ブラウザと組み込み LDAP の管理者アカウント (cn=Admin) を使用して組み込み LDAP サーバに接続する 場合は、この属性を、生成された値から変更します。

MBean 属性:
LDAPServerMBean.Credential

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

資格の確認

資格をもう一度入力します。

MBean 属性:
LDAPServerMBean.Credential

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

バックアップ時刻 (時)

組み込み LDAP サーバをバックアップする時刻の時単位 (0 - 23)。

[バックアップ時刻 (分)] 属性と組み合わせて使用し、組み込み LDAP サーバ のデータ ファイルをバックアップする時刻を決定します。指定した時刻に、 WebLogic Server は組み込み LDAP サーバへの書き込みを中断し、データ ファイルのバックアップを ldap/backup ディレクトリに zip ファイルで保存 してから、書き込みを再開します。デフォルトは 23 です。

バックアップ時刻 (分)

組み込み LDAP サーバをバックアップする時刻の分単位 (0 - 59)。

[バックアップ時刻 (時)] 属性と組み合わせて使用し、 組み込み LDAP サーバのデータ ファイルをバックアップする時刻を決定 します。デフォルトは 5 分です。

バックアップ コピー数

組み込み LDAP サーバのバックアップ コピーの最大数 (0 - 65534)。

この値は、ldap/backup ディレクトリ内の zip ファイルの数を 制限します。デフォルトは 7 です。

キャッシュを有効化

組み込み LDAP サーバでキャッシュを使用するかどうかを 指定します。

このキャッシュは、管理対象サーバが、管理サーバ上で動作している マスター組み込み LDAP サーバに対して読み取りまたは書き込みを行う ときに使用します。

MBean 属性:
LDAPServerMBean.CacheEnabled

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

キャッシュ サイズ

組み込み LDAP サーバで使用するキャッシュのサイズ (KB)。

MBean 属性:
LDAPServerMBean.CacheSize

最小値: 0

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

キャッシュ TTL

組み込み LDAP サーバで使用するキャッシュの 生存時間 (秒)。

MBean 属性:
LDAPServerMBean.CacheTTL

最小値: 0

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

起動時にレプリカを更新

管理対象サーバの起動時に、レプリケートされたすべてのデータを更新するかどうかを 指定します。

(これは、管理対象サーバがアクティブでないときに大量の変更を 行った際に、各変更を管理サーバから管理対象サーバに送るのでは なく、レプリカ全体をダウンロードする場合に役立ちます。) デフォルトは false です。

マスターを優先

管理対象サーバを、(管理対象サーバにある) ローカル のレプリケートされた LDAP サーバではなく、常に (管理 サーバにある) マスター LDAP サーバに接続するかどうかを 指定します。

タイムアウト

組み込み LDAP サーバが結果を待機してタイムアウトになるまでの 最大時間を示す秒数を指定します。このオプションを 0 に設定した場合、 最大時間の制限はありません。

MBean 属性:
LDAPServerMBean.Timeout

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

匿名バインドを許可

組み込み LDAP サーバで匿名の接続を許可するかどうかを指定します。

MBean 属性:
EmbeddedLDAPMBean.AnonymousBindAllowed

変更は、モジュールの再デプロイ後またはサーバの再起動後に有効になります。

関連タスク

関連トピック

 

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