Administration Console オンラインヘルプ

キューに関する詳細なパラメータのコンフィグレーション

始める前に

キューの作成

キューを作成した後には、順序単位パラメータの指定や、メッセージ送信側の資格のアタッチなど、詳細なプロパティ値を定義できます。

キューの詳細な値をコンフィグレーションするには、以下の手順を実行します。

まだ行っていない場合、Administration Console のチェンジセンタで [ロックして編集] をクリックします (「チェンジセンタを使用」を参照)。
Administration Console で、以下の手順でコンフィグレーションするキューリソースに移動します。
- システムモジュール内の JMS リソースへの移動
- アプリケーションモジュール内の JMS リソースへの移動
[コンフィグレーション : 全般] ページで、[詳細] ボタンをクリックします。
1. 順序単位機能を使用する場合は、[順序単位] に、このキュー用に統計的にユニークな順序単位名をシステムで生成するかどうかを指定します。このキューに届くメッセージのうち、まだ順序単位に属していないすべてのメッセージには、このデフォルトの順序単位名が割り当てられます。
2. [センダをアタッチ] で、この送り先に届くメッセージに送信側ユーザの資格をアタッチするかどうかを指定します。リクエストに応じて送信側ユーザのセキュリティプリンシパルで JMSXUserID プロパティを設定する [Supports]、送信側ユーザのセキュリティプリンシパルで JMSXUserID プロパティを設定することのない [Never]、常に送信側ユーザのセキュリティプリンシパルで JMSXUserID プロパティを設定する [Always] のいずれかを選択します。
3. [ローカル JNDI 名] に、ローカルサーバインスタンスにバインドされるが、クラスタの他のメンバーにグローバルには伝播されない、ローカル JNDI 名を入力します。キューは、ローカル JNDI 名とグローバル JNDI 名の両方を持つことができます。
4. JMS 仕様で定義されている QueueSession.createQueue API を使用する場合、[送り先識別子を作成] に、ユニークなキュー識別子名を入力します。この名前は、このキューを対象とする JMS サーバの範囲内でユニークである必要があります。ただし、JMS モジュールの範囲内でユニークである必要はありません。したがって、同じモジュール内の 2 つのキューが別々の JMS サーバで対象とされていれば、同じ送り先識別子を持つことができます。
5. [SAF エクスポートポリシー] で、ストアアンドフォワードサービスを使用して、このキューにユーザがメッセージを送信することができるかどうかを指定します。
これらのフィールドの詳細については、コンフィグレーションオプションを参照してください。
変更を保存します。
- システムモジュール内の JMS リソースに対する変更の保存
- アプリケーションモジュール内の JMS リソースに対する変更の保存
これらの変更をアクティブにするには、Administration Console のチェンジセンタで [変更のアクティブ化] をクリックします。
すべての変更が即座に有効になるわけではありません。—再起動が必要なものもあります。 (「チェンジセンタを使用」を参照)。